就職/転職に有利な情報を探す

就職/転職に有利な情報を探す

閉じる

仕事を辞める理由は嘘でも良い?メリット・デメリットと円満退職しやすい理由7選

仕事を辞めたい理由は人それぞれですが、状況によっては会社に言いづらい理由だという場合もあるでしょう。そんなときには、嘘をついて辞めてもいいのか迷ってしまうかもしれません。この記事では、嘘をついて仕事を辞めてもいいのかどうか、嘘をついて辞めるときのメリット・デメリットについて解説します。さらに、ネガティブな退職理由をポジティブに伝えるヒントから、円満退職しやすい理由まで詳しく紹介しましょう。

仕事を辞める理由は嘘でも良い?

仕事 辞める理由 嘘

結論から言うと、仕事を辞める理由として会社に嘘を伝えても、法律に違反したり罰則を受けるようなことはないでしょう。ただし問題がないからと言って、嘘をつくことをおすすめしている訳ではありません。後述するデメリットも踏まえた上で、

法律上の問題について明確にしておくと、労働法では、従業員側が退職する理由を会社側に説明する義務が定められておらず、罰則もありません。

反対に会社側が従業員を解雇する場合は、会社側が合理的な理由を示す義務がある、と労働契約法第16条で定められています。

つまり、法律的には従業員から退職を希望する理由を説明する必要はなく、「一身上の都合」だとしても何の問題もないのです。

そうはいっても勤務先との人間関係は重要ですし、退職の手続きや引継ぎ期間、転職後にもやりとりが発生しないとは限りません。

一身上の都合だけでは納得してもらえず、引き止められる場合もあります。会社側としては、採用と教育にお金と時間をかけてきたため、引き止めたくなるものだからです。

しかし、引き止められても退職の意思が変わらず、本当の理由を伝えることで気まずくなったり、職場の雰囲気を悪くしそうだと感じるのであれば、会社側の納得できる理由を提示して快く送り出してもらうのも、社会人として大事なスキルといえるかもしれません。

上司や同僚、人事部の人たちも人間ですから、なんとなく「嘘かも知れない」と気づいていても、大人の事情として理解してくれることがあります。

ただし、嘘はどこかでバレてしまうリスクもある行為です。転職したあとに仕事で元の職場の人と関わることがあれば、気まずくなってしまう可能性があります。

もし、今考えている退職理由がネガティブなものであっても、ポジティブに変換して伝えることができれば、嘘をつくよりもっと良い選択だといえるでしょう。

たとえば、「今の仕事にやりがいを見いだせないから辞めたい」と感じるなら、「新しい仕事にチャレンジしたい」と言い換えることが可能です。

「このまま仕事を続けても成長できる実感がない」と考えるなら、「スキルアップのための勉強をする時間が取りたい・学校に通いたい」といった伝え方もできます。ポジティブな理由への変換ができるかどうか、ぜひ一度考えてみてください。


楽しい仕事がしたい!プロに無料相談!

仕事を辞める理由で嘘をつくメリット・デメリット

仕事を辞める理由で嘘をつくことには、メリットとデメリットがそれぞれ存在します。どちらも知った上でより良い選択ができるよう、詳しく解説しましょう。

仕事を辞める理由で嘘をつくメリット

仕事を辞める理由で嘘をつくメリットは、大きく分けて3つあります。

円満退職できる

もしも嘘だとしても、会社側が納得できる理由を述べることで円満退職できます。周囲が退職に理解を示してくれていれば、退職までの間に業務の引継ぎもしやすくなるでしょう。

退職前後には上司や人事部とやりとりをする必要がありますが、手続きや書類の受け渡しなどもスムーズに行えます。

職場の雰囲気が悪くならない

もし業務や人間関係などに対する不満が理由で退職する場合、そのまま伝えることで職場の雰囲気を悪くしてしまう場合があります。

上司や同僚は、同じ職場でこれからも働き続ける人たちです。嘘の理由を伝えることで、残って働く人たちを不安にさせず、良い雰囲気のまま退職することができます。

引き止められにくい

本当の理由を伝えた場合、会社側から「それが改善されれば働き続けてもらえるか」「たとえば、こういう条件ではどうか?」などの改善策を提案され、引き止められる可能性があります。

本当に改善されるなら働き続けてもいい、と感じる場合は、上司や会社と話し合うのも良い方法のひとつです。

しかし、引き止められたら辞めづらくなりそうだと感じる、申し訳ないという罪悪感がある、退職の意思は変わらない、という場合は、嘘でも引き止められない理由を伝えるほうが良いでしょう。

仕事を辞める理由で嘘をつくデメリット

仕事を辞める理由で嘘をつくデメリットについても知っておきましょう。

嘘がバレないように秘密を守る必要がある

嘘をついたことがあとからバレてしまうと、退職までの間、気まずい思いをすることになります。転職先が同じ業界などで繋がりがある場合、転職先にも伝わって働きにくくなるかもしれません。

そのため、嘘がついたことが誰にもバレないよう、慎重に行動する必要があります。

信頼できる同僚にだけ打ち明けたつもりが上司に伝わってしまった、というケースも意外と多いものですから、嘘をつく以上は自分ひとりで秘密を守ると決めて行動しましょう。

職場への不満が理由でも、口に出せなくなる

職場への何らかの不満が理由で退職する場合でも、嘘をついたことで不満を述べることができなくなり、ストレスがたまる可能性があります。退職までの間だけ、円満退職するために必要、と割り切って働くことができればより良いでしょう。

離職票の発行依頼をしづらい

雇用保険の失業給付を受けるために必要な書類に、離職票があります。退職理由の欄があるため、嘘の退職理由がバレてしまうのではないかという不安から、発行手続きを依頼しづらくなるかもしれません。

ただし、一般的に離職票の退職理由は、失業給付の取り扱いを確認するために「解雇や倒産など会社都合の退職」と「自己都合の退職」のどちらであるかを確認されるものです。

自分から退職を申し出た場合は、どういう理由であっても「自己都合による退職」で問題ありませんし、失業給付の手続きをするハローワークでも追及されることはありませんので安心してください。

円満退職しやすい!仕事を辞める理由

退職理由をポジティブに変換するにしても、嘘をつくにしても、円満退職しやすい理由を知っておくと役に立つでしょう。

新しい仕事にチャレンジしたい

新しい仕事にチャレンジしたい、という前向きな理由は、退職理由として上司や会社側に受け入れられやすいでしょう。

その際、引き止められないように、社内での配置転換や異動では難しい仕事や、異業種への挑戦を理由にするのがおすすめです。

新たなスキルを身につけたいから、専門的な資格を取るための勉強時間が必要だから、という理由も良いでしょう。がんばる若者を応援したいという人も多いですから、上司や会社によっては快く送り出してくれる可能性があります。

親の介護が必要になった

親の介護が必要になった、という理由は、本人が働き続けたいという意思だけではどうしようもない外部の状況のせいと捉えられます。

また、年上の上司や会社の人たちにとっても、介護は経験済みか今後経験する身近な問題として理解されやすい理由です。

家族の健康状態に関わる内容ですから、詳細を話さなくても「言いづらい状況なんだ」と思ってもらいやすい理由でもあります。時短勤務や介護休暇の取得を勧められたら、「会社に迷惑を掛けたくない」「申し訳ない」という言い方で辞退すると良いでしょう。

パートナーの転勤が生じた

パートナーの転勤による引っ越しも、本人の意思ではどうしようもない状況のため、理解を得やすい理由のひとつです。

女性限定の退職理由と思われがちですが、共働きが一般的になった現代では、男性でも「専門職のパートナーを支えたい!」という理由で転勤についていく人が徐々に増えてきています。

転勤先を訊かれて、近い支社への異動などを提案された場合は、「お互い慣れない場所のため、引っ越し後はしばらく家事をメインにしたい」「これを機に新しい仕事に挑戦したい」などの理由で辞退できるでしょう。

実家の家業を継ぐ

実家の家業を継ぐというのも、円満退職しやすい理由のひとつです。自営業の後継者探しが大変だというのはさまざまな分野でニュースにも取り上げられているため、引き止められる可能性も低いでしょう。

一般的に、家業を継ぐのは家族の誰かが行うのが良いことであり、親孝行だと考えられていますから、上司や会社の理解も得やすい理由です。

嘘をついた場合は、雇用時の提出書類の家族欄や同僚との会話などからバレやすい理由のため、家が自営業でない場合は無理をせず、ほかの理由を考えたほうがいいでしょう。

起業する

起業は前向きな挑戦であり、会社員としてはできない経験でもあるため、引き止められにくく円満退職しやすい理由です。

しかし、その分退職までの行動を見る周囲の目が厳しくなるかもしれません。「そんな仕事ぶりだと、起業しても失敗するぞ」と言われないよう、退職までの引継ぎや手続きなどをしっかり行い、応援してもらえる状況で辞めるよう努力すると良いでしょう。

進学

社会人になってから学び直したいという理由で、高校・大学・大学院などに進学する場合や、会計士やプログラミングといった専門職の学校に通いたいという場合も、円満退職しやすいでしょう。

学校に通ってまで勉強するのは強い熱意の表れとして受け止められ、快く送り出してくれる可能性も高いです。

留学や、地方から大都市への引っ越し

社会人になってからの海外への留学は、前向きであり退職しなければできない挑戦でもあるため、納得してもらいやすい理由です。

地方から東京へ引っ越すなどの、環境を理由にした退職も同様です。ただし、本社やグループ会社があると転勤による引き止めの可能性もあるため、注意しましょう。

仕事をスムーズに辞めるコツ

周囲に理解されやすい退職理由のほかにも、仕事をスムーズに辞めるコツはいくつかあります。ここでは、押さえておきたいポイントを8つご紹介しましょう。

退職時期を見計らう

退職時期を見計らうのは、スムーズに辞めるための重要なポイントです。法的には、民法第627条第1項に「雇用は解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。」とある通り、退職の申し出から最短2週間で退職が可能です。

ただし、会社の就業規則で1か月前、2ヵ月前に申し出るなどと期間が決められているときは、極端に長期間でない限り規則を守る必要があります。

時期を見計らう場合、具体的には、繁忙期や意思を伝えてすぐの退職は避けましょう。事前に同僚が退職するとわかっている時期も、何人も同時に辞められると仕事が回らなくなる、新人の採用と育成が間に合わないなどの理由で反対される可能性があります。

無理に希望を通しても、退職まで居心地の悪い思いをするか、引継ぎで苦労するかもしれません。会社の事情もわかります、という態度を見せることで円満退社しやすくなります。

ポジティブな退職理由を用意する

周囲が応援したくなるような、ポジティブな退職理由を用意できれば、スムーズに辞めることができます。

「新しい分野にチャレンジしたい」、「スキルアップのため、昼間に専門のスクールに通いたい」など、前向きに挑戦する姿勢を見せることで、周囲もがんばる若者を応援したいという気持ちを持ってくれるでしょう。

転職先を決めてから意思を伝える

職先を決めてから意思を伝えることで、上司や会社も引き止めにくくなりますし、転職先への入社時期との兼ね合いによってスムーズなスケジュールで辞めやすくなります。

そうはいっても、ひとりでは在職中の転職活動も難しい、と悩むことがあるかもしれません。早く転職先を決めたい場合は、転職エージェントを利用することをおすすめします。

特に在職中の転職活動では、「自社からも転職をしてしまうのでは?」という不安から、応募先企業も転職理由を気にしがちです。

そんなとき、数多くの企業と求職者の縁をつないで転職を成功させてきたエージェントなら、不利にならない伝え方をサポートすることができます。

たとえば、「挑戦したい分野がある」「もっと成長したい」という前向きな理由で退職を希望していて、「御社でなら叶えられると感じて応募しました」と伝える方法など、転職活動にもコツがあるからです。

私たち第二新卒エージェントneoなら、20代に特化した転職サポートができます。内定獲得日数の最短記録はなんと6日、サービスの利用料も完全0円です。ぜひ無料の会員登録から一度ご相談ください。


仕事選び

引継ぎ計画を立てておく

意思を伝えて退職が決定したあとは、業務の引継ぎを行って退職することになります。上司や部署内で相談して決まることが多いのですが、事前に自分でも無理のない引継ぎ計画を立てておくとスムーズです。

自分が日々行っている業務を把握し直すことで、自分のスキルを改めて理解・実感でき、転職活動にも役立つでしょう。

また、慌ただしい毎日の業務に追われて引継ぎの相談が進まない、という場合も考えられます。事前に立てた計画を提案して了承を得られれば、退職時期が遅れないよう安心して退職までの日を過ごせるでしょう。

退職希望日を考えておく

退職の意思を伝える際に、自分で退職希望日を考えておくのも重要です。基本的なことですが、辞めたい気持ちが強いあまり、明確な日付については考えずに伝えてしまうことがあります。

せっかく辞めたいという意思を理解してもらえても「退職希望日はいつか」と訊かれた場合にあいまいな答えしかできないと、「いつでもいいんだ」と思われてずるずると先延ばしになるというリスクもあります。

あらかじめ繁忙期などを避けて見計らった退職時期を伝えることで、引き止められないという真剣さも伝わり、スムーズに辞めやすくなるでしょう。

直属の上司に一番に伝えて筋を通す

基本的なことですが重要なポイントが、直属の上司に一番に退職の希望を伝えることです。同僚に事前に相談をすると、正式に伝える前に耳に入ってしまい、上司から失礼だと感じられてしまう可能性があります。

退職のように重要な話は、礼儀を守って筋を通すことも大切なのです。また、業務中の会話の続きで話すのではなく、面談の時間を取ってもらえるようにお願いしましょう。

事前に約束し、できれば会議室など落ち着いた場所で話すことで、上司にも真剣さが伝わります。直属の上司の理解があれば、退職の手続きもスムーズに進められるでしょう。

会社を悪く言わない

不満があって辞める場合も、できるだけ会社を悪く言わないようにするのは、スムーズに辞めるためのポイントのひとつです。信頼できる人にだけ、と思って話したとしても、どこかで誰かに聞かれているかもしれません。

せっかく上司と会社の理解を得て退職日が決まっているのに、悪口を言ったことが伝わって、居心地の悪い思いをしたらもったいないでしょう。

もし、会社側に法的な問題がある場合も、悪口を言うと自分の立場が悪くなる可能性があります。その場合は、労働基準監督署などの信頼できる機関に相談して、問題点を伝えるのがおすすめです。

退職の挨拶までしっかり行う

最後の印象は長く残りがちなため、退職の挨拶までしっかり行ってから辞めるようにしましょう。退職後の手続きに会社とのやりとりが必要になる場面があるかもしれません。

最終出社日以降に何らかの理由で連絡を取る必要が生じたときにも、退職の挨拶で好印象が残っていればスムーズなやりとりができます。


「自分に合った仕事は?」

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

20秒で終わる会員登録はコチラ