仕事で失敗ばかり繰り返す人の特徴6選!同じ失敗を繰り返さない為の対策を解説!
すべての仕事を完璧にこなす人は稀であり、多くの人は失敗やミスを経験して成長していきます。
しかし何度も失敗を繰り返すと周りに迷惑をかけるばかりか、仕事に対する自信や楽しみを失ってしまう可能性が高いので注意が必要です。
そうならないためにも、今回は仕事で失敗を繰り返してしまう人の特徴や対策法について詳しく見ていきましょう。
失敗を繰り返す原因6選
仕事で失敗ばかり犯してしまうのには、それなりの原因があります。
原因は人それぞれですがよくあるパターンには以下のようなものがあるので、まずは自分が当てはまっていないかチェックしてみてください。
一度やったことが定着していない
仕事でのミスが多い人は、一度経験した業務に必要な知識やスキルなどが定着していないという可能性が高いです。
このパターンは特に入社1~2年目の人に多く見受けられます。最初の内は先輩社員に教えてもらいながら仕事を覚えていく事になりますが、この段階で業務に必要なノウハウをしっかり把握しておく事が重要です。
ノウハウを定着させるための取り組みを行っていたとしても、ケアレスミスによる失敗は誰にでも起こる可能性があります。
しかし、同じような失敗を何度も繰り返しているという事は、ノウハウを身に付けるための努力が足りていないというケースが多いのです。
先輩社員や上司からの評価にも影響するポイントなので、教えてもらった仕事のプロセスやアドバイスなどはメモ・付箋に書き残していつでも見返せるようにしておきましょう。
分からないまま放置している
新入社員にありがちなパターンとしてはもう1つ、分からない事をそのまま放置してしまっているというケースも挙げられます。
仕事で何か分からない作業にあたった際、多くの場合は「先輩社員に教わりながら一緒に取り組む」か「代わりにやってもらう」かの二択になるでしょう。
前者の場合は教わった事をしっかりメモにとっておけば、後々自分で見返して復習する事が可能です。
しかし後者の場合、先輩社員が作業内容を教えながらサポートする余裕がないという状況が予想されます。
先輩に代わってもらえばその場をしのぐ事は出来ますが、落ち着いたタイミングで改めてその仕事についてのノウハウを教えてもらう必要があるのです。
もちろん予め担当者が決められている作業や、ある程度経験を積んだ社員が行うべき作業であれば新入社員が無理に理解する必要はありません。
ただし基本的にやり方が分からない仕事をそのまま放置するのは、後々自分の首を絞める事になると考えておきましょう。
慣れによる気の緩み
社会人として働き始めて2年・3年と年月が経過していくと、ある程度仕事に慣れてメンタル的にも余裕が持てるようになってきます。しかしこの「慣れ」こそが仕事の失敗を招く原因になり兼ねないので気を引き締めておきたいところです。
このパターンは同じ様なデータ入力作業が続く事務仕事や、ルーチンワークがある程度固定化されている現場などで発生しやすいと言えます。こういった現場では仕事に慣れてくると作業スピードも向上していきますが、いつもと異なるポイントや些細なミスを見落としがちになるのです。
細かい数字を大量に扱う仕事あるいは単純作業を繰り返す事の多い仕事に対しては、特に気の緩みに注意を払っておく事をおすすめします。
自己に対する過信
仕事で結果を出せるようになってきた辺りでは、自分の仕事振りを過信し過ぎないよう注意してください。
「今の自分ならこれくらいの仕事は余裕だろう」という認識は、思わぬミスやトラブルを立て続けに招いてしまう可能性が高いです。
例えば会議やプレゼン用の資料作成が間に合わない・取引先へ届ける商品の納期が遅れてしまうといった事態になれば、多くの人に迷惑をかける事になります。
自分の仕事に対して自信や誇りを持つ事は働く上で大切な心構えであり、自分のさらなる成長を促す材料にもなり得るでしょう。しかし、それは自分の実力を自分で適正に評価出来ているという事が大前提です。
今の自分の実力や周囲からの客観的な評価を受け止めて、堅実で信頼される仕事を心がけましょう。
慢性的な疲弊
任される仕事の量が増えてくるとそれに伴って疲労も蓄積しやすくなります。慢性的に疲弊している状態では仕事のパフォーマンスが低下し、適切な判断が下せなくなってしまう事もあるので十分に注意しましょう。
疲れが溜まる事でミスが増え、そのミスによってまた疲れやストレスが溜まるという悪循環を生み出してしまうのです。
日本は残業や休日出勤の多さによって労働時間が長くなりやすい風潮があるため、個人の裁量だけでは調整が難しい部分があります。
自分なりのリフレッシュの仕方を確立させたり、必要に応じて上司・人事部・外部の労働相談機関などに相談したりといった取り組みが大切と言えるでしょう。
モチベーションの低下
改善に向けて取り組んでも中々仕事のミスが減らない場合は、仕事に対するモチベーションが低いという可能性も考えられます。その場合はまずモチベーションを高めるために「やりがい」を見出す努力をしてみましょう。
例えば「達成感を味わえるように細かい目標を設定する」「同期や先輩をライバルにする」「良し悪しを含めてこまめに仕事ぶりを評価してもらう」といった取り組みが代表的です。自分のモチベーションを高め、パフォーマンスが発揮できる方法を探っていきましょう。
仕事で失敗を繰り返す人の特徴
仕事でのミスが続いてしまう人には、ある程度パターン化された特徴が見られます。傾向を掴む事が出来れば対策も講じやすくなるので、ここからは仕事で失敗を繰り返してしまう人の特徴について見ていきましょう。
責任感がない
仕事で失敗を繰り返してしまうのは、責任感のない人が多いです。「自分が失敗しても誰かがカバーしてくれるだろう」「自分に任されている仕事はさほど重要なものではない」といった具合に緊張感が欠けていると、仕事に身が入らなくなってしまいます。
どんな仕事もチームワークは重要であり、互いに支え合う姿勢が求められるでしょう。従業員がそれぞれ自分の仕事に対して責任を持ち、与えられた業務をしっかりこなすというのは社会人として最低限の心構えです。
責任感のない仕事ぶりは周囲から見ても分かりやすく、上司や人事部からの評価も芳しくありません。いつまで経っても重要な仕事を任せてもらえないため昇給・昇進もしにくくなり、仕事に対するモチベーションは一向に上がらないでしょう。
自らの成長のためにも、仕事に対する責任感は初歩的ながら大切なファクターなのです。
プライドが高い
プライドが高いというのも仕事で失敗を繰り返してしまう人の代表的な特徴です。プライドが高い人は「自分1人でも出来る」「自分の失敗を認めたくない・周りに悟られたくない」といった思考になる傾向が強いとされています。
したがって分からない事があっても先輩社員に聞く事をせず、独断で作業を進めて失敗してしまいがちなのです。本来の実力に分不相応な難しい仕事を請け負ってしまい、その結果失敗してしまうというケースも少なくありません。
適度な自信は自分の成長を促す上でも大切ですが、余計なプライドは業務の遂行や職場での人間関係に支障を来たすリスクがあります。特に入社3年目辺りまでは先輩や上司など目上の人に囲まれる環境が続くので、素直な気持ちで仕事に臨みましょう。
失敗に対して危機感がない
失敗に対する危機感が足りていない人も仕事のミスが中々減らない傾向が見られます。「小さなミスならバレないだろう」「バレても大した事はないだろう」という危機感のなさは、少なからず周囲の人たちに迷惑をかける事になるでしょう。
小さなミスは逐一注意されなくても、誰かが修正・フォローしてくれている可能性が高いです。また、小さなミスでも積もり積もれば大きなトラブルの原因になり兼ねません。
失敗が続いていくうちに「また失敗してもどうにかなる」という甘えが芽生えてしまうと、気持ちを引き締め直すのも難しくなります。普段から自分の作業が終わったら確認を怠らず、不安な場合は同僚や先輩に頼んで二重チェックしてもらうのがおすすめです。
細かい数字を扱う、もしくは社内外を問わず多くの人とデータ・商品・資材のやり取りを行うような仕事では特に注意が必要になります。
人に頼るのが苦手
周りの人に頼るのが苦手で仕事の失敗が絶えないというケースも珍しくありません。自分の仕事で分からない事が出たり困った事態になったりした場合、1人で解決するのは難しいケースが多いです。
特に大きな会社になるほど部署・部門が細分化し、それぞれの業務範囲も細かく割り当てられます。自分の部署内はもちろん、他部署の人と協力しながら仕事を進める事も少なくないのです。
そんな中、自分1人の力だけで仕事を完結させるのは至難の業であると言えます。分からない点や確認が必要な事は適宜周りの人を頼り、スムーズに仕事を進められるように心がけてください。困った時に誰かを頼るのは恥ずかしい事ではないのです。
体調管理が出来ていない
仕事の失敗が減らないのは、コンディションが整っていない事が原因になっている可能性もあります。肉体労働でも頭脳労働でも仕事は身体が資本です。体調不良は判断能力や体力の低下を招いてしまうため、職種や業務内容を問わずミスを連発しやすくなります。
しかし、仕事の繁忙期は残業や休日出勤で対応せざるを得ないというケースも少なくないでしょう。忙しい中でも上手に睡眠時間を確保して、栄養価の高い食事を心がけてみてください。
失敗を繰り返さない為に出来る事
仕事で失敗ばかりしてしまう原因や失敗を繰り返してしまう人の特徴を紹介しましたが、具体的な対策法のイメージが湧かないという人も多いでしょう。以下では失敗を繰り返さないための予防策を紹介していきます。
ミスの原因を考え、具体的な対策を考え行う
失敗を繰り返してしまうのは「その原因と解決策が分かっていないから」というケースが多いです。
何かミスを犯してしまったら、まずは「何故失敗してしまったのか」を明確にしましょう。「教わった事を覚えていなかった」「教わっていない業務を割り当てられた」「単純なケアレスミス」など、仕事を失敗してしまう原因は様々です。
失敗の原因を正確に突き止める事が出来れば、効果的な解決策を導き出せるようになります。
例えば教わった事を覚えていなかったのであれば、先輩や同期にもう一度聞いてしっかりメモに残しておくのが効果的でしょう。
割り当てられた仕事を教わっていないのであれば自分から申し出て教えてもらうか、他の人に回してもらうよう上司に申請するのが無難です。不注意によるケアレスミスは間違えやすいポイントがある程度偏るので、付箋やメモに失敗の内容を書き残して再発防止に取り組みましょう。
周りの人にアドバイスをもらう
仕事で失敗しないためには自分1人で抱え込まず、周囲の人間からのアドバイスを聞き入れる姿勢を持ちましょう。
前述のように自分なりに失敗の原因を考えて、解決策を講じるのも大切な取り組みです。しかし場合によっては独力での解決が難しく、考えれば考えるほど泥沼にハマってしまうというケースもあります。
そうならないためには、客観的な意見やアドバイスを求める事が有効なのです。
ここで重要なのは、自分がミスを犯してしまった仕事に対して理解度の高い人からアドバイスをもらうという事です。例えば同じ部署の先輩や仕事の出来る同期を頼るのが良いでしょう。
業務に必要な知識が足りていない場合はまず実務的なノウハウを吸収しておきたいところです。また、信頼出来る先輩や同期に話を聞いてもらえればメンタル面での負担も軽減されます。日ごろから職場での良好な人間関係を築いておくようにしましょう。
心身の健康管理
仕事で失敗しないためには、心身を健康な状態に保って自身のパフォーマンスを最大限に発揮出来るようにしておく事が重要です。職種や勤務形態によっては難しい場合もありますが、まずはなるべく規則正しい生活リズムで十分な睡眠時間の確保を心がけてください。
適度な運動や半身欲などもおすすめです。メンタルケアについては趣味の時間に没頭したり、好きな香りのアロマを自宅で使用したりすると良いでしょう。
仕事量が多くプライベートの時間が確保出来ていないようであれば、直属の上司・総務部・人事部などに相談してみてください。時にはしっかりと休息を取って健康管理に努めるのも、社会人として大切な仕事なのです。
失敗した時の対処法
人は誰しも完璧ではないため、どれだけ気をつけていてもミスを犯してしまう可能性があります。
大切なのは被害を最小限に留め、再発防止のために効果的な対策を講じる事です。ここからはミスを犯してしまった場合の適切な対処法について詳しく掘り下げていきます。
ミスが起きた時点で報告
仕事で失敗してしまった場合、まず大切なのはミスが発覚した時点で先輩や上司など責任ある立場の人へすぐに報告する事です。どのような仕事でも現場では報告・連絡・相談の3つをまとめた「報連相」が重要であるとされています。
業務上のミスを初期段階で報告しておけば、被害を最小限に留められる可能性が高まるのです。
例えば取引先への商品未納を早期に報告して担当部署全体で対応にあたれば、取引先の仕事や自社への信頼感に与える影響を最小限に抑えられます。
社内だけでなく取引先の業務にも関わるようなミスは特に早期報告が重要です。
ミスを報告した際に怒られるのではないかという不安から、中々上司や先輩に報告出来なかったという事例も少なくありません。しかし報告が遅れれば遅れるほど、そのミスによる被害は大きくなり社内での信頼度も失ってしまいます。
自分の失敗は真摯に受け止めて、正直に報告する事が自分にとって会社にとっても最善の策です。
対応策を考え報告する
ミスを報告するにあたって、失敗した事実のみを伝えるのはあまりベターではありません。ミスによって発生した状況に対して、どのような対応策を講じるつもりなのかを併せて報告するように心がけておきましょう。
現場で発生した状況については現場の人間が一番理解出来ているため、最適な対処方法を考案しやすいのです。
ただしこれに関してはケースバイケースであり、先輩や上司から具体的な指示がある場合にはその通りに従って動くようにしましょう。
管理者側でもトラブルを想定した対処法を用意しているのが普通なので、現場の状況が複雑でない限りは指示が出される事も多いです。なお、ミスや指示の内容はしっかりとメモに残して同じようなトラブルが起きた時に役立てるよう心がけてください。
次回同じミスが起きない為の対策を考える
ミスへの対処が完了して状況が落ち着いたら、再発防止のために対策を考えましょう。
同じような失敗を防いで現場の混乱や会社の損失を回避するという意味でも大切ですが、何よりミスしてしまった当人の成長に繋がります。
1人で対策を考えるのが難しいケースも多いので、同期・先輩・上司などと相談しながら効果的な方法を模索してみてください。社内で情報共有する方法があるのなら、積極的にアウトプットしておくのがおすすめです。
社内での周知が進むのはもちろんの事、そのミスから対策までをより一層「自分ごと」として考えられるようになります。自戒の念を込めておく事で同じようなミスを減らしていきましょう。
失敗との向き合い方
仕事で何か失敗してしまった時、自身のメンタルケアを疎かにしないようにしましょう。気持ちが落ち込んだままでは前向きな思考が難しくなり、次の失敗を恐れてどんどん消極的になってしまう可能性があります。
失敗と向き合って上手にメンタルをコントロールするには、次のようなポイントに気を付けてみてください。
ミスは誰にでもある
仕事でミスを犯した時、メンタルケアで大切なのは「過剰に自分を責めない」という事です。注意深く仕事していれば防げたミスや大きな失敗を犯した場合には、自分の不甲斐無さに落胆してしまいがちでしょう。
自分を律するという姿勢は社会人として必要な要素ですが、自分のメンタルを守るためには「ミスは誰にでも起きる、次から気を付けよう」という割り切り方も重要なのです。
塞ぎ込んでしまいそうな時にこそ、周囲の言葉や仕事ぶりにも目を向けてみてください。多くの人が失敗を乗り越えて成長している事が理解出来るでしょう。
ミス=悪ではない
「失敗は成功の素」という有名な言葉がありますが、心が折れそうな時にはこの考え方を思い出してみてください。確かにミスによって周りに迷惑をかけたり、場合によっては多少なりとも金銭的な被害が出たりする事もあるでしょう。
しかしその失敗が怠慢や不注意によるものでなければ、「新しいやり方に挑戦した」「攻めの姿勢で仕事に臨んでいる」と捉えられるのです。「ミス=悪」と決め付けるのではなく、そのミスから何かを学び次に繋げる姿勢が自身の成長を促してくれます。
対策をしても上手くいかないなら
仕事で失敗が続く人の特徴やミスの原因を理解し、対処法や予防法を実践しても効果が実感出来ないというケースもあります。その場合は自分と仕事の相性が良くない、その仕事に興味が持てない、そもそも適性がないなどの可能性が考えられるでしょう。
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