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立ち仕事を徹底解説!立ち仕事のメリット&デメリットと疲れの解消方法とは?

立ち仕事といえばキツイ、疲れるというイメージを持たれがちです。

ただし皆がデスクワークを好む訳ではなく、デスクワークよりも断然立ち仕事の方が好き、自分に合っているという人もいます。

この記事では立ち仕事の代表的な職種、立ち仕事のメリットとデメリット、立ち仕事が感じやすい疲れの解消法などについて解説していきます。

立ち仕事とは?職種の代表例を紹介

立ち仕事に該当する職種と言えば、まず接客業や工場勤務が挙げられます。また介護士や保育士もずっと立ちっぱなしではないものの、基本的には立って行う作業が多くなります。

同じ場所にずっと立って仕事をするか、または色んな場所を移動しながら仕事をするか、立ち仕事によっても様々で、体に感じる負担も違ってくるかもしれません。

体力には自信があるからと安易に決めず、まずは目指す職種の特徴や働き方をよく知っておく必要があります。

接客業全般

接客業とは飲食やアパレル、販売、美容などに関わるサービスを提供する仕事です。

具体的には飲食店のホールスタッフやホテルのフロント、ショップの販売員、美容師、エステティシャンなどがあります。

ひとえに接客業と言っても働く職場によって雰囲気も様々で、例えばホテルのフロントやデパートの販売員として働く場合は、最初に身だしなみや言葉遣いなどのマナーを徹底的に叩き込まれます。

座る事はほとんどなく、立って待つことも仕事の一つです。背筋が伸びているか、足の位置は正しいかなど立ち姿に気を配り、常にお客さんに見られているかもしれないと意識を持つ必要があります。

美容師やエステティシャンは時に座りながら作業することもありますが、基本的には立ち作業が大半です。

美容師ならシャンプーやカット、パーマ、エステティシャンなら美容機器を使ってのマッサージといった施術を行いますが、指先に力を入れたり、腰をかがめて作業する時もあります。

さらにお客さんに気持ち良く過ごしてもらうためには、常に笑顔をたやさず、会話スキルも磨いていかなければいけません。

立ち仕事が基本の接客業は体力も必要ですが、コミュニケーション能力も求められます。

人を相手にする仕事だけに最初は苦労するかもしれませんが、毎日のようにお客さんと接し、会話をする機会を増やしていけば、どのような話題が喜ばれるのか、どんな話し方が好まれるのか認識できるようになります。

また一般的な礼儀やマナーも身に付けられるので、老若男女問わず誰が相手でもスムーズに会話出来るようになるかもしれません。もちろん仕事で得たコミュニケーションスキルは、プライベートでも大いに役立ちます。

工場などの作業員

工場で働く場合は、検査と製造事務を除いてほぼ立ち仕事といっても間違いありません。

特に工場の仕事としてイメージされやすいのが、ライン作業、または流れ作業と呼ばれるものです。

ベルトコンベアに乗って流れてくる部品を組み立てたり、製品を加工したり、完成した商品を検品、運搬する箱に仕分けといった業務になります。

作業はずっと同じ場所で行い、どこかに移動するといった事はありません。

ライン作業はラインの流れに沿って仕事をしていかなければならないので、とにかく集中力が求められます。

うっかりミスをすると、全体の手を止めてしまうため、単純な作業でも責任重大です。

ただしコツさえ掴めば、スムーズに作業出来るようになります。24時間稼働している工場なら2交代制や3交代制のシフト制になっており、夜勤を増やせば効率良く稼ぐことも可能です。

またライン作業に限らず工場勤務は技術を身に付けられます。転職市場において未経験可としている工場の求人も多いですが、技術を持っている経験者はより優遇されるかもしれません。

介護士

介護士は体が不自由になった高齢者がスムーズに生活出来るよう、サポートしていく仕事です。

食事と入浴、排泄に関わる三大介助をはじめ、衣服の着替えを手伝う更衣介助、ベッドから車椅子、車椅子からベッドへの移乗介助などもあります。

施設によって仕事内容も異なり、例えばデイサービスではレクリエーションの企画や開催、訪問介護は高齢者の自宅に訪問して掃除や料理など家事の援助を行っていきます。

介護士の仕事はほぼ立ち仕事で、利用者を支えている時間も多く、足だけではなく腰にも負担がかかります。

職員同士で情報を共有していかなければならないので、協調性やコミュニケーション能力も求められます。

大変な仕事というイメージを持たれがちですが、利用者やその家族から直接「ありがとう」と声をかけられる機会が多く、資格取得や経験によってどんどんスキルアップ出来る仕事です。

さらに介護施設の数、介護サービスを必要としている利用者は多いため、経験があれば日本全国どこの施設でも働けるという強みがあります。

保育士

0歳~6歳までの乳幼児の保育を行うのが保育士の仕事です。子供を預かって身の回りのお世話をするだけではなく、年齢に合わせた遊びや活動を提案していきます。

ゆっくりとデスクワークに臨めるのは子供が昼寝をしている時や降園後で、子供が元気に活動している間は保育士も立って仕事をしている事が多くなります。

大切な子供を預かっている立場であり、事故や怪我には特に注意が必要です。

元気一杯の子供を相手にするためには、ある程度の体力がいります。また運動会や音楽発表会などの行事が組み込まれている時は、残業で帰りも遅くなります。

何かしらのトラブルに遭った時、イベントで残業続きの時は疲弊するかもしれません。それでも常に可愛い子供達の笑顔に囲まれて仕事が出来るのは、保育士の特権です。

またオムツをしていた子がトイレで用を足せた、恥ずかしがっていた子が挨拶してくれるようになったなど、日々の成長が見られるのも魅力の一つと言えます。

その他

看護師や警察官、消防士、自衛隊員など人命救助に直結する職種も立ち仕事が基本です。

職場や時間帯によってゆっくりと過ごせる時もありますが、目の前に怪我をした人がいたり、凶悪な事件が発生した時は、自分の用事は後回しにしてでも任務を遂行しなければいけません。

人の命に関わる大変な仕事ではありますが、無事に病人や怪我人を救えた時、地域住民の安全が守られた時は大きな達成感が感じられます。

また建設現場や道路整備を行う土木作業員、木造建築物を建てる大工も立ち仕事に分類されます。

重い資材を扱う仕事であり、夏の炎天下であろうと冬の極寒の中であろうと、一日中外での作業となります。

働いた後は体力も消耗し、時には危険も伴いますが、人の役に立つ仕事であることは間違いありません。自分が手掛けた建物や道路は形として残り、何物にも代え難い満足感や喜びが得られます。


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立ち仕事のメリット&デメリット

立ち仕事には、メリットもデメリットもあります。それを知ることで、自分に合う仕事か合わない仕事なのかの判断材料になるかもしれません。

立ち仕事のメリット

健康に良い

座ったままの状態で作業をし続けると、体を動かすことがほとんどありません。

その点、立ち仕事は常に体を動かしている状態なので運動不足にはならず、特に足の筋肉は鍛えられます。立ち仕事を続けていると体力がアップするのも間違いありません。

業務効率が上がる

座っている時より立っている時の方が脳は活性化し、集中力を上げる交感神経も優位に働きます。

デスクワークの場合、昼食後に眠くなってしまうケースが多いですが、立ち仕事であれば頭と同時に体も動かせます。体を動かせば眠気防止効果にもなり、業務効率も上がるという訳です。

代謝が上がって痩せる

デスクワークと立ち仕事では、同じ時間働いても消費カロリーが違います。

さらに美しい立ち姿をキープするには、お腹や背中の筋肉も使うため、基礎代謝もアップします。基礎代謝が上がれば1日の消費カロリーも増えるので体重が減り、痩せやすい体質に変わっていきます。

立ち仕事のデメリット

足に負担がかかる

立ち仕事は間違いなく足に負担がかかります。座る場面がなく一日経って仕事を行う場合、忙しく動き回っていても疲れますが同じ場所に立ち続けていても、脚の筋肉が固くなって血流が悪くなり、だるさやむくみなどの症状が出てきます。

腰痛持ちになる可能性がある

デスクワークも腰痛になるリスクはありますが、立ち仕事でも同じ姿勢を続けると腰に負担がかかります。

特に介護士や保育士にとって腰痛は職業病とも言われる身近な症状で、酷くなると日常生活ですら不便に感じるようになります。

疲労が蓄積する

立ち仕事に慣れるまでは時間を要します。また慣れたと感じても、こまめに体のケアをしていかなければどんどん疲労が蓄積していきます。

無理を続けると最悪の場合、椎間板ヘルニアや下肢静脈瘤、変形性膝関節症といった病気を発症する恐れもあるため、注意が必要です。

立ち仕事での足の疲れを解消する方法

立ち仕事に従事する場合は、足の疲れを解消出来る方法を知っておいた方が安心です。手軽に行えるものが多く、毎日のケアで自分の体を守ることが出来ます。

着圧ソックスを履く

長時間立ち仕事をしていると脚の血流が悪くなり、むくみやだるさが生じます。

着圧ソックスには脚を程よく加圧する効果があり、足の下から上に向かって血行が促される事で、老廃物や水分も流れていきます。

むくみが解消されるので脚痩せ効果が期待でき、さらに冷え対策にも有効なアイテムです。

マッサージをする

マッサージをして筋肉をほぐすと、足の痛みやだるさ、疲労感も和らぎます。入浴後や寝る前など、気持ちがリラックスしている時に行うと、より効果も実感しやすくなります。

ふくらはぎや太ももなど、特に辛く感じる部位を集中的にマッサージするのも良いですが、余裕がある時は足裏や足首、太ももの付け根といった部分にもアプローチしていきます。

また力が強過ぎると筋肉を傷める可能性もあるため、適度な力に加減して揉み解していくことが大切です。

ストレッチをする

同じ姿勢を続けるのが良くないのは、血流が悪くなって様々な健康被害が生じるからです。

立ち仕事だから体を動かしていると過信せず、積極的にストレッチをして体をほぐしていかなければいけません。

難しい動きをする必要はなく、首をねじる、腰をひねる、伸びをする、屈伸するといった簡単なストレッチでも十分です。

休憩時間など隙間時間を有効活用していけば、疲れを軽減できるのはもちろん、身体への負担や疲労の蓄積も予防出来ます。

寝ながら脚を組み、膝を揺らす

手を使わず、寝転びながら足のケアをする方法もあります。寝ながら脚を組み、上側の足のふくらはぎと下側の膝を合わせるようにして揺らすと、ちょうど膝がふくらはぎに当たって心地良い刺激が感じられます。

布団の上で行っても良いですが、お風呂に浸かりながら行うと、より高い効果を実感出来ます。

湯船に浸かる

むくみ解消と疲労回復には、ゆっくり湯船に浸かるのも一つの方法です。

体が温まると、自然と血行も良くなり老廃物も流れていきます。お湯の温度は38~40℃が適温で、時間は15~20分あたりがベストです。

また寝る90分前の入浴が理想で、体温が落ちてくる頃にベッドに入ると睡眠の質も良くなります。翌日まで疲れを残さないためにも、しっかり湯船に浸かって体をリラックスさせる事は大いに意味があるのです。

水分を摂取する

足がパンパンに浮腫んでしまう人は、水分を摂りすぎているからと考えるかもしれません。

確かに水分の摂り過ぎという可能性もありますが、水分が足りなくても浮腫んでしまうケースもあります。

水分の摂取量が少なければ、体が何とか水分を溜め込もうと働きかけ、結果的に下半身に余分な水分が溜まっていきます。ちなみに体重50キロの人であれば、1日1.5リットルの水分が必要となっています。

自分の足に合った靴、インソールを選ぶ

立ち仕事をするのであれば、自分の足に合った靴を選ばなければいけません。サイズが合っていない靴を履いていると、足に余計な負荷がかかり疲労感を強くしてしまいます。

何となくフィットしていないと感じるのであれば、微調整出来るインソールが便利です。

インソールはクッション性も向上するので、足裏への衝撃を抑えられるというメリットもあります。

また高いヒールは足腰に負担がかかります。職場で決められているなら仕方ないですが、可能であれば少しでもヒールの低い靴に切り替えた方が安心です。

その他

むくみ解消グッズを購入する

着圧ソックス以外にも、むくみや足の疲れを解消出来るアイテムはあります。

例えば電動のフットマッサージ機を購入すれば、自分の手を使わず足首やふくらはぎをマッサージ出来ます。

お茶を飲みながら、テレビを見ながらの足のケアが可能で、至福の時間が過ごせるようになるかもしれません。またむくみの改善に効果があるシールも手軽使えるため、持っておくと重宝します。

病院に相談する

足の痛みやむくみが続く場合は、病院へ行って相談した方が安心です。放置するとヘルニアや下肢静脈瘤などを発症する可能性もあり、さらに重い病気に発展してしまうケースもあります。

適切な治療を受ければ、それまでの痛みが嘘のように引くかもしれません。そして悩みが解消出来れば、より仕事に集中出来るようになります。

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