自己分析を行う

転職したいのにやりたい仕事がない時の見つけ方3STEPの一つ目は自己分析を行うことです。転職したいにもかかわらずなかなかやりたい仕事が見つからない原因としては、自己分析が細かく行えていないことが挙げられます。

自分がどういったことにやりがいを感じるのか、どのようなことに対してワクワクするのかなどを明確にし、“そもそも自分が仕事に対して何を求めているのか”を把握しなければ、いざ自分に合っている仕事があったとしてもいまいちしっくりときません。

その点、自己分析を行うとより自分を客観視できるようになることで自己理解が深まり、自分がやりたいと思える仕事が見つかりやすくなるのです。

自己分析のやり方

自己分析で調べられることは他にもたくさんありますが、やりたい仕事を見つけるにあたって最低限おさえていただきたいポイントは下記になります。

自分が主体的に取り組める仕事ややりたくないと感じる仕事を洗い出すだけでなく、“なぜその仕事は率先して主体的に取り組めるのか””なぜその仕事は避けたいと感じるのか”の理由まで明らかにすることで、自分が仕事に求めていることがより明確になりやすくなります。

仕事のことだけでなく、学生時代の部活動やアルバイト時代の経験をヒントにするのも良いでしょう。自分がどんなことに心動かされるのか、どんな環境を求めているのかをぜひ考えてみてください。

ちなみに周りの同僚や先輩、家族や友人などへ、自分に対する印象や評価を聞くのも自己理解を深めるための良い方法です。

将来のビジョンを明確にする

転職したいのにやりたい仕事がない時の見つけ方3STEPの二つ目は、将来のビジョンを明確にすることです。ここでいうビジョンとは、将来の自分のあるべき姿(ありたい姿)を指します。

5年後や10年後、自分がどんな風に働いていたいか、どんな人になっていたいか、どんな暮らしをしていたいかなどをある程度明確にするのです。

“この先自分がどうなっていたいか”がある程度イメージできていないと、それを実現するために自分がやりたいと思える仕事を見つけるのもまた難しくなってしまうからです。

そしてこれを具体的にイメージするには、先ほどお伝えした自己分析が欠かせません。

自分が仕事や生活に対して求めることが何か、どんな環境に身を置きたいと考えているのかを自己分析によって明らかにしてからでなければ、将来のビジョンをリアルにイメージすることは難しいでしょう。

もちろん、働いたり生活したりする中で考え方が変わり、そのビジョンが少しずつ変化していくかもしれませんが、それは全く問題ありません。

考えが変わるということは自分が日々成長し、変化している証拠であり、ビジョンが変化するごとに少しずつ軌道修正していけば良いからです。

今後変化していくことを前提に、まずは今の自分が将来ありたいと思う姿を想像してみましょう。

将来のビジョンの考え方

将来のビジョンの考え方は人それぞれですが、何から考えれば良いかわからないという方は、下記のSTEPを踏襲してみてください。

まずは人生でやってみたいと思えることを、お金や時間の制約を一切考えずに、100個を目指して書き出してみましょう。

20個、30個あたり出したところで少しずつ絞り出すのが難しくなっていきますが、ここで無理やりにでも考えることで自分の潜在意識を引き出しやすくなります。

たとえば｢グアムに長期滞在してみたい｣｢35歳までに年収600万円以上を稼ぎたい｣｢都内にマンションを購入したい｣｢子供を2人作って家族4人でキャンプに出掛けたい｣などが挙げられます。

次に、人生でやりたくないことを思いつく限り洗い出します。

｢部屋の掃除が面倒だからなるべくやりたくない｣｢お金のことで悩みたくない｣｢人間関係のストレスを感じたくない｣など、人生においてやりたくないことや感じたくないことなどを考えてみましょう。

人生でやりたくないことを洗い出すことができたら、今度はそれらの解決策を考えてみましょう。たとえば、先ほど挙げた例に対する解決策としては下記が一例として考えられます。

この時点で、“人生でやりたいこと”と“やりたくないことの解決策”の2つを洗い出すことができました。次はこれらの要素を、心･体･仕事･お金･家庭･暮らしなどのカテゴリーに分類していきましょう。

たとえば｢都内にマンションを購入したい｣はお金カテゴリー、｢人間関係のストレスを感じたくない｣は心カテゴリー、｢部屋のモノを減らして掃除を楽にする｣は暮らしカテゴリーに分類できます。

分類することができたら、下記の例を参考に項目ごとの小目標を設定してみましょう。

最後に、先ほど考えた小目標をまとめたメイン目標を設定します。自分が生きていく目的を一言で表すと考えるとわかりやすいでしょう。

｢お金と時間にゆとりのある暮らしを目指し、心身共に健康な生活を維持することで、家族が安心して生活できる環境を作る｣など、小目標を集約させて設定します。

これがそのまま将来のビジョンとなり、自分がやりたい仕事を探すうえでの大きなヒントとなります。

たとえば上記のようなビジョンを掲げた場合には、残業が少なく育児に理解がある企業など、ワークライフバランスを保ちやすい環境が必要になるでしょう。

業界･職種･企業を広く調べる

さて、転職でやりたい仕事がない時の見つけ方3STEPの三つ目は、業界･職種･企業を広く調べることです。

やりたい仕事がない原因としては業界･職種･企業をすでに自分の知っているところから選ぼうとしてしまい、選択肢が限られていることも考えられます。

たとえば、本当はフードコーディネーターなどのクリエイティブな仕事に適正があるにもかかわらず、営業職や事務職などのスタンダードな仕事にしか意識が向いていなければ、本当の適職にはなかなか出会えないでしょう。

まだ自分が知らない業界や職種にも視野を広げて調べ、やりたいなと思える仕事や携わりたいと感じられるものが見つかったら、今度は具体的な企業についても細かく調べることでより自分に合った環境を見つけやすくなるでしょう。

業界･職種･企業の調べ方

まず、業界や職種を調べる際には｢業界図鑑｣｢職種図鑑｣などのキーワードで検索をかけたり、実際の仕事環境を知りたい場合にはYouTubeなどで｢一日密着｣などと検索すると情報をキャッチできます。

場合によっては周りの友人に今の仕事について聞いてみるのも良いでしょう。

また企業について調べる際には、求人サイトでヒットした企業について公式サイトを通して理念や社風を知るほか、主力製品･サービスについて理解を深めたりプレスリリースをチェックしたりして、どのような取り組みを行っているかを把握するのが効果的です。

情報の取捨選択は必要になるものの、口コミサイトからも重要な情報を得られるかもしれません。ただ、無数に存在する業界や職種、企業について自力で調べきるには限界があるでしょう。

自分がやりたいと思える仕事をよりスムーズに見つけたいとお考えの方は、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談し、仕事選びのアドバイスをもらう方法が便利です。

転職エージェントでは専属のキャリアアドバイザーが希望や性格から｢本当に合った仕事｣をカウンセリングしてもらえるほか、必要に応じて書類･面接対策～入社までを徹底サポートしてもらえます。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは若年層に特化してサポートを行っているほか、このようなメリットがあります。

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

｢自分が活き活きと働ける仕事に就きたい｣｢自分の性格に合った環境で働きたい｣という方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。

おわりに、｢仕事探し｣って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず｢不安｣と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での｢想像とのギャップ｣はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

｢仕事探し｣というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか？

でも、｢仕事探し｣って実は難しくないんです！

仕事を決めるときに必要なのは｢自分の良いところを武器に前向きにぶつかること｣、言ってしまえばこれだけなんです。

｢でも自分に良いところなんてないよ～…｣なんて嘆いているそこのあなた！長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう！

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