仕事についていけない時の改善策6選|仕事がうまくいかないのはコレが原因だった
「なかなか仕事についていけない・・・」とお悩みではありませんか?新しい始めたばかりのタイミングなどは特に抱きやすい悩みですが、一体どのようにすれば解決するのでしょうか?
本記事では「仕事についていけない」と感じてしまう主な原因と、その対処法をご紹介いたします。少しでもお役に立てれば幸いです。
仕事についていけない原因
「仕事についていけない」という悩みの原因として考えられるものには大きく分けて、以下の7つのパターンが挙げられます。
仕事の量が多すぎるといった物理的な原因はもちろんのこと、完璧主義であるといった個人の内面的な要素に関わる理由が原因である場合や、コミュニケーションが取れない状況にいるといった外的環境が理由になっている場合など、その悩みの原因は本当に様々です。
業務量が多い
「一人では処理しきれない程の仕事(業務量)を抱えている」というのは、仕事ができないと悩んでしまう原因の大きな理由のひとつです。
本人のスキルや知識が充分であり、効率良く仕事をこなしていたとしても、業務量そのものが多すぎるためにキャパシティをオーバーしてしまい、結果として全てをこなしきれずに「仕事ができない、おいつかない」という状況に陥ってしまうのです。
また、やらなければならないことが余りにも多すぎるために、ひとつひとつの仕事に対して集中して向き合うことが難しくなってしまい、その分クオリティや進捗速度の低下などが起こってしまう事態を招くこともあるでしょう。
そうなると、さらに「仕事がおいつかない」状況になってしまいます。
周囲との連携を取れていない
「会社という組織で働く」ということは、多くの人と一緒に働くということです。
仕事をきちんと達成するためには、その仕事に関わっている人たちと必要に応じたコミュニケーションをとる必要があります。
「報連相(ほうれんそう)」という言葉があるように、周囲に対しての「報告」「連絡」「相談」をきちんと行い、その上で仕事を進めていくことは非常に大切なことです。
チームワークの良い環境であれば、なにか問題が起こった時でも、誰かがサポートしてくれるので、一人ひとりが安心して自分の仕事に向き合って業務をこなしていくことができます。
しかし、コミュニケーションがうまくいっていない環境では、そういったサポートが期待できません。つまり、周囲との連携がとれていないということは、自身の仕事量やその責任の範囲が大きなものになりやすい環境であるともいえます。
そうなると、やはり自身のキャパシティを超えた業務を抱えることになってしまい、その結果として「仕事についていけない」という悩みに繋がってしまいます。
またこういった環境では、ミスが発生した場合にも適切な対処を行えずに、それが大きな問題となってしまうケースも起こりやすくなってしまいます。
経験・スキル・知識が不足している
仕事ができないという原因のひとつとして、そもそもその仕事を行うための能力が不足しているということが挙げられます。基本的に、人は持っている能力以上の仕事をこなすことは不可能です。
まだ経験もなく、業務に対する知識も少ない新入社員に対して、何のサポートもせずベテラン社員と同じように仕事を要求すれば、ミスや失敗が起こる頻度は当然多くなるでしょう。
周りと比較しても結果が出せず、「仕事がおいつかない」「仕事ができない」という状況に陥ってしまうことは当たり前のことだと考えられます。
小さな疑問をその都度解消していない
これは、【周囲との連携が取れていない】という部分とも関連するのですが、わからないことを「聞けない」「聞かない」というのは仕事についていけないと感じるようになる原因のひとつです。
例えば、社内のチームワークがいくらよくても、自身がわからないことをその都度きちんと解決していかなければ、せっかくの環境でも仕事を上手にこなすことはできません。
わからないことがある時は、すぐにその場で周囲の人へ質問してみたり、きちんと、自分で調べて問題をクリアにしておくことが必要です。その場で聞けない時や調べることができない時は、後で必ず確認しておきましょう。
そういった解決するためのアクションを起こさずに、いつまでもわからない状態のまま仕事をどんどん進めていけば、いつか必ず「ついていけない」と感じてしまうことになります。また、「聞きたくても聞けない環境にある」といった場合もあります。
「聞ける環境が整っていない」ということは、そもそも「周囲との連携が取れていない」状況ですから、この場合にもやはり「仕事についていけない」と感じてしまう状況に陥るリスクが非常に高いといえるでしょう。
タスク管理ができていない
いくら仕事に対する自身のスキルが見合っており、チームワークの良い職場環境であったとしても、仕事に対してきちんとした優先順位をつけていなければ、その進捗に悪い影響がでる可能性は非常に高いです。
仕事を行う上で、タスク管理は非常に重要なものであり、仕事量が多ければ多いほど(またはその業務が長期間にわたればわたるほど)その重要性は増します。
仕事達成までの道筋をきちんと計画し、臨機応変にひとつひとつのタスクを処理していける人は仕事ができる人であるといえます。つまり逆をいえば、タスク管理ができないということは「仕事ができない」ということに繋がってしまうのです。
正しい優先順位をもって仕事にあたらなければ、スムーズな仕事の進行は難しくなって、効率も落ちてしまいます。それにより大きなトラブルを招いてしまう可能性も否定できません。
また、仕事に対する明確なビジョンがないことから、モチベーションが上がりにくく、クオリティの低下を招く原因にもなり得ます。こういった、タスク管理ができていないことから生じる様々な事象による結果として「仕事がおいつかない」と悩んでしまうことになるのです。
完璧主義である
完璧主義であることや、仕事を完璧にこなしたいと思うことは決して悪いことではありません。<
この場合に問題となるのは、必要以上に時間をかけて仕事をするためにその進捗が大幅に遅れてしまう、あるいは不必要なこだわりのせいで仕事そのものが行き詰ってしまうという点です。
こういったケースでは周囲に迷惑をかけていることも大いに考えられます。そうなると、完璧主義という個人の性質が仕事全体に悪い影響を及ぼしていることになります。
仕事を完璧に遂行しようと思うことは悪いことではなく、むしろ社会人としてとても良い心がけだといえるでしょう。
ただしそういった美点があったとしても、それがあまりに行き過ぎている場合や、発揮するポイントを間違えてしまうと、結果としてこのような状況を生み出してしまい「仕事がおいつかない」と感じてしまう原因になるのです。
周りと比較しすぎている
このケースでは、現実問題として「本人自身が仕事がおいつかない状態にあるわけではない」という状況が多く見受けられます。この場合に「仕事がおいつかない」と感じてしまう原因として、周囲との相対的な比較が挙げられます。
自分自身が求められている仕事をきちんとクリアしているにも関わらず、周りにより優秀な人材がいることで相対的に自分は「できていない」と思ってしまうというサイクルに陥ってしまうのです。
また、現状よりも高い成績や目標を掲げている人が、本来であれば比較対象にすべきではないような人物と自身を比べて(例えば、新入社員がベテランの社員と同等の成績を求めて比較する等々)「自分はできていない」と思い込んでしまうパターンもあります。
こうした理由から次第に「仕事がおいつかない」と悩む状態に陥ってしまうのです。
仕事についていけない時の改善策
この段落では、「仕事についていけない」と感じた時にどうすればその悩みが解決するのか、その対処法を全部で6パターンご紹介していきます。
業務量を調整してもらう
この場合、まずは上司に相談することを考えましょう。上司に相談をして、仕事配分の見直しを求めることは、この問題を解決するための大きな糸口となります。また、それだけではなく自分自身で仕事量の配分を組み立ててみることも大切です。
同僚や上司など周囲の人に自分からサポートを依頼して、業務の効率化を図ることもとても重要なのです。
現状の業務量をひとつひとつ棚卸しして、どこまでが自分にできる範囲なのかをしっかりと見極めた上で、「他人に振ることができる仕事」と「そうでない仕事」をきちんと整理していきましょう。
わからないことはその場で調べる
仕事をしていて「わからないこと」があった時は、すぐにその場で解決するように心がけましょう。疑問があった場合には、まずは自分自身で調べることが大切です。
そして、自分で調べてもわからなかった場合に、周囲の先輩や上司に質問すると良いでしょう。質問する際には、教えてもらったことをきちんとメモして、振り返って次回に生かすことができるようにすることも大切です。
効率化を図る
業務の効率化を図ることは、「仕事がおいつかない」と感じてしまう原因の解消に繋がるというパターンはとても多いです。
特に、業務量が多すぎることでそう感じてしまっている場合や取り組んでいる仕事が長期間にわたるものであるという状況であれば、まずはタスク管理を徹底して見直すことをおすすめします。
仕事全体における優先順位を整えることはもちろん、日々の小さなタスクにもきちんと優先度をつけながら、ひとつひとつこなしていくことが大切です。状況に応じて対応ができるように、その日のTODOリストを作ることから仕事をスタートさせましょう。
単純なことのようですが「頭をつかうものは午前中に回す」といった具合に、その日一日のスケジュールをきちんと立てて仕事を行うことによって仕事が捗ることはもちろんですし、自身の思考もクリアになって集中して仕事に取り組めるようになる結果、クオリティの向上も期待できます。
こうした理由から、タスク管理を行うことは「仕事がおいつかない」という悩みを解決するための非常に有効な方法なのです。
スキルアップを図る
自身のスキルや知識が足りないために「仕事がおいつかない」と悩んでいる人は、まずは自分自身でその不足を補う努力をするとよいでしょう。仕事ができるようになるために「どうすれば良いか?」ということを考えて、行動することはとても大切です。
自分に何が足りていないのかを、先輩や上司に聞いてみることもおすすめします。自身では気づけなかった改善点を見つけることができるはずです。
こういった自分自身に関する努力は、結果的には仕事の成果と結びついていくものです。またスキルアップの方法として、社内や外部に研修制度がないかどうかを確認してみるのも一つの手です。
もし可能であればそういった研修へ参加してみるのも一つです。一朝一夕で仕事のスキルを身につけるというのは難しいかもしれませんがこうした努力をすることにより、確実に仕事についていける自分に成長していくことができます。
必然「仕事がおいつかない」という悩みも次第に消えていくことでしょう。
昨日の自分と比較する
完璧主義であるがゆえに自分の成果や努力を認めることができない人や周囲と比較することで、自分の能力を測る癖がある人は「今日の自分」と「昨日の自分」を比べてみるといいでしょう。
他人を基準にして自分を評価すると、その評価基準は相対的なものになってしまいます。この場合、比べる相手が変わるたびに自分の方が「劣っている」と感じてしまう状況に陥りやすく、正しい自己評価がしづらくなってしまいます。
そこで有効なのが、比べる相手を「他人」から「自分自身」に変えてみることです。他人を基準にして自分の評価を下すのではなく、「過去の自分」と「今の自分」を比較することにより、自分自身の成長を実感しやすくするのです。
「昨日よりも、今日はできることが増えた」と感じることができれば、それは仕事へのモチベーションにもなります。よりよい仕事を遂行するための原動力は、自身のステップアップにも繋がります。
着実に成長していく自分を感じながら、日々の仕事に取り組むことができれば、周囲と比較して「自分は仕事がおいついていない」と悩むことも次第に少なくなっていくでしょう。
優秀な人の働き方を真似る
周囲を見渡した時に、自分だけが「できていない」「仕事がおいついていない」と感じており、それが事実である場合には、一度「仕事のできる人」をじっくりと観察してみるのも悩みを解決するための一つの方法です。
仕事ができる人には、それなりの理由があるものです。その人の仕事のやり方を知って真似てみることが「仕事がおいつかない」という状況を脱出する近道になることもあり得ます。
直接その人に「どうすれば仕事がうまくできるのか?」と率直に聞いてみるのも良いでしょう。「尋ねる」という姿勢自体が謙虚なものと映って、印象よく受け入れてもらうことができるかもしれません。
それによって仕事における良いアドバイスをもらえることも考えられます。
もしも聞きづらい場合には、前述したようにその人をしっかり観察してみることをおすすめします。そうすれば、なんらかのヒントが見えてくるはずです。
一日の過ごし方や、仕事を進める順番、タイミングなど、細かな点まで注意深く観察すれば、次第に仕事が捗るための「コツ」や「法則」のようなものを知ることができるかもしれません。
何かひとつでも参考になりそうなことがあれば、自分でも同じように実践してみて下さい。おいつかなかった仕事を捗らせるための有効な対処法を見つけることができるでしょう。
それでも改善しないなら
「継続は力なり」という言葉があるように、日々の業務に向き合いつづけることは、ある意味で最良の解決方法であるといえます。仕事ができない、おいつかないといった悩みは、「時間の経過とともに解決していた」ということも多いのです。
もちろん、積極的に悩みを解決しようと動くことも大切です。自分自身の問題点を改善したり、物理的、環境的な問題がある場合、どうにか状況を変えようと自ら働きかける努力を行うことで、よりスムーズにその悩みは解決していくことでしょう。
ただし、何をしても状況が改善しないという場合もあります。そういったケースでは、そもそも、行っている仕事に対して適性がないといったことが考えられます。
このような場合は「転職する」というのも問題解決のために取るべき有効な手段のひとつです。
また、仕事を教える環境が全く整っていない、といったように明らかに職場環境に問題がある場合や自身の体力的精神的なダメージが大きい場合には、職場を変えることが最も重要な解決方法であるともいえます。
このように職場環境自体を変える(転職する)場合には、これまでの仕事を振り返ることで、自分の能力に合った仕事内容や、自分の能力を生かすことができる職場などを考えてみましょう。
様々な視点から新しい仕事を探してみることは非常に重要なことです。転職して職場環境や業務内容を変えることで、これまで感じていたような「仕事がおいつかない」という悩みや劣等感を抱えることなく、仕事に取り組むことができるようになるかもしれません。
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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
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