遠距離から同棲するために転職しても大丈夫?リスク軽減方法4選を紹介
遠距離恋愛を続けているという方の多くが、恋人になかなか会えず寂しい思いをしているのではないでしょうか。中にはパートナーとの同棲を始めたい方もいらっしゃると思います。
しかし「同棲のために転職しても後悔しないかな」「同棲と転職、どっちを先に始めれば良いんだろう」など、不安なことも多いでしょう。
そこで本記事では遠距離から同棲するために転職する際のリスクとそのリスクの軽減方法をご紹介します。同棲のために仕事を辞めても大丈夫かについてもお伝えしますので、少しでもお役に立てれば幸いです。
遠距離から同棲するために転職しても大丈夫?
遠距離恋愛の末にパートナーとの同棲をスタートする場合、ずっと恋人の傍にいられるというメリットがある反面、下記のようなリスクが考えられます。
【遠距離から同棲するために転職するリスク】
・転職先が見つからない可能性がある
・頼れる人がいない可能性がある
・別れたら仕事も恋人も住まいも失う可能性がある
どういった業界・職種に転職するかによっても異なりますが、地方に移住する場合には都心部よりも求人数が少ないため転職先を見つけるハードルが高いといえます。
同棲をスタートさせると同時に転職活動を始める場合、万が一転職先が見つからない状態が続くと経済的、精神的な負担が大きくなってしまいます。その焦りが転職活動へ影響することでさらに転職時期が後ろ倒しになってしまう可能性も否めません。
また、新しい土地で仕事や生活を一から構築していくわけですが、自分のよく知らない土地では周りの誰かを頼ることができず心細い思いをしがちです。パートナーの地元など、頼れる人がいるエリアであれば別ですが、それでも心細さはぬぐえないでしょう。
そしてこちらはあまり考えたくないことではありますが、万が一恋人との同棲生活を始めた後すぐに別れるようなことになった場合、今の仕事も恋人も住まいも全てを同時に失ってしまう可能性があります。
遠距離から同棲するために転職する際のリスク軽減方法
ということで、遠距離から同棲するために転職する場合には大きく3点のリスクがあることがわかりました。しかし、だからといって同棲のために今の仕事を辞めるのはNGであるとも言い切れません。
ここでは先ほどお伝えしたリスクを軽減し、遠距離からの同棲のための転職を成功させやすくする方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
・転職先を見つけてから同棲を開始する
・働き方を変える
・パートナーと一定期間生活してみる
・十分な貯金をしておく
転職先を見つけてから同棲を開始する
転職先を見つけてから同棲を開始すれば、同棲した先で職がないという状況をひとまず避けられます。経済面での不安もなくなるため、パートナーを安心させることもできるでしょう。
転職先を先に見つけておくことで、転職先へのアクセスの良い物件を探すことも可能になります。転職時期から逆算して住まい探しを進めることで、長期間際限なく物件探しをしてしまうようなことも回避できます。
同棲を始める前の転職活動では転職希望先の面接を対面で受けにくいデメリットがありますが、近年ではオンライン面接を実施している企業も多いです。
「不慣れな土地への転職であまり知識がない」「オンライン面接で転職先を決めたい」という方は、転職エージェントに相談して希望の面接時間や勤務先の希望を伝えてオンライン面接が可能な企業を紹介してもらう方法が便利ですのでぜひチェックしてみてください。
働き方を変える
同棲のために今の仕事を辞めることに不安を感じる方は、もし可能な仕事であれば今の仕事を完全リモートワークに切り替えさせてもらい、仕事も職場も同じままで住まいだけ同棲先に移すという方法もあります。
また、地方の場合は求人数が少ないからこそ転職へのハードルが高い傾向がありますが、リモートワーク可能な求人に焦点を充てることで吟味できる求人数をぐっと増やすことが可能ですので、この機会にそちらもぜひチェックしてみましょう。
未経験者を歓迎するリモートワークの求人も多いですが、探し方がよくわからない、どうすれば選考に通過できるかよくわからないという方も先ほどご紹介した転職エージェントを利用すると、企業に自分を推薦してくれるサービスもあるため便利です。
パートナーと一定期間生活してみる
「本当にこの人と生活していけるのかな」と不安な方も少なからずいらっしゃるかと思います。今の仕事を辞め、頑張って新たな職場に転職し、手間をかけて住まいまで移したのに同棲してすぐに別れるようなことは避けたいですよね。
そこで、可能であれば同棲前にパートナーと一定期間生活を共にしてみることをおすすめします。たとえ1週間でも同じ空間で過ごしてみると、それまで見えてこなかった部分が少しずつ見えてくるはずです。
事前に少しでもヒントを得ておくことで、本当にパートナーと生活することが可能かを吟味できます。もちろん、すぐにでも恋人と一緒に暮らしたいという気持ちはわかりますが、後悔しないためにも事前準備を怠らないのがベターです。
十分な貯金をしておく
万が一恋人との同棲生活が上手くいかず別れることになったとしても、それなりに貯金をしておけば余裕をもって新生活を始めることができます。
十分な貯金がない状態だと「別れたから家を出たいけどお金がないから引っ越せない」といった苦しい状態になりかねませんので、新生活にお金がかかることを鑑みても十分貯金を貯めておくのが理想です。
同棲までのスケジュールの立て方
最後に、同棲するために転職する場合の同棲までのスケジュールの立て方を例としてご紹介しますので、こちらもぜひ参考にしてください。
(1)同棲のタイミングを決める
(2)住むエリアを決める
(3)転職先探しを始める
(4)住まい探しを始める
(5)初期費用を計算、支払い割合を相談する
(6)同棲をスタート
まず初めに、いつから同棲を開始するかのタイミングを決めましょう。今の職場での業務の引継ぎや引っ越し準備に十分時間を割くことができるよう、パートナーと相談し、お互いの状況に合わせて話し合うと良いのではないでしょうか。
「だいたい〇月頃」とざっくりと考えてしまうとダラダラと後ろ倒しになってしまう可能性がありますので、具体的に〇月〇日と決め切ってしまうのがおすすめです。
次に住むエリアを決めます。二人とも不慣れな土地に身を置くよりも、どちらかが今住んでいる地域に住まいを設けるほうがリスクが少ないですが、場合によってはお互いの中間地点に引っ越すのも一つでしょう。
そこまで決めることができたら転職活動を開始していきます。不慣れな土地への転職の場合は転職エージェントを利用してキャリアアドバイザーにアドバイスをもらいながら求人を探すのがおすすめです。
特に、引っ越し先のエリアに強みを持つ地域密着型の転職エージェントを活用すれば、そのエリアならではの観点で求人探しをサポートしてもらえますし、理想に近い求人を見つけやすくなるでしょう。
転職活動を始める際には現職の退職日と、転職先への入社日を決めて、それに向けて動くのがベターです。可能であれば転職先がきちんと決まってから退職したい旨を現職の上司に伝えると確実でしょう。
次に住まい探しです。パートナーと住まいに求める条件や希望の入居日を相談したうえで、お部屋探しアプリを利用したり、不動産会社に相談したりして悔いのない住まい探しを目指しましょう。
上記と並行して、引っ越しにかかる初期費用を計算したうえで、事前に支払い割合も相談しておくと後々揉めてしまうことを避けられます。ここまでを全てクリアしたらようやく同棲スタートとなりますので、引っ越しに伴って必要な手続きなどを諸々済ませていきましょう。
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
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