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離婚を機に転職する際の「メリット・注意点」と「おすすめタイミング」

パートナーとの離婚を考えている方の中には、離婚に伴い転職を検討している方もいらっしゃるでしょう。「離婚していると転職に不利になってしまうのではないか?」「離婚と転職、どちらを優先して進めるべきだろう」と気になることも多いかと思います。

そこで本記事では、離婚が転職に不利に働くかをお伝えしたうえで、離婚を機に転職する際に離婚と転職のどちらを先にしたほうが良いかのおすすめタイミングをご紹介します。少しでもお役に立てれば幸いです。

離婚していると転職に不利になる?

離婚しているとその事実が転職で不利に働いてしまうのではないかと気になっている方もいらっしゃるかと思いますが、結論、そのようなことはありませんので安心してください。

むしろ、今後自分一人の力で生きていく経済力を身につけたい、キャリアを培っていきたいと能動的に考えている人材として好印象を抱かれることすらあります。

ただ、婚姻中は職から離れていてブランクがあるという方は特に不安かもしれません。

結婚前に経験した業界・職種で働くとしても、即戦力として活躍できると捉えられるブランク期間はおおむね3~5年程度であることが一般的であるため、その点には留意しましょう。

もしブランク期間がある程度空いてしまっている場合には、未経験を歓迎している求人の中でも自分が経験してきた業界・職種の仕事を選ぶことで、ライバルよりも強いアピールをすることができるでしょう。

離婚より先に転職?それぞれのメリット・注意点

離婚の事実が転職に影響しないことがわかったところで、ここからは離婚より先に転職する場合と離婚後に転職する場合、それぞれのメリットと注意点を見ていきましょう。

「離婚より先に転職」する場合

離婚より先に転職する場合、下記のようなメリットがあります。

【離婚より先に転職する場合のメリット】
・労力が必要な離婚関連の協議・手続きの前に転職活動を片付けられる
・(離婚後住まいが変わる場合)転職先に合わせて住まいを決められる
・今の職場の人に離婚の事実を悟られにくくなる

皆さんすでにイメージがついているかもしれませんが、離婚には多くの時間と労力が伴います。財産分与、婚姻費用分担請求、年金分割のほか、負債を抱えている場合にはその処理など、離婚する際には多くの法律的な課題が生じます。

慰謝料の支払いが発生する場合、当事者間で合意に至るケースはなかなかないため、いわゆる「協議離婚」は難しくなるでしょう。その場合には「調停離婚」となり、そこでも離婚が成立しない場合には訴訟にまで発展することになります。

また、お互い離婚すること自体には納得していても、離婚条件について腰を据えて話し合う必要があります。すでに気持ちが冷めている相手と長時間向き合うことには大変な労力が伴うでしょう。

離婚より先に転職する場合、そういった労力のかかる離婚関連の協議・手続きの前に転職活動を片づけられるというメリットがあります。

また、離婚後に住まいが変わるという方であれば、先に転職先を決めることでそこに合わせて住まいを決められる利点もあります。

今の職場を退社する頃にはまだ離婚しないという場合には、苗字や住所が変わることがないため離婚の事実が周りの従業員に悟られる心配もないでしょう。ただし、離婚より先に転職する場合には下記のような注意点があります。

【離婚より先に転職する場合の注意点】
・苗字や住所が変わる場合は入社後に手続きが必要になる
・転職直後に離婚関連の協議・手続きを行う場合、不慣れな転職先での仕事とそれらを並行することになる
・事前にパートナーと協議しておくことが必要

もし離婚に伴って苗字や住所が変わる場合は、入社後にその手続きが必要になるため人によっては手間に感じられるでしょう。

また、転職直後に離婚関連の協議・手続きを行う場合には、転職先での不慣れな仕事と並行してそれらを進めることになり、労力が伴いやすくなります。できるだけ早く離婚したいと考えている方は負担が大きくなるでしょう。

なお、事前に離婚することをパートナー間で話し合わないまま転職を決めてしまうと、後々離婚に応じてもらえなかった場合に不都合が生じることになります。離婚より先に転職したいと考える場合には、あらかじめパートナーと話し合って合意を得ましょう。

「離婚してから転職」する場合

一方、離婚してから転職する場合には下記のようなメリットが見られます。

【離婚してから転職する場合のメリット】
・転職活動に専念しやすい
・(離婚後住まいが変わる場合)住まいに合わせて転職先を考えられる
・勤務時間や勤務地について融通を利かせやすい

労力の伴う離婚関連の協議・手続きを終えてスッキリとした気分であれば、転職活動に集中しやすくなるでしょう。苗字や住まいが変わる場合には、転職後にそれらの手続きを改めて行う必要もないため、離婚前に転職する場合よりも手間が少なくなります。

離婚に伴って住まいが変わる場合には、新たな住まいに合わせて転職先を考えられるのも嬉しいポイントです。

なお、離婚して単身になったタイミングであれば、転職希望先での選考時に勤務時間や勤務地についての融通を利かせやすく、アピールしやすいのもメリットです。

ただし、離婚してから転職する場合には職場の従業員に離婚の事実を悟られる可能性があるため注意が必要です。

苗字が変わる場合や、パートナーが同じ職場の人間である場合には、職場の従業員に離婚の事実を悟られる可能性があり、人によっては気まずい思いをするかもしれません。

離婚を機に転職する際のおすすめタイミング

では、離婚を機に転職する場合、離婚と転職、どちらに先に着手すべきなのでしょうか?上記の内容を鑑みると、「離婚後、(可能であれば)新たな住まいを決める前に転職先を決めるのがベター」と結論づけることができます。

先ほどもお伝えした通り、離婚後であれば労力の伴う協議・手続きを全て終わらせた後ということで、転職活動に専念しやすくなります。

もし離婚後に引っ越しを検討していて、離婚成立後、住まいを決めるまでに一定期間猶予がある場合には、その期間中に転職先を決められるとベターです。勤務地の融通が利くため選考時にアピールしやすいでしょう。

もし「なかなか思うような転職先が見つからない」「内定を得られない」と悩んだ際には、転職エージェントを活用することで細かい選考対策を講じてもらったり、企業に推薦してもらったりする方法が便利です。


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転職理由が離婚の場合、面接でどう伝える?

面接で転職理由を聞かれた際には、離婚を理由に自分一人で生きていけるだけのキャリアを積み、長く働きたいという気持ちをアピールすると良いでしょう。〇〇のスキルを培いたい、年収を上げていきたいなど言い回しは様々です。

単身になる分、結婚前よりも勤務時間や勤務地の制限が緩和されるかと思いますので、その部分をアピールするのもポイントです。もちろん、離婚の事実について選考で話す義務はないため離婚が理由の一つである場合には他の理由を伝えても問題ありません。

具体的な受け答えの例文としては、ぜひ下記を参考にしてください(今回は婚姻中も働いていた女性が離婚後に転職活動を行っているケースを例として挙げています)。

【「離婚」を機に転職する際の面接での転職理由の伝え方・例文】

私は昨年末の離婚を機に人生設計を見直し、今後ライフステージの変化にも対応し長く働き続け、キャリアアップを図っていける環境に身を置きたいと考え、転職を決意いたしました。

現職ではキャリアアップ制度が十分に設けられておらず、今以上のキャリアアップ、スキルアップが難しいと判断したためです。現在、新たな住まいを検討中の段階のため、以前より勤務時間や勤務地にある程度融通が利きます。

貴社(御社)においては幅広い年齢層の女性従業員の方が活躍していることを知り、魅力を感じております。これまで培ってきたスキルと経験を活かし、貴社へ長期的に貢献できるよう尽力したいと考えております。


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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

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