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【例文つき】介護助手の志望動機・書き方!3つのアピールポイントとは?

介護従事者の数が足りていないことから、介護士だけでなく介護助手の需要も高くなってきています。

「介護補助」とも呼ばれており、介護資格を持っていなくてもできる仕事なので、介護業界未経験者が介護業界でキャリアを一から形成するための足掛かりとしても良いでしょう。

そこで本記事では、介護助手とはどんな仕事なのか、介護助手を目指したい時の志望動機はどのように書けば良いかご紹介します。

介護助手の仕事内容とは?

まず介護助手の仕事はどんな仕事なのかから確認していきましょう。

介護助手の仕事は介護士の仕事のサポートがメインです。具体的には施設内の掃除や施設にいるお年寄りの話し相手など。

介護士と違って、施設にいるお年寄りの身体に直接触れる仕事はないため、介護助手の仕事は介護福祉士など資格が必要ありません。

日本においては介護従事者の減少が社会問題となっています。

そこで、介護福祉士と比べて目指すハードルが低めな介護助手を増やすことによって、介護福祉士の負担を減らそうとする動きが地方自治体で出始めています。

したがって、介護助手は今後需要の増加が期待できる仕事と言えるでしょう。

他にも介護助手の平均年収ややりがいなど、もっと詳しい情報を知りたいという方は下記の記事にまとめてありますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

ちなみに、介護業界は今後伸びる業界として知られているのをご存知でしょうか?下記の記事ではその他これから伸びる業界をご紹介しておりますので、気になる方はぜひこちらもチェックしてみてください。

1日のスケジュール例

それでは、介護助手の1日はどのように進んでいくのでしょうか。1日のスケジュール例を見ていきましょう。

8:30 出勤

9時の開園に向けて簡単な掃除を行い、朝礼でその日の業務内容などを確認します。

9:00 開園

通園しているお年寄りを出迎えます。そこから、介護士と一緒に朝トイレに行ってきたか、朝ご飯を食べてきたかなど確認します。

10:00 自由時間

高齢者の方に合わせた過ごし方をします。簡単な遊びをする方に付いた場合は見守り、話しかけてくる人がいればその方と一緒にお話しなど、お昼まで高齢者の方と話したり遊んだり過ごします。

認知症の方や体が不自由な方などさまざまな方がいるので、その人の性格やできることに合わせてコミュニケーションをとることが求められます。

11:45 昼食準備

12時のお昼の時間に備えて、配膳やお年寄りの食事の準備などを確認します。

配膳の時はアレルギーをはじめ、病気の関係で食べられないものがある人も多く、○○さん専用という食事もたくさんあることから、間違えて配膳をしないように細心の注意を払わなければいけません。

12:00 休憩

介護助手は食事介助ができないので、お昼ご飯の時間が休憩時間となります。お昼の時間は1時間しっかり確保されているので、休憩時間に関しても1時間しっかりとれることが多いです。

13:00 清掃

お年寄りの中には神経障害があって手が思うように動かなかったり、食事をこぼしやすかったりする人も多いです。

そのため、食事が終わったら床が汚れてしまうことが多々あり、食事終わりには必ず清掃を行います。

14:00 レクリエーション

基本的にお昼ご飯が食べ終わったらレクリエーションの時間なので、掃除が終わり次第介護助手もレクリエーションに参加します。

レクリエーションでは、お年寄りと協力してゲームをしたり、カラオケをしたりして過ごします。

15:00 自由時間

レクリエーションが終わったら、帰宅時間までは自由時間です。

介護助手の仕事はまずレクリエーションの片づけを最優先に行い、それが終わり次第午前中と同じようにお年寄りと話したり一緒に遊んだりすることになります。

16:00 退勤

介護助手の仕事はシフト制で、早番の場合は毎日16時~17時頃に退勤しています。残業は滅多になく、時間通りに帰れます。

介護助手の志望動機のアピールポイント

それでは、介護助手の志望動機を書くにあたって、どんな点をアピールしていけば良いのでしょうか。アピールすると有利になるポイントを紹介していきます。

家族の介護経験がある

高齢化社会が進んだことにより、在宅介護をしている人も増えています。そのため、祖父母の介護経験があるという人も少なくありません。

やはり介護に関わる仕事をするにあたって、少しでも介護に関する知識があるのとないのとでは大きな差があるでしょう。

そのため家族の介護経験があるなら、その点を積極的にアピールしましょう。具体的な症状があったのか、どんなことをしてきたのか、接する際にどんな点に気を付けていたのかなど話せるとなお良いです。

人と関わることが好き

介護施設にはさまざまな性格の人がいます。そのため、接しやすい人だけでなく気難しい人の対応もしなければいけません。

そこでコミュニケーションをとるのが好きな人であれば、気難しい人とも比較的打ち解けやすいでしょう。

介護関連の仕事はコミュニケーションが大切な仕事なので、コミュニケーション能力があるのは強みになります。

介護施設でのボランティア経験がある

介護の仕事に限らず、「実際に働いてみたら思っていたのと違った」という理由で辞めてしまう人は少なくありません。

特に介護の現場はどこも人手不足ということもあり、できるだけ長く働いてくれる人の方が歓迎されます。

そこで介護施設の現状をしっかり理解したうえで転職してくる人なら安心して採用できます。したがって、介護施設での勤務経験があるなら志望動機に書いておきましょう。


仕事選び

【例文】介護助手の志望動機の書き方

それでは、実際に志望動機を書くとなると、どのように書けば良いのでしょうか。そこで3つのパターンにおける志望動機の例文を紹介します。

同業界・同職種からの転職の場合

まずは既に介護助手として働いていて、別の職場に移るケースを紹介します。介護助手の求人はアルバイト・パートが圧倒的に多く、正社員の求人は少なめです。

そのため、介護助手で転職をするケースはアルバイト・パートから正社員を目指す人が多く、このケースの例文は以下の通りです。

「元々アルバイトとして介護助手の仕事をしていましたが、勤務時間の延長を希望していたものの、対応が難しいとのことで、フルタイムで働ける場所を探して転職活動を始めました。

介護助手としては3年経験を積んでおり、現在は介護職員初任者研修の資格取得を目指しています。したがって、介護助手としてだけでなく、貴社でのキャリアアップも目指していきたいと思っております。」

やはり介護助手はできる仕事が限られているので、あまり介護助手として長く働く人は少なく、資格を取得してキャリアアップを目指す人が圧倒的に多いです。

長期間介護助手として働いていても昇給もわずかなので、どんな資格を取りたいかなど自分なりのキャリアビジョンを書き、どのように活躍してきたいかアピールしましょう。

同業界・異職種からの転職の場合

「元々介護施設の送迎バスの運転手をしており、介護の現場の大変さを知り、直接介護の現場にかかわる仕事がしたいと思い、介護助手からスタートすることに決めました。

介護経験はありませんが、この仕事を通してより直接介護の現場に貢献できる人間を目指したいです。」

介護業界でも調理や事務など直接介護に関わらない仕事から、介護の現場で働くことを希望する人もいるでしょう。

この場合は介護助手として働いた経験がなくても、介護施設などの現状を理解していることが転職活動の際の強みになります。

どのようなスタンスで仕事に関わってきたのか、介護の現場を見てきてどんなことを感じたかなどを志望動機に書くと、よりやる気をアピールできるでしょう。

このように自分の経験を交えて、志望動機を書きましょう。

異業界・異職種からの就・転職の場合

「アパレル業界で仕事をしており、資格を取得して安定した職に就きたいと思っていたものの、資格取得のための時間を確保できなかったので介護助手の求人に応募しました。

就職後はホームヘルパーや介護福祉士などの資格を取得し、介護従事者としてキャリアアップしていきたいと考えています。」

介護助手は未経験者が多い仕事であり、志望する人の中には一切介護業界と無縁の仕事をしていた人も少なくありません。

そのため、異業界・異業種からの転職も積極的に募集しています。

この場合は、前の仕事と介護助手の仕事の共通点を探し、自分が持っているスキルをどのように仕事に活かせるか、どのようにキャリアを形成していきたいかを志望動機とするのが良いでしょう。

資格を取得するなど具体的に自分がイメージするキャリアを書き、長く介護業界で働きたいことをアピールしましょう。

ちなみに、「志望動機の基本的な考え方を確認しておきたい」という方は、下記の記事に基礎的な部分から細かくご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

介護助手のNG志望動機・例文

さて、ここからは介護助手の志望動機のNG例文をご紹介いたします。ぜひ、この例文の注意ポイントも参考にして志望動機を作成してみてください。

「私はこれまでレストランの接客業務を行って参りましたが、お客様の笑顔に繋がる仕事に対してやりがいを感じておりました。

しかしより人の役に立てる仕事がしたいと思い、困っている人の支えになれる仕事として介護助手の仕事を志すようになりました。

介護助手として働きながら資格の勉強も行い、最終的にはケアマネージャーとして困っている人の役に立つことを目標として掲げております。

未経験からのチャレンジではございますが、これまでの接客経験とその過程で培ってきたコミュニケーションスキルを活かし、一日でも早く貴社に貢献できるよう努めて参ります。」

この志望動機の例文は一見問題がないように感じられますが、なぜ同じ介護業界の中でもその職場を選んだのかという部分に言及していません。

介護助手の仕事を選んだ理由や今後その仕事で活かせるスキルのアピールはできていますが、なぜその職場を選んだのかの具体的な理由が示されていなければ、どの企業に対しても使いまわすことのできる志望動機となってしまい、説得力に欠けてしまいます。

そのため、「貴社の”〇〇”という経営理念に強く共感した」など、その企業だからこその魅力を志望動機に盛り込むとよりよい志望動機になるでしょう。企業研究を深く行うことが大切です。

志望動機で困ったら・・・

介護助手の志望動機を書こうとしても自分ならではのアピールポイントが見つからなくて書けないという人もいるでしょう。

「本当にこれでいいのかなぁ・・・」と不安を抱いたまま応募するのは、内定の可能性を狭めてしまうようで気が引けますよね。

そこでぜひ知っておいていただきたいのが就・転職エージェントの存在です。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

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本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

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