横浜でフリーターが就職できる方法とは?採用されない人の特徴や内定のコツも
フリーターからの就職は、実はそう難しいことではありません。きちんと道筋を立てて就職活動を行い、ポイントをしっかりと抑えておけば問題ないのです。では、具体的に就職活動に必要なポイントとは何があるのでしょうか。早速確認してみましょう。
フリーターとは?
フリーターにははっきりとした定義がありませんが、フリーターという言葉が使われ始めたバブルの時代には「夢や自由のために定職に就かないことを選んだ人」という意味合いで用いられていたそうです。
フリーターという言葉の起源は1980年代までさかのぼります。当時、定職に就いていない若者たちをとある求人雑誌内で「フリーアルバイター」と呼んだことから、派生してフリーターという言葉として使われるようになったとされています。
なお、内閣府ではフリーターを以下のように定義しています。
<フリーターとは>
「学生や主婦を除く若年者(15~34歳)のうち、パート・アルバイトで働いている人やパート・アルバイトで働く意志のある無職の人」
ちなみに、フリーターとアルバイトの違いを皆さんはご存知でしょうか?アルバイトとは年齢に関係なくアルバイトという雇用形態で労働している人を指すことになります。
したがって35歳以上の方はアルバイトとなり、若年者(15から34歳)でアルバイトを行っている人はフリーターでありアルバイトでもあるということになります。ただし、一応社会におけるフリーターとアルバイトの一般的な使い分けがあります。
通常学生や社会人が副業としてアルバイトを行っている場合には「アルバイト」と呼ばれ、アルバイトをメインに生計を立てている場合には「フリーター」と呼ばれることが多いです。
<アルバイトとは>
①「年齢に関係なくアルバイトという雇用形態で労働している人」
②若年者(15から34歳)でアルバイトを行っている人はフリーターとアルバイトの両方に属する
横浜はフリーター就職が有利な土地
横浜の人口は2019年5月時点で約918万人であり、東京に次いで第2位となっています。やはり人口の多さとその土地の活気はリンクするところがあり、神奈川の中でも横浜は最も栄えている土地です。
したがって求人数が限られる地方と異なり横浜にはたくさんの求人が存在しています。応募可能な職種も多岐に渡り、このチャンスを逃す手はありません。
また、就職先に合わせて引っ越しを考えられるようになると、求人の候補数も一気に増えていきます。
今の家から通える求人を探すよりも、見つけた求人に合わせて住む家を探した方がより良い求人が見つかりやすいことは明白でしょう。
就職すれば賃貸探しも一気に楽になりますし、その意味でもまずは職を探してから住居を探した方が効率的です。
採用されないフリーターの特徴
企業に求める条件が多いor高すぎる
「自宅から30分圏内がいい」「高収入じゃないと嫌だ」「残業ゼロは譲れない」など、就職活動をするにあたって就職先へ求める条件は多くなってしまいがちです。
これも譲れない、でもこれも譲れない・・・と複数の条件を掲げたまま就職活動を継続してしまう人はとても多いことでしょう。
しかし、これはフリーターの就活において内定を遠ざけてしまう大きな要因のひとつです。企業に求める条件が多いということは、その分人気が高くライバルの多い職場へ応募することになるということ。
ライバルが多ければ多いほどフリーターの立場では採用してもらいにくくなり、他の転職者に採用枠を奪われやすくなってしまいます。
そもそも求人自体が見つからない場合もあるかと思いますが、見つかったとしても「大卒以上」「○○での実務経験3年以上」などのハイレベルな条件を逆に提示されることも。
やはり就職活動において選考で落とされるというのはなかなかの精神的ダメージを伴うもの。それを何回も繰り返してしまっては、「就活なんてやってられるか!」と自暴自棄になってしまう可能性も否めません。
したがって、フリーターからの就職活動では、スムーズに内定を獲得するためにも求める条件はやや緩めにしたり、条件の数自体も最低3つにおさえるなど、受ける求人の幅を広げてみましょう。
マナーが身についていない
フリーターの就職活動においては、社会人としてのマナーが身についていないことが選考で落とされるひとつの要因になっています。
社会人マナーは正社員として企業に就職した経験があればある程度自然に身についてくるものですが、フリーターとし働いている限りは社会人マナーがなっていなくても特別注意をされることもありませんし、問題なく過ごすことができます。
そこでフリーターの方はしばしば社会人マナーが伴っていないまま面接を受ける傾向があり、言葉遣いがなっていなかったり態度の悪さが目立つなどして、企業側から就職後の教育の難しさを懸念されて選考に落とされることが多いのです。
したがって、まずは言葉遣いの見直しと社会人としてふさわしい態度を見直すところから始めましょう。言葉遣いは尊敬語と謙譲語を使い分けることができなくとも、せめて丁寧語(です・ます)は最低限きちんとつかいましょう。
態度については背筋をきちんと伸ばし、始終はきはきと受け答えを行い、だらしないそぶりなどは見せてはいけません。
もちろん面接官だって人間ですから私生活ではダラダラとしているかもしれませんが、社会人としてふるまうべきタイミングをわきまえているからこそ厳然とした態度をとっているのです。
だからこそ応募者側も面接のときくらいは頭の先からつま先まで意識した態度を心がけましょう。
やる気が感じられない
さて、やる気が感じられないフリーターも採用されない傾向が非常に強いです。こういったフリーターの方は「親にうるさくいわれて仕方なく就活をはじめた」「やりたいことがないから一旦受けてみた」などの動機で就活を行っている場合が多いです。
しかし、面接官は応募者がどんなに態度を偽ってもそれらの傾向がわかるものです。口では「御社の○○という経営理念に惹かれ・・・」と言っていても、なんだかんだでホンネが態度に表れてしまっているのです。
しかし、無理にやる気を出そうとしてもうまくは行きません。まずは自分の面白そうと思えるような仕事を考えてみたり、将来どんな自分になっていたら嬉しいかなどを考えてみましょう。
スキルや知識が足りていない
さて、フリーターにはいわゆる就業経験というものがない場合が多数です。就業経験とは正社員として働いていた経験のことを指し、就業経験のある人は何かしらのスキルが伴っている傾向があります。
しかし、フリーターは責任のある仕事を任されにくいことからも中身の伴ったスキルを持っていないことが多く、どの業種を受けるにも「未経験者」として受けることになります。
そこで、何か「コレだ!」と思える職種を見つけた場合にはまずその仕事で使えそうなスキルや知識を取り入れてみる>ことから始めても効果的です。
たとえばIT業界のプログラマーを目指したいと考えた場合には自作のアプリなどを、独学ながらも頑張って作成してみることで、それに対する情熱や努力、最低限の知識などを買ってもらえる可能性がでてきます。
特に未経験者でも歓迎している求人であれば他のライバルをより押しのけやすくなるため、この方法は効果的といえます。
他にも資格の取得も内定率を上げる良い方法です。少しでも採用の確率を挙げたい場合にはこの方法も視野に入れてみてください。
フリーターが横浜で内定をもらうコツ
マナーを身につける
長くフリーターをやっていると、就職マナーが疎かになりがちです。
当たり前のことを見直すだけでも印象はグッと良くなるので、身だしなみや表情を改善してみましょう。
また、フリーターの方が就職マナーで躓きやすいのがメールや電話での応対です。ビジネスマナーとしての受け答えに自信がある方は少ないのではないでしょうか。
特にメールは就職活動において欠かせないツールですし、マナーを身につけておいて損はありません。電話に関しては、時間帯に注意したいところです。
忙しいと思われる時間帯に電話をかけないというのは、アルバイトでも基本中の基本です。相手を慮った対応を取ること、まずはこの点を意識してみてください。
他にも、書類関係のマナーは厄介な存在です。履歴書や職務経歴書など、就職にあたって用意するべき書類はいくつかありますが、自分がどれだけマナーを知っているか確認することは非常に大切です。
ここでいうマナーとは、主に自由記入欄に書き込む内容を指します。
フリーターの方が陥りがちなのが、職務経歴書に書くことが全く思い浮かばず、空欄のまま提出したり一文だけ書き残されているケースです。
それではアピールできたとは言い難く、アルバイトのことでもよいので何かしら空欄を埋めるように心がけてみるとよいでしょう。
面接対策を行う
これから就職活動を始めようかと考えている方の中には、面接に対して苦手意識を抱いている方も多いのではないでしょうか。
面接官がとても冷徹な人物に見えたり、考えが上手くまとまらなかったりと、面接は何かと精神的に追い込まれやすい状況で行われます。
しかし、そんな面接もちょっとしたポイントを抑えておけば気持ちを軽くして受け答えが可能になるでしょう。
一つは、長文を答える必要はない、ということです。相手の質問に本気で答えようとしすぎて、つい長々と話してしまった経験はないでしょうか。
簡潔かつまとまった回答が、面接の場では重視されます。いきなりできなくてもよいので、回答を短く行うことを意識してみましょう。
また、面接は準備に準備を重ねるほど、恐ろしい存在ではなくなっていきます。
志望動機や自己PRはもちろん、企業の情報や想定できる質問のまとめなど、どんな質問が来るのかを予め想定しておくだけで面接に対する恐怖心は薄れていくものなのです。
後は、やはり場数を踏むことでしょう。面接は交通費などを除けば、例え落ちたとしても損害はありませんし、反省すれば無駄にはなりません。
面接に対する恐怖心を克服することで、面接官に対して好印象を与えましょう。
大手企業にこだわらない
就職がなかなか決まらないフリーターに多いのが、つい大手企業や名の売れた企業にこだわってしまうことです。
確かに大手企業の安心感は別格ですが中小企業にも魅力的な求人は多数存在しますし、何より中小企業は人手不足に悩まされている企業が多いのです。
若い人物の少ない業界ならなおのこと喜ばれますし、ある意味若さを最大限武器にできるでしょう。
また、一旦就職しておいて、実力を付けてから転職を考える方法もあります。もはや転職が当たり前となったこの時代、スタート地点で選ぶ求人を考えすぎる必要はありません。
そして、大手企業にこだわらないスピーディな就職活動を行うことで、フリーター期間のデメリットを最小限に留めることができます<。
フリーター期間が長引くほど企業は採用に対し消極的になりますし、若さも失われていきます。
後にも先にも、今以上に若くなることはありません。最も若い今だからこそ即座に行動することで、少しでも就職活動を有利に進めましょう。
自己分析をしっかりと行う
就職活動では、自己分析の重要性が説かれていることが多く、実際スムーズな就職活動を行うにあたって必要不可欠な要素です。
なぜなら、自己分析は面接で何を受け答えするべきかを浮き彫りにしてくれるだけでなく、就職活動の道筋を立てる意味でも役立つためです。
◆自己分析・・・よりパフォーマンスを発揮することができるような業界や職種を発見するために、自分の適性や特徴、性格の傾向などを分析、明らかにすること
今就職活動を行っている方の中には、自分がどんな職種に就きたいのか見当もつかない方も多いのではないでしょうか。働きたい仕事が見つからず、フリーターに落ち着いている、そんなケースもあるでしょう。
そんな人の心の内を明らかにし、後悔の少ない就職活動に導いてくれるのが自己分析なのです。
自己分析はイメージだけでもできますが、より明白にしたいのならマインドマップを作ってみるとよいでしょう。
マインドマップとは、ノートやキャンパスの中心から枝を伸ばすように曲線を書いていき、関連するワードを並べていく作業です。
関連するワードや考え方を並べていく内に、自分の思想や考え方を体系化し、将来どのようにして働きたいかが見えてくるのです。
そしてさらに重要なのは、このマインドマップを作る過程でポジティブになりやすいことです。
誰でも自分の将来が不透明なままだと不安を抱えるものです。しかし、マインドマップによって将来どうなりたいかが明らかになれば、努力の方向性も見えてきます。
自分が目指すべき理想像が判明するというのは、これ以上なく心強い味方となるのです。
フリーター就職が楽になる就職方法
求人サイト
求人サイトはインターネット上で求人を調べることができる、就職活動にとても便利なサイトです。会員登録が必要な場合や不要な場合があり、登録が必要な場合にはより質の高い求人や詳細な情報を閲覧することができる場合が多いです。
求人サイトを利用する場合には自分の希望する勤務地や職種、収入などで絞り込んで検索することができるため、求人を探す時間や手間を大幅にカットすることができます。
また、自分のペースで好きな時間に求人を検索することができるため不必要なストレスを感じる必要もなく、いつでもどこでも調べることができます。
ただし、求人サイトを使って就職活動を行いたいという場合には自分ひとりで就職活動を進めていく必要がありますので、上述した通り就職活動に不利なフリーターには少々ハードルが高いかもしれません。
ハローワーク
さて、次にハローワークについてです。ハローワークとは正式名称「公共職業安定所」のことであり、厚生労働省、つまりは国によって管理・運営されている職業紹介事業所のことです。
仕事を求めている求職者を人材を求めている企業に紹介することがその主な事業内容であり、職業困難者の救済措置としての役割を担います。
したがって求職者の利用や企業の利用はどちらも無料とされており、お金を消費せずに就職活動を行いたいと考えている方には大変便利な施設です。
ハローワークでは主に以下のようなサービスが展開されており、求職者と企業がスムーズにマッチングできるよう様々な工夫がなされています。
*求人の紹介
*相談窓口での就職活動に関する相談
*職業訓練に関する相談
*自己分析のサポート
*履歴書作成のサポート
*面接対策のサポート
*各企業への紹介状の発行
*雇用保険の資格の変更等の手続き
*失業等給付の受給の手続き
*事業主を対象とした各種助成金の支給の手続き etc…
ハローワークでは求人情報の紹介の他、就職活動に関する各種相談や対策のサポートを行っています。一人では就職活動に不安を抱えている場合には非常に助けられるでしょう。
そして上記にも記載されてあるように各種保険の給付や助成金の支給に関する手続きを行うこともできます。失業してしまった方など各種保険の給付や助成金の支給などの対象者の方は、自分にも関係があるか一度調べられることをおすすめします。
就職・転職エージェント
さて、就職・転職エージェントは民間の就職支援サービスのひとつで、就職活動のプロからの就職に関するアドバイスや指導を受けることができる機関です。一人では就職活動の方法がわからないなどと困っているフリーターにはぴったりです。
もちろん求人の紹介も行っており、丁寧なエージェントでは一人ひとりに担当アドバイザーがつき求職者の希望や適性、性格に合った求人を優先的に紹介してくれます。
そしてその中から気に入った求人に応募することが可能であり、そこでの選考に通過するための書類作成の方法や面接対策についての指導を受けることが出来ます。
そして中には20代に特化したエージェントなどとならんでフリーターの就職活動に特化したエージェントも存在しています。私たち第二新卒エージェントNEOもその中のひとつです。
第二新卒エージェントNEOでも上記のようなサービスを行っており、中でも私たちは各アドバイザーの人柄の明るさややわらかさに定評を受けております。
人見知りで対人が苦手、始めての空間に行くのが怖いなどさまざまな不安をお持ちの方も過去に多くいらっしゃっており、皆さんにご満足いただけるサービスを提供させていただくことができています。
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!