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【解説】スキルアップとは何か?|スキルアップの方法5選も公開

スキルアップという言葉は聞いたことがあっても、意味を問われると答えられない人が多いのではないでしょうか。

似たような言葉にキャリアアップもあるため、2つの言葉の違いとなるとますますわからない人が増えるかもしれません。

そこで本記事では、スキルアップの意味や目的、具体的なスキルアップの方法5選をご紹介します。少しでもお役に立てれば幸いです。

スキルアップとは?

スキルアップという言葉を文字通り解釈すると、スキルを高めることとなります。では、スキルとは何なのでしょうか?

まずはスキルの意味から理解する必要がありそうです。この段落では、スキルやスキルアップの意味を説明したうえで、キャリアアップとの違いや、スキルアップを求められるのはどんな人なのかを解説します。

「スキル」「スキルアップ」とは

スキルとは、人が生まれつき持っている能力ではなく、学習や訓練などによって後天的に身につけた技能のことです。

ビジネスシーンなどでスキルという場合は、社員研修や実際の仕事などを通じて身につけられる技能をイメージするとわかりやすいかもしれません。

ただし、一般的に技能と捉えられるもの以外にもスキルという言葉で表されるものがあります。

ビジネスシーンにおけるスキルは、ビジネスに必要な知識や経験、取得した資格、心理的な強さ、仕事に取り組む姿勢など、仕事で成果を上げるために欠かせない能力全般を指すものだというべきでしょう。

これはスキルアップという言葉になっても変わりません。スキルは、技能や経験、マインドなど仕事で成果を上げるために必要なもの全般を指しています。

つまり、ビジネスシーンにおいてスキルアップという場合は、仕事の成果を上げるために必要な技能を向上させることだといってよいでしょう。

そのため、もしも企業内で個々の従業員がスキルアップという言葉を正しく理解し、本気でスキルアップを図ることができれば、仕事効率が向上し、成果もコンスタントに上がるようになるでしょう。

従業員のモチベーションを高い状態で維持するためにも、人事制度の施策として、会社ぐるみでスキルアップの向上に取り込むことが大切です。

「キャリアアップ」との違いは?

「スキルアップ」とよく間違えて理解されているのが「キャリアアップ」という言葉です。キャリアは地位や役職などを意味する言葉なので、キャリアアップは経歴や役職の向上、つまり昇進や昇格を意味します。

スキルアップとキャリアアップの違いを端的に説明するなら、スキルアップは個々の能力向上、キャリアアップは経歴や役職など地位の向上ということができるでしょう。

キャリアアップという言葉は、肩書きなどでは表せない経歴や地位の向上に対しても使われます。

たとえば、現状よりも高収入を得られるようになるのもキャリアアップです。非正規雇用で働いている人なら、正規雇用で働けるようになることもキャリアアップになります。

スキルは個人的な技能で、基本的に社内で業務を遂行したり研修を受けたりしながら磨いていくものです。特殊なスキルの場合は、いくらスキルアップしても限られた業種でしか役に立たないこともあります。

しかし、どこででも役立つ普遍的なスキルもあり、それは場所や環境が変わってもさらに積み上げていけるものです。それに対して、キャリアは経歴や役職なので、自分ではなく他人からの評価だといえます。

積んだキャリアは肩書や経歴として残るので、他社に移ったとしてもそれなりの評価を受けられるでしょう。ただし、周りからの評価なので、基準が変われば下がることもあり得ます。

もちろん、スキルを磨き続けた結果が業績の向上につながり、昇進や昇格のきっかけになることもあるでしょう。

しかし、逆はまずありません。他人から高く評価されることがスキルアップにつながることはないのです。スキルは自分で磨かなければ向上できるものではありません。

スキルアップを求められる人は?

スキルアップは自身が持っている技能を現状よりも向上させることなので、一部の限られた人だけに求められることではありません。

自分の能力を高めようとすることはどのような人にとっても大事なことなのですから、自分が周りからスキルアップを求められているか否かということは、特に気にしなくてもよいでしょう。

自分がスキルアップしたいと思うことが大切です。自分がスキルアップしたいと思えば、いつでもスキルアップは始められます。

そもそもスキルとは普遍的なものです。場所や環境などに捉われず積み上げていけるものなのですから、磨いてみて損することはないでしょう。

ただし、スキルアップはすぐに結果が出るものではありません。取り組んでもスキルアップを実感できるようになるまでには時間がかかることがほとんどです。

すぐに効果が表れなくても、コツコツと時間をかけて取り組む覚悟が必要でしょう。まだ学生だから、まだ就職して間もないからスキルアップを考えるのは早いなどと思う必要もありません。

早く始めれば、それだけ焦らず時間をかけて取り組めます。始められるときに始めておきましょう。

学生でも仕事をするうえで役立つスキルを磨くことは可能です。スキルアップに興味を持ったら、学生のうちからできることを始めるようにしましょう。

スキルアップのメリットとリスク

スキルアップをすることにどのようなメリットやリスクがあるのでしょうか。メリットを知ることはモチベーションの向上につながります。

逆にリスクがあるなら、あらかじめ知っておくことによってリスクを最小限に抑えることができるでしょう。この段落では、スキルアップのメリットとリスクについて紹介します。

スキルアップにはメリットがたくさん

スキルアップには数多くのメリットがあります。中でも実感しやすいメリットは下記の3つです。

・キャリアアップにつながる
・業務の幅が広がる
・転職しやすくなる

まず、キャリアアップにつながる理由について説明します。スキルアップを考える場合、直接的あるいは間接的に業務に必要な技能を向上させようとするのが普通です。

日々スキルを磨いていけば、徐々に業務を短時間で片づけられるようになったり、正確にできるようになったりするでしょう。

その結果生産性や仕事の質が高まるため、社内からも取引先からも評価が高まり、キャリアアップにつながります。

次に、業務の幅が広がる理由についての説明です。最初は簡単なことからスキルアップを始めた場合でも、少しずつスキルアップを実感できるようになると自信がついてきます。

仕事に対する意欲が沸き、今までよりももう少し難しいことにもチャレンジしてみたいという自己実現の欲求も芽生えてくるでしょう。

スキルアップのモチベーションも上がるため、同時に複数のことにもチャレンジできるようになってきます。できることの幅が広がれば、それに伴ってスキルを活かせる業務の幅も広がってくるのも当然です。

最後に、スキルアップによって転職しやすくなる理由について説明します。一般的に、転職時に関わってくるのはキャリアアップの方です。

しかし、スキルの中には、普遍的にどのような職種・業種でも役立ち評価されるものもあります。

それらが十分に身についていれば、どこに転職する場合でも採用担当者からぜひ雇いたいと思ってもらえることでしょう。

スキルアップに潜むリスク

基本的に、スキルアップによって得られるのはメリットです。社内での実務に活かすためにスキルを磨いているうちは好印象を持ってもらえます。

しかし、周りを無視してスキルアップにばかりいそしんでいると、孤立して周囲から不信感を持たれたり、あらぬ疑いをかけられたりしかねません。

たとえば、自社では活かす機会がない難関資格の取得を目指してスクールに通い始めたり、休憩時間に勉強している姿を見せたりすると、転職を疑われる可能性があります。

特にWeb系のスキルアップを目指す場合は要注意です。副業に関わっているのではないかと疑われるかもしれません。社内規定によっては懲罰の対象になることも考えられます。

基本的にはどのようなスキルでも磨いていけば自分の役に立つ可能性はあるでしょう。しかし、ビジネスの役に立つかという視点で考えると、どのようなものでもよいというわけにはいきません。

もちろん、ただ磨けばよいということにもならないでしょう。どのスキルを磨けば何ができるようになるのかを考えることによって、次にどのようなスキルを伸ばす必要があるのかも見えてきます。

スキルアップに潜むリスクを回避するためには、社内での孤立を避け、きちんと計画を立てて進めることが大事です。

スキルアップにオススメのスキル

スキルアップを始めたいと思ったものの、どのスキルを伸ばせばよいのかがわからず、結局始められなかったという人もいるのではないでしょうか?

そこでこの段落では、スキルアップすれば業種・職種を問わず役に立つ可能性の高いオススメのスキルを4つ紹介します。

コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルは、ビジネスを円滑に進めるうえで欠かせないスキルのひとつです。性別、年齢、ポジションに関係なく必要となるもので、長い時間をかけ継続的に磨いていくことが求められます。

コミュニケーションスキルは、高いか低いかを客観的に判断しやすいスキルなので、向上させられればビジネスシーン以外でも評価が高まるでしょう。

取引先の人と商談するときだけでなく、社内の人とやり取りをするときに必要です。新卒採用においては、多くの企業がコミュニケーションスキルをもっとも重視しています。

特に、将来的に管理側のポジションに就きたいと考えている場合はコミュニケーションスキルを伸ばすことが必須です。

コミュニケーションでは、相手に自分の考えを伝える力と、相手が何を伝えようとしているのかをしっかり聞く力の2つが要になります。学生でも企業に就職する前から伸ばすことができるスキルです。

初めてのスキルアップにも向いています。スキルアップを思い立ったら、コミュニケーションスキルから始めるというのも1つの方法です。

プレゼンテーションスキル

プレゼンテーションスキルというと、営業職など限られた職種の人にしか必要のないものと思われがちです。

しかし、サポート職など実際にはプレゼンテーションをする機会のない職種でも、製品やサービスの説明に用いるスキルが役立つシーンは必ずあります。

なぜなら、プレゼンテーションは相手から理解や共感を得るために行うものだからです。誰かを説得しなければならない場面では大いに役立ちます。

話す機会がまったくないのであれば役に立ちませんが、少しでも誰かとやり取りするのであれば、プレゼンテーションスキルが高いことで相手に与える影響は大きくなります。

業務をスムーズに進めるためには必要なスキルだといってよいでしょう。

1対1で会話する際に必要なのはコミュニケーションスキル、会議での提案や製品の説明の際に必要なのはプレゼンテーションスキルです。

コミュニケーションでは相手の話を聞く力と自分の考えを伝える力が問われますが、プレゼンテーションでは、相手の理解と共感を得られなければなりません。

コミュニケーションスキルは即興で発揮できるものですが、プレゼンテーション力は事前の準備によって発揮されるものです。

日常の業務や取引先とのやり取りの中から交渉の機会を見つけてスキルアップを図っていくことになります。

自己管理スキル

自己管理スキルは、ビジネスシーンで関わる人々から信頼を得るためにはとても重要なスキルです。業務上のタスク管理や日常的な体調管理などが自己管理スキルにあたります。

ビジネスにおいては、自分にまかされていることは期日までに確実に行わなければなりません。

スケジュール管理を怠ると、約束を忘れてしまったり、期日までに業務を終わらせられなかったりして、一緒に仕事をする人に迷惑をかけることになります。

人に迷惑をかけるようでは、ビジネス云々は関係なく社会人失格です。自己管理スキルはプライベートでも役立つものなので、社会人としてしっかり磨いておきたいスキルだといえます。

ただし、ビジネスにおけるタスクや時間の管理がどこまで自己責任となるのか、企業や部署によって判断が分かれます。線引きは人事担当者が精査して行うため、自己判断すると危険です。

企業内では人事担当者などに事前確認するようにしましょう。ビジネスにおいては、報告、連絡、相談の抜けがないように管理することが大切です。

そのうえで、スケジュールに無理が生じていないかを見極めます。効率的に業務遂行につながるスケジュール管理を心がけましょう。

論理的思考スキル

自分の考えを相手に伝えたり人から聞いた話を誰かに伝えたりする際に問われるのが、物事を論理的に考える力です。

物事を筋道立てて考えることができていれば、誰かに話をする際にも根拠や理由を明らかにできるため、相手を納得させられます。

逆に物事を考える際に根拠や理由が曖昧で、筋道がきちんと立っていなければ、話の内容に一貫性がなくなり、相手からの信頼を得られません。

どこか間違っているのではないか、もしかしたら嘘かもしれないなどと疑われてしまい、せっかく話しても相手に納得してもらえないことになります。このように論理的思考スキルは人間関係を築くうえでとても大事なスキルなのです。

向上させることによって、周囲の人との関係がうまくいくようになるでしょう。

論理的思考スキルは、ビジネス上の課題解決や目標達成においても重要なカギを握るスキルです。

筋道立てて物事を考えることによって、さまざまな判断や選択が迫られたとき、なぜそう判断するのか、どうしてこちらを選ぶのかという理由付けができるようになります。

もし結果的に失敗した場合でも理由がはっきりしているため、すぐに改善点が見つかり、修正ができるでしょう。

業務を行う際には、チームの協力や外部への説得が必要な場合が少なくありません。相手に対して根拠や理由を明確に示せれば、協力や理解を得るのが楽になるでしょう。

マーケティングスキル

マーケティングスキルとはその名の通り、マーケティングに必要なスキルのことです。

広い意味でのマーケティングには、これまでに紹介した、コミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキル、自己管理スキル、論理的思考スキルすべてが含まれることになるでしょう。

Webサイトを制作するスキルや、パソコンを操作するスキルもマーケティングスキルといえるかもしれません。しかし、それらのスキル以上にマーケティングに欠かせないのは、情報収集力とデータ分析力です。

どのような情報を収集するかによって、分析にかける内容も変わってきます。市場にあふれている情報の中から、的確に必要な情報だけを集めてこなければなりません。

本当に役立つ情報を集めるためには、製品やサービスを売る側ではなく、購入したり利用したりする顧客側の視点が必要です。

また、単に情報を集めただけでは表面的なことしかわかりません。集めた情報を適切な方法で分析することによってはじめて使える情報になります。

さまざまな力を必要とするマーケティングスキルを向上させることは、ビジネスに必要な力を総合的に高めることになるといっても過言ではありません。

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スキルアップの方法5選

ここまで、スキルアップの必要性や向上を目指すべきスキルについて説明してきました。

ここからは、スキルアップをするためにはどのような取り組みをすればよいのか、具体的な方法5選をご紹介いたします。自分に合う方法を見つけるための参考にするとよいでしょう。

OJTトレーニング

OJTとはOff-the-Job Trainingの頭文字を並べた略称です。これまでその仕事をしたことがない未経験者や新入社員に対して行うトレーニングで、実際の仕事や研修を通じて必要なことを身につけていきます。

日本では多くの企業が用いている方法です。座学で理論を頭に叩き込むよりも、実際にやってみて試行錯誤を繰り返すことによって身につけた方が早く覚えられるうえに、実際に使える形で身につきます。

まさに「習うよりも慣れろ」という言葉をそのまま体感することになるでしょう。社内の育成プログラムや福利厚生を活用するのが一般的です。

ただし、OJTにはデメリットもあります。新人や未経験者の教育に当たる社員や上司に頼る部分が大きいため負担が大きく、本来の業務に支障が出ることも少なくありません。

指導に当たる社員や上司の指導力にばらつきがあると、安定した成果が得られないこともあります。それでも社内育成プログラムとしては多くの企業が採用しているもっともポピュラーな方法です。

はっきりOJTを行うといわれないまま受け、いつの間にか完了していたというケースもあるでしょう。

OJTトレーニングは、あらゆる業種、職種に対応しており、さまざまなスキルの向上に活用できる汎用性の高いトレーニング方法です。ただし、トレーニングがすべて現場任せになってしまうとなかなか成果にはつながりません。

企業が人事制度として採用し、主体的に指導体制を整えてはじめて機能するトレーニング方法だといってよいでしょう。

資格取得

興味につながる分野がある場合は、その分野の資格を取得していくことがスキルアップへの近道になります。どのような資格があるかを調べ、役立ちそうなものを選んで取得していくとよいでしょう。

資格試験に合格することを目標とできるので、学習のスケジュールが立てやすくモチベーションを保ちやすい方法です。

合格に必要な勉強量もわかりやすく、試験日をゴールに定めれば、毎日どれだけ勉強すればよいかを明確にすることもできます。

立てた計画を具体的な行動に落とし込みやすいのも、スキルアップの手段として優れているポイントです。

資格の種類によっては、取得することで資格手当が付き収入アップにつながる場合があります。特に国家資格や公的資格は、取得した技能を公に証明するものです。

企業内だけでなく社外に対してもアピールできる強い武器になります。スキルアップが直接キャリアアップにつながれば自信にもなるでしょう。ただし、メインの目標を取得することにしてはいけません。

取得後その資格を活かして初めてスキルアップにつながります。資格は数多く取得すればよいというものではありません。どのように活かすかを考えて、取得する資格を絞ることも必要です。

自主勉強

自分に欠けている部分を分析し、その部分を強化するために必要な勉強を自主的に行うこともスキルアップにつながるでしょう。

本やメディアを通じて情報収集をすることも自主勉強になります。読む本は自己啓発に関するものに限りません。さまざまな分野の本を手に取り、幅広い情報を得て、自分なりに考えをまとめることが重要です。

メディアに関しても同様で、幅広いジャンルのコンテンツを対象とすればよいでしょう。同じ内容の番組を見ても、捉え方は人それぞれです。

ドラマや映画であっても内容を自分なりに分析すれば、人間関係の在り方を学んだりトラブルの対処法を考えたりする材料になるかもしれません。何が教材となるかは自分次第です。

企業内では学べないことを、外部のセミナー等に参加して専門性を持った人から学ぶという方法もあります。この場合、セミナーで講師が直接話した内容だけがスキルアップにつながるわけではありません。

職場では出会わないような人たちと出会ったことや、その人たちと触れ合ったことが、新たな考えやアイデアを生み出すきっかけになることもあります。

自主勉強の手段は多岐にわたり、学ぶ機会もたくさんあるので、それらを自身の糧にできるかどうかは自分次第です。さまざまなことに興味を持ち、形にとらわれず広くアンテナを張り巡らしてみるとよいでしょう。

副業に挑戦

スキルアップというと、社内研修や業務の際に身につくものを思い浮かべがちです。しかし、普段とは違う体験をすることで身につくスキルもあります。副業もその一例です。

副業は社外で行うため、普段とは異なる気持ちで取り組めます。そのうえ、企業などに雇われるのではなく、自分の事業として独自に行うことも少なくありません。

その場合はさまざまな事柄を自分で決断しながら事業を進めていくことになります。責任感を持って取り組む必要もあるでしょう。

また、副業では普段の業務とはまったく異なる活動をしているという人も少なくないはずです。本業以外でスキルを身につけながら、収入を得るというのは容易なことではありません。

少しでも収入を増やそうと創意工夫することがスキルアップにつながります。ただし、副業を始める前には、職場の就業規則を確認して、禁止されていないことを確認する必要があります。

就業規則で禁止されている状態で副業をやってしまうと、懲罰の対象になりかねません。自宅でこっそりやっていれば大丈夫だろうと思いがちですが、意外なところから職場に知られてしまうものです。

そうなるとスキルアップどころではなくなります。副業をスキルアップの手段として検討するのは、就業規則で禁止されていない場合のみにしましょう。

また、プライベートの時間を副業にすべて費やすなど無理をしてしまうと本業に支障が出てしまいます。

副業のせいで心身が疲弊してしまうようでは元も子もありません。副業によってスキルアップを目指すなら、時間管理をしっかり行うようにしましょう。

ちなみに、正社員が副業を行うことのリスクについては下記の記事にまとめていますので、気になる方はぜひこちらも参考にしてください。

転職で環境を変える

スキルアップを突き詰めていくと、自分が本当に伸ばしたいと思っているスキルは、現在の職場では役に立ちそうもないというケースも出てきます。

就職している身で考えると、職場で役に立たないスキルを伸ばそうとするのは間違いなのではないかと悩むことになるかもしれません。

しかし、身につけたスキルは職場のものではなく、自分自身のものです。もしも職場での仕事以外にやりたいことや学びたいことがあるなら、転職をして環境を変えるという選択肢もあると考えましょう。

趣味のひとつとして続けたいというのであれば、現状を維持して収入を得ながら、そのお金でスキルを磨いていくということもできます。

しかし、やりたいことや学びたいことが明確なのであれば、それらを主事業とする企業に就職、転職するのが最も効率的なやり方です。

自分がもっともやりたい、学びたいと思っていることなら、苦労をしても頑張れるでしょう。本気で伸ばしたいスキルが向上すれば満足感も得られます。

そのうえそのスキルが仕事の役にも立ち、職場でのキャリアアップにもつながるのです。現状をベストだと思う必要はありません。思い切って環境を変えてみましょう。

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