20代前半にしておくべきこと9選

色んなタイプの人と関わる

まず最初に挙げられるのが、色んなタイプの人と関わることです。

同じような年齢、同じような仕事、同じ国籍など、ほとんど同じようなタイプの人とばかり親交を深めても、自分の視野はなかなか広がりません。

もちろん一定の人と深い人間関係を築くことも大切ですし、人生をより豊かなものにしますが、一方でいろんなタイプの人と関わることで、いろんな考え方を知ることができ、自分の視野や思考を広げることに繋がります。

20代前半は、10代の頃とさほど変わりなく好奇心が旺盛な傾向があり、フットワークも軽いという特徴があります。それと並行して素直に人の考えや意見を吸収することもしやすいです。

好きなスポーツ関係のサークルに入ってみるなど、仕事や友人関係とは別のところで新たなコミュニティに参加してみましょう。

年齢を重ねてくると自分の中に一定の軸が出来てきて、若い頃よりも違う考え方を受け入れにくくなったり、家族が出来てからでは自分の時間を確保しづらいです。

より円滑で豊かな人間関係を構築するためにも、いろんな年齢、国籍、職業の人と関わることでいろんな考え方を知り、自分の人間力をアップさせることが大切です。

年長者の意見をとりあえず試してみる

次に、年長者の意見をとりあえず参考にして試してみることも、20代前半には必要なことになります。

年齢を重ねた人に何か指摘されたり、アドバイスされた経験のある人はたくさんいらっしゃることと思います。

｢勉強はしておいた方がいいよ｣｢若いうちから食生活に気を遣った方がいいよ｣など、内容はさまざまでしょう。

ただ、優しくアドバイスされたなら問題ないと思いますが、中には語気を強めて厳しめに注意されることもあります。

そんな時には｢そんな言い方しなくてもいいじゃん｣｢そんなこと言われなくてもわかってるよ！｣などと腹立たしい気持ちになりますよね。

こういう腹立たしい気持ちになった時、たいていの人はその意見やアドバイスをただの｢文句｣として処理してしまい、今後に役立てようとすることはありません。

しかし、20代前半の若い時期だからこそ、こういった年長者の意見やアドバイスは、どんなに納得しがたいものでもとりあえず参考にしたり、自分で一度試してみることが、自分の人生をより豊かなものに導いていきます。

もちろん、その意見を参考にして｢ほら、やっぱりそんなことないじゃん｣という結果になることも多々あるでしょう。

しかし、年長者からすれば若者は可能性の塊です。自分が失敗してきたことを目の前の若者もしようとしていたら、つい｢それは失敗しちゃうよ｣と教えたくなるものなのです。

中には本当に文句を言いたいだけのケースも考えられますが、たいていの方は自分に興味がない人に対してわざわざ意見をするようなことはありません。

若い人に嫌な顔をされてまで何かを教えてあげようと思うなんて、相手を大切に思っていなければなかなか難しいでしょう。

実際に、年長者のアドバイスは的を得ていることが多いです。

なぜ小さい頃に”ゲームをする時間は1日1時間まで”と親に決められていた子供が多かったのか。

これは目に負担がかかるということもありますが、そこで小さな｢我慢｣を経験させていたのかもしれません。

小さい子供に我慢の大切さはわからないでしょう。しかし、大人になるにつれて我慢を強いられることは年々増えていき、我慢が成功に繋がることもたくさんあります。

しかし大人はそれを、経験が乏しく、物事の理解が難しい子供に説明することができません。だから、”ゲームをする時間は1日1時間まで”というルールだけを伝えざるを得ないのです。

こんな風に、年長者は若者のためを思って口うるさく意見やアドバイスをしてきているのかもしれません。

だからこそ、今の自分には理解できないところほど、とりあえず参考にして、可能なら一度試してその真偽を確かめてみましょう。

勉強、スキルアップをする

次に、勉強したりスキルアップすることも20代前半でやるべきことのひとつです。

20代前半はいわばチャレンジの時期。自分がやってみたいなと思ったことはたいていチャレンジできてしまうのがこの時期です。

20代前半であれば体力面でも精神面でも時間の面でも、よりエネルギッシュに、より積極的に行動に移すことができるからです。

年齢を重ねると体力が低下したり、仕事のプレッシャーが増えてきたり、家族が出来て自分の時間を確保できなくなってしまうなど、なかなか自分の成長のための行動を起こすことが難しくなりがちです。

だからこそ、周りの同期や同僚よりも良い仕事をするためという意味でも、20代前半のうちに自分が働いている業界や職種について勉強したり、業務をより効率的にこなせるような資格を取るなどスキルアップをするのが良いでしょう。

将来の自分に投資する

先ほどの内容とも近いですが、20代前半の若い時期は、どちらかといえば貯金をするよりも将来の自分への投資にお金を回すのが得策かもしれません。

投資といっても、株取引にチャレンジしようということではなく、自分の今後の成長のためにお金を使おうということです。

たとえば、スキルアップのためのセミナーに通ったり、体力づくりのためのジムに通ったり、将来海外で暮らすことを視野にいれて英語を勉強したり。

将来の自分をより成長させ、自分で自分を｢素敵だな｣｢頑張ってるな｣と思えるように、必要な部分へお金を使うこともおすすめです。

就職･転職する

次に、まだ就職していないという方は就職、すでに就職している方で職場に不満を抱いている方は転職することも時には大切です。

特に20代前半で就職していないという方(ほとんどがフリーターの方だと思います)は、今は問題なくとも、将来的に就職が必要になってきます。理由は下記です。

まず、正社員にある昇給や役職手当、ボーナスなどがフリーターにはありません。

正社員の場合、年間で数千円ほどの昇給がありますが、フリーターは何年働いても数百円の昇給があればいいところです。

そのため、フリーターと正社員の賃金格差は年齢を重ねるほどに広がっていきます。

そうなるとフリーターの方は正社員と比較して自由に使えるお金が制限されやすく、人生自体の自由がききにくくなります。

ローンを組むにも制約があったり、結婚するにもお金がかかりますし、子育てをするにも子供を満足に習い事へ通わせてあげることが難しくなります。

そこで危機感を感じたフリーターの方は就職を決意しますが、それまで就業経験(正社員、契約社員、派遣社員などとして働いた経験)がない方の場合は、30代を越えてしまうと一気に就職が難しくなります。

20代にある体力や吸収力、伸びしろが30代以降の人材には見られないため、未経験者として雇うにはハードルが高いからです。

そのため、フリーターから就職しようと考える場合には20代が望ましく、その中でも前半の方が新卒とたいして年齢が変わらないため、より需要が高いのです。

また、新卒で就職した会社がブラック企業だったなど、理不尽な労働環境下で苦しんでいる方はすぐに転職することをおすすめします。

真面目な方ほど｢新卒で入った会社は3年以上勤めないとキャリアに傷がついてしまう･･･｣などと不安を感じるかもしれませんが、何よりも心身の健康が第一です。

理不尽な環境で苦しんでいたり、納得のいかない働き方を強制されている場合には、転職を検討しましょう。

ただ、フリーターから就職する方法がわからなかったり、短期間で転職先を見つけることに不安を感じている方も多いと思います。

そこで20代の若者に多く利用されているのが就･転職エージェントです。

就･転職エージェントには経験者層に特化したものやIT業界のみ対象にしているものなどさまざまなサービスがあるため、自分に合ったエージェントを利用するのが良いでしょう。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは18～28歳に特化してサポートを行っている他、このようなメリットがあります。

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

もし就職の進め方がよくわからなかったり、短期間で就職したい方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。

自由な恋愛

同じ20代でも後半に差し掛かると、周りが結婚しだすなどして、女性は出産のこともありますから、特に結婚を強く意識するようになります。

しかし結婚適齢期までまだまだ時間がある20代前半であれば、無理に結婚を意識する必要がなく、自由に恋愛を楽しむことができます。

そのため、20代前半では相手の条件面にとらわれず、自由な恋愛を経験しておくと人生をより充実させられるでしょう。

ちなみにこれは、20代前半だからこそ自分の条件にもとらわれぬべきだということでもあります。

少々ややこしい表現になってしまいましたが、つまりは20代前半の若くて可能性に満ちた年齢だからこそ、自分に自信が持てなくても、恋愛に積極的になるべきだということです。

もちろんその人のタイプにもよりますが、20代も後半になると積極的で活発な恋愛というよりは、男女共に落ち着いた恋愛をするようになっていきます。

20代前半で恋愛に積極的になることができなければ、自分に自信が持てないまま20代後半に突入してしまい、あっという間に結婚適齢期を迎えてしまいます。

結婚が全てということではありませんが、できるだけ若いタイミングに自分に自信をつけたり、恋愛で失敗を重ねるなどして成長しておかないと、いざ運命の人に出会った時にチャンスを逃してしまいかねません。

だからこそ、最初は｢自分はいいところなんてないから･･･｣と思いながらでも大丈夫ですので、20代前半のうちに恋愛に積極的になっておきましょう。

海外旅行に行く

次に、海外旅行に行くことが挙げられます。

海外旅行に行けば、日本とは全く違う文化に触れることができ、｢いろんな考え方があるんだなぁ･･･｣と自分の思考の幅を広げることができます。

先ほども少しお伝えしましたが、いろんな考え方を知ることは人生を豊かにするうえでとても重要なことです。

一つの考え方に凝り固まっていては、自分と違う意見や考えを持っている人と分かり合うことができません。

ストレスが溜まってしまうだけでなく、相手の立場になって考えることができなくなってしまい、自分の可能性を狭めてしまうことになります。

新型コロナウイルスが蔓延している状況下での海外旅行は難しいですが、タイミングを見ながら国内を旅してみるのも効果的です。

大きな失敗をする

次に挙げられるのは、大きな失敗をすることです。20代も後半に入ると役職に就いたり、部下や後輩が増えてくるなど、人の教育をしていく立場になっていきます。

そうなると、他人の責任を背負っている分、大きな失敗が許されなくなります。

また、ある程度経歴を積んでからでは自分の生き方の方針というものが定まってきているため、年齢を重ねてから失敗や挫折を経験しても、そこから軌道修正することが難しくなります。

しかし20代の若い時期なら、大きな失敗をして挫折を経験しても、やり直しがききます。自分の人生の方向転換をすることだってできます。

20代前半の方は、自分が必要だと思ったことならあまり考えすぎずにどんどんチャレンジすることが大切です。

それがたとえ周りから無謀だと言われたことだとしても、そのチャレンジした経験や失敗した経験は、必ず自分の人生の糧になります。

直観に従う

また、20代前半のうちは直観に従うことも大切です。先ほどお伝えしたように、20代前半のうちはいくらでも失敗できますし、いくらでもやり直しがききます。

人間、失敗するわけにいかない時ほど自分の直観よりも過去のデータに頼ってしまうものです。

たとえば｢AとBならAの方がカッコいいから売れそうな気がするけど、賛否が分かれそうだから確実性を狙って無難なデザインのBを売り出そう｣といった考え方ですね。

しかしそれを繰り返すうちに、自分が本当にやりたいこと、自分が本当に重視したいものは何だったのか、自分の直観というもの自体が見えなくなっていってしまいます。

しかし、自分の直観はそれ自体が自分らしさを表すものです。

直観が見えなくなったとき、それは自分らしさが見えなくなったのと同義であり、その瞬間から人生が他人と代わり映えのない無難なものになってしまいます。

自分がより納得できる、自分らしい人生を謳歌するためにも、責任にとらわれにくい20代の自由なタイミングには自分の直観を大切にしていきましょう。

20代前半はチャレンジの時期

20代前半はチャレンジの時期です。ここで失敗を恐れずにたくさんチャレンジして経験値を積み、より自分が楽しめる人生を形作っていきましょう。

ちなみに、20代後半でやるべきこと12選を下記の記事にまとめています。今後20代後半に差し掛かった時の準備も兼ねて確認したいという方はぜひ参考にしてください。

おわりに、｢仕事探し｣って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず｢不安｣と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での｢想像とのギャップ｣はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

｢仕事探し｣というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか？

でも、｢仕事探し｣って実は難しくないんです！

仕事を決めるときに必要なのは｢自分の良いところを武器に前向きにぶつかること｣、言ってしまえばこれだけなんです。

｢でも自分に良いところなんてないよ～…｣なんて嘆いているそこのあなた！長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう！

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