面接にふさわしいカバンの選び方&NGポイント!好印象を与える秘訣とは?
「面接ってどんなカバン持っていけばいいんだろ」「就活の時に使ってたやつでもいいのかな」 このように、面接にどのようなカバンを持っていけばいいのかとお悩みの方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
特に現職(前職)ではしっかりとしたビジネスバッグを使用してこなかったという方ほど、どのようなカバンを用意すべきか悩みやすいでしょう。
そこで、本記事では面接で好印象を与えやすいカバンの選び方と避けるべきカバンのNGポイントをご紹介!少しでもお役に立てば幸いです。
面接対策について詳しく知りたい方へ
面接でNGなカバンのタイプを知ろう
面接ではいかに好印象を与えるかが勝負となります。当たり前ながら、応募者と面接官は面接で初めて顔をあわせることになりますから、第一印象がカギを握ります。
だからこそ、自分の内面を知らない相手に対して誤解を生まないような身なりを整えておく必要があります
そのためスーツの選び方はもちろんですが、どのようなカバンを持っているかも気をつけるべき大切なポイントです。
そこで、好印象を与えやすいカバンの選び方について具体的に見ていく前に、まずは避けるべきNGポイントをチェックしておきましょう。どのようなポイントに注意すれば、マイナスイメージを回避できるのでしょうか。
リュックやトートバッグはNG
社会人経験があり特にオフィス勤めの方の場合、リュックやトートバッグで通勤していたというケースも多くあるかと思います。
両肩からかけられるリュックは肩こりになりにくく両手が空くため楽に過ごせますし、トートバッグも同様に使い勝手がいいですよね。
しかし、面接の現場ではビジネスシーンを意識した身なりを整えて参加する必要がありますので、リュックやトートバッグなどのカジュアルな要素があるものはあまりふさわしくありません。
ただし、アパレル業界やデザイン業界など応募者のセンスを図る必要のある面接の場合には、「ぜひ私服でお越しください」などと指示されることがあります。
その際には、面接に参加する際の服装に合ったカジュアルめのカバンで問題ありません。面接の際に持っていくカバンは、スーツでも私服でも、あくまで服装に合ったものを選ぶよう心がけるようにしましょう。
手持ち・肩がけタイプがおすすめ。ショルダーはケースバイケース
また、カバンといえば手持ちバッグや肩がけタイプなどがありますが、中でもショルダーバッグは場合によってカジュアルな印象を生むことがあります。
そのため、男性は手持ちタイプ、女性は肩がけタイプのカバンを選ぶのが無難です。
ただ、ビジネスシーンにおいてショルダータイプのカバンがふさわしくないとは言い切れませんし、男性の場合には手持ちタイプのものよりも持ち運びやすく、利便性に優れています。
そのため、ショルダーバッグを使用したいという場合には肩から提げる紐を取り外せるような2way仕様のカバンを選ぶようにし、面接会場に到着する直前にその紐を取り外して手持ちタイプに切り替えれば不安はないでしょう。
インターネットで調べる際には「男性(女性) 面接 カバン 2way」と検索すればすぐに候補が出てきます。
原色系はNG
また、原色系のカバンを選ぶのは避けるようにしましょう。原色は派手で華美なイメージを与えるため、ビジネスのシーンにはふさわしくありません。
面接の現場においてはあくまでも清潔感と誠実さ、真面目さをアピールできるようなカラーを選ぶようにしましょう。後述してお伝えいたしますが、おすすめとしては黒、紺、茶、ベージュなどが挙げられます。
柄ものはNG
なお、柄もののカバンも派手で華美な印象を与えやすくなるためNGです。
完全な無地でなければならないというわけではありませんが、柄が入っているとしても端に小さくワンポイントのマークが入っている程度のものに留めましょう。
ブランド物は避けよう
なお、特に20代の就職・転職であればブランド物のカバンは使用をさける方が無難です。というのも、ブランド物を身につけていると見栄っ張りでプライドの高い印象を与えやすく、性格を誤解されかねないためです。
ただし、アパレル業界などはブランド物の選び方も問われることが考えられますので、ブランド物も含めて自分のセンスを伝えられるカバン選びを行いましょう。
【男女共通】面接のカバン選びの重要ポイント
さて、次に面接のカバン選びでおさえておくべきポイントをご紹介いたします。
基本的に、20代の転職活動においては基本的なビジネスマナーを身につけているということをしっかりとアピールしておく必要があります。
特に前職を短期間で離職した方や、学歴やスキルに特別な自信がないという方は、最低限そこをアピールしておかないと企業から魅力的に感じてもらいにくくなってしまいます。
そのため、面接用のカバン選びについてもその前提を意識することが大切です。それでは見ていきましょう。
男性は手持ちタイプ、女性は肩がけタイプが無難
先にも少しお伝えいたしましたが、面接に持っていくカバンを選ぶ際、男性の場合であれば手持ちのもの、女性の場合であれば肩がけのものが無難です。
リュックやトートバッグなどはカジュアルな印象を与えやすくなってしまうためふさわしくありません。
基本的にはいわゆるビジネスバッグを選ぶようにし、その中でも持ち方のタイプに注意して購入するようにしましょう。
サイズはA4の書類が入るくらい
また、カバンのサイズはA4サイズの書類がすっぽり入るくらいがちょうどいいでしょう。面接では企業へ直接履歴書や職務経歴書を渡す場合もあれば、逆に書類を受け取ることもあります。
その際に書類にシワが入ってしまったり、もらった書類を折ってカバンの中にいれるのはマナー違反にあたります。
そのため、企業とのやり取りの中で多く見られるA4サイズを基準にカバンを選ぶことによって、より失礼のない対応を目指すことができるのです。
ちなみに余談ですが、書類をカバンに入れる際にはシワだけでなく汚れも禁物ですので、書類はすべてクリアファイルに入れるのがおすすめです。
面接官に書類を渡す際にはクリアファイルに入った状態で渡すのがマナーです。また、面接官からもらった書類もクリアファイルに入れてカバンにしまえるよう、予備のクリアファイルも1,2枚持っておくようにしましょう。
参考までに、面接に持参すべき持ち物については以下のコラムにて詳細をご紹介しておりますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
下に置いたときに立つものを選ぶ
こちらも後述しますが、面接では席に着席した後に自分のすぐ横の床にカバンを置くことになります。
そのとき、カバンがふにゃふにゃとしてしっかり立たない状態になってしまっていては、どこかだらしない印象を面接官に与えてしまいます。また、カバンを椅子にもたれかけさせるのもあまり好ましくありません。
そこで、カバンの底に鋲がついているタイプのものを選んでおけば、自立してくれるためすっきりとします。インターネット上で探す際には「面接 カバン 自立」で検索すれば鋲付きのものが出てきます。
【男性】おすすめの面接のカバンとは?
さて、次に男性におすすめの面接のカバンの選び方をご紹介いたします。
色は黒、茶、紺が無難
まず、色は黒、紺、茶色などが無難です。色の選び方は基本的にご自身のスーツの色に合わせて選んでいただければ問題ありません。
黒系のスーツなら黒か紺のカバン、グレー系のスーツなら黒いカバン、茶色系のスーツなら黒か茶色のカバンを選ぶと合わせやすいでしょう。
ただ、黒、紺、茶色のカバンであればどんな色のスーツにもたいていは合います。
大切なのは真摯で真面目な印象を与えられるよう華美なデザインを選ばないというところですので、おとなしい色を選ぶよう留意しておきましょう。
素材は革がおすすめ
素材に関しては特にマナーなどがないため自由ですが、特に転職においては革のカバンを選んでおくと、大人の余裕を演出しやすくなるためおすすめです。
逆にナイロンなどの薄手の素材の場合には初々しさを感じさせやすいため、就活時には好印象ですが、転職時には少々幼稚な印象を与えてしまうかもしれません。
ただし本革を選ぶと急に価格が高まってしまうため、合皮の製品でも問題ありません。
ただ、特に営業職など今後スーツを着てお客様と顔を合わせる機会が多くなるという場合には、先に良いカバンを買っておくとお客様に対しても好印象を与えることができるでしょう。
【女性】おすすめの面接のカバンとは?
次に、女性におすすめの面接のカバンの選び方をご紹介いたします。基本は男性と相違ありませんが、スーツの選び方が若干異なることから選ぶカバンの色にも多少の違いが現れています。
色は黒、紺、茶、ベージュが無難
女性が面接のためのカバンを選ぶ際には男性と同じく黒、紺、茶色が挙げられますが、その他にベージュ
もおすすめです。
ベージュのカバンは特にグレーのスーツを着用している場合に合わせやすいため、持っているカバンから逆算してスーツを選ぶのもまたひとつの選択肢でしょう。
2コ持ちは避けるようにしよう
なお、女性の場合には化粧品など身だしなみのための持ち物が多いため、カバンを2つに分けて持っているという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、カバンの2コ持ちは面接の際にあまりふさわしくありません。
特に転職の現場においては、社会人経験を積んでいるからこそのスマートさをしっかりとアピールしておきたいところですので、できる限りカバンはひとつにまとめておくようにしておきましょう。
ちなみに、本記事をここまで読んでくださった皆さまには、カバンと身だしなみには深い関係性があることをご認識いただけたかと思います。しかし、そもそも詳しい身だしなみのポイントがよくわからないという方もいらっしゃるでしょう。
そこで、下記の記事では面接で気をつけておきたい身だしなみについて詳細をご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてください。
面接のカバンにまつわるQ&A
さて、この章では面接のカバンに関して一般的に質問の多いQ&Aをご紹介いたします。ここで不安な要素を取り除いていただけましたら幸いです。
カバンを置くタイミングとは?
まず、カバンを置くタイミングについて不安な方が多いようです。特に、これから初めて就職活動を行うという方は気になるところかもしれませんね。
基本的に面接では面接室に入って軽く挨拶を行った後、目の前の席に腰をかけるよう促されますのでその際に「失礼します」と言って腰を下ろし、そのタイミングでカバンを床に置きましょう
カバンを置く場所って?
上記に続きますが、腰を下ろした後カバンは席のすぐとなりの床に置きます。右でも左でもかまいませんが、カバンの中からものを出し入れしやすいよう、利き手側に置くとスムーズでしょう。
ちなみにカバンを床に置きたくないからとひざの上に置いたり、隣の座席に置くのはマナー違反です。
企業によってはカバンを置くための座席を用意してくれている親切なところもありますが、指示を受けるまでは必ず床に置くようにし、指示があってからはじめて「ありがとうございます。失礼します」などと声をかけて置かせてもらうようにしましょう。
素材はどれでもOK?
ビジネスバッグには革やナイロンなど素材の種類に幅がありますが、特別印象を悪くするような素材はありません。
ただし先にもお伝えしたように転職の場合には革素材を選ぶと大人な印象を与えることができ効果的です。就職の場合にはナイロンでもよいでしょう。
ジッパータイプとボタンタイプ、どっちがいい?
基本的に、面接に持参するバッグは中身がこぼれてしまうようなデザインでなければ問題ありません。そのためジッパータイプやボタンタイプ、どちらかより使いやすいタイプを選ぶようにしましょう。
転職でリクルートバッグを使用してもいい?
中には、就活時に使用したカバンを転職でも使用したいという方もいらっしゃるでしょう。
結論から申し上げればそれでも問題ありませんが、社会人経験を積んでいる大人としての余裕を演出するという観点ではあまりおすすめできません。
もし可能であれば、就活感が出にくい通常のビジネスバッグを選んで購入するのが良いでしょう。
さて、本記事では面接のカバンの選び方についてご紹介して参りましたが、いかがでしたか?少しでも参考になっていれば幸いです。
しかし、中には自分一人では身なりの準備が不安だという方や、面接対策の方法がよくわからないという方もいらっしゃるでしょう。
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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
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