定時で帰れる仕事10選!残業が発生しにくい求人は〇〇がない
「定時で上がってプライベートを充実させたい」
「もっと時間に余裕のある生活を送りたい」
このように、残業が発生しにくい、定時で帰れる仕事に就きたいなとお悩みではありませんか?
そこで本記事では定時で帰れる仕事10選をご紹介いたします。定時で帰れる仕事の見極めポイントもお伝えしますので、少しでもお役に立てれば幸いです。
定時で帰れる仕事の見極めポイント
比較的残業が発生しにくく、定時で帰れる仕事はいくつか存在しますが、実際に定時で帰れるかどうかは職場によって異なります。
そこで具体的な職種をご紹介する前に、定時で帰れる仕事を見極めることができるポイントをご紹介いたします。ぜひ、実際に求人情報をチェックする際の参考にしてください。
シフト制である
まずはシフト制であることが挙げられます。シフト制であれば勤務時間がしっかりと決められており、定刻になれば必然的に交代することになるため、定時で帰りやすいです。
コールセンターのオペレーターや警備員、工場作業員などはシフト制であることが一般的で、他にも24時間体制で稼働している職場でもこの制度が採用されていることが多いです。
みなし残業制度がない
次に、みなし残業制度がない仕事も残業が発生しにくく、定時で帰りやすい傾向があります。みなし残業制とは、毎月固定の残業代が含まれた基本給が支払われる給与制度のことです。
たとえば月20時間分の残業代が基本給に含まれていた場合、月に10時間しか残業をしなかった場合でもその基本給は変わらず支払われ、超過分は別途支給されます。
このみなし残業制が採用されていない場合、企業は従業員が残業を行った分だけ追加で残業代を支払う必要があるため残業を推奨しない傾向があり、定時で帰れる可能性が高まります。
定時に消灯するなどの規則がある
次に、「定時に消灯する」「一定の時刻になるとパソコンが強制的にシャットダウンされる」といった規則が設けられている職場も定時で帰りやすいです。
中でも残業時間を減らす取り組みに力を入れている企業では、こういった定時で帰らざるを得ない工夫がなされていることが多く、残業を行うには事前に申請する必要があるなどのルールが敷かれています。
イレギュラー対応が少ない仕事である
最後に、イレギュラー対応が少ない仕事も定時で帰りやすい傾向があります。
イレギュラー対応が発生するとその対応に追われることで残業が生じやすくなりますが、工場作業員や一般事務職などのルーティンワークの傾向が強い仕事の場合は、イレギュラー対応が少なく定時で帰りやすいといえます。
とはいえ、自分がミスをしてしまった場合などはその修正対応が必要になるため、定時で帰るためには丁寧かつ着実に業務をこなしていくことが前提となります。
定時で帰れる仕事10選
では、実際に定時で帰れる仕事にはどういったものがあるのでしょうか?ここでは未経験、無資格でもチャレンジすることができる仕事に絞ってご紹介いたします。
受付
まずは受付です。これは企業や病院、モデルルームや商業施設などで来客対応を行う仕事で、来客対応をメインに一般事務の仕事をこなしていくイメージに近いです。
たとえば企業の受付の場合、訪問者の名前や勤め先、来訪の目的を確認し、必要に応じて取次ぎや施設案内を行ったり、入館証を渡すなどの対応を行います。
そのほか、顧客情報の登録・管理、来客数の集計や入館証の発行、備品の管理、電話・メール対応、データ入力や資料の作成、会議室の予約や来客・社内スタッフのスケジュール管理など、事務系の業務も幅広く行います。
業務の特性上イレギュラー対応が発生しにくいほか、受付時間は18:00までなどと詳細に定められていることが一般的なため、比較的定時で帰りやすい仕事になります。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りです。
【メリット】
・ビジネスマナーが自然と身につく
・高いホスピタリティが身につく
・残業が少ない傾向がある
【デメリット】
・品のある立ち振る舞いが求められる
・常に人目に触れるプレッシャーがある
・人の顔や名前を覚える必要がある
・職場によっては忙しい時間帯がある
中でも接客経験がある方、コミュニケーションスキルに自信がある方、臨機応変な対応が得意な方に向いています。
販売職
次に販売職です。これはスーパーや家電量販店、アパレルショップといった小売店や専門店で接客、販売を行う仕事で、顧客の要望に合わせてアドバイスや商材の紹介・説明を行います。
顧客の興味関心を引き出して売上に繋げるコミュニケーションスキルと細かい接客スキルが求められる仕事です。
販売職はシフト制が採用されていることが多いため、比較的定時で帰りやすい仕事になります。取り扱い商材によっては繁忙期に残業が発生することもありますが、基本的には定時で帰ることが可能です。
ただ、販売職は人手不足であることが少なくないため、事前に実際の残業時間について細かく確認しておくのが得策です。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りです。
【メリット】
・顧客と接しながら働ける
・接客スキルが身につく
・コミュニケーションスキルが高まる
【デメリット】
・休日が固定されにくい
・立ち仕事であるケースが多い
・年収の上り幅が比較的少ないケースが多い
・不特定多数の顧客と接するケースが多い
中でも人と接することが好きな方、コミュニケーションスキルに自信がある方、顧客のニーズを引き出して顧客のかゆいところに手が届くような対応を自ら進んで行える方に向いています。
介護職
次に介護職です。これは高齢者や障がい者の方が安全・安心に生活することができるように、身の回りのお世話や相談援助を行う仕事になります。
基本的には介護保険施設(老人ホームや介護老人保険施設などの総称)や個人宅で働きます。具体的にはデイサービスやホームヘルパー、介護福祉士といった仕事があります。
介護職もシフト制が採用されていることが多いため、定時で帰りやすい仕事の一つです。職種に関わらず「残業なし」と明記されている求人も多く見られます。
ただし、介護職は人手不足に陥っている職場も多く、求人の内容と実態に差があるケースもゼロではありません。そのため、事前に残業時間や従業員数について職場に直接確認することをおすすめします。
そのほか、メリット・デメリットは下記の通りです。
【メリット】
・接客・営業経験を活かせる
・資格を取得すればキャリアアップを目指せて収入UPに繋がる
・介護士の二ーズが高いため転職しやすい
【デメリット】
・体力が必要になる
・比較的年収が低めである
・利用者と相性が合わないケースがある
中でも人と接するのが好きな方、細かい部分に気が付きやすい方、コミュニケーションスキルに自信がある方に向いています。
警備員
警備員も定時に帰れる仕事の一つです。こちらもシフト制が採用されていることが一般的で、残業が発生しにくくなっています。
警備員といえば施設の巡回や交通整理を行っているようなイメージがあるかと思いますが、具体的な仕事内容は大きく下記の4つに分類されます。
【警備員の仕事内容・種類】
■1号警備(施設警備)
└ショッピングモールやオフィスビルなどで人々の身の安全を守る仕事。
■2号警備(交通整理)
└駐車場や工事現場など、歩行者を危険から守るために交通整理や誘導を行う仕事。イベントなどにおける雑踏警備も含む。
■3号警備(輸送警備)
└現金輸送車や美術品輸送車など、貴重品を運搬する際の警備を行う仕事。
■4号警備(身辺警備)
└政治家などの要人や芸能人などの安全を守るボディーガードの役目を担う仕事。
中でも2号警備(交通整理)の仕事は残業が発生しにくく、特に定時で帰りやすいと言われています。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りです。
【メリット】
・業務を覚えるのが簡単
・比較的シフトの融通が利きやすい
・基本的に一人で働くためマイペースに取り組める
【デメリット】
・長時間立ちっぱなしになることが多い
・外で勤務する際には暑さや寒さ、風や雨によるストレスがある
・不審者や万引き犯への対応が発生するリスクがある
中でも立ち仕事が苦にならない方やマイペースに働きたい方に向いています。
一般事務職
次に一般事務職です。これは書類作成や電話対応、来客対応といった一般的なオフィスワークを行う仕事で、具体的には下記のような業務を担います。
【一般事務職の仕事内容】
・データ入力
・電話・メール対応
・資料作成
・部署内外の連携
・来客対応
・郵便物の受取・郵送
・発注
・伝票処理 etc…
一般事務の業務は幅広いですが、基本的にルーティンワークのため、緊急で対応しなければならない案件が生じない限りは定時で帰りやすい仕事になります。
ただし、月末や年末、年度末などの繁忙期は業務量が増え残業が生じやすいため注意が必要です。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りとなります。
【メリット】
・ワークライフバランスを保ちやすい
・未経験からでもオフィスワークにチャレンジしやすい
・ルーティンワークが多くマイペースに働きやすい
【デメリット】
・地味な作業が多いため飽きやすい
・成果が数字で表れにくいため、努力や実績を評価してもらいにくい
中でもコミュニケーションスキルに自信がある方、臨機応変な対応が得意な方、ルーティンワークの職に就きたい方、人をサポートすることでやりがいを感じられる方に向いています。
建設作業員
建設作業員も定時に帰りやすい仕事になります。建設作業員の仕事は主に「大型工事・公共工事」「建築工事」の2種類に分けられ、それぞれ下記のような業務を行います。
【建設作業員の業務例】
■大型工事・公共工事
└道路や河川の改修、ダムやガス・水道・電気工事などを行う
■建築工事
└マンション・ビル工事のほか、宅地造成、区画整理などを行う
こういった工事においては、安全を確保する意図と近隣住民への配慮から、夕方以降は作業しないことが一般的です。
そのため建設作業員の仕事は基本的に日勤で、勤務時間が決められていることが大半となっており、定時で帰りやすい仕事となっています。
ただし、悪天候が続くなどの影響によって作業進捗が遅れた場合、工期に間に合わせるために休日出勤が求められるケースがあるため注意が必要です。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りとなります。
【メリット】
・仕事が形として残る
・需要が安定している
【デメリット】
・体力仕事である
・勤務開始時刻が早めである
・事故のリスクと隣り合わせである
・作業進捗が遅れると休日出勤を求められることがある
・日当制の場合、悪天候により休みになると収入が減る
中でも体力に自信のある方、黙々と作業に集中したい方、チームで働きたい方に向いています。
工場作業員
次に挙げられるのは工場作業員で、主にネジの取り付けや梱包といったライン作業やピッキング業務を行う仕事で、具体的な業務内容は取り扱い商材や職場によって異なります。
工場作業員はシフト制が採用されていることが多いほか、一日の業務内容が決まっていることが一般的です。加えてイレギュラー対応も発生しにくいため、定時で帰りやすい仕事となっています。
中でも大手企業の工場であれば従業員の労働時間の管理が細かく行われているため、より一層残業が生じにくいといわれています。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りです。
【メリット】
・覚えることが少ない
・思考力を必要としない作業が多い
・一人で完結する作業が多く、人間関係に悩まされにくい
【デメリット】
・体力仕事である
・ルーティンワークで飽きやすい
・事故のリスクがある
中でもルーティンワークの職に就きたい方、黙々と作業に集中したい方、思考力を使わない仕事に就きたい方に向いています。
ゴミ収集員
ゴミ収集員も定時に帰りやすい仕事になります。これはゴミ集積所を巡回してゴミを収集車に積み、ゴミの種類に合わせて複数の清掃工場へ運ぶ仕事です。
他にも、ゴミの分別が正しくなされているかのチェックや収集後の洗車、車両のメンテナンスなども行います。
ゴミの量や種類によって多少業務終了時刻に誤差はあるものの、ルーティンワークでイレギュラー対応がほとんどなく残業が発生しにくい仕事となります。
ちなみに、ゴミ収集員には民間業者に勤めるケースと公務員として働くケースがあり(公務員の場合「技能労務員」と呼ばれることが多い)、技能労務員の試験に合格する必要があることからも後者の年収がより高い傾向にあります。
そのほか、メリット・デメリットは下記の通りです。
【メリット】
・需要が安定している
・移動しながらの作業のため、ルーティンワークながらも飽きにくい
【デメリット】
・体力仕事である
・勤務開始時間が早めである
・悪天候でも稼働する必要がある
・汚れや匂いによるストレスがある
中でも体力に自信がある方、じっとしているよりも活動的に働きたい方に向いています。
オペレーター
次にオペレーターです。これは顧客への電話対応を通して顧客のニーズに応える仕事になります。
具体的には顧客から電話がかかってくる「インバウンド」と、こちらから顧客に電話をかける「アウトバウンド」の2種類の形態に大別されます。
インバウンドは顧客からの問い合わせへの対応や受注対応をする案件が多く、アウトバウンドは営業やアンケート調査を行うような案件が多いです。
中でも24時間体制で稼働している職場のオペレーターはシフト制が採用されていることが多く、定時で帰りやすくなっています。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りです。
【メリット】
・服装・髪型が自由
・人間関係に悩まされにくい
・電話対応スキルが自然と身につく
・職場によっては在宅勤務も可能である
【デメリット】
・クレーム対応が必要な場合がある
・説明が伝わらずストレスな場合がある
中でもコミュニケーションが得意な方、デスクワークに就きたい方、接客経験がある方、トラブル時にも冷静に対応できる方に向いています。
ビルメンテナンス
最後に挙げられるのはビルメンテナンスです。これはビルのあらゆる管理業務を行う仕事で、具体的には下記のような業務を行います。
【ビルメンテナンス 仕事内容】
■清掃業務
└フロアやトイレなどの日常的なメンテナンスを行う
■設備管理・保守点検業務
└電気・空調・ボイラーなどの設備の定期的なチェックを行う
■警備業務
└ビル内の巡回や入居者(テナント)の要望に応じて修繕の手配などを行う
ビルメンテナンスの仕事はこういった管理業務がメインのため、基本的にはイレギュラー対応が発生することが少なく、定時で帰りやすい仕事となっています(ビルのシステムにエラーが生じた場合や災害時には緊急対応が必要となり、残業が発生することがあります)。
また、24時間体制で管理をしている場合にはシフト制が採用されていることが多いため、勤務時間内に消化しきれなかった仕事は次のチームに引き継ぐケースが大半となっています。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りです。
【メリット】
・職場の選択肢が幅広い
・技術職としての側面が強く、手に職がつく
【デメリット】
・勤務時間が不規則になりやすい
・ミスできないプレッシャーがある
・携わる業務が幅広い
・常に勉強し続ける必要がある
中でも専門知識を身につけたい方、機械周りの取り扱いが得意な方に向いています。
定時で帰れるようになる方法
中には「今の職場で残業が続いていてストレス」という方も多くいらっしゃるかと思いますが、そういった方はいきなり転職を検討するよりも、まずは今の職場で定時に帰れる工夫をしてみることをおすすめします。
というのも、定時に帰ることができていない原因が自分の業務量や能率にあった場合、転職先でも同様の悩みを抱えることになりかねないからです。
そこで、まずは今の職場で下記のような工夫を行うことで残業時間を減らせるようチャレンジしてみるのが得策です。
【定時で帰れるようになる工夫】
■仕事を早く処理する工夫をする
└優先度の高いものから片付ける
└思考力を使う仕事は午前に回す
└前倒しで仕事を片付けておく
└報・連・相をこまめに行う
■周りに協力してもらう
└自分の苦手な業務を手伝ってもらう代わりに得意な業務のサポートを引き受けるなどの工夫を行うと、WINWINかつ業務スピードが上がり一石二鳥。
■業務量の調整を上司に依頼する
└日頃どのタイミングにどの業務をこなしているかをスケジュールに落とし込み、それを上司に提示して説明することで、業務量の多さを客観的に伝えることができる。
ただし、これらの工夫を行ってもなお状況が改善しない場合には、転職をするのも一つです。先ほどご紹介した定時で帰れる仕事や見極めポイントを参考に、転職活動を行ってみてください。
ちなみに、ただ「定時で帰れる」「忙しくなりにくい仕事に転職する」といったポイントばかりを重視してしまうと、本当に自分に合った仕事に就けず、後悔することになりかねません。
転職先を選ぶ際には事前に自己分析を行い、自分の性格や傾向に合った仕事や働き方を選ぶのが得策です。
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