転職で10月入社するメリット4選!教育を受けやすく区切りが良い時に転職したいならこの時期!
「10月頃に入社したいけど、本当にこの時期で問題ないのかな?」
いざ転職しようと思い立った時、特に慎重派の方は”どの時期に転職すべきか”で悩むことと思います。結論、転職において10月入社はメリットがあるため、自分に合っているタイミングかを見極めたうえで転職活動を進めるのが得策です。
本記事では10月入社のメリットをお伝えしたうえで、10月入社を決めるためのスケジュール例や転職活動で必要なこと、確実に10月入社を決めるコツをご紹介いたしますので、ぜひ参考にしていただけましたら幸いです。
転職における10月入社のメリット4選
改めてお伝えしますが、結論、転職における10月入社にはメリットが多くあります。具体的には下記の4つの理由が挙げられます。一つずつ見ていきましょう。
区切りよく仕事を始められる
まずは区切りよく仕事を始められることが挙げられます。多くの企業では4~9月、10~3月の半年ごとに期を区切り、通期、半期、四半期など”期”を軸に事業計画や目標を設定しています。
そのため転職先へ10月に入社する場合、期の終わりに仕事を終えてから退社し、期の初めに転職できるため、区切り良く仕事を始められるのです。
職場になじみやすい
次に、職場になじみやすいこともメリットとして挙げられます。先ほどもお伝えした通り10月から下期に入る企業が多く、このタイミングで人員配置が大きく変わる傾向があります。
そのため10月から働き始めた場合にはその部署に異動してきたばかりの人材がちらほらいたり、自分以外にも中途採用組がいることが想定されます。そういった環境であれば周りから浮きにくく、職場に馴染みやすいのです。
細かい教育を受けやすい
そして10月は人員配置が大きく変わる時期ということで、社内で異動してきた人材と中途入社の人材をまとめた研修が行われるなど、10月入社組に向けて受け入れ態勢を整えている企業が多いメリットがあります。
こういった大規模な研修では他部署の同期との繋がりを作るきっかけになるほか、時節柄歓迎会を用意している部署もあり、周りとの交流を深めやすい魅力もあります。
ボーナスの恩恵を最大限享受できる
最後に、ボーナスの恩恵を最大限享受できることがメリットとして挙げられます。というのも転職前と後の双方の企業でボーナスが用意されている場合、10月入社を果たすと下記のような利点があるからです。
(1)今の職場で夏ボーナスを受け取ってから転職できる
(2)転職先ではボーナスの算定期間初期から働ける
一般的にボーナスを受け取れる時期とボーナスの算定期間は下記の通りとなっていますが、ボーナスの支給については法律による定めがないため、職場の判断次第で退職の意思表示を理由にボーナスの支給額を減らされてしまう可能性があるといわれています。
その点10月入社を目指す場合、基本的には7月に転職活動を開始して8月後半~9月頭にかけて退職の申し出を行うことになるため(詳しくは後述します)、しっかりとボーナスを受け取ってから退職することができるのです。
また、転職先ではボーナスの算定期間初期から働けるため労働期間を理由にした減額を避けられるほか、自分の努力次第でボーナスに影響する分の成果を出しやすくなるのです。
【第二新卒エージェントneoからのワンポイントアドバイス】
10月は下期の開始時期ということで、企業が社員数の穴を埋める意図で求人を出す節はもちろんありますが、10月の人員確保はあくまで中間目標にすぎず、人事サイドは上期の開始月である4月ほどには差し迫っていません。
そのため10月入社を想定した求人には”ただ人員を確保するための求人”ばかりでなく、「新規プロジェクト推進のために専門性の高い人材を確保したい」「重要なポストに空きが出たためそこに配置できる有能な人材を確保したい」などのニーズがある求人の割合が増加する傾向にあります。
10月入社を狙う場合は、転職によって今より一層高みを目指したい方にとって「面白い」「ぜひチャレンジしたい」と感じられる求人に出会いやすくなるのです。
ただ、この後もお伝えしますが10月入社を狙う場合にはライバルが多いことが否めないため、ライバルに求人枠を奪われてしまうことを防ぐためにも転職エージェントを利用して細かい選考対策を行うのが得策です。
転職における10月入社のデメリット2選
では逆に、転職における10月入社のデメリットはないのでしょうか?考えられるものとしては下記の2点が挙げられます。
ライバルが多い
まずは求職者が増えやすくライバルが多い点が挙げられます。というのも、先ほどもお伝えした通り10月は時期的に区切りが良く、受け入れ態勢を整えている企業が多いことからも転職希望者が多い傾向があるからです。
人気の高い求人などは応募条件を満たしていてもなかなか内定をもらえないというケースも考えられるため、こちらはデメリットになり得ます。
選考や引継ぎをスムーズに進めにくい
また10月入社を狙う場合、選考や引継ぎをスムーズに進めにくいデメリットも見られます。
10月入社を目指す場合7月後半から8月にかけて選考を受けることになりますが、8月には夏季休暇を取得する企業が多く、面接の日程調整や選考に時間がかかるケースがあります。
また引継ぎを行うことになる9月の後半にはシルバーウィークがあるため、事前に余裕を持った引継ぎ計画を立てておかなければ、十分な時間を確保できない可能性があるため注意が必要です。
ちなみに、下記の記事では9月入社や11月入社にまつわる情報をまとめておりますので、これらの時期の入社も視野に入れている方はぜひ参考にしてみてください。
10月入社を目指す際の転職開始時期はいつ?
先ほど10月入社に向けたスケジュールについて触れましたが、実際にこの時期の入社を目指す場合はいつから転職を始め、どのように転職活動を進めていけば良いのでしょうか?
そこでここからは10月入社を目指す際の転職開始時期とスケジュールの立て方をご紹介いたします。
まずは10月入社を目指す際の転職開始時期についてですが、一般的に転職活動にかかる期間の目安は下記のようになっています。
(1)自己分析・情報収集・書類作成期間
└2~3週間
(2)応募・面接期間
└1~2か月
(3)内定・入社までの期間
└1~3ヶ月
これらを念頭に置くとわかりやすいですが、転職を行う際には入社したい時期のおよそ3ヶ月前から活動を始めるのが一般的です。
スムーズに転職活動が進めば2ヶ月程度で入社できることもありますが、選考スピードは企業ごとに異なるほか、なかなか内定をもらえなかったり、今の職場で引き留めに遭う可能性もゼロではありません。
そのため、10月入社を目指す場合には基本的に7月頃から転職活動を開始するのが無難です。慎重派の方は6月頃から始めるのも一つです。
ただし、8月に転職活動を開始して10月入社を実現させることも可能です。
転職に不慣れな方でも転職エージェントを利用すれば転職活動を全面的にサポートしてもらえますし、「できるだけ早く入社したいんです」と伝えれば1ヶ月程度で内定をもらうことも可能になります。気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。
10月入社を目指す際のスケジュールの立て方
では10月入社を目指す場合、どのようにスケジュールを立てれば良いのでしょうか?
転職のスケジュールを立てる際には、基本的に入社希望時期から逆算してスケジュールを立てます。今回の場合は10月入社がゴールとなるため、そこから逆算してスケジュールを組み立てます。
たとえば、およそ3ヶ月程度かけて転職活動を行おうと考えている場合には、逆算して7月から転職活動を開始させることになります。
自己分析、情報収集、求人選び(7/1~7/15)
まずは自分が活躍しやすい企業・職種選びの準備として自己分析を行います。自分の性格や得意分野、将来実現したいことなどを明確にすることで入社後のミスマッチを防ぐ大切なステップです。
自己分析が終わったら、今度は必要に応じて情報収集をしながら応募したい求人の選定を行います。
応募書類を作成する際には、特に志望動機など、企業ごとのビジョンや社風を考慮する必要があるため、書類作成の前に求人選びを行うようにしましょう。
応募書類の作成(7/10~7/20)
それが終わったら応募書類の作成を行います。転職の場合は履歴書に加えて職務経歴書を用意し、これまでの業務実績を細かく伝えてアピール材料とするのが一般的です。
応募、面接を受ける(7/20~8/10)
書類の作成が完了したら、随時求人に応募します。書類選考に通過すれば企業から電話やメールで連絡が届きますので、企業と面接日程を擦り合わせて面接を受けます。
転職における面接は就職とはまた違ったポイントをチェックされるため、必ず事前に面接対策を行うことをおすすめします。
内定獲得(8/15~8/25)
面接を終えた数日後、企業から連絡が来て無事内定となります。ちなみに、転職における面接は2回以上行われる場合もあれば1回で決まる場合もあります。
最終面接が終わってから内定通知が届くまでの期間は企業によって様々ですが、一般的には面接後3~5日以内に届くケースが多いです。中には面接時に「〇日以内にご連絡差し上げます」と伝えられる場合もあります。
退職の申し出(8/20~8/31)
就業中に転職活動を行っていた場合には、内定をもらってから今の職場に退職を申し出るのがベターです(内定をもらう前に申し出るとブランク期間が発生し経済面等々のデメリットが生じる可能性があるため)。
ちなみに、退職の意思を伝える場合にはあらかじめ伝え方を考えておかなければ引き留めにあったり気まずい思いをする可能性がありますので、円満退職を目指したい方はぜひ下記の記事も参考にしてください。
後任への引継ぎ、退職手続き(8/25~9月中)
無事退職の意思を伝えることができたら後任への引継ぎを行い、会社の指示に従って退職手続きを行ったうえで退職、新天地へという流れになります。
確実に10月入社を決めるコツ
さて、ここまでで10月入社を実現するためのスケジューリングについてお伝えして参りましたが、このスケジュール通りに転職活動を進めたからといって必ずしも10月入社に間に合うように内定が出るとは限りません。
特に初めての転職となると、書類や面接の対策が不十分でなかなか内定が出ないということもあり得ます。
不採用にした理由をわざわざ教えてくれるような企業はゼロに近いため、どうして不採用になったのかがわからないまま転職が先送りになっていくという悪循環も想定されるでしょう。
そこで、できるだけ確実に10月入社を実現したいという方には先ほどもお伝えした転職エージェントを利用するのが非常におすすめです。
【転職エージェントとは?】
専属のキャリアアドバイザーが転職活動の準備~入社までをサポートしてくれるサービスです。
カウンセリングを通じて自分に合った仕事を紹介してもらうことができ、書類・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらえます。
転職エージェントでは専属のキャリアアドバイザーが希望や性格から「本当に合った仕事」をカウンセリングしてもらえるほか、必要に応じて書類・面接対策~入社までを徹底サポートしてくれます。
たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは若年層に特化してサポートを行っているほか、このようなメリットがあります。
ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。
「希望時期に入社できるようにサポートしてほしい」「転職が不慣れで一人だと不安」という方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!