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介護の仕事内容とは?詳しい職種や平均年収、活かせる能力やスキルを調査!

日常生活に支障のある高齢者や障がいをお持ちの方、そしてそのご家族のサポートを行うことができる介護の仕事。

体力勝負、あるいは長時間労働といったネガティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはどういった仕事を行っているのでしょうか?

本記事では、介護の具体的な職種やそれぞれの仕事内容をリサーチ!介護の平均年収向いている人の特徴などもご紹介しますので、少しでも参考にしていただけましたら幸いです。

【動画】介護の仕事内容徹底解説!

下記の動画では介護の仕事内容の他、得られるやりがいや向いている人の特徴などをアニメでわかりやすくご紹介しています。短時間でチェックしたい方はぜひこちらも参考にしてください。

介護の仕事内容とは?

介護の仕事は主に高齢者が安全・安心に生活することができるように、身の回りのお世話や相談援助を行う仕事です。

基本的には介護保険施設(老人ホームや介護老人保険施設などの総称)や各個人宅へ赴いて業務を行います。

介護の仕事は細かく職種が分かれていますので、ここでは特にポピュラーなものについて簡単に仕事内容をご紹介いたします。

デイサービス

デイサービス(通所介護)とは、各福祉施設(デイサービスセンターや特別養護老人ホームなど)へ日帰りで通ってくる高齢者などのお世話を行う仕事です。

具体的には食事や入浴、レクリエーションや機能訓練などのサポートを行います。高齢者の孤独を解消したり、身体的・精神的な機能の維持、高齢者のご家族の負担を軽くすることに役立てる仕事です。

また、デイサービスでは各高齢者を自宅まで送迎するサービスを行っています。だいたい朝9時にご自宅へ迎えに行き、帰りは夕方5時頃となるのがよくあるケースです。

デイサービスを利用する高齢者は要介護1~5までで、幅広い年齢層の方が対象となります。

ホームヘルパー

ホームヘルパー(訪問介護員)とは、各高齢者らの自宅へ赴き、食事や入浴、洗濯やトイレなど、日常生活をより円滑に行えるようサポートする仕事です。

各高齢者の要介護の状況によってサポート内容が変わるため、あらかじめケアマネージャーや職場の責任者が各高齢者本人やそのご家族と相談して決定する内容に準じます。

中には、ホームヘルパーが車を運転して高齢者を病院に通院させたり、受診手続きの代行を行うこともあります。

介護福祉士

介護福祉士は、日常生活に支障のある高齢者や障がいを持った方を対象に、その人がその人らしく生活していける環境作りをサポートする仕事です。

自宅に赴いて業務を行う場合もあれば、特別養護老人ホームや身体障害者施設で働くケースもあります。

食事や入浴、トイレなどのお世話を行う身体介護の他、洗濯や買い物、食事作りなどの生活支援も行います。時には各利用者のご家族や介護者に対する介護のアドバイスなども行います。

なお、利用者のサポートは介護士一人では務まりません。医師や看護師、介護福祉士や社会福祉士、作業療法士などとチームになって、力を併せて進めていくことになります。

介護福祉士はその中でもリーダーとして現場をまとめる能力を必要とされます。苦労も伴いますが、その分やりがいの大きい仕事です。

ケアマネージャー

ケアマネージャーとは、簡単に言えば介護サービス利用者と介護施設の仲介役となる仕事です。

各介護者などからの相談を受けて、各身体状況、精神状況に合わせたサービスの利用が可能となるように計画を作成したり(ケアプラン)、地域の施設や各サービス事業者、家族との連絡調整を行います。

ケアプランの作成を行った後は、その計画がきちんと進められているかのチェックも行います。他にも、サービス利用者の代わりに施設へクレームを伝えることもあります。

対象となるのは在宅の要介護者から老人ホームで暮らす方まで幅広く、働ける施設もさまざまです。基本的にはデスクワークの色彩が強い仕事です。

介護助手

各高齢者らの食事や入浴、トイレなどの身の回りの直接的なサポートを行うことができるのは、介護職員初任者研修以上の資格を持っている人材のみです。

しかし、資格を持っていなくても介護の仕事に携わることができるのが介護助手(介護補助)。介護士のそばでその業務のサポートを行います。

身体に触れるような直接的なサポート(身体介護)は行わず、各利用者の話し相手や清掃業務、食事の配膳などを行います。

資格の取得を目指しながら、間近で介護士の仕事ぶりを見て学ぶことができます。介護士よりも身体的負担の少ない仕事になります。

介護の平均年収

かいご畑の介護士の給料・年収を上げるには?給料相場ランキングや給料の高い施設も紹介によれば、介護士の平均年収は約329万円となっています。

国税庁の民間給与実態統計調査によれば2019年の日本の平均給与は約441万円となっており、介護士の平均年収はこれを下回っていることがわかります。

介護のやりがいは?

次に、介護の仕事のやりがいについて簡単にご紹介いたします。

感謝の声をかけてもらえる

介護の仕事は、困っている人に寄り添いサポートをする仕事ということで、必然的に人から感謝されることになります。

利用者に触れながら仕事を行うため、感謝の声を直接かけてもらうことができ、やりがいに繋がります。利用者のご家族からも信頼されるため、自信に繋がるでしょう。

社会や人の役に立つことができる

介護業界は高齢者の増加に伴い人材不足に陥っています。だからこそ忙しさもありますが、社会や人の役に立てているという自信をつけることができ、これもまたやりがいに繋がります。

利用者やそのご家族から「ここを利用して良かった」「助かります」などと声をかけてもらうことができた時には、人の役に立てているんだという実感を得ることができるでしょう。

【実は自由時間の多い介護の仕事】

介護の仕事と言えば拘束時間が長かったり、夜勤の場合にはより長時間労働になるというイメージが強いかと思います。

しかし、実際のところは必然的に日中で業務が終了するデイサービスを選ぶなどすれば、ある程度決まった時間に帰宅することができます。老人ホームなど24時間稼動している施設でも日勤のみの就業は可能です。

また、夜勤の場合には夜勤手当を多く得られるため、夜勤をメインに働けるよう調整して休日を多めに取るという働き方も可能です。


仕事選び

介護に向いている人ってどんな人?

さて、やりがいについて把握していただいたところで、次は介護に向いている人の特徴について簡単にご紹介いたします。

人が好きな人

介護の仕事は”人”に触れる仕事だからこそ、人に興味がある人、人との関わりを大切にできる人が向いています。

介護の仕事ではサービス利用者の人のストレスの緩和や、心理的なケアを行うことも業務に含まれます。

人との関わりがメインとなる仕事ですから、馬が合わない場合や利用者が心を閉ざしてしまっている場合には、意図せず傷つけられてしまうことがあるかもしれません。

しかし、そんな時でも人に対する愛情を持って接することのできる心の広さがある方は、介護の仕事に向いているといえるでしょう。

コミュニケーションが得意な人

人との関わりにおいては、コミュニケーションによる影響が最も大きくなります。時には利用者からとげとげしい接し方をされることもあります。

そういった場合でも、何度でも積極的に話しかけ、まずはこちらが真心を持って接し続ける。最初は苦しくても、辛くても、いつか必ず心を開いてくれる時が来ます。その瞬間の達成感や喜びは大きいはずです。

だからこそ柔らかで安心できる、同じ目線に立った積極性のあるコミュニケーションを心がけられる人は、介護の仕事に向いているでしょう。

切り替えが早い人

介護の仕事は、日々のストレスを溜め込まないことが大切です。精神的、身体的に決して楽な仕事ではないため、ストレスは簡単に蓄積してしまいます。

できるだけ長く働き続けて安定的な生活を得るためにも、今日あったことは今日のうちに心の整理をつけられるような方が介護の仕事に向いています。

手に職をつけたい人

一度介護の資格を取得して経験を積んでおけば、長期間に渡って職に困ることはありません。特に介護業界は現在人材不足に陥っているため、求人が多く内定ももらいやすい状況にあります。

そのため、手に職をつけて長く同じ仕事で働いていきたいという方に向いている仕事です。

介護を選ばない方がいい人ってどんな人?

しかし、一方で介護の仕事に向いていない方もいらっしゃいます。一体どのような特徴があるのか、簡単に見ておきましょう。

チームプレーが苦手な人

介護の仕事は一人では進めていくことができません。同僚の介護士や現場を統括するリーダーたちと、力を合わせることで本来以上の力を発揮する必要があります。

協調性のある人材に適性のある仕事のため、チームプレーが苦手で自分の意見をつい押し通したくなる方や、自分が納得したことでなければ行動に移すことができないという方には、少々不向きであると言えます。

変化に鈍感な人

各利用者の体調や精神状況は、良くも悪くも日々変化していきます。特に、マイナス方向への変化は、もう一方への変化よりもスピードが速いものです。

「〇〇さん、昨日よりも元気がないな」「なんだか最近、以前よりも足取りが重そうだな」「最近聞き間違いが多いようだな」など、日常生活の中に潜む小さな変化に気づくことができなければ、より良い生活環境をサポートすることはできません。

だからこそ、各個人の変化を注意深く観察し、その変化に気づくことのできない方には不向きであると言えます。

介護に活かせる能力・スキルとは?

さて、ここからは介護に活かせる能力やスキルについてお伝えいたします。自分の得意分野を活かせる仕事を選ぶこともまた、天職に出会うための第一歩。

ぜひ、ご自身に当てはまるものがないかどうかチェックしてみてください。

コミュニケーションスキル

介護が必要な方の中にはこちらの言葉をすべて理解できない方がいらっしゃったり、逆に相手の言葉をこちらが理解できない場合もあります。

そういった場合でも慌てず焦らず、今何を必要としているのか、今何を感じているのかを細かく理解し、また相手にこちらの伝えたいことを理解してもらえるように工夫する必要があります。

ただ話すことが得意なだけでは上記のような苦難を乗り越えることが難しいですが、コミュニケーションスキルの高い方であれば、相手の気持ちに立って思考することができるでしょう。

介護の仕事ではコミュニケーションスキルを発揮することができ、またより高めていくことが可能です。

柔軟性

また、介護の必要な方にはそれぞれの考え方、性格、それまでに経験してきたこと、ものの感じ方など、さまざまな差異があります。

そのため、「介護が必要な方は皆こういった考え方をしているだろう」「こうあるのが最善だろう」とひとくくりに決めてかかると、それぞれに必要なサポートを行うことができません。

だからこそ、一人ひとりに真摯に向き合い、各個人に必要なことを柔軟性を持って考えることのできるスキルがある場合には、それを十分に発揮することができます。

理想の転職を実現させたいなら

さて、本記事では介護の仕事についてお伝えして参りましたが、いかがでしたか?少しでも仕事選びのお役に立てていましたら幸いです。

しかし、中には介護の仕事が自分に合わないかもと感じた方や、もっと他の仕事について知りたいという方もいらっしゃるでしょう。そこでぜひ知っておいていただきたいのが転職エージェントの存在です。

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内定獲得率

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

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