内定が出たのに決断できない理由

転職活動において、内定が出たにもかかわらずいざ承諾するとなるとなかなか決断できないという悩みはつきもので、実際にTwitter上にもこのようなつぶやきが多く投稿されています。

その企業に転職するのか、しないのかを決断するのがこんなに苦しいとは思いませんでした💦

転職の軸を決めて、職務経歴書をしっかり作成して、内定後のオファー面談までしていただいたのですが

全ての希望を満たすのは難しい
最後は自分で決断しないといけない
初めての転職、決断が難しいです😣

— テツロウ⚙️技術者のキャリア形成を考える (@tetsuro_design) November 22, 2022

転職活動したところ、内定頂きました〜！！
固定給与が７割ほどで、これは今と変わらない額でした。それにプラスして成績級とのこと。
…ですが、いざ公務員か内定先かどちらかを選ぶとなると、２週間やそこらで決断するのは、私にはすご〜く難しい…😢

— SUMIRE (@SUMIRE_humble) November 22, 2022

転職とりあえず3社から内定もらったんだけどなんだかいまいち決断が出来ず（ ; ; ）
改めて自担さんはすごいなぁって思った。あんな多忙な中、常に責任重大だし自分の決断で何人もの人が動くんだもんね。それに比べて私は自分のことすら中々決められなくてほんとしょうもないなぁ🫠

— 𝚖𝚒𝚞𝚗𝚊🧸ྀི (@miu19_o0) November 17, 2022

内定が出たにもかかわらず決断できない理由としては主に下記の理由が挙げられますので、一つずつ見ていきましょう。

今の職場を辞めることで後悔しないか不安だから

まずは、今の職場を辞めることで後悔しないか不安であることが挙げられます。

たとえば、上司と馬が合わないことが原因で転職しようと考えた場合を考えてみましょう。

上司に対する不満はあれど、給与･福利厚生といった職場の条件や仕事内容など、上司との関係性以外については今の環境に満足、納得している場合、｢今の職場を辞めて本当に後悔しないだろうか｣という迷いが生じやすいです。

特に人間関係といった”現職に対する不満”は、転職してもまた同様に生じる可能性があります。

そのため、こういった不満を解消するためだけに転職したいと考えている場合には｢転職先でも同じような悩みが生じたらどうしよう｣｢今よりもっと状況が悪化したらどうしよう｣といった不安を抱えやすく、決断が先延ばしになりがちなのです。

一方で、現職の不満に加えて｢新しいことにチャレンジしたい｣｢実力を評価してくれる環境で働きたい｣などのポジティブな転職理由がある場合には、現職と同じような不満を抱えることに対する不安とは別に”自分の希望を叶えたい”というWANTが生じるため、比較的転職の決断をしやすいでしょう。

複数社から内定が出たから

また、複数社から内定が出ていることも内定承諾を決断できない時の理由として挙げられます。A社とB社から内定が出たものの、どちらも魅力的で甲乙をつけがたいと悩むこともあるでしょう。

また第二、第三希望の企業から内定が出たものの、第一希望の企業ではないからこそどちらをとっても変わらないような気がして迷うといったケースも考えられます。

この場合、第一希望の企業に落ちてしまったことから｢本当に第二、第三希望の企業に決めても後悔しないだろうか｣｢もっと他に条件の良い企業があるのではないか｣などと、更なる可能性を求めて決断が先延ばしになることもあるでしょう。

転職における内定承諾の判断方法2STEP

では、転職希望先からの内定承諾をすべきか否かの判断はどのように行えば良いのでしょうか？ここでは本記事における考え方を2つのステップに分けてお伝えいたします。

STEP1.絶対に外せない条件について改めて考える

このSTEPでは、内定を承諾すべき企業を絞り込む作業を行います。まずは、自分が転職するにあたって絶対に外せない条件について改めて考えてみましょう。

たとえ自分が求めた分の収入を得られても、あまりにハードな働き方では長続きしない可能性もあります。

内定が出たタイミングでは年収や役職といった待遇面などの魅力的な部分に目が行きがちですが、ここで改めて、自分が絶対に外せないと考えている条件について冷静に考え、それを叶えられない企業があれば見送るのも一つです。

転職において絶対に外せない条件の例としては下記のようなものが考えられます。

ただし、絶対に外せないと感じる条件が多く挙げられる場合にはその中で優先度を決め、第一に優先したい項目を中心に考えなければ職場の選択肢が限られてしまうため留意が必要です。

この時、｢転勤はしたくない｣｢残業は1日1時間以上したくない｣などと否定の形で考えるのではなく｢〇〇な職場で働きたい｣といったWANTの形で考えるようにすると、企業をふるいにかける条件をポジティブな形に統一できるため、優先順位をつけやすくなるでしょう。

ちなみに、転職するにあたって外せない条件については下記の項目を軸に考えると抜け漏れなく洗い出せると思いますので、ぜひ参考にしてください。

STEP2.”絶対的な正解”を追わず、直観に任せて決断する

STEP2では、先ほどふるいにかけた企業の中から転職先を一つだけ決める作業を行います。難しいと感じられるかもしれませんが、ここでは”絶対的な正解”を追わず、ご自身の”直観”に任せて転職先を選んでみましょう。

内定を承諾するにあたり、人は転職先に対して”絶対的な正解”あるいは”最適解”を追い求めてしまう傾向にありますが、転職における正解は一つとは限りません。

自分が正解だと思っていたことが実際にはそうではなかったり、経験を重ねて行くなかで自分にとっての正解が変わったり、実は自分にとっての正解が複数あったりするケースもあります。

たとえば｢仕事は仕事と割り切ってお金を稼ぐ手段に過ぎない。だからより年収が高い職場こそが自分に合っているはずだ｣という自分なりの正解を持っていたとしても、実際に働いてみると評価基準やワークライフバランスの重要性を感じてストレスを抱える可能性もあるでしょう。

しかし実際に入社してみなければその企業の全てを把握することは難しく、本当に自分にマッチしているかを知ることもできません。

場合によっては、入社後にその企業の方針が変化する可能性もあるため、転職前に企業へ絶対的な正解を求めないよう留意するのがポイントといえます。

そしてここで必要になるのが、直観的に魅力的だと感じる企業を選ぶことです。転職に絶対はありませんが、STEP1をクリアしている時点で｢大きな失敗はない｣という納得感を得やすくなるため、ここで直観的に決めても大きな損失はないと考えて良いでしょう。

STEP1の時点ですでに企業が一つに絞られている場合はその企業を選ぶのも一つですが、現時点で2社以上残っている場合には、より魅力的に感じる企業を直感的に選んでみてはいかがでしょうか？

もっと他に良い企業があるのではないか？と感じる方へ

とはいえ、｢もっと他に良い企業があるんじゃないか？｣｢これよりも自分に合った仕事があるんじゃないか？｣などと感じて転職を決断しきれない方もいらっしゃるかと思います。

そういった方は転職エージェントの専属キャリアアドバイザーに相談して、より幅広い職種、企業の中から新たに可能性を探るのも一つです。

転職エージェントでは専属のキャリアアドバイザーが希望や性格から｢本当に合った仕事｣をカウンセリングしてもらえるほか、必要に応じて書類･面接対策～入社までを徹底サポートしてもらえます。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは若年層に特化してサポートを行っているほか、このようなメリットがあります。

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

｢もっと納得できる条件の職場に勤めたい｣｢選択肢を広げたい｣という方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。

おわりに、｢仕事探し｣って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず｢不安｣と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での｢想像とのギャップ｣はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

｢仕事探し｣というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか？

でも、｢仕事探し｣って実は難しくないんです！

仕事を決めるときに必要なのは｢自分の良いところを武器に前向きにぶつかること｣、言ってしまえばこれだけなんです。

｢でも自分に良いところなんてないよ～…｣なんて嘆いているそこのあなた！長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう！

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