「仕事辞める!」円満退職できるタイミングと退職理由って?(手順も公開!)
仕事を辞めるには何からはじめればいいのかお困りではないでしょうか?ここでは退職の流れの説明から解説、円満退職するためのポイントについてお伝えしていきます。誰でも最初は初心者ですから不安になる必要はありません。ぜひこれを読んでスムーズな退職を目指しましょう!
仕事を辞める前にすべき2つのこと
「どうして仕事を辞めたいのか」を明確にする
仕事を辞めたいと考えている方には必ず何か理由があるはずです。まずはその理由のすべてを明らかにしてまとめてみましょう。
お給料が業務に見合っていない、残業が多すぎて辛い、仕事が自分に合っていないなど、気になることはすべて書き出しましょう。
中には人間関係に悩み続けて退職を希望する方もいらっしゃるかと思いますが、それも必ず書き出しましょう。大切なのは自分がストレスに感じたことを明確に把握して二度と同じような環境に遭遇しないことです。
必ずしもそれを実現できるわけではありませんが、なんとなくで転職活動を進めてしまってはまた企業や職場選びを誤ってしまい同じような状況に陥ってしまいます。ぜひこのステップを面倒くさがらずに行っていただきたいと思います。
辞めたい理由を元に転職先に求めることを洗い出す
さて、上記で辞めたい理由を明確にすることができたら、今度はそれを元に転職先に求める要素をまとめましょう。
ずっとオフィスでPCを操作していることに苦痛を感じていたなら動き回ることができる仕事など、これまでの不満やストレスを解消することができる要素を洗い出していくのです。
この段階を踏むことによってより自分の理想の仕事や職場を見つけることに繋がりますので、ぜひじっくりと時間をとってピックアップしてみましょう。
退職する5つの手順
さて、仕事を辞めたいと考えたらまずは退職に必要な5つの段階の存在を把握しておきましょう。これを順にクリアしていけば円満退職に繋がります。
転職活動
↓
退職の意思を伝える
↓
退職交渉(日程など)
↓
退職願提出
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業務の引継ぎ、社内外への挨拶
以下ではこの5段階それぞれについて詳しくお伝えして参ります。
STEP1.転職活動
仕事を辞めたいと考えた場合、ほとんどの方が今すぐにやめてその後転職活動をしようと考えたくなるかと思いますが、もし可能であれば退職をする前に転職活動を始める(転職先を決定する)ことが最も理想的です。
転職はすぐに決まるという保障がありません。そのため、退職後転職活動に時間を要してしまった場合には完全に収入がなくなってしまい、生活が圧迫される可能性があるのです。
ぜひ仕事を辞めたいと思い立ったらまずは転職活動に着手してみてください。さて、転職活動を進めていくにあたっては、以下の要素をクリアしていくと理想の転職先を見つけやすくなります。
①自己分析
↓
②職業・業界の選定
↓
③業界分析
↓
④企業分析
↓
⑤書類対策・応募
↓
⑥面接対策・面接
↓
⑦内定
まずは自己分析について。これは自分自身の性格や適性、やりたいことなどを明確にして、それぞれの要素すべてを包含する職業や業界の選定につなげるためのステップです。
自己分析を深く行わなければ自分に合った仕事に転職することができなかったり、やりたいことができないなどのリスクが発生します。理想の転職を実現して複数回の転職を避けるためにも、ぜひじっくりと時間をかけて行ってみてください。
具体的な方法についてはこちらのコラムで詳しくお伝えしています。もしよろしれば少しチェックしてみてください。
そしてこの自己分析の結果を元に職業や業界を選定します。選ぶことができたらその職業や業界についてをインターネットや書籍で調べます。
どのような業務内容が存在するのか、働くメリットやデメリット、どのような層が働いているのかなど内容は多岐に渡ります。そしてそれを元に企業分析(研究)を行いましょう。
その業界の中でも存在する企業によって社風や経営方針、経営スタイルや理念が異なってきます。最も自分に適した企業を見つけましょう。詳しくはこちらのリンクをぜひご参照ください。
さて、その後は書類対策を行い企業へ応募、面接へと進んでいきます。ただこの段階が一番難しく、なかなか一人ではスムーズな転職活動ができない場合が多いでしょう。
そこで近年、特に20代の若者の層に人気なのが転職エージェントの利用です。転職エージェントとは、求職者に対して提携している企業の求人を紹介することを主なサービスとして展開している民間の就職支援サポートです。
例えば私たち第二新卒エージェントNEOでは第二新卒者をはじめとした若者を対象にサービスを展開しており、もちろん中卒の方にも特化した内容となっております。
お一人お一人をプロの転職アドバイザーが担当させていただき、個人の希望条件や性格、適性に沿った求人をご紹介いたします。またその他履歴書の添削やアドバイス、本番さながらの面接対策も行っています。
加えて面接後のフィードバックや入社後のケア、個人では行いにくい企業との交渉ごとも第二新卒エージェントNEOではすべて代行しており、就活が非常にスムーズだったとのお声を多くいただいております。
なお、第二新卒エージェントNEOの強みはなんと言ってもアドバイザーの丁寧さと人柄のやわらかさ。「人見知りで対人が苦手・・・」という方にも高評価をいただいております。
ご相談からでもかまいません。私たちのサービスはすべて無料で就職、転職どちらにも対応しておりますので、一人での仕事探しでお悩みの方はぜひ利用を検討してみてください。
STEP2.退職の意思を伝えよう
退職の意思を伝えるのは転職を開始してからがおすすめです。転職活動を行ったことにより今の会社の良さに気づいたという場合もあるため、まずは転職活動に着手してからもう一度考えてみましょう。
転職活動を行っているのと並行して退職の意志を企業へ伝える場合もありますが、転職先が決まってから退職の意志を会社へ伝える人が多いようです。その方が確実に食いっぱぐれがないからでしょう。
さて、退職の意思を伝えるタイミングや退職理由については下記で具体的に解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。
STEP3.退職交渉(日程など)
退職の意思を切り出したあとは上司など企業側との退職交渉の段階に移ります。通常、そこまで理解が深くない場合には退職を切り出した際に「君がいないとまわらない」「せめて○月いっぱいまでいてくれないか」などの言葉で引き止められることが多いです。
そのような場合に覚えておいていただきたいのは以下のポイントです。
①絶対に意志を曲げずに退職をあきらめない
②引継ぎをしっかりと行う旨、誠意を見せる
③転職先が決まっている場合には退職日をずらさない
転職先が決まっている場合などは退職日をずらさないように交渉を行いましょう。どんなにいい条件を提示されても自分の意志を通すことが出来るよう、事前に心の準備をしておくことが大切です。
上司を説得しやすいのは業務の引継ぎについて明確な期間と内容を知らされることです。企業にとって最も問題なのは業務の引継ぎが十分になされず進行が停滞してしまうことだからです。
そこで、この期間内にこの業務の引継ぎを行いますといった旨を明確に提示することで自分の意志を通しやすくなるでしょう。
なお、上司からの引き止めを受けてその後会社に残ったとしても、一度退職しようとしたことによってその後はずっと腫れ物のように接されてしまったなどのケースも十分にあり得ますので、どちらにしても意思を貫き通すことが大切です。
STEP4.退職願提出
ドラマなどでは退職を切り出したタイミングで退職願や退職届を提出しているシーンをよく見かけますが、実際のところこれはあまりおすすめしません。理由は以下の2点です。
①退職願を受け取ると受理したことになってしまうため、受理する側を困惑させてしまうから
②退職交渉を終えていないにも関わらず退職願を提出することを、失礼に感じる受け取り手もいるから
ちなみに、退職願と退職届のどちらを提出するかは基本的に就業規則に定められていることが多いため、わからない場合は上司に確認してみましょう。
もし上司からの指定がない(指示してくれない)場合には、より印象の柔らかい退職願を提出するのがおすすめです。
なお、退職願の書き方などについても下記のリンクにて詳しくお伝えしています。不安な方はぜひチェックしてみてください。
STEP5.業務の引継ぎ、社内外への挨拶
退職するにあたり業務の引継ぎは綿密に行いましょう。そこがうまくいかなければ自分の後を任された方に多大な迷惑がかかってしまいます。
また退職日が決定したら、できるだけ社内外の関係者へ挨拶まわりを行うことが理想的です。面と向かって挨拶をしておけばその後も関係を維持すしやすいからです。
ちなみに十分に「時間が確保できない場合にはメールで挨拶文を送っておくことも非常に有効です。社外の方であればメールであっても十分かと思います。
なお、社内でメールを送る際には一斉送信メールであっても失礼にはあたりません。例えば以下のような内容のメールをまねしてみると分かりやすいでしょう。
<社内へ一斉メールを送る場合>
件名:退職のご挨拶【氏名】
××××部 各位
お疲れ様です。<氏名>です。この度一身上の都合により○月末で退職することとなり本日が最終出社日となりました。
本来であれば直接ご挨拶をすべきところですがメールでのご挨拶にて失礼いたします。在職中はたくさんの方々にお世話になり本当にありがとうございました。
業務の中で壁にぶつかる度に皆様からあたたかい叱咤激励のお言葉をかけていただいたこと、心より感謝しております。本当にありがとうございました。
今後の連絡先は下記になりますので、何かございましたらこちらへご連絡をいただけますと幸いです。
メールアドレス:——–
電話番号:——-
最後となってしまいましたが、皆様のさらなるご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
上記のポイントはまず件名で退職の挨拶であることと、発信者の名前がすぐにわかることです。ここが不明瞭な場合はメールを読んでもらえず「退職の挨拶がなかった」などと良くない印象を与えてしまいかねません。
また、退職理由は一身上の都合などとぼかしておくことがビジネスマナーです。ただおめでたい内容(結婚、出産の場合など)はその旨を明記しても問題ありません。浮き足立った内容とならないようにだけ注意して記載しましょう。
上記の例文はあくまで社内への一斉送信用ではありますが、上司や同僚への個別メールもほとんど変わりません。しっかり宛名には相手の名前(役職込みでもOK)を明記し、お世話になった具体的なエピソードを記入しましょう。
ちなみに送別会などでいただいたプレゼントなどに対するお礼は必ず記載するようにしましょう。その時直接伝えていても改めてメールに記載することでより印象がよいものとなります。
また、取引先の担当者など外部の方へのメールは以下のように記載すると自分の退職後の担当者替えに伴う混乱を防ぎやすくなります。
<外部の関係者へメールを送る場合>
件名:退職のご挨拶【株式会社○○ 氏名】
株式会社○○商事 ○○様
いつも大変お世話になっております。
株式会社○○の<氏名>です。
私事で大変恐縮ですが、一身上の都合により○月○日を持って株式会社○○を退職することとなりました。
○○様にはあらゆる面でお力添えをいただき、ここに改めて御礼申し上げます。
後任は同部署の××という者が務めさせていただきます。
××が後日改めてご挨拶に伺いますが、何卒変わらぬご指導の程よろしくお願い申し上げます。
本来であれば直接お伺いしてご挨拶すべきところではございますが、メールでのご連絡となりましたことをお詫びいたします。
末筆ながら、貴社のご発展と○○様の益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
このように外部の関係者に向けては後任者の情報を一言添えて、かならずこれまでのお礼の言葉を伝えるようにしましょう。
円満退職できるタイミングとは?
誰しも退職を考える場合にはできるだけ円満退職をしたいと考えるかと思いますが、その際には退職を切り出すタイミングが大切です。
繁忙期の直後が最適!
円満退職をするにはやはり上司の期限を損ねないタイミングを計ることが必須です。そこで辞めやすいタイミングには繁忙期が過ぎ去った直後が挙げられます。
繁忙期は社内全員がバタバタとしており思考速度はフルスピード。そんな時に退職の話を出そうものなら「こんな時に言うな!」と感じさせてしまい火に油。
しかし繁忙期が過ぎ去った直後であれば、思考をフルスピードで行っていた分思考力が低下し、また怒鳴る気力などもなくなっているでしょう。繁忙期を頑張って乗り切った後に切り出す分にはある程度理解してもらいやすいでしょう。
また繁忙期を乗り越えたことによる安堵から、普段気性が荒めな上司でも心にゆとりがあるはずです。そこを狙えば波風を立たさずに済むのではないでしょうか。
円満退職しやすい退職理由とは?
さて、円満退職を実現するために必要なポイントは退職の意志を伝えるタイミングともうひとつあります。それは納得せざるを得ない退職理由を伝えることです。
やはり退職の意思を伝える際には気まずそうに上司のところへ行き暗く伝えてしまいがちですが、あえて堂々と行ってポジティブな理由を伝えて明るく終えようとすると、上司も引き止めにくくなるものです。
また、ポジティブではなくとも「それは仕方ないよな~」と思わず感じてしまうような個人的な理由もまた有効です。さて、おすすめの退職理由には以下のようなものが考えられます。
・親(など)の介護のため
・結婚、出産のため
・将来の目標のため
・夢ができたから
親の介護については外部の人間が最も口を出しづらいシビアな理由のため、まわりが自分の親について深く知らない場合には特に有効です。
なお、結婚や出産については周りから「おめでとう」などのお祝いの言葉をかけてもらえることが多いため、これもまたスムーズに仕事を辞めることができるでしょう。
ただしこの場合は結婚や出産という言葉に敏感な人も中には存在し、意図せずとも嫌味に捉えられてしまう場合もあるため、過剰な反応をされないためにもあまり派手に振舞わないようにしましょう。
また将来の夢や目標についてはポジティブな内容にいなりますので、気まずそうにではなく明るく伝えれば上司も納得しやすくなるでしょう。
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!