もう「面接落ちた・・・」とは言わせない!もう面接に落ちなくなるコツ5選
「また面接落ちた・・・何がいけなかったんだろう」などとお悩みではありませんか?
本記事では面接官が見せる合格・不合格サインや面接で落ちる人の特徴、もう落ちないようになるためのコツをご紹介いたします。今よりも少しでも内定に近づけるよう、お役に立てれば幸いです。
面接で落ちる人の特徴9選
面接で落ちてしまう方には共通して見られる特徴があります。たとえば下記のような方は面接で落ちると容易に想像がつくでしょう。
・姿勢が悪い
・清潔感がない
・声が小さい
・活舌が悪い
・明るくない・快活さがない
これら以外にも面接で落ちやすい人の特徴がありますので、ぜひご自身に照らし合わせながらチェックしてみてください。
面接官と目線が合わない
特に初対面の人と話すのが苦手な方は面接官と目線が合わないことが多く、これは面接官に対して失礼にあたってしまいます。
何より、どんなに素敵な受け答えをしていたとしても目線を合わないと気持ちが伝わりづらいため、なかなか結果に繋がりません。
質問の意図を無視した回答をしている
面接で落ちる人には、質問の意図を無視した回答をしてしまっているという特徴も見られます。
特に緊張しやすい方は面接官の質問の意図を深く考える余裕がなくて、つい的外れな回答をしてしまいがちです。
「理解力がないのかな」「コミュニケーション能力が低いのかな」と捉えられてしまい、不合格に繋がってしまいます。
企業・職種・業界研究が浅い
また企業・職種・業界研究をしっかり行いきれていない方も、質問に答えられず黙り込んでしまうなどして不合格街道を歩んでしまいがちです。
ただその企業の理念やビジョンを表面的に理解しているだけでは、一次面接や二次面接をなんとか通過できても、最終面接で化けの皮が剥がれてしまいます。
自分にとって本当にプラスになる企業なのかを見極めるという点でもこれらの研究は非常に大切ですので、深く調べておきましょう。
求められているものと別のものをアピールしている
企業に求められているものと別のものをアピールしてしまっている、というのも面接で落ちる人によくある特徴です。
どんなに高いスキルを持っていても就・転職先の仕事や企業が求めているものでなければマッチングは成立しません。
また決断力があり、自分の判断でガンガン突き進むリーダー的な素質を持っていても、調和を重んじる企業に対してアピールすると「ひょっとしたら協調性に欠けているかもしれない」とマイナスなイメージ与えてしまう可能性もあります。
受け答えに一貫性がない
受け答えに一貫性がないことも面接で落ちる人によく見られる特徴です。
後半でも触れますが、転職(就職)理由と志望動機がいまいちリンクしていないなど、面接での受け答えに一貫性がないと「本音を隠して建前だけで話しているな」と面接官に鋭く見抜かれてしまいます。
給与・待遇面ばかりを質問する
給与や待遇面ばかりを質問してしまうことも不合格に繋がります。
もちろん重要なポイントですので求人に明記されていなければ確認することは大切ですが、こういった質問が縦続くと「この人はうちの会社だから働きたいんじゃなくて、お金や待遇だけを見て応募してきているな」と不信感を感じさせてしまいます。
前職への不満ばかりを話す
前職への不満ばかりを話してしまうことも特徴として挙げられます。
前職への不満を多く話してしまうと「うちに入社してからも同じように不満を色んなところで言われるかもしれない」とマイナスイメージを植え付けてしまいます。
面接では極力前職に関する不満や、何かを人のせいにするような他責の発言は控えるのが無難です。
ダラダラと長く話す・話が短すぎる
ダラダラと長く話す、あるいは話が極端に短いのも面接で落ちる人の特徴です。長く話し過ぎてしまうと内容の要点が不明瞭になり、面接官に本当に伝えたいことが伝わりません。
また短すぎると応募企業やその仕事にさほど関心がないのではないか、意欲が低いのではないかと捉えられてしまい、不合格に繋がってしまうのです。
感情的である
面接で落ちてしまう方の中には感情的なことが原因の方もいます。
たとえば前職での経験について話している最中に泣き出してしまったり、面接官から受けた言葉に苛立ってしまったことが表情や態度に出た場合には「自分の感情をコントロールできない人材」と捉えられ、社外とのやり取りを考慮して不合格にされてしまうのです。
面接官が見せる、不合格の可能性大のサイン
「不合格フラグ」という言葉を耳にしたことはありますか?これは面接官が心の中で不合格を決めた時に無意識に見せるサインのことです。ここではよくある不合格のサインをご紹介します。
面接時間が極端に短い
特に一次面接など、初期段階での面接が極端に早く終わってしまった場合には、面接官が早々に不合格の判断を下した可能性があります。
ただし、面接官の仕事が立て込んでいる場合にも面接時間が短くなることはあるため100%とは言い切れません。
面接が早く終わってしまっても、最後の最後まで真摯な姿勢を崩さずに面接官へ対応することが大切です。
面接官の反応が薄い
面接官の反応がやたら薄いという場合も不合格の可能性が高いです。それだけこちら側に興味関心がないということですから、可能性はかなり低いでしょう。
ただし面接官の性格によっても差はありますので、最後まで気を抜かないことが大切です。受け答えの内容次第では状況を覆せるかもしれません。
面接官が全くメモを取っていない
面接官が全くメモを取っていないことも先ほどの内容と近く、こちらに興味関心がないという点で不合格の可能性が非常に高いです。
今後の選考について説明が全くない
また今後の選考について全く説明がない場合も、「次の選考を想定していない=不合格を心の中で決めている」可能性があります。
こちらの受け答えに対して反論が多かった
中にはこちらの受け答えに対してやたら反論してきたり突っかかってくる面接官もおり、この場合も企業の求める人物像と違ったなどして不合格を決めている可能性があります。
ただし、中にはわざとこういった面接を行って応募者を吟味している可能性もあるため、100%ではありません。ただ、そのような面接をする企業に就・転職したいかと言われれば微妙ではないでしょうか。
逆質問する時間が与えられなかった
通常、面接の最後には「何か質問はありますか?」などの逆質問の時間を設けられることが一般的ですが、この時間が与えられなかった場合には、そもそも不採用だから質問に答える必要がないと考えられている可能性があります。
合否の結果は後日メールで通知すると言われた
この後も触れますが、不採用通知はメールで、合格通知は面接時に口頭で伝えられるか電話で伝えられることが一般的です。
そのため、面接の時点で「結果はメールで通知する」と言われた時点で、面接官の中で不合格側に気持ちが傾いているということがわかります。
合格の可能性が高いサイン
一方で、面接官に下記のような行動が見えたら合格の可能性が高いです。
・最短入社日を聞かれる
・実際の業務内容や職場環境を想定した質問をされる
・企業のメリットや魅力をアピールされる
・面接時間が長い
・面接官がメモを多く取っている
・面接官からの質問が多い
これらのサインが見えた場合、面接官は「今後自社で活躍してくれるかも!」と期待している可能性が大きいです。これらのサインが見えたら、より一層自信を持って受け答えをしていきましょう。
最終面接で落ちる理由
中には最終面接や役員面接の段階で落とされてしまうという方もいらっしゃるでしょう。
一次面接や二次面接では人事担当や採用を予定している部署の従業員が面接を行いますが、この時見られるのは最低限のマナー、志望動機の採用ニーズへの適合性、必要なスキルの有無などがメインです。
一方で最終面接では上記の内容に加えて、企業の一員としての資質を総合的にチェックされることになります。
円滑なコミュニケーション能力の有無、仕事に対する考え方や姿勢、企業の方針とマッチしたビジョンを持っているかなどを見られるのです。
特に中途採用の場合、役員面接ではビジネスパーソンとしての資質が備わっているか、ビジネスマナーを細かい部分までくまなくチェックされます。
最終面接で落ちてしまうという方は、おそらくこれらのポイントの中で準備不足な点があるか、企業の方針と自分の将来のキャリアビジョンが不一致だと捉えられた可能性があるでしょう。
あるいは、自信がない素振りを見せてしまうと「取引先にも自信がない態度で接せられるかもしれない」などと捉えられてしまい、減点対象になってしまいます。
そのため、最終面接や役員面接を通過するには下記のポイントに留意して臨むと効果が期待できるでしょう。
・最終面接まで来たことに自信を持つ
・基本的なビジネスマナーをしっかり予習、練習しておく
・企業研究を改めて行う
・明るく快活な印象を与える
面接結果の通知はどれくらいで来る?
合否の連絡は通常1週間~10日ほどで来ることが一般的ですが、早々に合格が決まった場合には1週間以内に連絡が来ることも多く、場合によっては当日か翌日に来ることもあります。
不採用通知に関してはこれまで書面での通知が一般的でしたが、最近ではメールでの通知が増えています。
一方で合格通知は面接時に口頭で伝えられるか、電話で伝えられ今後の選考の案内を受けることが多いです。
結果は問い合わせても良い?
中には2週間以上経っても連絡が来ない場合もあります。採用担当者の業務が立て込んでいて連絡できていないということも考えられます。
できれば面接時に「合否の連絡はいつ頃もらえるのか」を確認しておくのがベターですが、そうでない場合には問い合わせても問題ありません。
企業から問い合わせ先が指定されていたらそこへ、指定されていない場合にはそれまで連絡を取っていた手段で問い合わせましょう。たとえば電話で問い合わせる際には下記の内容に沿うと失礼になりません。
【電話で採用通知の時期を質問する場合】
(担当者に取り次いでもらった後)
「お世話になります、〇月〇日に中途採用の面接をしていただきました<名前>と申します。先日はお忙しいところ貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。
行き違いになってしまっていたら大変恐縮ですが、面接の結果はいつ頃お知らせいただけますでしょうか?」
※企業の始業・終業時間の前後、12~13時頃は避ける
※スケジュール帳、メモ用紙とペンなどを用意し、スケジュールを確認できるようにしておく
もう面接に落ちなくなるコツ5選
では、今後もう面接に落ちなくなるようにするには一体どうすれば良いのでしょうか?
身だしなみを整える、10分前には面接会場に到着するといった基本的な部分をクリアした前提でのポイントをご紹介いたします。
3秒合わせて1秒離す
まずはとても基本的な「面接官としっかりと目を合わせる」ということを意識しましょう。特に初対面の人と話すのが苦手な方は目線が合わず、面接官に良い印象を与えられないケースがあります。
ただし目線を合わせすぎても不自然ですし失礼になりますので、目安としては3秒合わせて1秒離すくらいを意識すると自然にまとまるでしょう。
志望動機、将来のビジョンなどをより明確にする
自分の仕事や人生に対する考え方を明確にし、それを転職(就職)理由や志望動機、将来ビジョンなどに落とし込むことで、一貫性のある受け答えができるようになります。
特に転職(就職)理由と志望動機に一貫性がないと、「建前で話しているな」と面接官に鋭く見抜かれてしまいます。
まずは建前などを一切置いておいて、自分が本当に求めていること、望んでいることを明確にしてみてください。たとえ「できれば楽をしていたい」などのネガティブなものでもかまいません。
自分の本当の希望を明確にしたうえで、それをポジティブな内容に変換していきましょう。
たとえば「できるだけ楽をしていたいのに現職(前職)が忙しすぎてしんどかったから転職を決めた。転職できるならどこでも良い」と感じていたとします。
しかし「転職できるならどこでも良い」と感じていても、もう仕事で辛い思いをしたくないからこそ、残業時間や実際の業務内容などを詳しくチェックしているはずです。
その時点で「転職できるならどこでも良い」という認識は思い込みで、自分なりに企業選びの軸があることがわかります。
また「できるだけ楽をしたい」というのも、自分にとっての楽が何かを明確にすることでポジティブな内容に変換できます。
たとえば「自分の業務に集中できる空間が欲しい」「将来的には時間や場所に縛られない生き方をしたい」などに変換できるでしょう。
このように自分の素直な気持ちをポジティブなものに変換し、それをもとに転職(就職)理由や志望動機、将来のビジョンに繋げていければ、一貫性のある受け答えができるようになるでしょう。
企業・職種・業界研究を細かく行う
次に、企業・職種・業界研究を細かく行いましょう。企業に自分の熱意をしっかりとアピールするためだけでなく、本当に自分がその企業に入社することで求めるものを得られるのかを把握して後悔をなくすためにも重要な作業です。
企業のHPや職種の具体的な業務内容、業界構造を調べるだけでなく、企業の口コミ情報などにも目を通したり、実際にその企業の商材に顧客として触れてみることでも良いヒントを得られるかもしれません。
また、これらの研究を深く行っておくことで求められているスキルや経験を知ることができますので、面接ではそれらの求められているものに重点を置いてアピールすると効果的です。
できるだけ必要なことだけ話す
前半でもお伝えした通り、自分の気持ちや考えを漏れなく面接官に伝えるためにも、要点をまとめて簡潔に話すことが重要です。
しかし「要点をまとめて簡潔に話す」と聞いてもいまいちピンとこない方も多いでしょう。そういった方は「必要なことだけ話す」ことを意識してみてはいかがでしょうか?
特に何かを話すことが好きな方は、エピソードトークをするような時にやたら情景を細かく伝えたりその時の自分の気持ちをたくさん話しがちです。
そのため一度冷静になって、話が相手に伝わりやすくなるようムダを省いた話し方を意識してみましょう。
質問の意図を考えてから答える
また質問の意図とズレた回答をしてしまうと面接官に良くないイメージを与えてしまうため、質問されたらまずは冷静にその質問の意図を考えてから答えるようにしましょう。
不安な場合は「〇〇についてお答えする形でよろしいでしょうか?」と素直に確認して問題ありません。
結果が出るまで合否はわからない
いかがでしたか?本記事では不合格のサインなどをお伝えしましたが、最終的には結果が出るまで合否はわかりません。合否が分かるまではやきもきしてしまいますが、大切なのは後悔しないことです。
自分のベストを尽くして準備して臨んだ面接であれば、どのような結果になっても悔いは残りません。ぜひ次回の面接もベストを尽くしていただけたらと思います。
とはいえ、面接では非常にたくさんのポイントを意識しなければならず、特に働きながら転職活動を進めている方にとっては負担が大きいことと思います。そこでぜひ知っておいていただきたいのが転職(就職)エージェントの存在です。
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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
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