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内向的な性格とは?|内向的な人の特徴と向いている仕事10選

世の中の人を性格で分けるとすると、内向的な人と外交的な人の2パターンに分かれます。

そもそも内向的な性格とはどのような特徴があるのでしょうか?この記事では内向的な性格の人について、向いている仕事やストレスを感じやすいシーン、またその対処法や予防策について紹介していきます。

自分の性格にコンプレックスを抱えている人も、素直に自分のありのままの姿を受け入れられるようになるかもしれません。

内向的な性格とは?

内向的な性格とは興味や関心が外へ向かうのではなく、自分の内部に向かいやすい性格を指します。

「暗い」「おとなしい」といったイメージをもたれがちで、対義語の「外交的」に比べると損な役回りになる事が多いと考えている人も多いかもしれません。

ただし決して外交的が良くて内向的が悪いという訳ではありません。内向的だからこその強味もあり、多種多様な個性の一つと捉えることが大切です。

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外交的な性格の人との違い

一般的に外交的が「陽」、内向的が「陰」という印象が強いですが、内向的だから殻に閉じこもる、人と接点を持たないというものでもありません。

内向的な性格の人と外交的な性格の人の違う点と言えば、例えば何か意思決定をする時の重視するポイントです。

内向的な人は自分との対話、外交的な人は他者との関係性を重視して決めていきます。つまり人との関わり方が根本的な違いと言えます。

内向的な人の特徴

内向的な人にはある一定の共通した特徴があります。長所となる面もあれば、もちろん短所になる面もあります。

コミュニケーションをとるのが苦手

人と全く話さないという訳ではありません。話しかけられた際にはそれ相応の返答をしますが、自ら積極的に話しかける事がないのです。

つまり初対面の人と打ち解けることや周りに自分のことを理解してもらうには時間がかかるかもしれません。

人から注目されたくない

内向的な人は必要以上に人から注目されるのを嫌います。

注目されたくないがために、せっかく良い企画やアイデアがあったとしても、発言せずチャンスを逃してしまうケースもあります。良く言えば控え目で、出しゃばらないタイプと言えます。

リアクションが小さい

笑う時や怒る時、驚いた時もリアクションが控え目です。

注目を浴びるのが苦手、かつ人の話もじっくり掘り下げて聞いていきたいため、どうしてもリアクションが小さくなってしまうのです。周りがオーバーリアクションをする中だと、反応の薄さが逆に目立ってしまうかもしれません。

一人での仕事や作業を好む

皆と協力し合って仕事をしていくより、一人黙々と打ち込める作業が好みです。

自問自答しながらじっくり目の前にあるものに取り組め、他人の無駄話でペースを乱される事も無いからです。つまり職人気質な一面があります。

協調性に乏しい

密にコミュニケーションを取り合っている人達は、特に打ち合わせをしなくても阿吽の呼吸で合わせられます。

一方、内向的な人は普段から一人で考えて行動していくので、いざ他人と何か一緒に作業をする事があっても歩幅が合わせられない可能性が出てきます。ただし協調性が全く無いのではなく、決して輪を乱そうとするタイプでもありません。

些細な事でも傷つきやすい

何でも深く考えてしまうタイプなので、他人の何気ない一言でも傷つきやすい傾向にあります。

相手からすると特に深い意味は無く、他の人なら笑い飛ばせることでも深読みし、勝手にダメージを大きくしてしまうのです。一方で自分が繊細だからこそ相手の気持ちもよくわかり、他人が不快に感じるような嫌味は言いません。

感受性が強い

周りの人の考えや気持ちにも敏感です。普段から自分でじっくり考える習性があるため、感性が豊かで感受性が強いのです。落ち込んでいる人が近くにいるとそっと寄り添い、ごく自然に相談にのる事も出来ます。

常に慎重に考える

思いつきで行動するのではなく、常に慎重派です。欲しい物があっても本当に必要であるのか、安全と言われるものでも本当に大丈夫なのかしっかり見極めるので、失敗のリスクは減らせます。

努力家

コツコツと一つの事を集中してやり遂げる力に長けています。

他の人が途中で投げ出してしまうような地道な作業も、内向的なタイプは目標に向かって突き進んでいくことに楽しさを感じるため、無理なくこなすことが出来るのです。瞬発性はないものの、長い期間を経て評価されるタイプと言えます。

自立している

何でも一人で考え、行動している人なら周りに頼る必要はありません。困った事が起きても「自分で何とかしよう」と解決策を見出す努力をするので、生活的にも精神的にも自立している人が多いです。

内向的な人が向いている仕事

協調性があってコミュニケーションが上手くとれる外交的な人の方が仕事に有利かと思いきや、実は内向的な人の方が向いている仕事もあります。ここからは内向的な人に向いている具体的な仕事について紹介していきます。

プログラマー

システムエンジニアが設計した仕様書に基づき、プログラミング言語を用いてシステムを作り上げるのがプログラマーの役割です。

IT系職種の中でも登竜門的な仕事になり、作業自体は単純で労働時間も長いですが、目標に向かってコツコツと取り組める人には向いている仕事です。

インフラエンジニア

インフラエンジニアとは企業の情報システムを構築し、かつ定期的なメンテナンスやアップデートなど運用保守を担うエンジニアです。

担当する技術領域によってサーバーエンジニアやネットワークエンジニアなどに分かれますが、いずれも求められる知識やスキルは同じです。

クライアントからの要望通りのシステムに仕上げるには、相手側の話をしっかり聞いて内容を理解する力が必要で、物事を深く思考出来る人材には適職と言えます。

グラフィックデザイナー

クリエイティブで一見華やかなイメージがあるグラフィックデザイナーは、実は細かい作業も非常に多い仕事です。

発想力や美的感覚とともに緻密さや我慢強さも求められます。クライアントからの内容を理解し、期待されている通りのデザインに仕上げられるなら、内向的な性格がマイナスになる事はなく、むしろ実直に表現してくれるデザイナーは現場で重宝されます。

イラストレーター

雑誌などの紙媒体やWebなどに使うイラストを描く職業がイラストレーターです。

依頼者からの要望を聞き、趣旨に合ったイラストを描いていきますが、自分の手掛けた作品が多くの人の目に触れるのはやりがいが感じられるものです。

イラストが好きな人にとってはまさに天職ですが、締め切りに間に合わせるためにはコツコツ作業を進めていく必要があり、精神的なタフさも求められます。つまり愚直に努力出来る人こそがイラストレーターの資質があると言えます。

トラックドライバー

トラックドライバーは長時間の運転が必須なので、まず車の運転が好き、そして集中力と注意力が備わっている事が大前提です。

出退勤時や荷物の積み下ろしの際は人との関わりがありますが、それ以外はひたすら運転の時間です。

一人で黙々と働きたい、また誰に監視されなくても責任を持って仕事を全うできる人が、トラックドライバーの仕事に向いています。

タクシードライバー

運転が好き、洞察力が高い、真面目でやる気のある人がタクシードライバー向きです。車を走らせている時に乗客と会話をする事もありますが、自分からベラベラと話しかける必要はありません。

安全に目的地まで送り届けることこそが最大の使命で、乗客に対して気遣いや配慮が出来る人ならタクシードライバーとして十分に役割が果たせます。

警備員

警備員とは施設や工場現場において、人や財産の警備に従事する人を指します。

現場によっては何もする事がなく手持無沙汰になるケースもあるため、自分で勝手に業務の範囲を縮小させてしまうことも可能ですが、何も起こらない状態でも現場に立ち続けるのが警備員の役目です。

つまり、責任感と使命感があり、真面目に業務を遂行してくれる人材が求められています。

Webライター

Webライターの働き方は多種多様です。企業に属して自社メディアの記事を書くライターもいれば、企業に属さない特定メディアの専属ライターとして、または様々なメディアから依頼を受けて記事を執筆するライターもいます。

特に必要な資格はないですが、ライティングスキルと物事を正しく伝えられるスキルは不可欠です。地道にコツコツ情報を収集し、一人で黙々と記事を書きあげていく事も苦にならない人はWebライターが適職となります。

造園設計家

造園設計家とは公園や緑地、個人宅の庭の設計や施工を行う職種です。数年先の植木の状態まで見通して設計しなければならず、それなりの経験を積まなければ一人前として認められません。

働きながら学ぶ事が必須で、地味で面倒な作業でも抵抗を持たない努力家タイプに向いている仕事です。

その他

内向的な人は深く追求していく仕事が向いています。そういった意味では研究職や開発職、芸術家なども適職と言えます。

いずれも一人での作業が可能で、黙々と自分のペースで作業が出来る仕事です。ストレスなく自分のやりたいように仕事に打ち込めるため、思わぬ成果が発揮できるかもしれません。

内向的な人がストレスを感じやすいシーンと対策

内向的な人が特にストレスを感じやすいシーンがあります。ここからはストレスを感じやすいシーンごとに使える予防策、対処法について紹介していきます。

大人数で盛り上がる席

内向的な人は大人数でワイワイと盛り上がる席が苦手です。特にあまり話した事がない人がたくさんいる場面では、会話に入るタイミングがわからず、その場所にいるだけで疲れてしまうのです。

対策としては、まず一つ目が元々仲の良い人や性格の似ている人の近くに座る事です。仲の良い人が横にいれば心強く感じられ、誰とも話せず間が持たないという事態を回避出来ます。

また自分と良く似た性格の人がいれば、仲良くなれるチャンスです。「大勢の人がいる場は疲れる」とお互いに感じている事が共通していると仲間意識が芽生え、急速に距離が縮まっていくかもしれません。

もし頼れそうな人がいない場合は、自分の役回りを徹底させることがポイントです。空いたお皿を片付ける、飲み物を注文するなどお世話係に徹すると手持無沙汰にはならず、周りからも感謝されます。

初対面の人と話す時

内向的な人は1対1での会話はそれほど苦にはしていません。しかし相手が初対面となると話は別です。

何を話せば良いのかわからず、沈黙の時間が長いほど気まずい思いをする事になります。初対面の相手でもスムーズに話すには、会話のテンプレートを増やしておくのが鉄則です。

そもそも相手がどのような内容に興味を持ってくれるかはわからないので、まずは取りとめのない質問で十分です。

「趣味は何ですか?」「好きな食べ物は?」など定番の質問から、何かしら共通の話題が生まれてくるかもしれません。もちろん自分が質問を受けるパターンも想定し、返答内容をしっかり考えておく必要があります。

人間関係で揉めている時(または周りが揉めている時)

繊細で些細な事でも傷つきやすい内向的な人は、人間関係で揉めると強いストレスを感じます。

また自分のことだけではなく、周りが揉めている際も心がどんよりし、暗い気持ちになります。何でも一人で考え解決するタイプだからこそ、周りに相談できず自分で悩みを抱え込んでしまうのです。

対策としてはもし自分が当事者で、自分に非があるケースでは迷わず相手に謝罪をすることです。頑固で自分の考えを曲げない一面もありますが、特に交友関係は狭く深くをモットーとしているなら貴重な仲間を失うことになります。

謝罪はタイミングも大切で、機会を逃すと更に謝りにくい状況になり、後で後悔しても元の状態には戻せません。心の傷やストレスを大きくしないためにも、謝罪する勇気が必要です。

また周りが揉めている時は、個別に一人ひとりの話を聞き、解決策を探っていきます。

複数人から一気にまくし立てられると上手く言葉を返せなくても、1対1で向き合って話をすれば、じっくりと考えて心の中で整理しながら言葉をかける事が出来ます。

思慮深く芯がしっかりしている人は、周りがピンチに陥った時も適切な解決策を見出せるので、頼られる存在になり得ます。

その他

会議で自分の考えや提案、意見を言わなければいけない場面も辛く感じるかもしれません。

内向的な人は注目されることを苦手とし、人に勝ちたい、人より上に行きたいといった気持ちも控え目です。

しかし皆が同じような考え方ではなく、是が非でも自分が一番を勝ち取りたいと闘志を燃やすタイプも数多くいます。

たくさんの人が注目されようと意見をぶつけ合う中、一人黙っている訳にもいきません。発言したくないけれど発言せざる負えない状況は、とてつもなくストレスを感じるものです。

対策はシンプルで、とにかくその場の雰囲気に慣れていく事です。社会人として働いていく中では避けられない場面で、回避するには他の職種へ転職を考えるしかありません。

会議の前に事前に自分の意見や提案を整理し、堂々と発言出来るよう繰り返し練習していきます。

興味深い分野は掘り下げて知識を得ようとし、また様々な角度から分析し考えを膨らませる事に長けているため、一生懸命に練り上げた企画を発案すると周りを驚かせ、社内での評価を一気に上げられる可能性もあります。

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内向的な性格の方はストレスを溜めやすい傾向にあります。現状を打破しようと時に努力することも大切ですが、無理をし過ぎると心身ともに壊れてしまう恐れもあります。

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