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個人営業の志望動機・例文!アピールポイントや書き方、面接での伝え方とは?

就職活動や転職活動を行う場合に必ず用意しなければならないものの一つに志望動機があります。エントリーシートに記入を求められるのはもちろんのこと、それ以外にも面接で質問されるケースも少なくありません。

本記事では、中でも個人営業を目指す方向けの志望動機の書き方をご紹介いたします。これから個人営業としてキャリアを築いていきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

個人営業の仕事内容とは?

個人営業の主な仕事は、リテールと呼ばれる個人の消費者に対して、自社の商品やサービスを販売することです。

もっとも、いきなり飛び込みでセールスを行ってその場で購入してもらえるほど、その仕事は易しいものではありません。

商品やサービスを売るために、個人営業は目立たないところでさまざまな活動を行う必要があるのです。

例えば、むやみやたらと飛び込み営業をするのではなく、各種調査やデータなどを使って見込み顧客やターゲットとなり得る顧客をあらかじめピックアップし、まずはメールやSNS、電話などを駆使して購入してくれる可能性があるかを探るというのも個人営業の重要な役割です。

成約に至る可能性の高い人々を絞り込んで重点的にマーケティング活動を行うことによって、より効率的に売り上げを増やせます。

個人営業の仕事は新規顧客の開拓だけではありません。以前からお得意様になってくれている顧客のケアを行うのも、大切な仕事の一つです。

一度信用を失ってしまうと、再び商品などを購入してもらうのは至難の業ですので、販売した商品に欠陥があったような場合には、できる限り迅速に商品交換を行うなどして信頼をつなぎとめる必要があるのです。

誠意を持って対応したり、顧客からの相談に乗ったりすることで、より顧客の信頼を高められるようになるでしょう。

このように、個人営業の仕事の内容は実にさまざまであるため、求められるスキルも多種多様です。

個人営業も営業職の一つですので、取り扱う商品やサービスに関する専門的な知識が必要というのはもちろんですが、それ以外にも顧客とスムーズにやり取りできるコミュニケーション能力や自社の商品などに関心を持ってもらえるための高いプレゼンテーション能力も重要です。

さらに、効率的に成果を挙げるための営業戦略力も必要不可欠と言えるでしょう。

ちなみに、個人営業の平均年収ややりがいなど、もっと詳しい情報を知りたいという方は下記の記事にまとめてありますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

1日のスケジュール例

より個人営業の仕事の内容をイメージしやすいように、ここではその仕事をしている人のある1日を具体的に見てみることにします。

ある地方銀行で個人営業の仕事をしているAさんの朝は早く、所属している支店がオープンする前の7時半ごろに出勤します。

出勤するとまず最初に前夜のうちに届いたメールをチェックし、すぐに対応を要するような連絡が来ていないかを確認しなければなりません。

個人の顧客からの問い合わせは、真夜中に届くケースも少なくないため、必要があれば朝一番で対応しなければならないからです。

メールチェックが終わると、8時45分から毎日行われる朝会に出席します。ここでは、目標の達成状況を報告するとともに、その日に予定している仕事内容を上司や同僚とシェアしなければなりません。

始業時間の9時になると、いよいよ本格的に仕事に取り掛かります。この日は以前から借り換えの相談を受けていた顧客のアポが入っていたので、その顧客の来店を待ってさっそく商談を進めます。

商品の説明だけでなく、重要事項を理解してもらう必要があるため、契約の締結が完了したのはお昼前でした。その後、12時から13時までランチをとって午後の仕事に備えます。

午後は14時から2件目の商談に臨みます。

顧客からの相談は、定期預金が満期になったのでそのお金をどのように運用すればよいか相談したいというものでしたので、自分の知識を経験をもとにおすすめの投資信託を紹介します。

メリットだけでなく、リスクも正確に知ってもらう必要があるため、対応が終わったのは16時でした。

16時から17時半までは、その日の日報を作成するなどの事務作業をこなし、18時になると仕事終わりの顧客を狙ってテレアポを行います。

思ったよりも相手の反応が良かったので、後日来店してもらう約束をしたうえで、19時半ごろに退社しました。

個人営業の志望動機の書き方

個人営業の志望動機を書く場合は、いくつかのポイントを押さえておくのが重要です。以下で順番に説明します。

なぜ個人営業なのか

当たり前ですが、個人営業を志望する理由は必ず記載するようにしましょう。

法人営業などの他の営業職も存在する中で、あえて個人営業を選んだ理由を熱意を込めて書ければ、より説得力のある志望動機にできます。

「自分で考えたプレゼンテーションで顧客を幸せにしたい」や「個人相手の仕事で実力をつけてキャリアアップを図りたい」といったように、仕事にかける熱い思いを盛り込むのも有効です。

自分にどのような強みがあるのか

個人営業に求められるスキルを身につけているという点をアピールするのも大切です。

前述のように、個人営業にはコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力などが必要になりますので、自分がそのような能力に長けていると考えるのであれば、積極的に伝えるようにするとよいでしょう。

その際、本当に能力があることを企業側に分ってもらえるように、周囲とうまくコミュニケーションを取った結果生まれた過去の成功経験などを具体的に示すようにするのがおすすめです。

なぜその企業なのか

どうして個人営業としてその企業で働きたいのかという理由を明確に示すというのも重要です。

そのためには、事前にしっかりと企業研究を行い、その企業の経営理念やカルチャーに共感できるという点を強調するようにするとよいでしょう。

もちろん、取り扱っている商品やサービスへの思い入れなどを記載しても構いません。


仕事選び

【例文】個人営業の志望動機の書き方

ここからは、個人営業の志望動機を作成する際に参考になる文例を、いくつか紹介していきます。

同業界・同職種からの転職の場合

「この度貴社を志望させていただいたのは、貴社の「よりよい暮らしをすべての人に」というビジョンに魅力を感じたからです。

私は前職において、3年間個人営業の仕事を経験して参りました。

その間、お客様が何を求めているかを徹底的に掘り下げることや、お客様からの問い合わせには可能な限り迅速に対応することを徹底した結果、ほぼすべての月で与えられた売り上げ目標をクリアすることができました。

30名ほどいる支店の営業担当者の中では常にベスト3位をキープし、ある都市では成績優秀者として社内表彰を受けました。

より自分が成長できる環境に身を置きたいと考え転職を決めましたが、住宅販売の業界でも貴社の「よりよい暮らしをすべての人に」というビジョンのもと、幅広い年代を対象に販売を手掛けられている部分に魅力を感じました。

顧客との対話力など前職での経験を活かして、一日でも早く貴社へ貢献できるよう努めて参ります。」

前職で達成してきた成果を挙げながら、自らの強みをうまくアピールしています。具体的に表彰を受けた話が盛り込まれていますので、高い能力を持った人材であると評価してもらえるでしょう。

同業界・異職種からの転職の場合

「今回貴行を志望したのは、貴行の地域密着型でお客様の心に寄り添ったサービスを行われている部分に惹かれたためです。

私は、これまで〇〇銀行で支店の営業事務として勤務してきました。

個人営業の担当者が獲得してきた契約のデータをシステムに入力したり、必要な契約書類を用意するというのが主な役割だったのですが、次第に自分自身の手でお客様へ直接融資をさせていただきたいと考えるようになりました。

同じ金融業界の中でも、融資の範囲を一定地域に特定し、「顧客第一」というスローガンのもとに顧客の心に寄り添ったサービスを提供されている貴行に魅力を感じ、志望させていただきました。

前職の業務の中で数多くの成約事例を目にしてきたため、お客様がどのようなサービスを求められているのかについて詳しく知ることができております。

このような前職での経験を活かして、今後は自らお客様とやり取りする個人営業として貴行に貢献できればと考えています。」

金融機関で営業事務として働いてきた経験を通じて顧客のニーズを把握できたという点をアピール材料としてうまく使えています。

職種は違っていても、同業界で働いていたのであれば、何等かアピールできる点はあるはずです。

志望動機を書く前にこれまでのキャリアの棚卸しを行い、業界で働く上で有用なスキルを何か身につけていないかチェックするとよいでしょう。

異業界・異職種からの就・転職の場合

「私は、これまで3年にわたって、東京都内のイタリアンレストランで接客の仕事に従事してきました。そのうち、1年半は5名のスタッフを抱える店舗の店長として、その店舗のマネジメントも担当しています。

その間、スタッフの接客方法を見直すとともに、お客様のニーズの分析を行ってメニューを改良した結果、店舗の売り上げを前年比で20パーセントほど引き上げることに成功しました。

やりがいの大きい仕事ではございましたが、今後は有形商材を扱う仕事に就くことで、より目に見えた成果を追いかけたいと考えるようになり、個人営業の仕事を志望するようになりました。

社会問題を解決することができる業界に就職したいと考え、社会を支えるインフラともいえる人材業界を志すようになりましたが、中でも貴社の、その人材の10年後、20年後のキャリアを見据えた人材紹介を行われている点に魅力を感じ、志望させていただきました。

今後は、これらの経験を通じて培った接客スキルや企画力を活かして、一日でも早く貴社に貢献していきたいと考えております。」

個人営業は未経験ながら、同じく個人を相手にしている飲食店のスタッフとして好成績を残してきた経験を紹介することで、個人営業としても活躍できるのではないかと思わせる文章になっています。

未経験者だからといって自分のキャリアを卑下するのではなく、過去の経験でアピールできるものがあれば、できる限り盛り込むようにするとよいでしょう。

ちなみに、「志望動機の基本的な考え方を確認しておきたい」という方は、下記の記事に基礎的な部分から細かくご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

志望動機で困ったら・・・

個人営業の志望動機を書こうとしても自分ならではのアピールポイントが見つからなくて書けないという人もいるでしょう。

「本当にこれでいいのかなぁ・・・」と不安を抱いたまま応募するのは、内定の可能性を狭めてしまうようで気が引けますよね。

そこでぜひ知っておいていただきたいのが就・転職エージェントの存在です。

就・転職エージェントとは、求職者に対して提携している企業の求人を紹介することを主なサービスとして展開している民間の転職支援サポートです。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは、第二新卒者をはじめとした若者を対象に、プロの転職アドバイザーがマンツーマンでご対応。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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