【例文つき】講師・インストラクターの志望動機書き方!求められるスキルとは?
生徒の成長や将来に直接関わることができるため、やりがいのある仕事ができそうな講師・インストラクター職。実際には、皆さんが知っている以上に様々な仕事内容があるのです。
企業が選考の際に何を重要視しているのか、どのようにアピールして行けば選考に通過しやすくなるのか。知っておけば選考のプラスになる情報をまとめ、未経験から講師・インストラクター職に就職するための志望動機の書き方をご紹介します。
講師・インストラクター職とは?
塾講師やスポーツジムのインストラークターなど生活に身近な職業でもある講師・インストラクター職。
その仕事内容は名前の通り、生徒に何かを教えるといった点が大半を占めます。塾講師であれば集団・個別の違いや学年、学力レベルなどによって教える目的や内容も変化してゆきます。
同じく、スポーツジムやカルチャースクールにおいても、求められるレベルに沿った指導をすることが求められます。
少子化の傾向はありますが子供のうちから教育に力を入れる家庭は増えており、今後も教育・塾関連の業界は成長してゆくと予想されています。
さらには生涯学習の広まりによる高齢者への教育サービスの広まりやインターネット上での教育サービスが普及するなど、講師・インストラクター職は、対面・非対面を問わず、需要の高まる職業であります。
講師・インストラクター職の職種紹介!
さて、では講師やインストラクターの仕事には一体どんなものがあるのでしょうか?ここでは代表的な職種4つに注目してお伝えしていきます!
塾講師
まずは塾講師について。塾講師には大きくわけて2つの仕事内容が存在します。ひとつは小学生、中学生、高校生、浪人生を対象に、主に学生の受験に向けた学習の指導を行なう仕事です。
大手・個人経営問わず、学習塾に勤務しながら学生たちの受験のサポートをするべく、学習の基盤を作ることが求められます。
そしてもうひとつは学校での授業の復習を行なうことで学習の質をより高くすることです。それによって学校でのテストの点数の向上を目指します。
また学習塾には主に集団授業と個別授業の2つの形態があり、個別授業の方が基本的にはハードルが低いと考えられます。大学生のアルバイトで個別指導の学習塾で勤める方も多くいらっしゃいます。
家庭教師
家庭教師は学習塾の講師とは少し違い、各生徒の自宅へ赴き該当生徒のニーズに合わせた学習のサポートを行います。上記と同様、受験対策の他学校のテスト対策が考えられます。
ちなみに家庭教師の仕事には難しさを感じる方が決して少なくはなく、主にその生徒の親御さんとの関係性に悩む方も多いようです。
また家庭教師が各生徒の自宅で学習をサポートする場合は通常該当生徒の部屋の中が多く、決してトラブルが起こりにくくはない環境であることも働くことが難しく感じられる面のひとつと考えられています。
スポーツのスクールの講師
テニスや新体操、水泳やサッカーに柔道など、各種スポーツを学ぼうとする生徒の指導を行なうのがスポーツスクールの講師の仕事。
この仕事はその教室によって小学生をはじめ社会人までをも対象にする場合があります。通常は学生時代などにそのスポーツに精通していた方が向いていると考えられます。
この仕事において大切なのはそのスポーツに精通していることはもちろんのこと、いかにそのスポーツを苦手としている生徒にもわかりやすく指導を行なえるかです。
たいていの場合スポーツには向き不向きがあり、スクールの講師陣の多くはそのスポーツにもともと適性があったという方が多いものです。
しかしスクールに通ってくる方の中にはそのスポーツが好きだけれど得意ではない、なかなかスムーズに上達しない、飲み込むのに時間がかかるといった方がいらっしゃいます。
そこで「どうしてわからないの?」と考えてしまうと指導は成立しません。しっかりと生徒一人一人の立場に立って楽しみながらアドバイスを行なうことが重要です。
講師・インストラクター職に求められるスキル
では実際にどのような点をアピールしたら、人事から高評価を得られるのかを見てみましょう。
コミュニケーション力
ここでいうコミュニケーション力は、純粋な人とコミュニケーションを上手く取るといった内容ではなく、しっかりと指導をするといった内容になります。
コーチングやカウンセリングの勉強を自分ですることも講師・インストラクター職で内定を取り、活躍するためのプラスの材料にもなります。
興味関心度
仕事を通して、自分だけでなく他者の成長に深く関わるのが講師・インストラクター職の魅力でもあります。生徒が最良の結果を出すためには、単純な指導だけでなく、その方の内面や将来像もしっかりと把握する必要があります。
したがってどれだけ他者に興味を持てるのかが、講師・インストラクター職で結果を出すための大きなポイントになります。
生徒の立場に立ってアドバイスをする姿勢
先ほども少し触れましたが、講師やインストラクターとして働いていく場合には、絶対に生徒に対して上から目線で接してはいけません。
生徒は勉強やそのスポーツなどについて、よくわからないからこそその塾やスクールに通っているのです。にも関わらず「なんでわかんないの?」というスタンスで講師に接せられてしまっては本末転倒です。
どうしてその生徒がわからないのかを、わかるまで一緒につきつめて行こうという面倒見の良さがなければ、講師やインストラクターの仕事は成立しません。
さて、皆さんは講師やインストラクターの仕事で求められるスキルを持ち合わせているでしょうか?
今はまだ培えていなくても、これらのスキルを習得したいという意欲を履歴書や面接でアピールすれば、未経験者の方でも十分可能性があります。諦めずにまずはチャレンジしてみましょう。
しかし、中には「自分は講師やインストラクターの仕事にあまり向いていないんじゃないか・・・」と不安になった方もいらっしゃるかもしれません。
そういった時は焦らず、他の職種についても調べてみましょう。教育に携わりたいのであれば塾で事務員として働くのも一つですし、スポーツに携わりたいのであれば専門雑誌の編集関連の仕事もあります。
就・転職を考える時は、よりたくさんの職種について調べたうえで、より自分がストレスなく働ける仕事を模索するのが後悔しないコツです。ぜひ、可能性を広げるためにも追加で調べてみましょう。
ただ、自分で職種を調べるには限界があります。そもそも知らない業界については調べが行き届かない場合もありますし、働きながら仕事探しをしている方には時間も体力もあまりないでしょう。
そこでぜひ知っておいていただきたいのが、就・転職エージェントの存在です。エージェントでは専属のキャリアアドバイザーが仕事選びの他、志望動機のアドバイスなどをマンツーマンで行ってくれます。
気になる職種が見つかれば求人を紹介してもらうこともできます。たとえば私たち第二新卒エージェントneoは若年層の就・転職に特化しており、未経験者の方におすすめです。
利用料も完全無料のため、仕事選びや志望動機の準備でお悩みの方は、ぜひ一度利用を検討してみてください。
【例文】講師・インストラクター職の志望動機
さて、ここからは講師・インストラクターを目指す際の志望動機の例文を見ていきたいと思います。
まず、講師やインストラクターの仕事を目指す理由としては、下記のようなパターンが考えられます。
*人に教えることにやりがいを感じるから
*尊敬する先生と同じ職業に就きたいと考えたから
*生徒時代の経験を活かすと共に、お世話になった恩返しをしたいから
*〇〇をきっかけに、教育現場に携わりたいと感じるようになったから
*自分の得意(教えるスキル、スポーツ経験、得意教科など)を活かしたいから
*持っている専門知識(スキル)を活かしたいから
*苦手を克服できた経験を人に役立てたいから
これらのような理由であれば、意欲を積極的に見せやすくなります。これらのような具体的な理由をまとめたうえで、なぜその職場を選んで応募したのかを念頭に置いて志望動機を考えてみましょう。
ここでは塾講師を志望しているケースと、ジムのインストラクターを志望しているケースについて例文をご紹介いたします。
塾講師の志望動機・その(1)
私は高校生の頃にお世話になっていた現代文の先生の授業が非常に分かりやすくて面白かったため、その先生を今でも尊敬しています。
あの先生のように生徒がが楽しく進んで勉強できるような授業をすることによって、子供たちがより大きく成長できるような仕事がしたいと考え、志望いたしました。
貴社に入社後は、分かりやすくて楽しめる授業を展開すべく日々精進参ります。また授業内容だけでなく、その他の業務もより効率的に、より迅速に進めることができるよう取り組ませていただきます。
この志望動機の場合は自分の過去の経験や体験談を盛り込んでいるのが重要なポイントです。自分の実体験を下にこう考えました、といった流れで書けば志望動機がよりリアリティを帯びたものとなり、信憑性が増します。
また最後の部分では授業内容のこと以外にも目を向けていることで、全体像を把握することができる印象を採用担当者に与えやすくなります。
塾講師の志望動機・その(2)
今回貴社を志望したのは、貴社が少人数授業を積極的に展開されているからです。
大人数に比較して少人数での授業形態であれば、一人一人の生徒の勉強の進行度の確認や苦手面の対策についてより深く取り組むことが可能となるからです。
私はできることなら少人数での授業生徒一人一人と丁寧に向き合って行きたいと考えております。
また貴社に採用していただけた場合には、生徒たちが楽しくストレスの少ない環境で学べるような授業の構成と環境づくりに尽力していきたいと思います。
この志望動機では受けようとしている塾の特徴に注目して書いているところがポイントです。他の学習塾に比べてこんなところに魅力を感じています、という流れで書くことによってより信憑性を増すことができます。
そして採用後にはこういうところに注力して何を目標に努力をしたいのかというところまで書くことができたら、本人のやる気のアピールにもつながり好印象を与えることができます。
ジムのインストラクターの志望動機
私は小さい頃からスポーツが大好きで、暇さえあればボールを持って外にでかける子供でした。中学生時代にはソフトテニス、高校生時代にはバスケットボール部に所属し、社会人になってからはソフトテニスのサークルに参加しています。
そして、私がスポーツを通じて学んだのは最後まであきらめない精神です。中学生時代のソフトテニスも高校生時代のバスケットボールでも、私は勝つことにこだわって全国大会出場を目指していました。
ただ、どちらも私が所属していた学校は強豪校ではなく、コーチもいなかったため十分な力をつけることができずに何度も諦めそうになりました。しかし、それでもチーム一丸となって続けたことで、どちらも県大会で入賞することができました。
そしてその後はその頃培った持ち前のガッツで接客業に就きましたが、いつでもお客様ファーストの心を忘れずに接客することを心がけていたことが項を奏したのか、お客様から「君がいるとお店が明るく感じるね」とのお声を多数いただきました。
楽しく勤めていた前職でしたが、やっぱりスポーツに関わる仕事がしたいと考え今回志望させていただきました。インストラクターとしては未経験ですが、自信のある明るさとお客様ファーストの精神で全力を尽くさせていただきたいと考えております。
この志望動機では自分の幼少時代や学生時代についてを、「自分がこの職に合っている」というアピールにつなげるために書いている点が注目すべきポイントです。
自分がどんなことに対して頑張ってきたかを明記することで、具体的に自分の強みをアピールすることができます。
なお、転職前の仕事で培ったことを絡めて書くことで、日々成長しているという印象をを与えることができます。ただ好きなことをするのではなく、日々成長していきたいというやる気を明確に伝えることが出来るのです。
講師・インストラクター職の注意点!
教える生徒は一人ではない
生徒ひとりひとりの成長や人生に寄り添う講師・インストラクター職ですが、もちろん教える生徒は一人ではありません。
複数の方の内面理解や指導カリキュラムを同時に考えなくてはいけないので、時間や指導内容においてもセルフマネジメント力が求められます。
複数人の生徒の指導を行っていると当然それぞれに能力の違いが発生し、なにかしらの分野で苦手を克服できずにいる生徒もたくさんいるでしょう。
しかし、そういった生徒にかかりきりになってしまい他の生徒での指導まで手が回らなくなってしまいがちなのが講師やインストラクターの仕事。生徒全員に平等な指導を行うことが大切ですが、それは難しい点でもあります。
モンスターペアレントの存在
なお、指導する相手の生徒が未成年者であった場合にはその保護者の存在も十分に把握しておく必要があります。
近年社会問題としても取り上げられているモンスターペアレント(ツ)が存在しますが、この存在によって辞職や精神病に追い込まれる指導者も決して少なくはありません。
親の中には自分の子供を大切に思うあまり、自分勝手な要望を押し付けてきたり理不尽なクレームや言いがかりをつけてくる人が存在するのです。
このような存在に対してはまわりに助けを求めるなど自分ひとりで抱え込まないことが大切です。
しかし「この仕事で働きたい!」強く意気込んでも、一人では転職活動の方法がイマイチわからず困っている方も多くいらっしゃることでしょう。転職エージェントの利用が非常に便利です。
転職エージェントとは、求職者に対して提携している企業の求人を紹介することを主なサービスとして展開している民間の就職支援サポートです。
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自信のない第二新卒必見!あなたの自己PRが強くなる3つの方法
履歴書の中でも、自己PRは重要な部分ですが、多くの応募者の中から選考を突破するための自己PRを作成する方法が3つあります。
企業というのは、スタープレーヤーのほかに各々の個性を発揮しながら自分の持ち場をしっかりと守る多くの社員がいるからこそ成り立っています。だからこそまずは自分の今までのあらゆる経験を見直し、自信をもって自己PRの材料にしましょう。
また既卒なら希望の職種・企業・業界がある程度絞れていることが多いでしょう。時間に余裕のあるうちに、必要になりそうな知識や技術を習得しておくのも良い方法です。
志望職種においてどの程度の知識や技術を持っているのかをアピールするため、検定試験を受けるなどして資格を取得しておくとよいでしょう。
そしてその企業全体がどういった事業を行っているのか、またその企業が属する業界全体の現在の状況や展望についてなど、相手を良く知る必要があります。
そういった企業・業界研究で得た知識をもとに、「志望企業のこの職種でこんなふうに役に立てます」という自己PRを作成するのです。
人事もそのような具体的な自己PRであればよく勉強していると好感をもちますので、選考を突破しやすくなるでしょう。
さて、このコラムでは第二新卒者の自己PRが強くなる3つの方法をリサーチしています。もっと読みたい方はコチラ!
第二新卒の志望動機の書き方公開!自己PRのコツと内容を濃くする方法とは
今第二新卒として転職活動に奮闘中の皆さんは、自己PRに「私は粘り強い性格です。最後まであきらめずにやり抜く自信があります。」などと書くだけで終わってしまってはいないでしょうか。
どの企業においても「第二新卒は社会人経験がある」という認識がありますから、ただこんな性格ですと書くだけでは「この子は前にいた会社で何も学んでこなかったのか?」などと思われてしまい、面接官の印象に残れないどころかあまり良くない印象を与えてしまいかねません。
面接官は今まで何百、何千人という学生や既卒者を見ている採用のプロです。したがって自己PRの内容が薄いと評価すらしてもらえない可能性もあるのです。
まず自己PRを作成する際にはそのアピールポイントの根拠となる具体的なエピソードの記載が必要です。ぜひ、自己分析を行った上で過去の経験を振り返ってみましょう。
また自己PRは少し気を抜くと薄い内容なってしまいがちですが、濃い内容にするためのコツがあります。それを参考にして作成しましょう。
さて、このコラムでは内定に一歩近づくための第二新卒の方向けの自己PRの書き方をお伝えしていきます。もっと読みたい方はこちらをCheck!
3ポイントまとめ
・コミュニケーション力をアピール
・マネジメント経験などもしっかりアピール
・コーチング・カウンセリングなどを勉強してプラスに
生徒の成長や将来に直接関わることができる、講師・インストラクター職。しっかりとアピールすべき点をアピールし、就職成功につなげてください。
【体験談】フリーターから就職を成功させた人はこんなにいます!
「今までずっとフリーターだったからまともな職歴もないし、正社員に就職できずに失敗するんじゃないか・・・」と不安な気持ちでいっぱいの方も少なくないと思います。
しかし、実はこんなにたくさんのフリーター出身の方が正社員就職に成功しているのです。ぜひ体験談を読んで安心と勇気をもらいましょう!
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!