履歴書の正しい書き方完全版!【初心者でもカンタン!見本&テンプレートつき】
転職活動を始めようとするとき、悩みがちなのが履歴書の作成についてではないでしょうか?
履歴書の書き方について調べると記事が無数に出てきて、一体どれを信用していいのかと悩んでしまうことも否めません。
そこで本記事では、転職のプロの観点から履歴書の正しい書き方についてわかりやすくお伝えいたします。
転職初心者の方でも、複数回目の方でも参考にしやすい内容となっておりますので、ぜひチェックしてみてください。
履歴書の詳しい書き方を知りたい方へ
またこちらでは、分かりやすく動画でも解説しておりますのでぜひ合わせてチェックしてみて下さい!
転職用・履歴書の各項目の基本【見本つき】
まずは履歴書で書く必要のある各項目について、それぞれどんな内容が求められるのかを見本の画像を見ながらざっと確認していきましょう。
日付・氏名欄
まずは日付欄についてです。意外とあやふやになってしまいがちなこの欄ですが、面接に持参する場合には面接当日の日付を、郵送で送る場合にはポストに投函する際の日付を記載するようにしましょう。
また、事前に面接前に提出日が設定されている場合もありますが、その場合にはその当日か前日の日付で問題ありません。なお、職務経歴書など他の書類と同時に提出する場合には日付を揃えておくことを覚えておきましょう。
ちなみに履歴書内に記載する西暦や年号の表記については、全体で統一していればどちらを使用しても問題ありません。その場合には学歴や職歴を記載する際に注意するとミスが減るのではないでしょうか。
なお、令和表記については元年とする期間について注意が必要です。令和元年は2019年5月以降を指しており、2019年4月までは平成31年となるため、元号で統一して記載する場合にはこの点に注意しましょう。
また、令和1年と表記してしまう方も中にはいらっしゃるかと思いますが、正式には令和元年です。こういった細かい部分も採用担当者はチェックしていますので注意しましょう。
さて、氏名欄については特別注意することもないかと思いますが、中には普段書き慣れている字と戸籍上の字が少し違うといった方もいらっしゃるでしょう。普段は略字を使用されているケースですね。
基本的に履歴書に記載する名前は戸籍上登録されている名前を正確に記入することが求められるため、そういった方は略字で書かないように留意していただけたらと思います。
また、特にルールとして定められているわけではありませんが、苗字と名前の間は少し空けて記入すると見やすくなります。もしスペースを空ける際には、同時にふりがなにもスペースを空けるようにしましょう。
住所・連絡先欄
次に住所・連絡先欄についてです。住所は都道府県名から略さずに記入してください。マンション名も正しく記載するようにし、こちらも略すのは避けましょう。
またふりがなについては上記見本画像の通り、数字やマンション名などカタカナの部分以外はすべて記入しましょう。
なお、連絡先欄は現住所と異なる場合のみ記載し、同じ場合には「同上」と記載するようにしてください。このとき空欄にしてしまったり、「〃」と表記してしまうと不備とされてしまうため注意が必要です。
学歴欄
学歴欄は自分がこれまでにどのような変遷を辿ってきたかを参考までに企業に確認してもらうためのものです。詳しくは後述してお伝えします。
職歴欄
職歴欄は、今までの職歴を簡潔にまとめて企業に伝える欄です。雇用形態と業務内容を正確に記入しましょう。こちらについても詳しくは後述してお伝えします。
免許・資格欄
免許・資格欄においては転職希望先で役立つであろうスキルについて記載します。例えば営業の仕事であれば自動車運転免許を持っていた方がニーズの高い場合があります。
また事務系の仕事であればMOSの資格など、PCまわりの資格はアピールポイントになります。他にも海外と関わりのある仕事であれば、TOEICで800点以上獲得している場合には強いアピールができるでしょう。
ただし、あまり強みにならないであろう免許やスキルについては記載してもあまり意味がありません。
場合によっては記載した免許や資格の内容次第で評価を下げてしまうことになりかねないため、記載する際には転職先との関わりを考えて進めましょう。
趣味・特技欄
中には趣味・特技欄が設けられている履歴書もあります。その場合には、採用担当者に自分のことをある程度深く知ってもらうつもりで記載する必要があります。こちらについては後述して詳しくお伝えします。
志望動機
志望動機欄にはその業界、職種、企業を志望する理由を簡潔に明記しましょう。
履歴書のフォーマットによって志望動機欄の大きさが異なりますが、文字が少なすぎてやる気がないように見えたり、逆に多すぎて読みづらくならないように書き上げたあとに調整するようにしましょう。
詳しくは後述してお伝えします。
本人希望欄
次に本人希望欄についてです。この欄についても悩む方がいらっしゃるかもしれませんね。基本的にこの欄には、その企業で働くにあたって必ずすり合わせておく必要のある事項を記載します。
内容としては「これが無理なら入社できない(したくない)」という絶対条件を書いておくようにしましょう。
「履歴書に強気なこと書いたら落とされるかもしれないし書きづらい・・・」という気持ちも非常によくわかりますが、そういった方は面接でも伝えたいことが伝えられず、深いマッチングがないまま流れで入社してしまうことになります。
望まない条件での入社を果たしても、最終的には苦しくなって精神を病んでしまったり、早期退職に追い込まれる可能性が高くなってしまいます。
そのため、企業にしっかり伝えたいことがあるのであれば必ず本人希望欄に記載するようにしましょう。
もしそれで書類選考に落とされてしまったとしても、自分の絶対的な希望が通らないのであれば縁がなかっただけのこと。落ち込む必要はありません。
ちなみに、転職エージェントを利用すれば本人の希望をエージェントが代わりに企業へ伝えてくれます。その他、面接で合わないなと感じた時の選考辞退のやり取りも代行してくれるため便利です。
学歴欄のポイント【卒業年度早見表つき】
さて、ここまでで履歴書の各項目について基本的な要素は把握していただけたかと思います。そこで、ここからは履歴書の中でも特に悩みがちな部分について記入の仕方、考え方をお伝えしていきます。
高卒以上は高校から書こう!
学歴欄については基本的に高校以降の学歴を記載するようにしましょう。中卒の方に限っては中学校の学歴を書くようにします。
また「○○高校」などと略した表記をしようするのではなく、「○○高等学校」など正式な学校名を記載するようにしましょう。
中には旧式の漢字を使用している学校もあるでしょう。たとえば駅伝で有名な國學院大學の姉妹校の國學院高等学校は「国」ではなく「國」、「学」ではなく「學」という漢字が正式な表記です。
このような場合には、難しいですが、必ず略さずに正式表記で書くように心がけましょう。
卒業年度早見表でチェック!
いきなり「あなたは何年に高校に入学しましたか?」などと聞かれても、パッとは答えられませんよね。
履歴書作成で面倒なのは学歴や職歴を記載する際の西暦(年号)の確認。そこでここでは卒業年度早見表をご用意しましたので、面倒な計算をこれで省きましょう。
▼中学校
▼高校
▼2年制の学校(短大、専門学校など)
▼4年制の学校(大学など)
職歴欄のポイント
職歴についてはただ職歴を羅列するのではなく、その会社でどのような業務に従事していたのかを端的に明記しましょう。
また転職活動の場においては職務経歴書を使用する場合もあります。その場合にはケースバイケースで履歴書と職務経歴書の使い分けを行う必要があります。
大きな比重を置いて具体的にアピールしたいスキルがある、または職歴が多く、履歴書では満足に書くことができないといった場合には職務経歴書も使用するのがベターですが、ここでは履歴書内で職歴がまとまる場合の書き方をここではご紹介します。
会社名は正式名称を書く
まず、職歴欄には見本画像のように勤めていた企業名を書く必要がありますが、必ず正式名称で書くように心がけましょう。
例えば”(株)ネオキャリア”という表記は似つかわしくありません。きちんと”株式会社ネオキャリア”というように略すことなく表記しましょう。
2行目には2パターンあり
上記の見本画像では過去に入社した会社名のしたの段落に、どの部署に配属されたのかが記載されています。
このように自分が過去にどのような部署、またはチームで働いていたのかを把握してもらうためにも、組織に関する表記が必要になります。
しかし、履歴書の作成に本来正解はなく、他にも勤めていた会社の業種と従業員数を記載するという方法もあります。
こちらについては同じ業種の仕事に転職する際や、大きな企業に勤めていたことを伝えたい場合などに有効です。
ただし、どちらのパターンで記載するにしても複数職歴がある場合には書き方を統一することを忘れないようにしましょう。
3行目にはどのような業務内容か記入
そして最後の行には携わっていた業務内容について簡潔に一言で記載します。自分が過去にどのような仕事を具体的に行ってきたのかを伝えるだけで、その企業にとってニーズがあるかを判断してもらいやすくなります。
アルバイトの経歴は書く?
本来、職歴欄には就業経験について記載するわけですが、就業経験とは正社員として働いていた経歴を指します。そのため、正社員経験があるのであればそれを記入するのが最もベターです。
しかし、アルバイト経験のみあるという場合にはアルバイトの経歴について記載するようにしましょう。
その際にもどんな業務を行っていたのかをわかりやすく記載することによって、入社後のポテンシャルを企業側が判断しやすくなります。
今社名が変わっている場合はどうする?
もし元々勤めていた会社の今の名前が変わっている場合には、必ず”○○株式会社(現□□株式会社)”などように、当時の社名と現在の社名を両方盛り込むようにしましょう。
その他、どうしても一人では不安だなという部分も、転職エージェントでプロに添削、アドバイスをお願いすることができます。
趣味・特技欄のポイント
まず趣味と特技の違いについてですが、趣味の中でも特技として言えそうなものを特技とカテゴライズしましょう。それ以外は趣味として記載し、特技が思いつかないという場合には趣味のみでも問題ありません。
趣味で人間性を伝えよう
趣味については、自分の人間性を採用担当者に知ってもらうことが前提となるため、自分のキャラクターを伝えやすいものを優先的に記載しましょう。
例えば元気で明るいキャラクターである場合にはスポーツやジム通い、文化系で真面目なキャラクターを伝えたい場合には読書や森林浴などが挙げられるでしょう。
特に営業職など行動力が求められる仕事においては、元気で明るく体力のあるイメージを伝えられたほうが効果的です。
ただいずれにしても、常識的に印象の良いであろうキャラクターを伝えられれば選考の足かせになることはありません。
特技は業務に関連するものを書こう
また特技については、以下の2ポイントに注意して考えるようにすると的外れなものになりにくいといえます。
①応募先の企業で活かせるものか
②面接の際に話題を膨らませやすいか
履歴書は単なるプロフィールではなく、あくまでその企業で業務を進めていくにあたって適切な人材であるかを計る指標であるため、業務に関係のない特技は効果がありません。
例えば「○○のゲームでハイスコアを獲ること」など、あまりに業務と関係の無さ過ぎるアピールをしてしまうと、場合によってはイメージを下げてしまうことすらあります。eスポーツで結果を残しているなどであれば話は別ですが、そこまででない場合には注意しましょう。
ちなみに、応募先の企業で活かせるかどうかについては、応募職種によってさまざまな特技が考えられます。
例えば保育士に応募する場合であれば、ピアノのスキルは必ず必要になってきます。だからこそ特技としてそれを示すことができればひとつ強みになるでしょう。
また海外で働きたいと考えている人が海外勤務の可能性がある企業に応募する場合には、特技としてビジネスレベルの英会話スキルを挙げれば、優先的に海外勤務に回してもらえるかもしれません。
このように自分の希望する職種、業務内容に適切な特技をアピールすることができれば大きな強みになるでしょう。
そして業務に直接的に関係のない特技である場合でも、面接の際に話題にしやすい特殊なものであれば、ユニークさもあって印象付けを狙えるかもしれません。
先に挙げたゲーム関係の特技などはさほど真新しさがないかもしれませんが、「ロッククライミング」「剣道3段」などと記載されていたら、反応しない採用担当者は少ないのではないでしょうか?
特に、大手企業や人気の高い職種を狙う場合にはライバルが多く集まる可能性があるため、業務に直接関係する特技に加えて、このように印象付けられる特技があると強いでしょう。
志望動機欄のポイント
さて、ここからはいよいよ志望動機の作成についてお伝えして参りますが、志望動機はいきなり書こうとしてもなかなかうまくいかないものです。
志望動機を書くにあたって押さえておくべきポイントやコツを把握することで、よりスムーズに作成することができます。
まずは志望動機を書くにあたりおさえておくべきポイント5つをご紹介します。
(1)記入欄の7割以上を埋める
(2)字はヘタでも丁寧に
(3)過去のエピソードを交えた気づき、目標を伝える
(4)(3)の就職して実現したいことと、現在の環境では実現できないことをリンクさせて伝える
(5)自分がその企業に貢献できる具体的な内容
まず、履歴書の志望動機欄は7割以上埋めるつもりで記入しましょう。あまりに空白が多いと見栄えが悪く、何よりやる気が感じられません。
また手書きで記入する際には、字が上手い必要はありません。とにかく丁寧に書くことを心がけましょう。
字が上手くても下手でも仕事にはさほど差し支えませんが、雑に書いてある場合には「働く」ということへの真剣さが伝わらなかったり、「公式文書ですらもこんな感じか、仕事を任せられないな」などと捉えられ、信頼を得るチャンスを失ってしまいかねません。
そして、志望動機は自分だからこそ書ける、オリジナリティ満載の内容である必要があります。“その人らしさ”が感じられない志望動機は熱意もやる気も真剣さも伝わりません。
採用担当者によっては「万人ウケする内容に逃げたな」などと厳しいジャッジをする方も少なくありませんので、過去にあった実際のエピソードから得た経験や気づきを盛り込むようにしましょう。
そしてそのエピソードから今自分が実現させたいと思っていることと、応募先の企業でならそれを実現させられるであろう理由を書きましょう。
ただし、自分の希望ばかりを並べては応募先の企業にとってのメリットが感じられない内容になってしまいますので、加えてその企業で自分が貢献できると思うことを、実体験と共に具体的なスキルや知識、マインド面を挙げて伝えましょう。
志望動機が必要な理由とは?
そもそも、なぜ志望動機は就職活動において必ず必要とされるのでしょうか?これにはまず、企業がその応募者が本気でその仕事をしたいと考えているか、本当にその企業に入りたいと考えているかを見るための側面があります。
企業としては一人の社員を一人立ちさせるまでに莫大な予算をかけることになります。
お金をかけるという意味ではアルバイトを育てる場合も同様ですが、通常、正社員はアルバイトよりも責任に重みがあり、業務内容も多く、言われたことをただやればいいだけでは務まらないこともあります。
いきなりはまねできない仕事ができるようにサポートしてもらえますが、その分時間もかかり、人件費も多くかかるのです。
だからこそ採用サイドとしては一度雇った社員にはある程度その企業で働いてほしいと考えています。
そのため、入社直後の退職を防ぐためにも志望動機で「表面的な本気度」をチェックし、面接では「内面的な本気度」をチェックしているのです。
また、志望動機を書いて提出してもらうことにより、企業サイドはその応募者の将来の目標や入社してやりたいと考えていることを把握することができます。
それによってその応募者の入社後のミスマッチを防ぐなど、本当にその応募者にとってその企業に入社することがベストな選択なのかもチェックしているのです。
志望動機のまとめ方・ポイント
さて、ここまでで志望動機の書き方のポイントなどをお伝えして来ましたが、それらをどのようにまとめれば美しく読みやすい志望動機を作ることができるのでしょうか?ここではポイントを細かく分けてお伝えします。
「自分オリジナルの内容」が大前提
近年、志望動機の書き方についてインターネットで検索してみると実に多くの情報がヒットします。そこには多くの場合で例文が記載されており、それを真似するような形で書くことができます。
しかし、この時に注意していただきたいのはこの志望動機の例文の大半を”パク”ってしまうということです。
もちろん志望動機作成の流れをマネする分には全く問題ありませんが、自分の経験を深く盛り込めていなかったり、その経験から得た知識や学びについて汎用性のある薄い内容になってしまわないように注意することが大切です。
もしオリジナリティに欠ける内容を書いて提出してしまったら、企業側からは「自分の意志の薄い人」「覇気のない人」などのイメージをもたれてしまいかねません。
自分オリジナルの志望動機を作成することを常に念頭に置くように心がけましょう。
「理由」→「経験談」→「理由」で締める
まず、志望動機を書く際には冒頭に自分がその企業で働きたいと考えた理由を端的に一言で書きます。
結論から先に書くことによって、その志望動機が一体どんな方向に進んでいくのかが明確になり、理解しやすくなるからです。
そして、その志望理由にいたった経緯を次の段階で書いていきます。その内容としては自分のフリーター経験で学んだことや、「こんなことをしてみたい!」と感じた具体的なエピソードを書きます。
そして自分がその企業で活躍できることについてもまた経験談と共に伝え、最後に改めて、自分がその企業を志望した理由を伝えて締めくくります。
「志望理由」と「企業の魅力」をリンクさせる
上記のような流れで志望動機を書くにあたり、志望理由とその企業の具体的な魅力を結びつけて書くようにしましょう。
その企業ならではの魅力に自分の将来の目標や展望を重ね合わせることによって、自分がその企業で働きたいとどのくらい本気で考えているかを伝えることができます。
また、その企業ならではの魅力について深い視点で語ることができれば、その企業の採用担当者は個人的な喜びを得ることができるでしょう。それによってあなたに対して好印象を持ちやすくなります。
そのためには、最低でもその企業のホームページについて細かいところまでチェックしておきましょう。
「自分のスキル・経験」と「企業の利益」をリンクさせる
しかし、自分の理想ばかりを語っていては、その企業にとってのメリットがありません。次に大切なのは自分がその企業でどのように貢献できるかをいかに具体的に伝えるかということです。
その企業の方向性や理念についてしっかりとリサーチした上で、自分のスキルや良さをその企業でどのように活かせるかを考えてみましょう。
またその企業に貢献できることを前提に、自分が希望している職種に対してどれくらい適性があるかまで伝えることができたらなお強みになるでしょう。
履歴書作成のルールとマナー
さて、ここからは履歴書作成のルールとマナーについてご紹介していきます。最低限のルールとマナーを踏まえた上で、選考を勝ち抜ける履歴書を作成しましょう。
手書きとPCどっちが正解?選考への影響は?
履歴書を作成しようとする際、まず気になるのは手書きで作成する場合とPCで作成する場合、どちらにすべきか、選考ではどちらが有利になるのかという部分ではないでしょうか?
結論から申し上げると、手書きでもパソコンでも、どちらで作成したからといって選考に直接作用することはないと考えて問題ないでしょう。
というのも、手書きの方が実際の字の綺麗さがわかったり、丁寧で細かい部分まで注力できるような印象を受けるため好印象だとする採用担当者もいれば、PCスキルの有無が計れるためPCで作成している応募者に好印象を受けるという方もいます。
中にはどちらでも全く気にしていない採用担当者も多くいます。ただし、職種によってはPCで作成した方がアピールにつながるものもあります。
プログラマーやエンジニア、事務職、マーケターなど、PCをメインに業務を行う職種については、多少なりともPCが使いこなせなければ採用するにあたり少なからず不便が生じます。
PCを使用する職種に応募する際にはPCを使用して履歴書を作成すると良いのではないでしょうか?
またPCを使用すれば氏名欄から資格欄まで、全応募先向けに共通して記載する項目については書き直す必要がありません。手書きと違い誤字脱字もすぐに修正できるため便利です。
さて、一方手書きで作成したいという場合には、必ず黒いインクのボールペンで書くようにしましょう。シャーペンなどの簡単に書き直せるものや色つきのものでは公式な文書として似つかわしくありません。
また、手書きの場合には誤字をしてしまったら必ず履歴書自体を書き直しましょう。大変ですが、修正液や修正テープはマナーとして使用してはいけません。
証明写真は過去3ヶ月以内に撮影したもの
なお、履歴書を作成する中でも重要な要素として証明写真の添付についてが挙げられますが、基本的に撮影してから過去3ヶ月以上時間が経過してしまっているものについては、使用しないようにしましょう。
また証明写真は履歴書の中でも、最も採用担当者の目に触れやすい部分になります。そのため好印象を与えられる服装、表情、礼儀正しい姿勢を意識して撮影するようにしましょう。
また撮影方法については、特に働きながら転職活動を行っている方はなかなか時間の確保が難しいかもしれませんが、おすすめはスピード写真よりも写真館での撮影です。
写真館では、何千人もの求職者を撮影してきているプロのカメラマンのアドバイスを逐一受けながら撮影することができます。そのため多少費用はかかりますが、最大限好印象を与えられる写真を撮影することができます。
ちなみに、履歴書の証明写真についての詳しい情報は以下の記事に掲載しておりますので、気になる方はぜひ参考にしてください。
なお、写真館などで撮影した場合には証明写真をデータで受け取ることができ、そこからPC上で履歴書に貼り付けることができます。そちらについては以下の記事に別途ご紹介しています。困ったときにはぜひ参考にしてみてください。
さて、ここまでお読みになって履歴書の書き方について理解を深めていただけたかと思いますが、それでもまだまだ履歴書の書き方に不安が残るという方もたくさんいらっしゃるかと思います。
自分ひとりでは作成した履歴書に不備がないか、企業にとってメリットを感じられる強みのある履歴書を作成できているか確認するのってなかなか難しいですよね。
そこで近年20代の若者を中心に人気なのが転職エージェントを利用してプロのアドバイザーに添削してもらう方法です。中にはイチから作成するところからアドバイスをもらっている方も多くいらっしゃいます。
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履歴書のテンプレートはこちら
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
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