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「仕事ができない自分辛い・・・」乗り越えるには〇〇の工夫が9割

「自分ってなんでこんなに仕事できないんだろ・・・辛いし辞めたい・・・」と感じていませんか? そこで本記事では仕事ができない辛さを乗り越えられる方法をご紹介いたします。

誰でも気楽にトライできるものばかりですので、少しでもお役に立てれば幸いです。

誰でも最初から仕事ができるわけじゃない

「自分ってどうやら仕事できないみたい・・・」

「周りはそつなくこなしてるのに、自分は指摘されてばっかりで冷たい目で見られてるし本当に辛い・・・仕事辞めたい・・・」

このように、仕事ができないことで辛い思いをしている方は多いことと思います。

毎日のように上司から小言を言われたり、先輩社員から「こんなこともわかんないの?」といった態度を取られると本当に辛いですよね。

特に新卒入社してすぐや転職したてのタイミングはわからないことだらけで自己嫌悪に陥りやすくなります。しかし涼しい顔をして仕事をこなしている上司も先輩も、最初から仕事ができたわけではありません。

誰しも知識やスキル、経験が全くない状態から始め、仕事ができない時期を経たからこそ今があります。

「今は仕事ができなくても慣れればそつなくこなせるようになるはず」と考えた方が楽ですし、将来のために今頑張ろうと思えるはずです。

「そんなことはわかってるけど、自分はある程度経験を重ねてるのに一向に仕事ができるようにならなくて困ってるんだ」という声が聞こえてきそうですね。

中には働き始めて1年以上経っているのに仕事に慣れるどころかしょっちゅうミスを指摘されたり、同期との給与や役職の違いが明確になってきて不安や焦りを感じているという方もいらっしゃるでしょう。

人は誰しも最初から仕事ができるわけではないとお伝えしましたが、誰しも慣れれば仕事ができるようになるとも限りません。仕事にはやはり向き不向きが存在します。

その仕事に向いているかどうかはある程度働いて経験を重ねないとわからないため、まだ働き始めて数か月しか経っていないという方はもう少し粘ってみた方が後悔に繋がりにくいでしょう。

しかし1年以上働いているのに一向に良い兆しが見えないという方は、ひょっとすると今の仕事に向いていないのかもしれません。

その場合は改めて自分の得意不得意を洗い出し、一から仕事選びを行うことでしっかりと活躍できる仕事に巡り合える可能性があります。

ただ、「今すぐ転職っていうのもなぁ・・・」という方は多いと思います。できれば今の職場でできる対処法が知りたいですよね。

仕事ができない辛さを乗り越える3つの方法

では、一体どうすれば対処できるのでしょうか?結論からお伝えすると、仕事ができない辛さを乗り越えるには「考え方の工夫」が9割と言っても過言ではありません。

仕事ができない時期は誰にだってありますし、最初から本当に自分に合った仕事に就ける人は稀です。

しかし仕事自体を変えることは容易ではありませんし、上司に「もっと大目に見てもらえませんか?」とお願いするわけにもいきません。

そこで自分の考え方さえ工夫することができれば、同じ環境下でも仕事ができない辛さを乗り越えられるようになります。

ただ、考え方を工夫することも簡単なことではないため、人によってはある程度時間がかかるでしょう。

そこでここでは、仕事ができない辛さを乗り越える方法を大きく3つに分けてご紹介します。

考え方の工夫にトライしながらその他2つの方法も併せてやっていくことで、より短期間で辛さを乗り越えることができるでしょう。

【仕事ができない辛さを解消する3つの方法】

(1)考え方を工夫する方法
(2)働き方を工夫する方法
(3)気分をクリアにする方法

ここではそれぞれの具体的な方法をご紹介いたします。

考え方を工夫する方法

まずは考え方を工夫する方法です。具体的には下記の方法が挙げられます。

【考え方を工夫する方法】

(1)「いつでも辞められる」と考える
(2)「辛い=頑張っている証拠」と考える
(3)自分を下げずに他人を上げる
(4)「相手にも責任がある」と多少開き直る
(5)働いている目的を再確認する
(6)「会社のために生きているわけではない」と言い聞かせる

「いつでも辞められる」と考える

まずは「いつでも辞められる」と考える方法です。

仕事ができなくて辛い時、素直に「まぁいつでも辞められるし、本気でもう無理!ってなったら辞めよう」と考えると、今日一日はなんとか乗り越えられることが多いです。

そして翌日になるとある程度気分がリセットされ、また辛くなったときに「いつでも辞められる」「仕事なんて他にいくらでもある」と考えることでまたその一日を乗り越えやすくなります。

これを毎日繰り返していくと、「あれ?気づいたらあれから1ヶ月も経ってる。前よりは少しマシになったし、今は辞めなくても良いかな」と思える可能性もあります。

仕事の辛さには波があり、今は最悪な気分でも少し経つと緩和することがあるため、この方法を試してみるのもひとつです。

「辛い=頑張っている証拠」と考える

次に、「辛い=頑張っている証拠」と考える方法です。仕事も勉強も趣味も、何事においてもそうですが、真剣に頑張らばなければ「辛い」という感情は生まれないものです。

「自分は仕事ができないダメ人間だ」と感じるのは、より高い成果を上げようと真摯に取り組み、努力している何よりの証拠です。最初からやる気がない人はわざわざそんなことを感じません。

「”辛い”と感じるのは頑張ってる証拠なんだ。自分ってえらいな」と考えることで自己肯定感が増し、少し気分が軽くなるでしょう。

自分を下げずに他人を上げる

次に、自分を下げずに他人を上げる方法です。

「あの人は1時間もかかってないのに、自分はまだ半分も終わってない・・・自分はなんてダメなんだ・・・」など「自分は仕事ができない」と落ち込む時、たいていは上司や先輩、同僚など周りの人と自分を比較しているものです。

そこで「自分はダメだ」と自分を下げるのではなく、「あの人はなんてすごいんだ、尊敬するな」「きっと陰ですごい努力をしてるんだろうな」と他人を上げる方法が有効です。

自分を下げないことで自己肯定感を下げずに済むほか、「あの人のレベルに追いつけるように少しずつ頑張ろう」と現状をポジティブに捉えやすくなります。

「相手にも責任がある」と多少開き直る

次に、「相手にも責任がある」と多少開き直る方法です。指摘されたことを素直に反省できるのは責任感があるからこそできることでとても素晴らしいですが、責任を抱え込みすぎるのも良くありません。

時には「たしかに〇〇についてはこっちの不注意だったかもしれないけど、資料を確認する時に部長が教えてくれればなんとかなったかもしれないじゃん」と、多少開き直ってストレスを回避するのも一つです。

また自分の仕事のできなさが辛い時、真面目な方ほどこのように感じるのではないでしょうか?

「会社に無駄な給料を払わせてるようで申し訳ない」
「こんなやつ採用するんじゃなかったって思われてるかも」
「やっぱり任せなきゃ良かったって思われてないかな」

しかし、時には多少開き直ってこのように考えてみてはいかがでしょうか?

「未経験者だってわかってて雇ったんだから、仕事に慣れるまでの教育コストを会社が負担するのは当たり前
「採用を決めたのはこの会社なんだから、こっちは悪くない
「メイン業務じゃないのに引き受けてあげてるんだから文句言わないでほしい」

このように多少開き直って考えることで辛い気分が和らぎます。ただし、このような考えを態度や表情に出してしまうと人間関係の悪化にも繋がりますので、あくまでご自身の心の中に留めておきましょう。

働いている目的を再確認する

次に、働いている目的を再確認する方法です。

「仕事ができないって悩んでるけど、そもそも自分はこの仕事ができるようになる必要があるのか?」と一度立ち止まって考えることで、責任を抱え込みすぎるのを防げます。

また今自分が働いている目的を再確認することで、今まで忘れかけていた”理想のゴール”を思い出すことができます。

「週末に美味しいご飯を食べるため」
「月に一回、趣味の旅行に行くため」
「将来子供に余裕のある暮らしをさせてあげるため」
「40代には海外に移住してのんびり暮らすため」

このように働く目的を再認識することで、「そうだ、自分はこれのために働いてるんだった!そのためならもうちょっと踏ん張れるかも」と気持ちを高められる効果もあります。

「会社のために生きているわけではない」と言い聞かせる

最後に挙げられるのが、「会社のために生きているわけではない」と自分に言い聞かせる方法です。

突然ですが、皆さんは何のために生きていますか?少々スケールの大きい質問になってしまいましたが、「会社のため」と答える方はゼロに近いのではないでしょうか?

「大切な人と穏やかな日々を過ごすため」
「自分が生きた証を残すため」
「若いうちに稼いで、将来はのんびりと過ごすため」

答えはさまざまだと思いますが、私たちが生きているのは会社のためではなく自分や自分の周りの大切な人のためで、働くことは生きるための手段だと考えている方がほとんどでしょう。

だからこそ、仕事に行き詰まって辛くなった時には「自分は自分自身やあの人のために生きてるのであって会社のために生きてるんじゃない。だから仕事ができなくたってそこまで気に病む必要はない」と考えてみると、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか?

働き方を工夫する方法

次に、働き方を工夫する方法です。具体的には下記が挙げられます。

【働き方を工夫する方法】

(1)自分ができることの比重を増やす
(2)一度周りの意見を実践してみる

自分ができることの比重を増やす

まずは自分ができることの比重を増やすことです。仕事ができないと悩んでいる方にも、「これだけはミスなくできる」「これなら人並にこなせる」というものがひとつはあるはずです。

そこで、自分がどうしても苦手だったり時間がかかってしまう業務を同僚にやってもらう代わりに、自分が問題なくこなせる業務を引き受けてみるのはいかがでしょうか?

あまりに重いタスクでない限り同僚にとってもWin-Winになるでしょうし、「この前はありがとう」と缶コーヒーのひとつでも奢ってあげれば後腐れもないはずです。

一度周りの意見を実践してみる

また、上司や先輩などの周りの人の意見を一度素直に取り入れて実践してみる方法も効果的です。

たとえば営業の仕事でなかなか契約が取れずに悩んでいる時、先輩から「もっとこうした方が良いよ」ともらったアドバイスが自分的に納得のいくものでなかったとしても、騙されたと思って一度実践してみるのです。

言われた通りにやったら案外うまくいくことも多いですし、もしそれが上手くいかなくても他人のせいにできるので気持ちも楽です。

「そういえばあの時〇〇さんにアドバイスもらったけどスルーしちゃってたなぁ」という覚えがある方は、ぜひ騙されたと思って実践してみてください。

気分をクリアにする方法

最後に、気分をクリアにする方法です。

【気分をクリアにする方法】

(1)転職サイトを見てみる
(2)自分に向いてる仕事が他にあるか調べてみる
(3)活躍できる趣味・習い事に没頭する

転職サイトを見てみる

まずはなんとなく転職サイトを見てみる方法です。

たとえば「今後引っ越ししたいな」と思い立った時、まだいつどこに引っ越すか具体的に決まっていなくても、なんとなく物件情報サイトをチェックしているだけで想像が膨らみワクワクしたという経験はありませんか?

あれと同じ原理で、特に転職しようと決め切っていなくても求人サイトをなんとなくチェックしているだけで転職後の想像が膨らみ、一時的に気分を高めることができます。

場合によってはすごく気になる仕事や職場が見つかり、「この仕事に就くために今の会社でもうちょっと経験を積んでおこう」とモチベーションがUPするかもしれません。

自分に向いてる仕事が他にあるか調べてみる

次に、自分が向いてる仕事が他にあるかを調べてみる方法も効果的です。様々な転職サイトで色んな職種の仕事内容を紹介しているため、スマホさえあればすきま時間にチェックすることができます。

今まで知らなかった職種を知ることで「この仕事面白そう!」「この仕事ならきっと向いてるはず!」などと運命の出会いを果たせるかもしれません。

今すぐには転職に踏み切らなくても「この仕事に就くために今頑張ろう」と思えるかもしれませんので、ぜひチェックしてみることをおすすめします。

ちなみに転職エージェントの専属キャリアアドバイザーに相談すると、本当に自分に合っている仕事や職場をカウンセリング(弊社は完全無料)してもらえるため便利です。


仕事選び

活躍できる趣味・習い事に没頭する

また、自分が活躍できる趣味や習い事に没頭するのも良い方法です。

仕事ができないと悩み続けていると、人はどんどん自己肯定感を失っていってしまいます。自己肯定感を失うと、ただでさえ上手くいかなかった仕事により一層身が入らなくなり悪循環を起こしかねません。

そこで「このゲームだけは強い」「ケーキだけは美味しく作れる」など、趣味や習い事といった自分が活躍できる(しやすい)ものに全力で没頭することで自己肯定感を少しでも高めることができれば理想的です。

仕事ができない原因

さて、ここまでで仕事ができない辛さを乗り越える方法をご紹介いたしましたが、今ご紹介したのはあくまで応急措置です。でもできることなら、根本的に仕事ができるようになりたいですよね。

そこでここからは、仕事ができない原因とその原因をもとにした改善方法をご紹介いたします。まずは原因を見ていきましょう。

仕事環境を整えられていない

まずは仕事環境を整えられていないことで、具体的には下記が挙げられます。

【仕事環境を整えられていない】

(1)暇すぎる
(2)デスク・デスクトップが整理されていない

暇すぎる

まずは暇すぎることが挙げられます。仕事ができないと悩んでいる方の中には「ダラダラと仕事を進めてしまう」「つい手を抜いてしまう」という方もいらっしゃるでしょう。

すぐにサボる自分はなんてダメ人間なんだと落ち込んでいる方もいらっしゃるかと思いますが、ひょっとすると業務量が少なすぎることが原因でだらけたりサボってしまっているのかもしれません。

デスク・デスクトップが整理されていない

次にデスクやデスクトップが整理されていないことも仕事ができない原因として挙げられます。

デスクやデスクトップがごちゃごちゃしていると、いざという時に必要な資料がすぐに見つからないなど業務スピードの低下に繋がったり、使用するデータを間違えてしまうなどのミスに繋がります。

スケジュール・業務の管理不足

次に挙げられるのがスケジュール・業務の管理不足で、具体的には下記が考えられます。

【スケジュール・業務の管理不足】

(1)優先順位のつけ方を知らない
(2)スケジュール管理ができていない
(3)自分の中での納期を設けていない
(4)時間に制約を設けていない

優先順位のつけ方を知らない

まずは優先順位のつけ方を知らないことが原因として挙げられます。優先順位をつけないまま仕事を進めると「アレもやらなきゃコレもやらなきゃ」と焦りやミスに繋がります。

複数のタスクを同時並行的に行うのではなく、緊急度と重要度の高いものから順に一つずつ片付けていくことでスピーディーかつ正確に仕事を進められるようになるでしょう。

スケジュール管理ができていない

次にスケジュール管理ができていないことも仕事ができない原因として挙げられます。

今日一日のスケジュールの把握はもちろん、今週までに終わらせる必要があるタスクはなかったか、今月中に対応しなければならないタスクは何だったかなど、細かいスケジュール管理ができていないと納期漏れや業務スピードの鈍化に繋がります。

自分の中での納期を設けていない

次に、自分の中での納期を設けていないことも仕事ができない原因になり得ます。

たとえば上司から「この資料、今週中にまとめておいてくれる?」と依頼されたとします。この時、「今週中=金曜日までに終わらせればOK」と考えてしまっていませんか?

このように与えられた期限に合わせて仕事を片付けようとしてしまうと、すぐに対応が必要なイレギュラー業務が発生した場合、期限に間に合わなくなる可能性があります。

また「この資料なら小一時間くらいでできるだろう」と考えていたものが、実はデータの収集にものすごく時間がかかるものだった場合、簡単に納期漏れを起こしてしまいます。

しかし「今週中」という期限に対して自分の中で「木曜日までに終わらせる」など、前倒しで納期を設けていればこのようなリスクを回避できる他、納期よりも早めに仕事を上げられるため「仕事ができる人だ」と思ってもらいやすくなります。

時間に制約を設けていない

次に、業務に取り掛かる際に時間に制約を設けていないことも仕事ができない原因として挙げられます。皆さんは仕事に取り掛かる際、時間を意識する習慣があるでしょうか?

「この資料作成は11時までに終わらせよう」「この数値入れ、前は40分かかったから今回は35分を目指そう」など、業務一つひとつにかける時間に制約を設けていないとついついだらけてしまい、業務スピードが落ちてしまいます。

アクション不足

次に触れるのはアクション不足で、具体的には下記が挙げられます。

【アクション不足】

(1)反省不足
(2)メモ帳を持っていない
(3)報・連・相ができていない
(4)業務の目的を根本的に理解しようとしていない
(5)根拠を考えてから行動していない

反省不足

まずは反省不足です。一度指摘を受けたことやミスしてしまったことの「どの部分が原因で失敗してしまったのか」をじっくりと腰を据えて反省していない場合、再び同じ失敗を繰り返すことに繋がります。

同じミスを繰り返してしまう、しょっちゅう同じことで指摘されてしまうという方はこの反省不足が原因かもしれません。

メモ帳を持っていない

次に挙げられるのがメモ帳を持っていない(メモを取る習慣がない)ことです。

指示されたことをすぐに忘れてしまったり、タスクの期限がいつだったか忘れてしまったり、会議で議題に上がったことを思い出せないという方はメモを取る習慣が欠けているのかもしれません。

報・連・相ができていない

次に挙げられるのが報・連・相ができていないことです。たとえば、皆さんは下記のようなちょっとした報告、連絡、相談を徹底できているでしょうか?

「先日ご指示いただいた資料ですが、現在8割ほど完成している状態です。ただ今週は突発業務に追われているため、期限ギリギリでの提出になります。」

「先方から商談の日程をリスケしてほしいとのことだったので部長のスケジュールが空いていた12/2(火)の14時~で仮抑えさせていただきましたが、問題ございませんでしょうか?」

一見今すぐ伝える必要のなさそうな情報でも、連携が遅れることで業務全体の進捗が遅れたり、調整が難しくなることがあります。

またこういった報・連・相を細かく行わないまま先回りした行動をすると、それが逆に大きな失敗に繋がったり、周りの仕事を余計に増やすことにもなりかねません。

「上司が忙しそうだから話しかけづらい」という方もいらっしゃるかと思いますが、その気遣いが仇(あだ)となっている可能性があります。

業務の目的を根本的に理解しようとしていない

次に、業務の目的を根本的に理解しようとしていないことが挙げられます。

たとえば、原宿にあるカフェAの知名度を高めるために「20代女性」を狙ったスイーツフェアを開催、SNS映えするスイーツを販売することでSNS上で拡散してもらおうということになったとします。

そこでスイーツフェア初日の目標集客数を達成するために街頭でチラシを配ることになり、「人通りが多いから」という理由で東京駅の構内でチラシを配ったとしたらどうでしょうか?

たしかに人通りは多いですが、本来の目的は「原宿のカフェAに20代女性を集めてSNSで拡散してもらうこと」だったはずです。

東京駅は原宿から離れていますし、ターゲット層以外の人が多く、チラシを受け取ってもらってもお店には来てくれる可能性は低いでしょう。

このように、その業務の本来の目的や取り組む背景が何だったかをきちんと理解していなければ、良かれと思って行動したことで逆に周りに迷惑をかけたり、ただ言われたことを消化するだけになる可能性があります。

根拠を考えてから行動していない

先ほどの内容と近いですが、根拠を考えてから行動していないことも仕事ができない原因として挙げられます。

何か行動を起こす前に「この行動を起こすことでどんな効果を得られるのか」「なぜこの行動を起こすことでその効果が得られるのか」といった根拠の部分を考えておかなければ、せっかく努力して行動を起こしてもその方向性がずれてしまう可能性があります。

体調不良

最後に挙げられるのは体調不良で、具体的には下記が考えられます。

【体調不良】

(1)寝不足
(2)疲れが取れていない

寝不足

まずは寝不足が挙げられます。動画や漫画、SNSが気になり、朝7時には起きないといけないのについ夜更かししてしまうという方は多いことと思います。

しかし、個人差はありますが人はだいたい6~8時間くらいの睡眠時間が必要だと言われています。十分な睡眠がとれていないと注意力が低下し、些細なミスをしやすくなってしまいます。

疲れが取れていない

次に、きちんと疲れが取れていないことが挙げられます。残業続きの方や休日も仕事のことが頭から離れないという方は慢性的に疲れが溜まっている可能性があります。

疲れが取れない状態が続くとミスが増え、作業能率が下がり、覇気がなくなって仕事に身が入らなくなるほか、上司からの印象も悪くなりやすくなります。

仕事ができるように改善するコツ

では、仕事ができるようになるにはどうすれば良いのでしょうか?ここからは改善方法をご紹介します。

仕事環境を整える

まず挙げられるのは仕事環境を整える方法で、具体的には下記が挙げられます。

【仕事環境を整える】

(1)前倒しで業務を進める
(2)デスク・デスクトップを整理する

前倒しで業務を進める

まずは前倒しで業務を進める方法が挙げられます。毎日余裕のない状態で働いている方は、ちょっと余裕ができたタイミングでここぞとばかりに前倒しで仕事を進めてしまいましょう。

それ以降、常に前倒しで仕事を進められるようになるため心に余裕が生まれ、ミスにも事前に気づきやすくなります。

また仕事が少なすぎることが原因で仕事に身が入らないという方も、翌日の仕事を先回りして終わらせることでだらけにくくなる他、周りから「仕事が早い」と思ってもらえるようになるかもしれません。

ただし業務量が少なすぎてストレスだという方は、場合によっては上司に業務量の調整を相談するのもひとつです。

デスク・デスクトップを整理する

次に、デスクやデスクトップを整理する方法です。

デスクやデスクトップを整理することで資料を探す時間を短縮できるほか、使用するデータ・資料の間違いが減ったり、集中力がUPする効果も見込めます。

身の回りが雑然としているという方は、毎週金曜日など仕事終わりのタイミングで少し整頓して退勤する癖をつけると、負担なく綺麗な状態を保てるでしょう。

スケジュール・業務管理を徹底する

次に挙げられるのはスケジュール・業務管理を徹底する方法で、具体的には下記が挙げられます。

【スケジュール・業務管理を徹底する】

(1)優先順位をつける
(2)一日のスケジュールにタスクを組み込む
(3)前倒しの納期を設定する
(4)タスクの時間を計る

優先順位をつける

まずは優先順位をつける方法です。優先順位のつけ方がよくわからないという方は、下記の図を参考にしてみてください。

この図の(1)の部分が最も優先度が高く、(4)の部分が最も低いということになります。

自分の仕事を全て洗い出してこの図に当てはめ、まずは優先度をつけてみましょう。そして(1)(2)に当てはまるものはその中で着手する順番を決め、それぞれ期限を設けます。

また、残った(3)(4)にもそれぞれ着手する順番をつけて(1)(2)を進める中でのすきま時間にこなせば、抜け漏れなく業務を処理できるはずです。

一日のスケジュールにタスクを組み込む

次に、一日のスケジュールに必要なタスクを組み込む方法です。たとえば今日一日でやるべきタスクが下記の通りだったとします。

・企画立案(約2h)
・メール返信(約30m)
・プレゼン資料作成(約1.5h)

※それ以外の予定
・クライアントとの打ち合わせ(14時半~約1h)
・社内会議に出席(16時~約1h)

この場合、下記のようにその日に必要なタスクをスケジュールに組み込むことで、抜け漏れなくこなせるほか、「このスケジュール通りやらないと」と集中力がUPする効果が期待できます。

前倒しの納期を設定する

次に、前倒しの納期を設定する方法です。与えられた納期の通りに仕事を進めるのではなく、自分の中での前倒しの納期を設けてそれまでに仕事を終わらせることで納期漏れを防ぐことができます。

また、業務を依頼してきている側としては本来の納期よりも前倒しで終わらせることで助かるケースが圧倒的に多く喜ばれるほか、「仕事ができる人だな」と思ってもらいやすくなります。

タスクの時間を計る

次に、タスクの時間を計る方法です。

つい業務スピードが遅くなりがちだという方は、資料作成やデータ収集などの作業系の業務を行う際にストップウォッチやタイマーを使用することで集中力をUPさせ、業務スピードを上げることができます。

ちなみに、ただ時間を計るだけでなく「前は1時間かかったから、今回は50分を目指そう」などと目標を設定することで、よりモチベーションを高めることができます。

アクションを工夫する

次に挙げられるのはアクションを工夫する方法で、具体的には下記が挙げられます。

【アクションを工夫する】

(1)過去の失敗を洗い出して傾向を把握する
(2)メモを取る癖をつける
(3)報・連・相はこまめに行う
(4)業務に着手する前に目的・背景を確認しておく
(5)根拠を明確にしてから行動する
(6)知識量を増やす
(7)転職活動を始める

過去の失敗を洗い出して傾向を把握する

まずは過去の失敗を洗い出して傾向を把握する方法です。

「今回は最終チェックが1回だけだったから、次回からは2回に増やそう」
「このタイミングで部長に相談していれば失敗しなかったと思うから、次回からは相談する習慣をつけよう」

このように、自分の失敗の傾向を把握することで次回以降改善することができ、失敗を減らすことができます。

メモを取る癖をつける

次に、メモを取る癖をつける方法です。メモ帳を常に持ち歩き、会議中はもちろん、上司や先輩からアドバイスをもらった時などはその場でメモに残すようにして後から見返せるようにしましょう。

ただ、メモを書いたら書きっぱなしという状態では後から見返した時に何についてのメモかわからなくなってしまいます。

たとえば内容を定期的にGoogleスプレッドシートにまとめたり、それが面倒ならメモ帳の左をその場のメモ用に、右側を後からまとめる用にするなどの工夫が可能です。

報・連・相はこまめに行う

次に、報・連・相はこまめに行う方法です。

特に先回りした行動をして注意されることが多いという方や、「なんでもっと早く言わないかなぁ」と小言を言われることが多い方は、報・連・相をこまめに行うことで失敗を防げます。

ただ、忙しそうな上司に時間を取らせるのは申し訳ないと感じる方もいらっしゃるでしょう。そういった方は、緊急の要件でない限り社内チャットツールやメールで一言入れておくだけでもOKです(職場の空気感に合わせましょう)。

口頭で伝えたい場合であれば、下記の流れを真似してみてください。

【忙しい上司に報・連・相を行う際の流れ・例】

(1)「お疲れ様です。お忙しいところ申し訳ございませんが、今1分ほどお時間よろしいでしょうか?

(2)「〇〇と考えてるので〇〇しようと思うのですが、問題ございませんか?」

「1分ほどよろしいでしょうか?」とどのくらい時間がかかるかを具体的に伝えたうえで、「こう考えてるのでこうしようと思うのですが、問題ございませんか?」と相手が「YES」か「NO」で答えられるような質問の仕方をすると、相手への負担を極限まで減らせます。

業務に着手する前に目的・背景を確認しておく

次に、業務に着手する前に目的や背景を確認しておく方法です。

先ほど仕事ができない原因の部分でご紹介したカフェAの例を思い出していただきたいのですが(※下記「カフェAの事例」参照)、目的とずれないようにするためにはその業務の根本的な目的や、それをやろうとしている背景をきちんと把握することが大切です。

【カフェAの事例】

たとえば、原宿にあるカフェAの知名度を高めるために「20代女性」を狙ったスイーツフェアを開催、SNS映えするスイーツを販売することでSNS上で拡散してもらおうということになったとします。

そこでスイーツフェア初日の目標集客を達成するために街頭でチラシを配ることになり、「人通りが多いから」という理由で東京駅の構内でチラシを配ったとしたらどうでしょうか?

たしかに人通りは多いですが、本来の目的は「原宿のカフェAに20代女性を集めてSNSで拡散してもらうこと」だったはずです。

東京駅は原宿から離れていますし、ターゲット層以外の人が多く、チラシを受け取ってもらってもお店には来てくれる可能性は低いでしょう。

上司によってはそういった目的や背景を伝えたつもりになっていてあまり細かく教えてくれていない場合もありますので、そういった場合は臆せずこちらから確認するようにしましょう。

また、先回りした動きを取ろうと考えた時にもこの目的・背景を考えて、今自分が取ろうとしている行動が本当に意味のあるものなのか、最終ゴールとずれていないかをしっかりと考えることが必要です。

そして可能な限り上司への報・連・相を欠かさないようにし、分からない部分については細かく質問するようにしましょう。

根拠を明確にしてから行動する

次に、根拠を明確にしてから行動する方法です。

こちらも先ほどのカフェAの例を考えていただくとわかりやすいですが、チラシ配りを始める前に「なぜ東京駅で配るのか?」「東京駅で配ることでどんな効果が得られるのか」を改めて考えることで、本来の目的からズレることを防げます。

知識量を増やす

次に知識量を増やすことです。周りの会話についていけなかったり、知らないワードが多くて理解が追い付かないと悩んでいる場合、ひょっとすると知識量が追い付いていないだけの可能性があります。

そういった方は通勤途中の電車の中や休日のちょっとしたすきま時間を活用して、今の仕事で使える基本知識を取り入れると良いでしょう。

また自分の業界で活躍している経営者のSNSをフォローするなどして、日々の生活の中で自動的に仕事の最新情報が入ってくるような環境を作るのが手軽でおすすめです。

転職活動を始める

次に、転職活動を始める方法です。やはり仕事には向き不向きがあるため、あらゆる改善方法を試しても仕事ができるようにならないケースもあります。

そういった場合はまず自己分析から始め、自分がどんな仕事に向いているのかを明確にし、自分が活躍できる仕事にチャレンジすると良いでしょう。

もし「もちろんそうしたいのはやまやまだけど、何から始めれば良いのかわかんないし今はそんな気力すらないよ・・・」という方は、先ほども少し触れた転職エージェントを利用して転職を全面的にサポートしてもらう方法がおすすめです。

【転職エージェントとは?】

専属のキャリアアドバイザーが就職活動の準備~入社までをサポートしてくれるサービスです。

カウンセリングを通じて自分に合った仕事を紹介してもらうことができ、履歴書・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらえます。

転職エージェントを利用すると専属のキャリアアドバイザーから「本当に合っている仕事」をカウンセリングしてもらえるほか、必要に応じて書類・面接対策~入社までを徹底サポートしてもらえます。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは若年層に特化してサポートを行っている他、このようなメリットがあります。

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

「今の仕事を辞めるべきか客観的な判断がつかない」「自分でもできる仕事があるか気になる」という方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。


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生活習慣の改善

最後に挙げられるのは生活習慣を改善する方法で、具体的には下記が挙げられます。

【生活習慣の改善】

(1)睡眠の質を高める
(2)しっかりと休息をとる

睡眠の質を高める

まずは睡眠の質を高めることです。睡眠は食事と同じで、量も大事ですが質が何より重要です。食事も、量をたくさん食べたからといって身体に悪いものを食べていては健康にはなれませんよね。

睡眠も同じです。質の高い睡眠を確保することできちんと疲れが取れて仕事中の集中力の低下を防ぎ、より高いパフォーマンスを発揮することができます。

睡眠の質を高める方法はたくさんありますが、たとえば下記の方法が簡単で今日からでも取り組めます。

【睡眠の質を高める方法】

(1)寝る2時間前までに食事を終える
(2)ぬるめのお風呂に5~30分浸かる
(3)寝る前に5分間の換気を行う
(4)寝床では寝る以外のことをしない(読書を除く)
(5)起床後は太陽光を目に入れる

寝る2時間前までに食事を終えることで睡眠中の内臓への負担を減らすことができるほか、熱いお湯に浸かると身体が覚醒してしまうため、38度くらいのお湯にゆっくり浸かることでリラックス効果が期待できます。

また二酸化炭素濃度の高い環境で寝てしまうと、軽く首を絞められたような状態で寝ることになるため睡眠の質が低下します。そのため、寝る前に5分間程度窓を全開にして換気すると効果的です。

なお、寝る直前までベッドの上でスマホを触っているという方は多いと思いますが、寝床で寝る以外のことをしてしまうと脳が「ここは活動をする場所だ」と認識し眠くなりにくくなってしまいます。

唯一読書に関しては高いリラックス効果が認められているため、寝る前は読書以外のことをベットの上で行うのは控えるのをおすすめします。

また、起床後はカーテンを開けて太陽光をしっかりと目に入れることで体内時計をリセットできる他、セロトニンという物質が分泌されます。

これが夜寝る頃にメラトニンという物質に変化して眠気を誘ってくれるため、睡眠の質を高めてくれます。

しっかりと休息をとる

最後に、しっかりと休息をとることがとても大切です。ここでいう休息には、休日に家でゆっくり身体を休めることもそうですが、脳のONとOFFをしっかり切り替えることも含んでいます。

休日も仕事のことを考えてしまったり過去の失敗をくよくよ考え続けてしまうと、脳や心の疲れが取れない状態でまた働くことになります。

しかし、そのような疲れが取れていない状態で働くと余計に失敗が増えて悪循環に陥ります。

もちろん失敗を反省することはとても大切ですが、「反省する」ことと「悩む」ことは違います。反省して、次回以降の改善策を見つけたら過ぎたことは過ぎたこととして流していくことが大切です。

失敗を完全に忘れることは簡単ではありませんが、たとえば休日に自分の好きなことや楽しみに思える予定を入れて、目いっぱい楽しむことで実現できるのではないでしょうか?

仕事ができない人は転職できる?

ここまでで「やっぱり転職しようかな」と考えた方もいらっしゃると思いますが、「仕事ができない人間を雇ってくれる会社なんてないでしょ」と半ば諦めかけている方は多いかもしれません。

しかし本記事で何度かお伝えしたように、仕事には向き不向きがあります。たとえ今の仕事が上手くこなせなかったとしても、本当に自分に合っている仕事ならそつなくこなせるかもしれません。

本当に自分に合った仕事を見つけるには細かい自己分析を行い、どんな職種や働き方があるのかを調べ、最も自分の特性にマッチしたものを選ぶのが得策です。

少々時間と手間はかかりますが、ここを丁寧に行わなければまた自分が向かない仕事に就くことになりかねません。

もし一人ではとてもそんな気力がないという場合には、先ほどもご紹介した転職エージェントが非常に便利ですので、ぜひ一度チェックしてみてください。


仕事選び_2

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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