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ネットワークエンジニアの志望動機・例文!アピールポイントや書き方、面接での伝え方とは?

転職や就職活動をする時、志望動機をどのように作成すればよいか迷っている人もいると思います。志望動機は志望した理由を書くだけではなく、企業に対して自分をアピールする重要なものです。

職種によって書き方も変わってくるため、前職や応募先の職種に合わせて作成する必要があります。

本記事では、ネットワークエンジニアの志望動機の書き方やアピールポイントを、3パターンの例文と共にご紹介いたします。

ネットワークエンジニアの仕事内容とは?

ネットワークエンジニアの仕事内容は多岐にわたりますが、大きく分けると「設計」「構築」「運用」「保守」「監視」の5つに分かれます。

ネットワーク設計は、クライアントの要望を聞いた上でどのようなシステムを構築するか設計を行う仕事です。

クライアントが抱えているネットワークインフラの問題をヒアリングや資料などを集めて見つけ出し、コストなどを考えながら問題を解決するためのシステムを設計していきます。

ネットワークの設計ができた後、設計書に従ってネットワーク機器を設置し設定を行うのがネットワーク構築です。

ソフトウェアの設定はもちろん、ネットワークケーブルを敷設するなど物理的な作業も行わなければなりません。構築が終わった後は、正しく稼働するかどうかテストも行います。

ネットワーク構築が終われば、ネットワークエンジニアの役割が終わるというわけではありません。構築が終わった後に、ネットワークの運用を行うのも大切な仕事です。

また、クライアント企業の業務拡大、設備の増強などによってネットワークを変更しなければならなくなった時、新しい機器を設置したり設定を変更したりしなければなりません。

構築したネットワークにトラブルが起こった時、その対処を行うのがネットワーク保守の仕事です。様々な要因によってネットワークシステムに障害が発生することがあります。

その時に原因を特定し、障害箇所を切り分ける、不具合が発生している機器を交換するなどの対応を行います。ネットワーク監視は、ネットワークシステムの稼働状況を監視する仕事です。

ネットワークシステムは、基本的に24時間稼働し続けています。

監視を行うネットワークエンジニアは、24時間体制で業務にあたらなければならないため、勤務形態は3交代制のところが多くなっています。

このように、ネットワークエンジニアは様々な業務を行う職種ですが、1日のスケジュールはどうなっているのか一例を見ていきましょう。

ちなみに、ネットワークエンジニアの平均年収ややりがいなど、もっと詳しい情報を知りたいという方は下記の記事にまとめてありますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

1日のスケジュール例

設計を行うネットワークエンジニアを例に、1日のスケジュールを紹介します。まず9時に出社し、メールチェックを行います。

その日に行う作業の内容やミーティングの内容、重要な指示がメールで送られてくることも多いため、ミス無く業務を進めるためにも重要な作業です。

その後朝礼や定例会議などを行い、出社して30分後には業務開始となります。設計を行うネットワークエンジニアは、基本設計書などに設計内容を書き起こすのが仕事です。

業務の合間には、チームミーティングも行われます。ネットワークシステムはチームでプロジェクトを進めるため、メンバー同士でスケジュールの確認をしたり、情報を共有したりします。

12時頃にお昼休憩が入ります。ネットワークエンジニアは部屋にこもって作業をすることが多いため、休憩時間を利用して外でリフレッシュする人も多いです。

また、チームのメンバーと一緒にランチに行き、仕事の話をしたり親睦を深めたりするのもよいでしょう。休憩が終わり14時になると、クライアントとのミーティングが行われます。

ネットワークの構築がどの程度進んでいるかを報告したり、追加の要件はないかヒアリングしたりする業務です。

16時にはチーム内で、作成した設計書のレビューを行います。自分が作成した設計書に何か問題がないか、他の人からの意見を聞きながら設計書の制度を上げています。

第三者目線の評価、自分では気付かない問題点などを知ることができる貴重な時間です。

17時にはプロジェクトメンバー全体で行われる定例ミーティングに参加します。ネットワークシステムの開発を行う各分野の代表者が集い、それぞれのチームの進歩状況などを報告し合います。

定例ミーティングが終わったら1日の日報にまとめ上司に提出します。問題がなければ19時に退社となります。

ネットワーク構築は会社外での作業がそれほど多くないため残業が少なく、トラブルがなければ毎日決まった時間に帰宅しやすいというメリットがあります。

これはネットワーク構築の仕事をするネットワークエンジニアのスケジュールの一例ですので、保守や運用など他の仕事にあたる場合は1日のスケジュールも変わってきます。

ネットワークエンジニアの志望動機のアピールポイント

コミュニケーション能力もアピールポイントになる

ネットワークエンジニアは、IT関係のスキルや知識だけではなく、コミュニケーション能力も必要になる職種です。

クライアントの要望に応えるシステムを構築するためには、しっかりとリスニングを行わなければなりません。

その時にコミュニケーション能力がなければ、クライアントが抱える問題点を見つけ、解決するための最適な提案をするのが難しくなるでしょう。

コミュニケーション能力はエンジニアの経験がなくても身に付けることができるため、他業種から転職する時にもアピールしやすいポイントになります。

志望動機で積極的にアピールすれば、エンジニア未経験でも十分な評価対象になるでしょう。

IT関係全般に関するスキルをアピール

ネットワークエンジニアはネットワークの専門家ですが、ネットワーク関連以外のスキルや知識も必要です。

システムエンジニアが不足しているということで、ネットワークエンジニアがプログラムを書く作業を担当することもあります。

そういう時に、全くプログラミング言語に関する知識がないと、仕事の幅が狭まってしまいます。

システムエンジニアやプログラマーなど、IT関連の仕事をしたことがある方は、その時に身に付けたスキルをアピールしてみましょう。

資格を持っていればそれも志望動機に書いておく

資格を持っていなくてもネットワークエンジニアになることは可能ですが、持っていると有利になる資格もあります。

もし前職でIT関連の資格を取得したことがある場合は、それも志望動機に記載しておきましょう。

ただし、資格を持っていることを書くだけではそれほどアピールにはなりません。資格を取得した動機や、持っている資格をどのような業務で活かしたいかなどを書くようにしましょう。


仕事選び

ネットワークエンジニアの志望動機の書き方

ここからは、志望動機の具体的な書き方について解説していきます。

同業界・同業種からの転職の場合、同業界・異業種からの転職の場合、異業界・異業種からの就・転職の場合、3つのケースに分けて例文を提示しながら重要ポイントや注意点なども紹介します。

同業界・同職種からの転職の場合

「私は2年間、ネットワークエンジニアとしてネットワークの構築・運用の業務に携わってきました。

色々なプロジェクトに関わっているうちに、もっと専門的なスキルを学びたいと思いネットワークスペシャリスト試験の資格を取得しました。

前職では小規模なプロジェクトに関わることが多かったのですが、ネットワークスペシャリスト試験の資格を活かすために、大規模なプロジェクトにも関わりたいと考えたのが転職のきっかけです。

公共系の案件を数多く請け負っている貴社なら、自分のスキルを活かしながらより大きな仕事に携われると考え志望しました。

将来はネットワークの構築・運用だけではなく、保守や監視の仕事にも携わりたいと思っています。」

上記は同業界・同職種から転職する場合の志望動機の例文です。

ネットワークスペシャリスト試験の資格を持っていることをアピールすると共に、資格取得するに至った動機も記載し成長意欲があることもアピールしています。

また、前職のマイナス面を転職理由にするのではなく、「大規模なプロジェクトに関わりより大きな仕事をしたい」という前向きな転職理由を述べているのもポイントです。

同業界・異職種からの転職の場合

「私が貴社を志望した理由は、プログラマーとしての経験を活かせると思ったためです。2年間プログラマーとしてシステム開発に携わり、RubyやPythonなどのプログラミング言語を使用し業務を行ってきました。

そこで習得したプログラミング言語のスキルを、ネットワークインフラの構築に役立てたいと思っています。

また、現在ネットワークエンジニアに必要なスキルを学ぶために、シスコ技術者認定の資格取得を目指しています。

将来は、ネットワークの構築だけではなく、サーバー構築など幅広い分野の仕事をこなせるネットワークエンジニアになりたいと思っています。」

同業界・異職種からネットワークエンジニアへ転職する場合、どんなスキルがアピールポイントになるのか把握しておくことが大切です。

プログラマーのように異職種であっても、同業界で働いていた人ならネットワークエンジニアに活かせるスキルは色々あります。

ネットワークエンジニアにはどんなスキルが必要なのかをしっかり下調べして、活かせるスキルはないか探してみてください。

異業界・異職種からの就・転職の場合

「新卒で電機メーカーに入社し、2年間営業の仕事をしてきました。営業成績を上げるために様々な営業手法を勉強し、支店の中でトップ3に入る成績を残すことができました。

営業の仕事は個人のお客様から必要とされる喜びがありましたが、もっと社会から必要とされる仕事もしたいと思うようになったのが転職を考えたきっかけです。

色々な業界や職種を調べているうちに、私たちの生活に欠かせないネットワークを構築する、ネットワークエンジニアの存在を知りました。

IT関係の仕事は未経験ですが、営業で培ったコミュニケーション能力や、目標を達成するための行動力を活かし、貴社の業務に貢献したいと考えています。」

未経験の場合はなぜ異業界へ転職しようと思ったのか、動機を明確にしておくことが大切です。

また、前職や過去の経験で培ったスキルの中で、ネットワークエンジニアにも活かせるものはないか探してみるとよいでしょう。

IT関係のスキルをアピールするのは難しいかもしれませんが、コミュニケーション能力など専門的なスキル以外にもネットワークエンジニアに活かせるものは数多くあります。

ちなみに、「志望動機の基本的な考え方を確認しておきたい」という方は、下記の記事に基礎的な部分から細かくご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

志望動機で困ったら・・・

ネットワークエンジニアの志望動機を書こうとしても自分ならではのアピールポイントが見つからなくて書けないという人もいるでしょう。

「本当にこれでいいのかなぁ・・・」と不安を抱いたまま応募するのは、内定の可能性を狭めてしまうようで気が引けますよね。

そこでぜひ知っておいていただきたいのが就・転職エージェントの存在です。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

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