就職/転職に有利な情報を探す

就職/転職に有利な情報を探す

閉じる

「そもそも仕事したくない」と感じる原因10選と率先して働けるようになる方法

「今日は会社に行きたくないな・・・」と感じることは誰しも一度はあるかと思いますが、”そもそも仕事自体をしたくない”と感じている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、生活するにあたって働くことはなかなか避けて通れません。そこで本記事では「そもそも仕事したくない」と感じる原因を掘り下げ、率先して働けるようになる方法をご紹介いたしますので、少しでもお役に立てれば幸いです。

「そもそも仕事したくない」と考えている人はこんなにいる

そもそも仕事したくないと考えている人

出勤前に「今日会社に行きたくないな」と感じたことのある社会人は多いでしょう。休日明けの月曜日の朝には、出社したくない社会人がSNSで嘆く光景も良くあります。

英語圏でも、月曜日の憂鬱な気分を写真とともに投稿する「Mondaymood」というハッシュタグがトレンドに入るように、日本だけでなく世界共通の悩みといえるものです。

「今日は会社に行きたくない」という気持ちを超えて、自分が「そもそも仕事したくない」と気づくと、働くのがつらくなってしまうかもしれません。それでも、生活のために働かなければならない、と考えて自分を追い込みながら働いている人もいるでしょう。

電通総研による『若者×働く』調査結果では

実は、「そもそも仕事したくない」と考えている人はたくさんいます。

大手広告代理店の電通グループの電通総研が、週に3日以上働いている18~29歳の男女3,000名を対象とした「若者×働く」調査の結果を見てみましょう。

この調査によれば、「できれば働きたくない」と回答している人が28.7%と約3割も存在していますが、それに対して「働くのは当たり前だと思う」と考えている人は39.1%で、約4割となっています。

厚生労働省と文部科学省が発表した「令和4年3月大学等卒業者の就職状況」によると、95.8%の大学卒業者が就職しているほど、社会的に、学校を卒業したら働くことが当たり前と考えられています。

そのような状況で、「働きたくない」人と「働くのは当たり前」の人の比率が大きく違わないという点をみても、「働きたくない」と感じてしまうのは、悪いことでもなんでもなく、ある意味「普通のこと」といえるでしょう。

仕事をしたくないと感じることへの注目度は高く、各種アンケート調査が実施されていますが、どの調査でも「仕事したくない」人の存在は無視できません。

リサーチ会社である株式会社アスマークの「仕事に関するアンケート調査」では、「会社を辞めたい」と思ったことがある人はなんと86.7%も存在しています。

独立行政法人である労働政策研究・研修機構の「JILPT 第5回」調査でも、20代の11.5%が仕事をセーブするだけでなく、「もう働きたくない」と答えているほどです。

働きたくない自分はだらしないのかもしれない、と悩むことがあるかもしれませんが、実際は、誰でも感じる可能性のある感情だといえます。「そもそも仕事したくない」と考えている人はこんなにいるんだと思うと、それだけで少し気分が楽になるのではないでしょうか。

「そもそも仕事したくない」と感じる原因10選

多くの人が働きたくないと感じていると知っても悩むことがあるのは、「それでも、生活のために働かないといけない」「仕事をするべき」と考えているからではないでしょうか。

ここでは一旦「働くべき理由」は置いておいて、「そもそも仕事したくない」と感じる原因を考えてみましょう。

自分の「仕事をしたくない」という気持ちを詳しく見てみると、感情の奥に何かの原因が隠れていることがあります。

多くの人が感じやすい代表的な原因についてひとつずつお伝えしますので、自分の共感できるものがあるかどうか、ぜひ一度考えてみてください。

そもそも仕事したくないと感じる原因

仕事が自分に合っていない

そもそも「仕事が自分に合っていない」と感じていれば、仕事をしたくないと考えてしまうのも自然なことといえるでしょう。

自分自身の能力や得意なことから外れて、適性がないことや苦手なことを仕事として選んでいませんか。

たとえば、ひとりで黙々と積み上げるようなやり方が向いているのに外回りの営業を選んだ場合や、人と接して物事の長所をおすすめするのが得意なのにひとりでコツコツデータ入力する仕事を選んだ場合などです。

早起きの習慣がついているのに夜勤のある仕事をしていたり、夜型なのに朝から起きて出勤する仕事をしている、といったように働き方が合っていない場合もあるでしょう。

能力や得意分野、働き方など何らかの点で自分に合わない仕事をしていると、仕事中に「気が重くなる」「なんだか嫌だ」「楽しくない」と感じる瞬間が増えていきます。

きっかけは些細なことかもしれませんし、実際には「その仕事」が合わないだけかもしれません。苦手なことを無理に頑張って続けることで、「働くという行為自体」がネガティブに感じられてつらくなっている可能性があります。

仕事内容に満足していない

今自分がしている仕事内容に満足していないという場合も、仕事をしたくないと感じる可能性があります。

やりたい仕事を任せてもらえない、入社時に希望した部署とは違う仕事内容の部署に配属されたという場合などです。

自分が仕事に不満を感じているとしたら、どのような点が不満なのか考えてみると良いでしょう。「これがしたいのにできない」「うまくいっていない」といった不満の裏には、「こうしたい」という望みが隠れている場合があるからです。

ひょっとしたら、今の仕事内容に対する不満が解消されれば率先して仕事をしたいと感じられるかもしれません。

仕事が忙しすぎる

とにかく仕事が忙しすぎるというときも仕事をしたくないと感じやすくなるでしょう。

ひとつひとつは自分でも十分可能な業務でも、1日に多くの業務を終わらせなければならない状況で余裕がないまま働いている、ということはありませんか?

どこまでやっても次の仕事が待っていて終わりが見えない、どんどん頼まれる業務を片付けるだけで精いっぱいということもあるかもしれません。

忙しいときにも、一旦休憩して気分をリセットできればいいのですが、時間がなく頭がいっぱいのままで仕事を続けていると、ストレスも高まります。

一日の仕事が終わったときにはくたくたに疲れて何もする気力がないという状態だと、プライベートでリフレッシュすることも難しくなるでしょう。

忙しくてなかなか休みが取れないと心身を休めることができず、疲れが溜まります。「また明日から仕事を頑張ろう」と考えるより「また明日も仕事か」と考えてしまい、働きたくない気持ちになってもおかしくありません。

職場の人間関係でストレスを抱えている

人間関係にストレスを抱えていて働きたくないと感じているということはありませんか?

仕事内容が嫌いでなくても、得意なことを仕事にしていても、人間関係が悪い職場に行くのはストレスを感じるものです。

ちょっとしたミスでも怒る上司が怖い、質問しても答えてくれない苦手な先輩がいる、職場のひとたちと合わないと感じる、など人間関係のストレスは多岐にわたります。

自分自身がトラブルを抱えていなくても、職場でトラブルになっている人たちがいる、上司と関係が悪いメンバーがいる、といったことがあれば職場全体の雰囲気も悪くなりがちです。

苦手な人がいても他に仲のいい人がいれば、気にしないようにしたり、お互いに励まし合ったりして乗り切ることもできるかもしれません。しかし、そもそも職場全体の社風と合わないという場合も考えられます。

職場でも人と接したいという人もいれば、できるだけ接したくないという人もいるのです。積極的に飲み会や食事会を開催する職場もあれば、終業後の集まりはなくても仕事中はよく声を掛け合うという職場もあるでしょう。

どのような人間関係を望むかは人によって違うため、職場の雰囲気と自分が合わないときには仕事自体が嫌になる可能性があります。

仕事にやりがいを感じられていない

仕事にやりがいを感じられない場合も、仕事をしたくないと考える原因になります。

毎日同じことの繰り返しで成長できていないと感じる、仕事の手ごたえを感じられない、ミスをすると怒られるのに目標を達成しても褒められないなど、やりがいを感じられない状況はたくさんあるでしょう。

「自分の仕事に何の意味があるのか」と考え始めると、仕事自体も無意味に感じられて、仕事をしたくないと考えるようになります。

「自分が誰かの役に立てている」「入社時より成長している」と感じられる、「頑張りが評価される」「感謝の言葉をかけられる」といった外からの働き掛けがある、「キャリアアップの道が見えている」など、何にやりがいを感じるかは人それぞれです。

もしも、やりがいを実感できれば、仕事に行く目標ができてモチベーションも上がるでしょう。

仕事でのミスが続いている

仕事でミスをするのは、誰でも嫌なものです。会社に与える損害が大きかったり大事な取引先を怒らせてしまったりといった大きなミスをすると、もう会社に行きたくないと感じるほど怖くなることもあるでしょう。

大きなミスでなくても、恥ずかしさや申し訳なさを感じるのは自然な心の働きです。最初は「次からは気をつけよう」と気を取り直すことができても、何度も続くと「自分には働くこと自体が向いていないのでは?」と疑問に思うかもしれません。

ミスが続く理由は、人や状況によってさまざまです。仕事にまだ慣れていないときや、仕事内容や方法が自分に向いていないときにミスをしてしまうことがあります。

本来はミスをしないように丁寧に仕事をする人も、疲れていると本来の実力を発揮できないことがあるでしょう。ミスをしたときに厳しく怒られたことがきっかけでミスをすることが怖くなり、余計にミスをしてしまう、という悪循環の可能性もあります。

ミスは誰にでもあることですし、特に新人のうちは上司や先輩も「ミスをして当たり前」と考えて指導をするものです。しかし、働き始めたばかりでは上司や先輩がどのような視点で見ているか、想像がつかないことも多いでしょう。

自分自身の「できていること」より「できないこと」のほうを見て、自己評価が厳しくなりがちです。そのため、ミスが続くと仕事自体が嫌になってしまうことがあります。

仕事と給与が釣り合わない

仕事と給与が釣り合わないときも、仕事をしたくないと感じやすくなります。もらっている給与に対して、仕事量が多すぎる、責任が重すぎる、労働時間が長すぎる、といった場合です。

頑張って働いている実感があるにもかかわらず給料日に受け取る給与が少ないと、「頑張って働いてもこれだけか」とがっかりして、仕事をする意味がわからなくなることがあります。

極端な場合には「激務で体を壊すくらいなら、家で寝ていたほうがましだ」ということもあるかもしれません。働く気力が湧かなくなった結果、仕事をしたくないと感じている可能性があります。

労働時間が長すぎる

労働時間が長すぎることも、仕事をしたくないと感じる原因のひとつです。

残業が多い、休日が少ない、趣味や気分転換をする時間が取れないなど、ワークライフバランスが崩れる働き方を続けると仕事自体が嫌になってしまうことがあります。

ただでさえ嫌だと感じていることを長時間しなければならないと考えるだけでストレスも大きくなるでしょう。中には、忙しいわけではないが長時間勤務で帰れないという職場もあり、人によっては忙しい職場よりもつらく感じる場合があります。

時短勤務や、無理しなくても毎日定時で帰れる職場なら、気持ちよく働けるという人もいるでしょう。

体力的につらい

一日仕事をするだけで疲れ果ててしまうと、働くこと自体に向いていないと感じる場合があります。職場が遠くて通勤と出勤が大変だということもあれば、人より体力がなくて疲れてしまうこともあるでしょう。

適度な運動で体力をつけるのもひとつの方法ですが、疲れすぎているときには、逆に体調を崩さないよう注意が必要です。

また、元気なときは問題なくできる事でも心や体の調子を崩しているときには疲れてしまうという場合もあります。心身の不調が気になったら、健康診断を受ける、無理をせず病院で診察してもらうなどの方法を取りましょう。

立ち仕事なら座ってできる仕事を、通勤で疲れるなら在宅勤務がある仕事を探して転職するという選択肢もあります。

働くことへのネガティブイメージがある

「働くこと」に対してネガティブなイメージを持っていると、そもそも働きたくないと感じがちです。

たとえば、「仕事とは嫌なことを我慢してお金をもらうものだ」「自分の時間を切り売りするものだ」「クレームなどで怒られるものだ」というように、これまでの経験で仕事への悪い印象を持っていませんか?

「仕事とは、人に喜ばれるもの」「自分の好きだと思えることで、お金をもらうもの」など、仕事に対して良いイメージを持つことができれば、率先して働きたくなるかもしれません。

「そもそも仕事したくない」人が率先して働けるようになるには?

そもそも仕事したくない人が率先して働けるコツ

「そもそも仕事したくない」と感じる原因で見てきた通り、仕事の内容や働き方、職場環境などが自分に合っていないのに無理に頑張って働いていると、「そもそも仕事は面倒でつらいもの」という気持ちになりやすいでしょう。

しかし、働くこと自体が嫌なわけではなく、今している仕事が嫌なだけということも多いのです。

「そもそも仕事したくない」と感じている人も、本当に自分に合った仕事、向いている職場に出会うことができれば、仕事をすることが面白いと感じられるようになる可能性があります。

時間が経つのもあっという間で、定時になってももっと働いていたいと思えるかもしれません。実際に「好きなことを仕事にしている」「仕事をしているという感覚がないくらい楽しい」という人もいます。

そういう人たちの体験談を聞いても、「そうはいっても、自分とは違う世界の人たちだ」と考えていませんか?しかし、仕事をすることが楽しいと感じられるなら、活き活きと働くことができるようになるのです。

率先して働ける「適職」を見つけるコツとは?

率先して働きたくなる適職を見つけるためのコツは、主に下記の2点になります。

【率先して働ける「適職」を見つけるコツ】

・自分に合わない仕事をしない
・本当に自分に合った仕事を知る

自分に合わない仕事をしないためには、自分が仕事のどういう点を嫌だと感じるのかを考え、嫌な要素がない仕事を選ぶと良いでしょう。

どういう働き方を望んでいるのか、重要視するポイントを考えることになるため、自分が仕事に望む条件面もわかります。

たとえば朝から働くのが嫌な場合はフレックス制や午後からの仕事を選ぶことができますし、通勤が嫌いなら在宅勤務の多い仕事、評価してくれないとやる気が出ないなら目標達成時に賞与が出る仕事などが考えられるでしょう。

また、本当に自分に合った仕事を知るためには、自分の好きなことや、時間を忘れてできることがヒントになります。

そうはいっても、時間を忘れてゲームをするほど大好きなのに、ゲーム開発の仕事がつらくてたまらなかった、ということもあるかもしれません。その場合は、自分の好きな要素から外れた部分を仕事にしてしまった、という可能性があります。

ゲーム開発ではなく、ゲームをプレイしてデバッグを見つける仕事(デバッカー)であれば、楽しんで働けたかもしれません。

「仕事でなくてもずっと続けてしまうような、大好きなことで、人の役に立てること」という視点で仕事を見つけることができれば、率先して働けるようになるでしょう。

場合によっては自分の得意分野を仕事にすることで、仕事を面白いと思えるようになるかもしれません。

一人で適職を見つけるのが難しいと感じたときは

転職エージェント

「仕事でなくてもずっと続けてしまうような、大好きなこと」を仕事にするといっても、一人で適職を見つけるのは難しいと感じるかもしれません。そんなときは無理に一人で頑張ろうとせず、転職エージェントを利用するのも選択肢のひとつです。

【転職エージェントとは?】

専属のキャリアアドバイザーが転職活動の準備~入社までをサポートしてくれるサービスです。

カウンセリングを通じて自分に合った仕事を紹介してもらうことができ、書類・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらえます。

転職エージェントでは専属のキャリアアドバイザーが希望や性格から「本当に合った仕事」をカウンセリングしてもらえるほか、必要に応じて書類・面接対策~入社までを徹底サポートしてもらえます。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは若年層に特化してサポートを行っているほか、このようなメリットがあります。

第二新卒エージェントneoのサービス内容

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

「まだ自分が知らない仕事も含めて適職を教えてほしい」「自分に合った職場を教えてほしい」という方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。


仕事選び

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

20秒で終わる会員登録はコチラ