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スムーズに仕事を辞める方法と対処法5選!円満退職できる退職理由とは?

「仕事を辞めたいけど気まずくなるのは避けたい」

「上司に引き止められたらなんて切り返そう・・・」

このようにお悩みではありませんか?

そこで本記事ではスムーズに仕事を辞める方法をご紹介いたします。仕事を辞めたくなった際の対処法5選もお伝えしますので、少しでもお役に立てれば幸いです。

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仕事を辞めることは悪いこと?

多くの社会人が「仕事は辞めてはいけない」という固定観念にとらわれがちですが、どうしても辛くなったら、迷わず他の道を探すことも一つです。ここでは、その理由を説明していきましょう。

仕事は辞めても良い

「仕事を辞める」という選択肢を悪いことのように考えてしまう方は多くいらっしゃいます。自分の意思で退職するのは、職場を放棄するようで後ろめたいという考え方です。また、挫折感や敗北感を覚えたくないという人も少なくないでしょう。

まるで職場を逃げ出すように感じてしまい、嫌な会社でも留まってしまうのです。そのほか、金銭面やこれからのキャリアなど、退職を悪だと思ってしまう要因は次々と出てきます。

ただ、今の仕事を辞めた人生とそうでない人生、どちらのほうが健康で幸せなのかを冷静に考えることが大切です。

仕事がストレスになり、毎日暗い気持ちで通勤しているようなら自ずと答えは出るでしょう。

仕事を辞めれば、とりあえずは会社にまつわる悩みをリセットできます。苦手な仕事に苦しんだり、嫌いな先輩にいびられたりすることもありません。

責任が軽くなり、のびのびと自分のことを第一優先に考えられるようになります。満員電車や深夜残業から離れ、リラックスした状態でゆっくり休めるでしょう。

もちろん、ある程度の時間が経てば再び仕事は始めなくてはいけません。ただし、心が拒絶している仕事を辞める行為そのものは決して悪いとは言い切れないのです。


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仕事を辞めたい理由

自分がなぜ仕事を辞めたいのかを改めて自覚することによって、その仕事を続けた方が良いかを客観的に考えやすくなります。まず、「仕事内容が聞いていたものと違った」ケースは非常に多いでしょう。

企業はなるべく多くの応募者を集めるため、求人広告では仕事内容を美化して記載する傾向にあります。中には、実際の業務とまったく違う説明をしていることすらあるでしょう。

その結果、入社してから就職活動時に期待していた仕事とのギャップに気づき、苦悩する社会人は後を絶ちません。

また、金銭面も非常に重要な理由です。求人広告では決して悪い額ではなかったのに、いざ入社してみると「初任給は低い」「賞与は若手に出ない」などと言われ、がっかりした人もいるでしょう。

そのうえ、みなし残業代のゆがんだ解釈が行われている企業もあります。みなし残業とは本来、経理を楽にするために「残業があってもなくても一定の残業代は支払う」というシステムです。

ところが、「残業が多くても一定の手当てしか払えない」という意味で適用している会社も少なくないのです。そのほか、結果を残しているのに昇給がないと、自分の能力が正当に評価されていないと感じるでしょう。

人間関係も仕事に嫌気が差す大きな要因です。先輩や上司とそりが合わなくても、相手の立場上、はっきりと否定はできません。同僚から陰口を聞かされたり、派閥争いに巻き込まれたりするのもフラストレーションになるでしょう。

人間関係がギスギスした職場に勤めていると精神衛生が悪化します。心身の健康を守る意味で、早く次の職場を探すべきでしょう。

うつ病など心の病を知っておこう

もしも嫌な仕事を無理して続けていると、心の病を発症することがあります。代表的なのは「うつ病」でしょう。うつ病は尋常でない気だるさと、注意力や判断力の低下が特徴です。

まともな思考ができなくなり、作業効率が落ちます。ひどいときになると、日常生活を送ることすら困難です。

また、睡眠障害や食欲減退などの症状も現れるので、体の健康も害していきます。うつ病は極度のストレスにさらされ続けることで起こる傾向があり、原因から遠ざかることが治療の第一歩です。

次に、「統合失調症」にかかる人も少なくありません。症状自体はうつ病とよく似ています。無気力になり、仕事をしたり人と会ったりするのが億劫となります。

ただ、最大の特徴は思考をまとめる能力が激しく落ち込む点にあるでしょう。本来なら、人間の脳は複数の思考をつなげてひとつの結論を導き出せるようにできています。

しかし、統合失調症ではその能力に支障をきたすので、職場で些細なミスが連発します。悪化すると、幻覚や幻聴、被害妄想なども出てくる病気です。

そのほか、「双極性障害」にも気をつけたいところです。双極性障害では気分がとても落ち込むうつ状態と、無意味に気持ちが高揚する躁状態が交互に訪れます。

感情の振り幅が大きすぎるので周囲に迷惑をかけ、コミュニケーションがとりづらくなっていきます。ただ、本人も自分の心の動きについていけず疲れてしまうことが珍しくありません。

これらの心の病は、仕事上の不安や悩みが限界に達すると発症率が上がります。一度発症すると、一生付き合わなければいけないこともあるので、早急な対処が必要です。

仕事を辞める前にすべきこと

会社を辞めようと決意しても、さまざまな段取りがあります。勢いで辞めてしまい、後悔しないように以下のような手順を踏みましょう。

なぜ仕事を辞めたいのかはっきりさせる

まずは、仕事を辞めたい理由をはっきりさせましょう。なぜなら、仕事を辞めるにはリスクが伴うからです。

退職した瞬間から収入源は失われます。次の就職先がすぐに見つかる保証もありません。また、退職理由や退職までの期間によっては、再就職の弊害にもなるでしょう。

たとえば、入社してすぐに辞めた場合、再就職活動をしていても志望先から「また辞めるのではないか」と不安に思われるのは避けられないからです。

それに、退職理由を考えるのは自分の心と向き合う時間でもあります。理由を自覚しないまま衝動的に辞めてしまうと、「やはり続ければよかった」と後悔しかねません。

理由を自覚していれば決断に自信を持つことができ、これからの再就職活動や療養に後ろめたさを感じることもなくなります。

何より、次の職場選びを失敗しにくくなるでしょう。「給料面が納得できなかった」のであれば、初任給が高かったりボーナスが支給されたりする会社を選びましょう。

「やりがいを感じられなかった」のなら、職場見学をするなどして雰囲気のいい会社を志望します。確かに、仕事を辞めることは目先の結果だけで見ると挫折にあたるのかもしれません。

しかし、原因をしっかりと踏まえて次のキャリアに生かせるのであれば、将来的には成功のきっかけにもできる出来事なのです。

その仕事を辞めないと解決しないことなのか考える

問題によっては、仕事を辞めても解決しないことがあります。そのときは、仕事を変えるよりも今の職場で努力するほうが効率的ともいえるでしょう。

「人間関係」などは退職するだけでは解決しにくい問題です。なぜなら、嫌な上司や口うるさい先輩などはどこの会社にもいるものだからです。

それならば、今の職場で異動を申し出たり、信頼できる上司に相談してみたりするほうが解決される可能性は高いでしょう。

「仕事がつまらない」という理由も、後悔に繋がってしまう可能性があります。自分の能力がある水準に達していないと、与えられた仕事をつまらないと感じるのは当然です。

しかし、長年キャリアを積み重ねてさまざまな作業をこなせるようになれば、自然と責任のあるポジションを任せてもらえるようになるでしょう。

こうした気概や向上心がないと、ジョブチェンジしても心から仕事を楽しいとは思えません。同じ問題を繰り返す羽目になります。

ただ、人間関係の問題であっても、パワハラやセクハラが横行しているようなひどい職場は別です。黙って我慢していても被害が大きくなるだけでしょう。

仕事の内容にせよ、当初聞かされていた部署とは全然違うところに配属されたなどの事情があるなら、思い入れを持てないのは仕方ありません。

こうした問題は、社風や人事に関わってくるので個人の主張だけではすぐに解決されない可能性が大きいでしょう。それならば、仕事を辞めてからキャリアを考え直すのも立派な方法です。

いつ辞めるのかを明確にする

仕事を辞めるにはタイミングが肝心です。間が悪いとトラブルの元になり、話がこじれてしまいかねません。「どうせ辞めるのだから関係ない」という人もいるでしょう。

しかし、これから先、前の会社とどこでつながりを持つか分かりません。表面上は円満退社をしておくのがベターでしょう。

まずは、転職時期から退職時期を逆算します。とりあえず辞めて療養をする場合はともかく、すぐにまた働くのであればスムーズに転職できるのが理想です。

転職活動は一般的に3カ月前後かかるため、今の会社にも辞める3カ月ほど前に伝えるようにしましょう。ただし、繁忙期に辞めていくのはできるだけ避けたいところです。

ただでさえ人手が欲しいときに欠員が出ると、会社としては大打撃です。最後の最後に悪い印象を残すので、繁忙期を越えてから退職するよう段取りましょう。

退職を切り出す時期としては、4~5月や9~10月を避けたいところです。これらの時期は新体制が始まるタイミングなので、会社は一から人事を考え直さなくてはいけません。

それに、大きなプロジェクトを任されるなどすればますます辞めづらくなります。

ただ、これらはあくまで一般的な企業におけるマナーであり、社員を大切にしないブラック企業についてはあてはまりません。自分の健康を守ることが優先なので、可能な限り早く辞めてしまってもいいでしょう。

円満退職する切り出し方&退職理由

最後に会社と揉めないよう、退職の切り出し方と理由には気をつけましょう。以下、例を挙げながら印象をなるべく悪くしないための退職方法を紹介します。

円満退職する切り出し方

マナーとしては、直属の上司に退職願を提出し理由を説明するのが適切な流れです。ただ、上司が忙しいタイミングで声をかけるのは避けましょう。

たとえば、上司が仕事を大量に抱えているとき、部下の退職という大きな問題を提示されたとします。それで、部下にきちんと向き合ってくれるケースは稀でしょう。

人のいい上司であっても「仕事の邪魔をされている」「なぜ今言うのだ」と考えるはずです。そうなれば、どうしても上司の対応は悪くなり、苦い後味を残すのです。

逆に、上司が余裕のある状態なら退職願についてもしっかり対応してくれます。部下の理由なども聞いてくれたうえで、上層部にも上手く説明してくれるでしょう。

なお、直属の上司が忙しいからといって上層部に直接退職届を出すのは厳禁です。自分を飛ばして連絡された上司は失礼な扱いを受けたことになるので、部下への印象を悪くするでしょう。

ちなみに、切り出し方としては「申し訳ございません、お時間をいただきたいのですが」のように、上司に断りを入れるのが理想です。

そして、2人きりになれる空間を用意してもらい、誰にも見られないようにして退職願を渡しましょう。退職が噂になると、社内の空気を悪くします。また、残り少ない職場での時間を、人から騒がれながら過ごすのも居心地のいいものではないでしょう。

会社全体に退職を発表するのは、上司と話し合ってタイミングを決めるのが得策です。

円満退職できる退職理由

切り出し方以上に円満退職への鍵を握るのは「理由の説明」です。正直、本音をいえば会社への恨みつらみをぶつけたくなる人もいるでしょう。

しかし、最後にネガティブな感情をぶつける必要はありません。それを言われた上司や上層部は、退職者に悪い印象だけを抱きます。もしも将来的に再会したとして、自分で自分の首を絞めることになりかねません。

何もかも嘘で塗り固めた退職理由を述べる必要こそないものの、「自分の都合で辞めさせていただきたい」という終着点を目指すようにしましょう。

例としては、「健康を害してしまったため」などです。自分の体力や精神面が追い付かないので、療養をしたり作業量の少ない会社に転職したり、という理由です。

健康は本人の問題なので、上司といえども反論できるものではありません。すんなり認められる可能性は高いでしょう。

また、「新しい分野に挑戦してみたい。そのためには、この会社とは違うところで頑張りたい」というのも受け入れられやすい理由です。ただし、「この会社の程度が低い」と解釈されないよう気をつけましょう。

もちろん、本人がどのような理由を述べても上司に思いとどまるようにと説得されることはあります。そのようなケースでも頑なに強く言い返してしまえば口論になりかねません。

口調はあくまで柔らかく、上司への敬意は忘れずに話しましょう。そして、理論的に何度も説明をし、上司が折れるのを待ちます。

上司も立場上、遺留せざるをえないこともあります。相手の立場も慮りながら、一方的にならないよう話し合いましょう。


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仕事を辞めたい時の対処法

どうしても仕事を辞めたくなったとき、すぐに退職願を出すのではなくまずは状況に対処する努力をしましょう。

結果的に転職をすることもあれば、「やはり頑張ってみよう」と思い直すケースもありえます。以下、対処法を5つ挙げていきます。

仕事のONとOFFを切り替える

1つ目は「ONとOFFの切り替え」です。ずっと仕事の精神状態になっていると、プライベートを心から楽しめないでしょう。恋人と会っていても、家でテレビを見ていても仕事が頭に浮かんできます。

ときには、ベッドで寝ようとしているのに考え事をしてしまい、熟睡できなくなってしまいます。このような心理になるのは、会社を出てから気持ちを切り替える工夫を怠っているからです。

何もしないでいると、いつまでも仕事から離れられません。いくつかのポイントを踏まえて、ONからOFFに変わりましょう。

たとえば、すぐに服を着替えるのは大切です。スーツや作業着でいると、どうしても緊張感が強まってしまいます。家に帰ったら真っ先に仕事着を脱いで、部屋着や私服になりましょう。

また、スケジューリングを徹底することも大切です。プライベートまで仕事を考えてしまうのは、次の日の予定がはっきりしていない証拠でもあります。

予定が明確なら、「明日は明日」と上手く発想を転換できるでしょう。会社から帰るときは、翌日の仕事をメモしてからにするなど、プライベートで引きずらないようにしましょう。

会社で嫌なことがあって気持ちが沈んでいるときには、思い切り現実逃避してしまうのも大切です。

音楽やテレビ、読書など自分の好きな趣味に没頭してみましょう。スポーツや筋トレに打ち込んでみるのも効果的です。仕事以外で夢中になれる時間を設けると、嫌なことを忘れられるはずです。

心がリフレッシュして、「また明日も頑張ろう」と思えるでしょう。心配や不安が次々と湧き出てくる状態になったのなら、あえてそれらから目を背けてみることも大事です。

周りの人や機関に相談する

信頼できる人に悩みを話してみるのもいいでしょう。たとえば、同じ職場の人間は親身になって相談に乗ってくれます。

なぜなら、多くの社会人が「仕事を辞めたい」「会社がつらい」と思った経験があるからです。そのため、自分の過去を振り返りながら相談者の言葉に耳を傾けてくれます。

アドバイスを求めたとしても、実体験がともなっているので、心に響く言葉が返ってくるでしょう。「自分だけではない」と思えるのもメリットです。多くの社会人が、同じような道を辿っていたのだと理解できるだけでも心は楽になります。

友人や家族、恋人に話してすっきりするケースもあります。彼らは仕事の関係者ではありません。だからこそ、第三者目線で味方になってくれるでしょう。

会社の上司からは「もっと頑張れ」と言われてしまうような悩みでも、会社に何の責任もない人から見れば「それはおかしい」と共感してくれる可能性があります。

自分の悩みが間違っていない、肯定してくれる人がいると分かるのは心強いものです。それに、会社の人間には相談しにくいような内容でも、友人や家族には気兼ねなく告げられるでしょう。

そのほか、専門の機関に助けを求めるのも選択肢のひとつです。心理カウンセラーや心療内科医などは、豊富な知識を駆使して相談者の置かれている状況を分析してくれます。

不安や苛立ちの原因が分からずにますます悩んでいた人も、病名や心理状態を告げられることで気持ちが晴れるでしょう。

それに、専門家は具体的な対処法を教えてくれます。会社や人間関係のしがらみなど考えず、本当に相談者が取るべき道を提示してくれるはずです。

プロフェッショナルに後押しをされれば、自分の決断にも自信を持てるでしょう。

転職を考える

悩みを抱えた多くの社会人が選択する手段が「転職」です。転職の最大のメリットは、「現在の悩みが解消される」ことです。

どのような種類の問題であれ、今の会社が原因になっていると確信しているのであれば、状況を変えるのは効果的です。

とりあえず、嫌な上司や先輩と顔を合わせることがなくなります。自分に合わない作業を押し付けられずに済みますし、理不尽な責任やプレッシャーからも逃れられるでしょう。

そして、転職によって労働条件が改善する可能性も出てきます。実力を高く評価してくれる企業に再就職すれば、役職も上がります。

給料やボーナスも高くなるので、生活レベルも向上するでしょう。残業や休日出勤に悩まされていた人も、定時で帰れるようになることがあります。

もしも残業をしたとしても、相応の手当てを支給してもらえるので大きなストレスになりません。そのほか、通勤時間が短くなったり、休日が多くなったりするのも心の平穏へとつながります。

ただし、転職を成功させるには再就職先のリサーチをしっかり行いましょう。また似たような問題を抱えた企業に入社しても、同じ悩みが再燃するだけです。

あるいは、もっとひどい条件の会社に入ってしまう確率もゼロではありません。それに、転職で解決する類の問題かどうかも見極めが肝心です。

自分の考え方や能力が原因で仕事を辞めたくなっているのなら、仕事を変えるだけでは苦しみから完全に逃れられないでしょう。

転職をするからには自己分析を徹底し、自分が輝ける場所をはっきりさせることが肝心です。

とはいえ、自分一人で自己分析を細かく行い、それを仕事・企業選びに繋げるのは難しいため、転職エージェントを利用する方法が便利です。

【転職エージェントとは?】

専属のキャリアアドバイザーが転職活動の準備~入社までをサポートしてくれるサービスです。

カウンセリングを通じて自分に合った仕事を紹介してもらうことができ、書類・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらえます。

転職エージェントでは専属のキャリアアドバイザーが希望や性格から「本当に合った仕事」をカウンセリングしてもらえるほか、必要に応じて書類・面接対策~入社までを徹底サポートしてもらえます。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは若年層に特化してサポートを行っているほか、このようなメリットがあります。

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

「もっとストレスフリーな職場に就きたい」「転職すべきか教えてほしい」という方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。


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ストレス発散方法を見つける

仕事をしている以上、多かれ少なかれ誰もがストレスを抱えています。ただ、ストレスが発散されずに蓄積されていくのは危険な状態です。

冷静な判断が下せないようになり、終始かんしゃくやパニックを起こすようになっていきます。さらに深刻化すれば、うつ病などの精神疾患にも発展しかねません。

「仕事を辞めたい」と思い始めるのはストレスが大きくなっている証です。退職をする前に、まずは発散させる方法がないのかを探ってみましょう。

まず、リラックスタイムを設けるのは得策です。1日中気が立っていると、精神的にも疲れてしまいます。家に帰ったらゆっくりと脳を休める時間を作りましょう。

アロマを焚いたり、セルフマッサージをしたりすると、安らぎを覚えられます。目を閉じて音楽を聴くのもいいでしょう。またリラックスタイムとして有効活用したいのは、入浴です。

お風呂につかって体を伸ばしている時間は、1日でもっとも不安からほど遠い状態だからです。入浴剤を使ったり、半身浴で読書をしたりするなどすれば、入浴はますます充実します。

ストレス発散として、SNSを利用している人も多いでしょう。ただ、使い方によってはSNSで新たなストレスを招くこともあります。

SNSは「いいねやコメントがつかない」「他人の投稿が自分よりも幸せそうに見える」といった、ネガティブ思考を生み出します。

上手に付き合えるユーザーならともかく、精神的に弱っているときには見ないほうがいい投稿も少なくありません。場合によっては、SNSやインターネットから離れてみるのもいいでしょう。

暇な時間はDVDを見たり、人と話したりして過ごせば、SNSよりリフレッシュできることもあります。

休養をとる

退職ではなく休職をしてみるのもいいでしょう。会社と相談し、しばらく仕事から離れてみましょう。あるいは、有給休暇を利用して長期の休みに入ってみます。

休養は自分を見つめ直し、仕事の意味を考えるチャンスです。また、会社に行かなくていい状態で、ストレスのない毎日を送っているうち英気を養える可能性もあります。

勢いで会社を辞めてしまい、後悔する可能性を考えればとりあえず休養で様子を見てみても悪い選択にはならないでしょう。

休養で意識したいのは、仕事以外の目的を見つけることです。何もせず1日過ごすと、本当の意味での休養にはなりません。

逆に、「このようなことをしていていいのか」と焦ってしまい、リフレッシュできていないのに職場へと戻りたくなってしまう恐れも出てきます。

そうならないよう、休養期間中にこなせる自分なりのテーマを見つけましょう。旅行に出かけたり、ガーデニングや農作業をしたりすると時間を効率的に使えます。

プレッシャーにならない程度で、副業を始めてみても新しいやりがいを見つけるきっかけとなるでしょう。

スポーツやボランティア活動で、他人とのつながりを持つことも大切です。孤独に休養を過ごしていると、社会復帰したときに周囲とコミュニケーションがとりづらくなる可能性が生まれるからです。

休んでいるからといって、世間や会社に気兼ねする必要などありません。目的意識の高い「積極的休養」は、罪悪感を抱かずに毎日を満喫できます。

そうやって自分の人生としっかり向き合った後で、これからどうするかの決断を下しましょう。十分な時間を確保して出した結論であれば、会社を続けるにせよ辞めるにせよ悔いは残らないはずです。

仕事を辞めたい時のサイン4選

自分では「まだやれる」と思っていても、知らないうちに精神的な限界は訪れます。ここでは、心から仕事を辞めたいと思っているときのサインを挙げていくので自分の状況と比べてみましょう。

眠たいのに眠れなくなった

嫌なことが続くと眠いのに眠れなくなる場合があるでしょう。これは、脳の正当な働きによるものです。人は強いストレスを感じると脳から興奮物質が分泌されます。

ドーパミンやアドレナリンと呼ばれるこれらの物質は脳を覚醒状態へと誘います。そのため、肉体的には疲れているにもかかわらず、眠ることができないという現象が起きるのです。

体を休めたいにもかかわらず睡眠が訪れないのはつらく感じるでしょう。しかも、布団に入ってじっとしていると、嫌な記憶が蘇ってきやすくなります。その結果、ますます気分が落ち込んでいくのです。

睡眠がとれないと、脳の働きは低下していきます。なぜなら、脳内の老廃物が排出されず、働きを邪魔するようになるからです。

通常、体にたまった老廃物はリンパとともに体外へと出されます。しかし、脳にはリンパが流れていないので睡眠をとっている間に脳脊髄液をきれいにします。

つまり、眠れないと脳脊髄液に老廃物がたまったままなので、集中力や注意力が落ちていくのです。睡眠不足で仕事に行っても能力を発揮できないのは、老廃物に原因があるといえるでしょう。

脳を興奮状態から解放し、心地いい睡眠を取り戻すにはストレスの原因を解消することが大切です。それなのに、ストレスのある職場へと通い続けるのは健康を害する行為です。

もしも眠れない日が続いたのだとしたら、脳が危険信号を訴えかけていると考えましょう。

心身の不調をきたしたまま仕事を続けても、重大な疾患につながりかねません。「仕事を辞めたい」という自分の本音を認め、しかるべき対応をしなければリフレッシュするのは難しいでしょう。

体型の異常な変動が見られる

過度なストレスは体型にも影響します。たとえば、仕事が忙しいと趣味や娯楽に時間を割けなくなっていきます。

そうなれば、日常のささいな出来事に楽しみを見つけないと、精神的に追い詰められていくでしょう。食事の時間だけを楽しみに仕事を頑張っている社会人は少なくありません。

ただ、ストレスを食事で発散させようとするので、どうしても高カロリーのメニューを大量に食べてしまい、体形が肥満気味になっていくのです。

ファストフードやスナック菓子などを常に求めだすのは、心の悲鳴ともいえるでしょう。ストレスは自律神経とも大きく関係しています。人間の体はストレスを受けると、副腎皮質ホルモンやアドレナリンが分泌されて、交感神経が優位になります。

結果、リラックス時に優位になるべき副交感神経とのバランスが崩れることになるのです。つまり、過度なストレスにより自律神経が大きく乱れることで、体のいたる箇所に影響が出てくるでしょう。

れまでと同じ量を食べているだけなのに体重が増えていくのは、本来、日中に働くべき交感神経が働かなくなったことが原因です。

アドレナリンの分泌量が減って活動量が落ちたことで、消費カロリーが減り太りやすい体になります。そういった場合は、体がストレスを処理できなくなっている可能性があるでしょう。

逆に、体重が減っていくケースも考えられます。仕事が忙しすぎて食事をとっている時間もないようなら、健康が害されている状態です。

無理をしてまで仕事を続けるべきか真剣に考えましょう。それに、ストレスはうつ病を招きます。うつ病になると食欲が刺激されにくくなるので、自然と食べる量は減っていきます。

極端に体重が変動してきたようなら、精神が健全でなくなっているサインです。

そのほか、デスクワークで体がむくみやすくなったり、時間帯が不規則なシフトで食生活のバランスが崩れたり、仕事と体重にはさまざまな関係が見られます。

共通していえるのは、本人にとって過ごしやすい環境が整っていないから体調に異変が生じているのです。

もちろん、体重の増減には運動不足や偏食など、さまざまな要因が絡み合ってきます。仕事のストレスだけが体重に影響しているとは断定できません。

それでも、これまで大きな変動を示してこなかった体重が、過剰に増減するようなら、心が「仕事を辞めたい」と悲鳴をあげている可能性もあります。自分の心に向き合ったうえで、もっとも健康的に生きられる道を探りましょう。

人間関係で疲れた

これまで会社で経験してきた人間関係を億劫に感じるのであれば、仕事を辞めることも考えましょう。人間関係は自分の意思ですぐ変えられるものではありません。

職場の人間関係ともなればなおさらです。我慢して会社の人との付き合いを続けていてもフラストレーションはたまる一方です。新しい環境に移るのは有効な解決策となりえます。

うんざりさせられる人間関係の代表格は上司や先輩です。上の立場として、彼らが注意や指導をしてくることもあるでしょう。

しかし、度を越えてきつい言葉を投げかけてくるのであれば、深く傷つけられてしまいます。ときには、人格否定のレベルにまで達していることもありえます。

また、今までは聞き逃していた言葉に心を乱されるようになったのであれば、ストレスが蓄積してきている証拠ともいえるでしょう。彼らと距離を置く方法を本格的に考えるべきです。

人間関係にまつわるさまざまな風習も、仕事を辞めたい人にとってはつらいものです。社会人によっては「飲み会」を苦痛に感じることは多いでしょう。

本来なら、飲み会にはお互いの労をねぎらいながら、腹を割って話し合おうという意味があります。しかし、お酒が飲めない人にとっては、その場にいるだけでも苦痛です。

それに、飲み会でも上司や先輩との上下関係が変わるわけではありません。気をつかってお酌をしたり、一方的に話を聞かされたりするのは面倒な時間です。

そのほか、パワハラやセクハラなども、会社への愛着をかき消してしまうほどの風習でしょう。仕事を辞めたい願望がますます募っていくのは当然です。

仕事が面白くない

今の仕事が面白くないと感じたとき、人は「辞めたい」と感じます。仕事がつまらない原因はさまざまであり、まずもともと望んでいない就職だったケースが挙げられます。

自分でやりたいと思って始めた仕事であれば、少々苦しいことがあっても努力できるでしょう。

しかし、他に行くところがなくて仕方なく入社したなどの消極的な経緯があるならやる気は起こりません。少し困難で面倒な作業を任せられただけでも「もうやりたくない」という思考回路に変わってしまいます。

ルーティーンワークばかりの日常も退屈に感じる人はいるでしょう。仕事をするうえでは、達成感や充実感が欠かせません。

自分が成長できているという実感を持てるからこそ、人は今の仕事を極めたいと前向きに考えられます。しかし、毎日同じ作業の繰り返しでは自分の成長具合を確かめることが困難です。

しかも、どれだけ働いても明日になればまた同じ作業が待っていると分かっていれば、なかなかモチベーションは上がりません。

繰り返しを好む人もいるものの、変化を求める人にとっては長く続けたい仕事にならないでしょう。そして、人事評価に不満があるときも仕事がつまらなく思えるものです。

自分では結果を残しているつもりなのに年功序列が崩れなかったり、人づきあいのいい人間ばかりがひいきされたりするのを見るのは不愉快でしょう。

いつまでも能力を評価してもらえないなら、仕事が面白くなくて当然です。仕事がつまらないとき、本人の意識次第で状況を改善させることも可能です。

しかし、社風や業務内容が自分に合っていなくて、これからも変えられる可能性が低いなら仕事を辞めたいという気持ちを優先して動いてもいいでしょう。


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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

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