ウェディングプランナーの志望動機・例文!アピールポイントや書き方、面接での伝え方とは?
履歴書やエントリーシートには、一般的に志望動機を書く欄が設けられています。面接では、「志望動機を聞かせてください」と面接官から促されることもあるでしょう。
ウェディングプランナーの仕事に応募する際には、どのような志望動機を伝えるのが効果的なのでしょうか?
そこで本記事では、ウェディングプランナーの志望動機の例文やアピールしておきたいポイント、伝え方のコツなどをご紹介します。少しでも参考になれば幸いです。
ウェディングプランナーの仕事内容とは?
ウェディングプランナーは、結婚式場やホテルなどで結婚式を挙げる人をサポートする専門職です。
この職業に就いている人は、結婚式の企画や演出のプランニング、挙式当日の準備などを幅広く手掛けます。
プライダルフェアなどで結婚式の相談に訪れたカップルに挙式のアドバイスをするのも、プランナーの仕事のひとつです。
結婚式をサポートする際に、プランナーはカップルや家族の要望をヒアリングするところから仕事をスタートします。
顧客がどのような挙式を望んでいるかを把握して、イメージや予算に合った式を提案するのがプランナーの役割です。挙式のプランが決まった後は、式場や衣装、披露宴の準備なども行います。
結婚式の当日も、ウェディングプランナーの腕の見せ所です。当日のプランナーは、進行をサポートし、プラン通りの流れ、雰囲気が実現できるように挙式を見守ります。
以下では、1日のスケジュール例を挙げてウェディングプランナーがどのような仕事をしているのかを紹介します。
ちなみに、ウェディングプランナーの平均年収ややりがいなど、もっと詳しい情報を知りたいという方は下記の記事にまとめてありますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
1日のスケジュール例
ウェディングプランナーの1日のスケジュールは、挙式がある日とない日で多少変わります。挙式がない日は、プランナーも一般の会社員と同じようなスタイルで働いていることが多いです。
出勤
通常業務の場合は、プランナーも就業開始時間に合わせて出勤をします。
この仕事に就いている人は、土日祝日は出勤日となるのが一般的です。
完全週休2日制でない職場もあるため、「ゆっくりと休めない」などの悩みを抱えるプランナーもいるようです。入社前に勤務日などをよく確認しておけば、このような問題も避けられる可能性があります。
スタッフとの打ち合わせ
社内のスタッフが揃っている時間帯には、挙式の準備の打ち合わせなどを行うことが多いです。
時間にゆとりがある時は、自分のメールをチェックしたり、取引先の業者に電話をかけたりといった事務作業をこなすこともあります。
挙式相談
結婚を予定している人から相談予約が入っている場合は、ウェディングプランナーが面談をしてヒアリングを行います。
サービスのシステムや料金を紹介したり、予算に合ったプランを提案して契約をおすすめしたりするのも、プランナーの仕事です。
自分の提案で新規の契約がとれる可能性がある点は、プランナーの仕事のひとつのやりがいと言えます。ノルマがない職場を選べば、プレッシャーも少なく済むでしょう。
休憩
通常業務の日は、挙式相談などの前の仕事が大幅に長引かない限り、適当な時間に昼休みがとれることが多いです。
挙式のリハーサル
リハーサルの進行管理も、ウェディングプランナーの仕事のひとつです。
一定の時間をかけてリハーサルを行う式場では、カップルだけでなく両親にも参列してもらって、感想をヒアリングするケースがあります。
リハーサルの際にプランナーが行うのが、演出内容の確認や問題点の洗い出しなどです。
退社
1日の仕事が終われば、ウェディングプランナーも退社ができます。ただし、夕方以降に挙式相談の予約が入っていたり、事務作業などが残っていたりすると、残業が発生することもあります。
ウェディングプランナーの志望動機のアピールポイント
志望動機は、伝え方次第で自分をアピールする材料になります。履歴書や面接の志望動機で自分をアピールしたい時は、仕事で求められるスキルを意識して内容を考えてみましょう。
ウェディングプランナーの志望動機で伝えておきたいのが、次のようなアピールポイントです。
コミュニケーションが得意
コミュニケーション力は、アピールしておきたいポイントのひとつです。
結婚式の相談にのったり、自分の提案を相手に伝えたりするウェディングプランナーは、いろいろな人と円滑にコミュニケーションをするスキルが必要です。
コミュニケーションが得意な人は、「プランナーの素養がある」と評価してもらえる可能性があります。
企画や演出をするのが好き
自分で企画をしたり演出をしたりするのが好きな人は、企画力、演出力をアピールポイントとして伝えるのも効果的です。
ウェディングプランナーは、式のプランニングをするのが仕事です。自分のアイデアを実現していくスキルは、仕事をするなかでも求められてきます。
社会人としてのマナー
社会人としてのマナーも、伝えておきたいアピールポイントです。
さまざまな年代の人と接するウェディングプランナーは、敬語の使い方などの基本的な接客マナーや礼儀について知っていないと、スムーズに仕事ができない場合があります。
基本的なマナーが身についていることをアピールしておくと、よい評価に繋がるかもしれません。
結婚式のしきたりに詳しい
結婚式のしきたりに詳しいことも、志望動機のアピールポイントになります。結婚式場では、神前式などのいろいろなスタイルの結婚式が行われています。
プランナーには、しきたりを踏まえて最適な演出をするスキルが求められるでしょう。プライダルの専門資格をもっているときは、志望動機でアピールしておくと効果的です。
【例文】ウェディングプランナーの志望動機の書き方
履歴書の志望動機を書くときのコツは、説得力のある内容にすることです。採用担当者は、その人のこれまでの経歴を踏まえながら志望動機をチェックしています。
自分の経歴と照らし合わせて不自然にならない内容にするのが、説得力のある志望動機を書くうえでのポイントです。
ここでは、実際に3つのパターンの志望動機の例文を紹介しながら、重要な部分、注意すべき部分について解説をします。
同業界・同職種からの転職の場合
ウェディングプランナーの経験者は、キャリアが評価される一方で、「なぜ離職をしたのか」といった疑問を採用担当者に抱かせることがあります。
採用する側の疑問を解消できるような志望動機にするのが、ひとつのコツになるでしょう。
「大学を卒業後、ある結婚式場で3年ほどウェディングプランナーの仕事をしておりました。プロとしてもっと成長したいと考え、勉強のために専門学校に入学をしたのが、離職をした理由です。
専門学校では、欧米の結婚式のしきたりやヘアメイク、テーブルコーディネートなどを幅広く学びました。海外のお客様が多い貴社で、プロとしてお役に立ちたいと存じます。」
例文で重要なのが、離職をした理由を述べる部分です。「人間関係の問題があった」や「残業が多かった」などを理由に挙げると、評価が下がる可能性があるため注意をしましょう。
採用担当者に不信感を抱かせないためには、例文のように「勉強」などを理由に挙げるのがポイントです。
「なぜその会社を希望したのか」も、志望動機で伝えておきたいトピックです。「海外のお客様が多い」などの応募先の特徴に触れて理由を伝えると、内容に説得力が出せる可能性があります。
同業界・異職種からの転職の場合
ウェディング業界やホテル業界などで働いていた人は、ウェディングプランナーの採用選考で業界経験を評価してもらえるかもしれません。志望動機では、その職種を希望した理由を明確に伝えましょう。
「前職では、結婚式場を併設しているホテルでフロント業務を担当しておりました。人生の門出に立ち会える仕事に大きな魅力を感じたことが、応募を決意した理由です。
在職中にABC協会認定のプライダルプランナー検定2級を取得し、現在は1級合格のために勉強をしております。接客業務の経験や勉強で身につけた知識を活かして、貴社の業務に貢献したいと存じます。」
以上の例文では、ウェディングプランナーを志した理由の部分が特に重要です。印象に残ったエピソードなどを交えて理由を伝えると、さらに説得力が増すでしょう。
ウェディングプランナーのような専門職の求人の場合、業界での経験や専門知識がまったくないと、選考にも悪影響を及ぼすことがあります。
「同業界で接客業務の経験があること」や「専門資格を取得したこと」などを伝えておけば、職種の仕事が未経験でも評価される可能性がでてくるでしょう。
異業界・異職種からの就・転職の場合
ウェディングプランナーは、業界、職種が未経験でも採用される可能性がある職種です。仕事に役立つ経験や資格があれば、さらに有利になるでしょう。
「人に喜んでもらえるウェディングプランナーの仕事に、大きな魅力を感じております。
以前に勤務をしていたアパレルショップでは、お客様の要望を聞いてコーディネートのアドバイスをしたり、店内のディスプレイを企画したりすることもたびたびありました。
知人の結婚式に参列したことがきっかけで、本格的にウェディングプランナーを目指すようになり、現在は専門学校に通ってブライダルの知識を学んでおります。
前職の経験や学んだ知識を生かしてお役に立ちたいと考え、求人に応募をいたしました。」
例文で重要になるのが、ウェディングプランナーを志した理由の部分です。
お客様に喜んでもらえたエピソードや社内での評価などを盛り込んでおくと、自分のスキルを採用担当者に理解してもらえる可能性があります。
未経験者の場合、やる気だけをアピールしてもなかなか採用までたどり着けないケースもあるため、キャリアの伝え方に少し注意が必要です。
例文のように、前職の経験をウェディングプランナーの仕事に活かせることを伝えておけば、未経験者でも採用される見込みがでてきます。
ちなみに、「志望動機の基本的な考え方を確認しておきたい」という方は、下記の記事に基礎的な部分から細かくご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
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ウェディングプランナーの志望動機を書こうとしても自分ならではのアピールポイントが見つからなくて書けないという人もいるでしょう。
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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
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