転職後、しんどいのは自分だけ?原因としんどさを軽減する方法5選
転職後に「しんどい」と感じる人は少なくありません。転職理由は人によって様々ですが、期待に胸を膨らませて転職を決意した人からすれば、「こんなはずではなかった」と後悔するものです。
そもそも、なぜ転職した後にしんどいと感じるのでしょうか?本記事では転職後にしんどいと感じる理由や、しんどさを軽減させる方法についてお伝えしていきます。
転職後にしんどいと感じるのは自分だけ?
せっかく転職したのに現状に満足できない、しんどいと感じるのは自分だけ?と不安になる人もいるかもしれません。しかし実は転職直後にストレスを抱えている人は意外と多いです。
つまり満足している人が半数以上いるものの、半数近くの人は大なり小なり不満を感じていることがわかります。しんどいと感じるのは、決して「自分自身が弱いから」「自分の考えが甘いから」という訳ではありません。
同じような思いをしている人は他にも多くおり、必要以上に自分を卑下する必要は無いのです。
転職後にしんどいと感じる原因
転職した後にしんどいと感じる理由は人それぞれです。ここからは、転職後の辛さを引き起こす原因について解説していきます。
不慣れな業務に囲まれるから
転職先では一から仕事を覚えていかなければいけません。業務内容が前職と全く同じというケースはほとんどなく、例え同じ職種だったとしても、会社によってルールや仕事の進め方は異なります。
また同じ職種への転職でも苦労するなら、違う業界への転職となるとなおさらプレッシャーがかかるかもしれません。
とにかく早く仕事を覚えなければいけない、周りのスピードに合わせなければならないと強く思うほど焦りが生じ、ミスを連発するという悪循環に陥ることもあります。
そもそも会社は仕事をしに行く場所であるため、肝心の仕事が思うように上手くいかなければストレスになるものです。ただし「石の上にも3年」という言葉があるように、どれだけ辛くても耐え続けると、いずれ変化が感じられるようになります。
「今日も上手くいかなかった」と落ち込むだけではなく、「今日の失敗を次に活かそう」と前向きに考えるようにすれば気持ちも楽になるかもしれません。
労働環境が変わるから
労働環境の変化もしんどいと感じる原因の一つです。例えば前職と同じ業務内容であっても、仕事の進め方が異なる場合は頭が混乱してしまいます。
指示されたやり方より前職で身に付いた方法の方が作業しやすい、効率が良いと感じると、なぜ無理に変えなければいけないのかと違和感を感じるかもしれません。また会社によっては、リモートワークを推奨している所もあります。
長く出社スタイルで勤務していた人が突然リモートワーク中心の仕事に変わると、気分転換の難しさや孤独感を感じて仕事に集中できなくなる可能性があります。
労働環境が変わった時、その環境に慣れるまでに時間を要するかもしれません。しかしある程度時間が経過すれば、自然に身も心も慣れていくものです。
最初は違和感を感じたやり方でも、続けていくことで、そのやり方がごく当たり前のようになっていくかもしれません。自分には合わないと最初から決めつけず、「その内に慣れていくだろう」と気持ちに余裕を持たせることが大切です。
人間関係がリセットされるから
転職すると、当然ですが人間関係を一から構築していかなければいけません。人によって性格や考え方は異なり、同じような言葉をかけても受け止め方は違ってくるため、まずは一人一人の人となりを把握していく必要があります。
特にアットホームな会社から、少しピリッとした雰囲気の職場へ転職した場合は要注意です。前職では先輩とも友達のような間柄であったとしても、転職先でそのようなフランクな付き合いが出来るとは限りません。
どのような話し方が好感を持たれるのか、どんな話題が好きなのかなど、何もかもが手探り状態となります。
また元々出来上がっているグループの中に入っていくのは、なかなか勇気がいるものです。同僚からの歩み寄りがあれば良いですが、そのような環境でなければ、しばらく自分の居場所が見つけられない辛い状況が続くかもしれません。
職場での人間関係は非常に重要で、仕事自体は楽しくても同僚と良好な関係を築くことが出来なければ、すぐに転職を考える人もいます。
特に元々人見知りな性格の人は苦労する可能性が高いですが、誰か一人でも気さくに話せる相手が見つかれば、状況は好転します。
相手から声をかけて貰うのを待つだけではなく、自分から何か話題を提供しつつ、コミュニケーションをとっていく努力も必要と言えます。
生活リズムが整わないから
職場が変わると、多少なりとも生活リズムが変わる可能性があります。仮に自転車で近場に通勤していた人が電車で一時間かけて会社に通うようになると、スタイルの変化や通勤に要する時間の長さに負担を感じるかもしれません。
また定時の時間が17時から18時といったように1時間ズレるだけでも、子供のお迎えや夕食時間が遅くなり、家族にも影響を及ぼします。
さらに日勤から夜勤、夜勤から日勤といったように勤務形態が変わると、より生活リズムに慣れるまで時間がかかります。
生活リズムが整わない中で勤務し続けると、どんどん体の中に疲労を溜め込んでいきます。最初から遅刻や欠勤で会社に迷惑をかけられないため、多少体がしんどくても無理をしてしまい、結果的に様々な体調不良が出てくるのです。
しかし仕事を続けるには、とにかく体が資本となります。
バランスの良い食事と良質な睡眠、また趣味やスポーツに打ち込む時間を作るなどして、仕事とプライベートのオンオフを上手く切り替えていくことで、生活リズムの変化にも耐えられる強い心や体力を維持できるようになります。
スキルが仕事内容に見合っていないから
精神的なしんどさなら、自分のスキルが仕事内容に見合っていないということも挙げられます。例えば求人票や面接であらかじめ聞いていた仕事内容と、実際が違うというパターンはよく見受けられます。
思っていた仕事内容と全く違うというケースでは、自分には非が無いため、それほど焦りや不安を感じないかもしれません。一方、それ以上に辛いのが、要求されるスキルが想像以上に高かったケースです。
会社側はスムーズに業務をこなしてくれるだろうと考えて自分を採用してくれている訳ですから、その期待に応えられないとなると、途端にしんどく感じるのも当然と言えます。
そもそも中途採用者は新卒と立場が全く違います。新卒社員は早く一人前になるように、あれやこれやと上司や先輩から指導されますが、転職してきた社員は即戦力として期待されています。
お手並み拝見のようなスタンスで遠くから見守られるだけで、自分から質問していかなければ教えて貰えない可能性もあります。
求められるスキルが備わっていなければ居心地が悪く感じられるかもしれませんが、どのように自分の意識を変えていくかが大切です。
スキルアップ出来るチャンスだと捉えて知識や技術の取得に励むと、ビジネスパーソンとして大きく成長できるかもしれません。
転職後のしんどさを軽減する方法5選
もし転職後にしんどいと感じた時はどのような対策をとれば良いのでしょうか?ここからはしんどさを軽減させる方法について紹介していきます。
しんどさの原因を明確にしアクションを起こす
しんどさの原因が漠然としてる場合は、いつまで経ってもストレスが軽減されません。まずはなぜ自分はしんどいと感じるのか原因を明確にし、その原因に合わせたアクションを起こしていくことが重要です。
仮に職場に溶け込めず孤立している状態なら、自ら積極的にコミュニケーションを取っていくと、いつしか自分の居場所を見つけられるようになります。
話下手で会話のネタが見つからないと悩む人も多いですが、最初からたくさん話をしようと意気込む必要はありません。
同じ部署内で働く同僚にはもちろん、職場内で誰かしらに出会った際は「おはようございます」や「お疲れ様です」といった具合に自分から声をかけていくと、相手には良い印象を与えられ、顔や名前も早く覚えてもらうことが出来ます。
また指導されたやり方に納得できずモヤモヤした思いを抱えている場合は、上司や先輩に一度直談判してみるのも一つの方法です。もしかすると、意外とスムーズに自分のやり方を受け入れて貰えるかもしれません。
万が一了承されなくても、自分がどのように考えているのかを周りに知らせることができるので、多少なりとも気持ちはスッキリします。
まだ職場の雰囲気に慣れていない間から意見するのは厚かましいかもと不安になるかもしれませんが、仕事内容について自分の意見を出すのは決して悪いことではありません。社内に新しい風を吹き込む存在として、一気に評価が上がるケースもあります。
社内に一人味方を作る
職場内に一人だけでも味方ができると、辛い気持ちも和らいでいきます。
せっかく転職したなら早い段階で多くの人と仲良くなりたいものですが、そもそも社員は会社に仕事をしに来ている訳で、一人の中途採用者とゆっくり会話を楽しむような余裕もありません。
空気を読まずに忙しそうにしている人に声をかけたところ、厳しく叱られてしまうということも起こり得るので注意は必要です。
最初から仲良くできるチャンスがあるのは、やはり同じ部署内であったり、同様の仕事に携わる人達になります。
作業内容や会社についての疑問や質問を積極的にしていくと、自然と打ち解けてプライベートな話もできる間柄になるかもしれません。
職場内で何でも気さくに話せる相手ができると、仕事で悩んだ時もモヤモヤを抱えず悩みを吐き出せます。家族や友達に愚痴をこぼすのもストレス発散には有効ですが、やはり同じ職場の人の方が気持ちを共有して貰いやすいです。
「自分もそうだった」と共感されたり、悩みに対してのアドバイスを受けることで前向きに考えられるようになるかもしれません。また自分の味方が近くにいると思うだけでも安心感があり、仕事にも積極的に取り組めるようになります。
転職活動を始めてみる
ストレスに耐えきれない、仕事を続けられないと思った際は、一旦転職活動を始めてみるのも一つです。転職に向けて動き始めたからといって、必ずしもすぐに会社を辞めなければいけない訳ではありません。
転職活動を通じて色々な会社を見ていく中で、改めて勤務している職場の良さやありがたさに気付くケースもあります。さらに「我慢できなければいつでも転職できる」といったマインドはストレス軽減にも繋がります。
またすぐにでも転職したい、でも転職直後の転職は仕事が見つけづらいかもと考えている場合は、転職エージェントの利用が賢明です。
【転職エージェントとは?】
専属のキャリアアドバイザーが転職活動の準備~入社までをサポートしてくれるサービスです。
カウンセリングを通じて自分に合った仕事を紹介してもらうことができ、書類・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらえます。
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プライベートを充実させる
仕事がしんどいと思うと、ついプライベートな時間も会社や仕事のことで頭が一杯になってしまいますが、オンとオフの切り替えは非常に重要です。プライベートが楽しければ、多少仕事が辛くとも頑張りやすくなるでしょう。
休日はどのように過ごしても良いですが、暴飲暴食でストレスを軽減させようとするのはリスキーです。
体調不良を引き起こすと、さらに会社に行き辛くなってしまうため、お酒を飲んでも良いですが、ほどほどに抑えるよう注意しなければいけません。
プライベートを充実させるという面では、趣味など何かに没頭できる時間を作ることが有効です。学生時代から続けているスポーツがあれば、休日にそのスポーツを楽しんで汗を流すのも良いかもしれません。
特別趣味が無くて困っているという人も多いですが、趣味探しに躍起になるのは考え物です。
好きな音楽をかけながら部屋でゴロゴロする、話題の映画を鑑賞する、友達とカフェ巡りをするなど、無理せずともゆったりと楽しめるものがあれば、自然と体も心もリラックス出来ます。
一時的にしんどいだけと割り切る
「しんどいのは一時的なもの」と割り切ることも大切です。どれだけ仕事が出来る人でも社交的な人でも、転職直後は誰しもがソワソワと落ち着かないものです。
思うように上手く仕事が出来ず会社の期待に応えられない、周りの社員に迷惑をかけると思い悩んでも、いつまでもその状況が続く訳ではありません。何度も失敗を重ねていく内に、自然と仕事もこなせるようになっていきます。
また仕事を通じて色々な人と会話をしていくと、それぞれ社員の人となりも把握でき、上手くコミュニケーションも取れるようになります。
転職直後にしんどいと感じるのは自分だけではない、半年も経てば職場に慣れてくると思えば、不安な気持ちも幾分かは和らいでいきます。
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!