【体験談】転職に失敗しない6SETP!失敗したと感じる瞬間5つと対処法も
「憧れの職に転職できたのに、思ってた仕事と違った・・・」「入社してみたら面接の時と条件が違う・・・」 このように、転職に失敗してしまったとお悩みの方は多いのではないでしょうか?
転職会議が20~40代の男女1034人を対象に行った転職に関する意識調査(2016年)によれば、転職で失敗したと感じている人は全体の26.1%を占め、なんと4人に1人の方が該当していることがわかっています。
より自分がいきいきと働ける環境を目指して転職したのに失敗してしまったとなると、ストレスも計り知れませんよね。
そこで、本記事では転職に失敗しないコツ6選をご紹介。他にも、転職に失敗する5つのパターンや対処法をお伝えしておりますので、少しでもお役立ていただけたら幸いです。
【体験談】転職に失敗したと感じる瞬間5選
転職で失敗しないための方法について見ていく前に、まずは転職に失敗したと感じる瞬間について、体験談を参照して見ていきましょう。
面接時と条件が違った
「入社してみたら、面接の時に聞いていた労働条件、給与額と違っていた。特に給与が想定していたより低いのは、生活が苦しくてつらい……。」
(男性/26歳/サービス)
「入社する前に聞いていた正社員登用の話と、実際に入社してから聞いた正社員へのステップアップの方法が違っていた。」
(男性/28歳/販売)
※引用元・・・マイナビ転職
面接の時に聞いていた給与や待遇と、実際の条件や制度が違ったという失敗がよくあります。悪質なケースでは、企業の公式サイトに掲載されている給与と実際の支給額が違っていたということも。
しかし、実際に会社へ訴える気力や勇気はなかなか起こらず、泣き寝入りせざるを得ないということが大半のようです。
想像していた仕事内容と違った
「前からやってみたかった仕事内容に引かれ転職したが、自分が思っていた仕事と違った。給料も低く、社内の雰囲気も悪かった。」
(女性/22歳/管理・事務)
「デザインの仕事がしたくて就職したにもかかわらず、仕事の大半がデザインに関係ない仕事だった。」
(32歳/女性/クリエイティブ)
※引用元・・・マイナビ転職
憧れの仕事というのは、得てして素敵な面ばかりが見えてしまうもの。事前に細かく仕事内容をリサーチしておかなければ、転職してから後悔することになってしまいます。
やりがいがない
「給料や待遇に不満を感じて転職活動をし、それを解消してくれる企業と出会い迷わず入社。しかし、前職の方が、居心地もよく、やりがいを感じながら働けていたような気がして、どうにか前の会社に戻れないものか悩んでいます。」
(N.Tさん(27歳))
※引用元・・・doda
仕事に対してやりがいを求めているという方にとっては、転職後になかなかそれを得られないとなるとストレスが溜まってしまい、転職を失敗したと感じやすくなります。
この場合、自分が一体どんなことに対してやりがいを感じるのかを事前にリサーチし、それを実現できる職種を細かく調べなかったのが原因のひとつであると言えます。
人間関係に問題があった
「前職の先輩に熱心に誘われ、転職を決意。ところが転職先の先輩の評判が良ろしくなく、周りから遠巻きにされている状態で、仕事がやりにくいんです。」
(流通業 /社内SE /33歳)
※引用元・・・type
職場の人間関係は、なかなか外部からリアルな内情を知ることが難しいため、人間関係に苦しむケースは非常に発生しやすいです。
些細なことから意見が対立したり、嫌味な先輩や上司からの圧力でストレスを溜め込んでしまうという方は、特に転職を意識するようになるでしょう。
面接時に自分の希望を言い出せなかった
「現在の仕事内容に満足できず「やりがい」を求めて転職を決意。しかし、面接で希望と違う職種を勧められました。
提示された待遇のよさに魅力を感じ、そのまま入社することに…。給料はいいのですが、仕事内容にやりがいを感じられず、本来の目的を達成できませんでした。今よりも給与は下がっていいので、もう一度転職をしようと思っています。」
(A.Fさん(仮名・28歳))
※引用元・・・doda
面接時に自分の希望を言い出せず、本当は興味のない職種に就くことになってしまったり、納得していない条件でOKしてしまうということも多々あるようです。
面接の際には、つい内定欲しさに応募先の企業の要求を断りにくくなってしまったり、本当の希望を言い出せないことがあります。
転職で失敗しないための6STEP
さて、ここからは転職に失敗しないための6STEPをご紹介いたします。
1から順にクリアしていけば転職の失敗を避けることができるようになっておりますので、読んでみて使えそうだと思った際にはぜひトライしてみてください。
STEP1.転職前の不満を洗い出す
STEP1は転職前の不満を洗い出すことです。
転職に失敗したからやり直したい!という場合には、その失敗を繰り返してしまわぬよう、自分がどのような不満を感じているのか、どのような違和感を覚えているのかを明確にして洗い出しておく必要があります。
想像していた仕事内容と違った、思っていた条件と違ったなど、感じている不満はすべて洗い出しましょう。
STEP2.その不満が転職で解決するのかを分析
さて、上記で転職前の不満を洗い出すことができたら、次はその不満が転職することで解決できるものなのかどうかを分析してみましょう。
たとえば、憧れの職に就いたのに働き出してみたら理想と違って悩んでいるという場合には、仕事選びを一から行って、前回よりもより具体的に研究すれば、転職をすることによって悩みを解決できるでしょう。
また、今の仕事にやりがいがないという場合にも、自己分析を行って自分が一体どんなことにやりがいを感じるのかを明確にしてから仕事選びを行うことで解決すると考えられます。
しかし、思っていたよりも働き始めの給与が低いという理由で転職を考えた場合には、転職によって必ずしも解決するとは限りません。
というのも、転職によっていきなり給与を上げることができるケースというのは少なく、転職したばかりの時には前職よりも低い給与からスタートすることがほとんどです。
今は給与が低くても、もう少し頑張っていれば数ヶ月後には昇給が見込めるかもしれません。にも関わらず、今転職してしまっては、給与がもっと低くなってしまう可能性があります。
そのため、この場合には今の職場で昇給や昇格を狙ってもう少しだけ頑張ってみて、それでも自分の成果を正当に評価してもらえなければ転職を考えるようにするのがベターでしょう。
転職することによって自分の悩みや不満が解決されるかどうかを考えることが大切です。
STEP3.転職先に求めることを明確に
さて、上記までで自分の現職に対する悩みや不満を明確にし、なおかつ転職することによって解決できると分かった場合には、転職先に求めることを明確にしてみましょう。
最初は、現職に抱いている不満を元に理想の条件を羅列します。思いつく限りすべて書き出してみましょう。たとえば以下のような内容が考えられます。
・やりがいが欲しい
・明確な数字を追いかける仕事がしたい
・人に接する仕事がしたい
・会話が多い方が嬉しい
・オフィスカジュアルで通勤したい
・昇給制度が整っている企業がいい
・デスクワークがいい
・駅から徒歩5分圏内
・男女比が同じくらい
・実力を評価してほしい
上記のように、思いつく限り仕事や職場に対して求めることを書き出してみましょう。そしてそれが完了したら、この中で実現したい優先順位をつけ、更に絶対に譲れない条件を3つまでに絞って決めましょう。
というのも、自分の理想をすべて叶えられる仕事や職場に就くのは非常に難しいため、絶対に譲れない条件を念頭に仕事探しや求人探しを行った方が、効率的に見つけることができるからです。
妥協点を明確にするためにも、じっくりと時間を設けて考えてみましょう。
STEP4.自分の市場価値を適切に把握する
さて、STEP4では自分の市場価値を適切に把握するようにしましょう。
というのも、「自分は年収600万円を稼げる能力を備えているはずだ」と自分に対して過大評価を行っている場合には、求人の応募条件になかなか該当することができず、いつまでも転職先が決まらないということになりかねないためです。
また、逆に「自分なんかにまともに働ける仕事なんかない・・・」と過小評価をしてしまっていても、本来稼げるはずの収入が見込めなかったり、本人にとって退屈な仕事に就いてしまう可能性があります。
そのため、自分を客観視して自身の市場価値を適切に把握しておくことが大切です。適職診断などのツールを利用するのもひとつの手でしょう。
しかし、なかなか自分を客観視するというのは難しく、「市場価値って言われてもよくわからない」という方も多いかもしれません。
そういった場合には転職のプロであるエージェントに相談をして、今の自分に合った仕事や狙うべき年収はどの程度のものなのかなどを聞いてみるのも効果的です。
STEP5.退職前に転職活動をする
さて、ここまでのステップをクリアしたら、転職活動に移りましょう。ただし、転職活動は退職した後ではなく、くれぐれも退職前に行うようにしていただきたいと思います。
というのも、退職する際には以下のようなリスクがあるからです。
(1)一時的に無職になって収入が途絶えるリスク
(2)貯金を切り崩すリスク
(3)理想通りの求人があるとは限らない
(4)保険や年金の手続き
もし、転職先が決定していない状態で退職した場合、一時的に無職となることで収入が途絶え、場合によっては貯金を切り崩す必要に迫られるかもしれません。
また、中途採用の場合には日々新たな求人が公開される分、枠が埋まってしまうことも多くあります。
そうなると、退職前に目星をつけていた求人が退職後には応募を終了しているなど、理想通りの求人に必ず応募できるとは限りませんし、そこで内定をもらえる確率ともなればもっと低くなります。
そして無職として転職活動を続ける期間が長くなると、それまで職場で代行してもらうことができていた保険や年金の納入の手続きを自分で行う必要も出てきます。
以上のようなリスクを踏まえると、退職する前に転職先を決めておくのがベターであると言えます。転職先が決定したら、そこで初めて職場に退職したい旨を報告しましょう。
ちなみに、円満な退職方法については下記のコラムにて詳しくまとめてありますので、ぜひこちらも併せて参考にしてみてください。
STEP6.企業の実際の社風や雰囲気をチェック
さて、いよいよ最後のステップです。転職活動を開始して気になる求人を見つけた場合には、その企業にいついて詳しく調べておく必要があります。
事業内容はもちろん、企業全体の理念や方針など、自分が共感することができるかどうかなどを詳しくチェックして、応募したいかどうかを判断しましょう。公式サイトを見れば大半の情報を得ることができます。
しかし、公式サイトだけではなかなかわからないのが企業の実際の社風や雰囲気についてです。
最近ではWeb上の求人情報の中に従業員の方からのコメント動画や、職場の雰囲気を映した動画が紹介されており、求人情報からであれば多少情報をキャッチすることができますが、それだけではリアルな社風や雰囲気を図ることが難しいです。
そこで、企業の口コミサイトで確認する方法が便利です。たとえばopenworkなどのサイトを利用すれば、実際にその企業で働いていた方のやりがいや収入面などのリアルを知ることができます。
ただし、口コミサイトを利用するだけでは、企業によって口コミ数にバラつきがあったり、あくまで個人の意見が並んでいるため信憑性に欠ける部分もあります。
そのため、先にも少し触れた転職エージェントに相談して、実際に企業へ足を運んでいる担当者にリアルな社風や雰囲気について質問するのもひとつです。
利用料完全無料としているエージェントが大半ですので、その企業でなら自分が譲れないと考えている条件を叶えることができるかどうかなど、詳細を相談してみてはいかがでしょうか?
転職に失敗したからやり直したい!転職は何ヶ月、何回までなら平気?
本記事をお読みの方の中には実際に転職で失敗してしまい、現職に勤めだして数ヶ月しか経っていないけれど転職したいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
また、複数回目の転職ということもあって、次の転職活動でその経歴が不利に働いてしまうのではないかと不安な方もいらっしゃることと思います。
そこでここでは、現職に何ヶ月勤めれば転職で印象が悪くなりにくいのか、何回までなら不利になりにくいのかについて簡単にお伝えしていきたいと思います。
転職は最低1年勤めてから
まず、転職活動は現職で最低1年勤めてから行うのがベターです。
明確に”これくらいの期間しか働いていなければ印象が悪くなる”という基準点はないため、採用担当者の裁量にもよりますが、履歴書に目を通した時、やはり数ヶ月で退職しているというのはあまり印象が良くありません。
「飽きっぽい性格なのかな」「嫌だと思ったらすぐに辞めてしまう人なのかな」などと、ネガティブな印象を与えやすくなってしまうからです。
理想は、3年ほど勤めてスキルを身につけてから転職を行うことですが、少なくとも1年は勤めておかなければ転職で不利になってしまうと考えられます。
20代なら転職は2回まで
また、転職回数については20代のうちは2回までであれば印象を悪くしづらいでしょう。
これも明確な基準はないため採用担当者によって感じ方はまちまちですが、20代のうちに転職を3回しているとなると、少し多いかなという印象です。
もちろん、20代と言っても前半から中盤にかけての年齢で転職を2回行っている場合には多い印象があります。
早期退職の可能性を疑われてしまうきっかけともなり得るため、できるだけ転職を決める際には慎重になっておくことをおすすめします。
短期間しか勤めてないけど転職したい!と思ったら・・・
しかし、どうしても今の職場で1年以上勤め続けることに耐えられない、転職回数が増えてしまうけど、それでも転職してやり直したい!とお考えの方も多くいらっしゃることと思います。
そこで、最後に転職後数ヶ月しか経っていない場合の転職方法としておすすめの方法を2つご紹介いたします。
円満退職していれば出戻り転職可!
転職に失敗したと感じている方の中には、「前の会社って実はすごく良い環境だったんだな~・・・」と身に染みて感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?それであれば、実際に再雇用してもらうのもひとつです。
皆さんは「出戻り社員」という言葉を聞いたことがおありでしょうか?
出戻り社員とは、一度その職場を退職して他企業で勤めたり、独立して働いた後再び元の職場へ戻ってきて再雇用される社員のことを指します。
以前は、一度退職した企業に再び勤める(または雇用する)のはご法度であるという雰囲気がありましたが、現在では人材不足の企業が増えていたり、結婚・出産で一度離職していた女性の活躍を推進しようという考えなどから、出戻り社員を歓迎する企業も増加傾向にあります。
ただ、一度退職した企業にもう一度勤めるということに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、前職を円満退職したのであれば、企業側としては組織への愛着を持ってくれていると感じ、歓迎してくれる可能性があります。トライしてみても損はないかもしれません。
全く違う職場に転職したいなら
一方で、全く違う企業に転職して働きたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
しかしその場合、特別なスキルや実績を持っていたとしても、前職を数ヶ月で退職した人材を積極的に雇用しようという企業は多くありません。
「人間性に問題があるのではないか」「企業に不平不満を感じやすいのではないか」などと、組織のバランスを乱したり早期離職をする可能性を、企業から心配されてしまうからです。
とはいえ、どうしても今の職場で働き続けるのは辛いということは多々あります。そういった場合には、一体どうすれば良いのでしょうか?
そこで繰り返しになりますが、皆さんにぜひ知っておいていただきたいのが転職エージェントの存在です。
転職エージェントでは、転職のプロが責任をもって企業に応募者をプッシュしてくれます。長所をより強くアピールしてもらえるため、企業からの偏見を受けることなく転職活動を行うことができます。
たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは、第二新卒者をはじめとした若者を対象に、プロの転職アドバイザーがマンツーマンでご対応。個人の希望条件や性格、適性に沿った求人・企業をご紹介いたします。
個人では行いにくい企業との交渉ごとも私たちがすべて代行。キャリアアドバイザーの丁寧さと人柄のやわらかさもあいまって、就活が非常にスムーズだったとのお声を多くいただいております。
ご相談だけでもかまいません。私たちのサービスはすべて無料ですので、一人でお悩みの方はぜひ一度利用を検討してみてください。
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
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