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インテリアデザイナーの志望動機・例文!アピールポイントや書き方、面接での伝え方とは?

就職活動や転職活動において、企業側が特に注目する項目が志望動機や自己PRです。

これによって、求職者の人柄や能力を見極めるので、できるだけポジティブにかつ有益であることを示すことが重要となります。

この志望動機は、すべての職種で同じように書けばよいというものではありません。

そこで本記事では、インテリアデザイナーの志望動機の書き方について、3パターンの例文と共にご紹介いたします。少しでもお役に立てれば幸いです。

インテリアデザイナーの仕事内容とは?

インテリアデザイナーとは、家具やカーテン、照明に壁紙、雑貨などといった生活に関わるさまざまなもののデザインを考える仕事です。

また、デザインを考えるとともに、それらのツールやプロダクトを用いて内装全体をどのようにするかという企画と設計を考え、空間全体をプロデュースすることもインテリアデザイナーの仕事です。

インテリアデザイナー本人の感性のみに従ってデザインを考えることは少なく、おおよそは依頼者の要望や希望をもとにしてデザインコンセプトを定め、全体の色味をはじめとして、造作やトーン、照明の度合い、音の響き、温度や湿度までトータルで空間を演出します。

類似の職業にインテリアコーディネーターというものがありますが、インテリアコーディネーターは、住宅や店舗などへコンセプトに沿った装飾品や家具を見つけ出して配置して、全体を調和させてコーディネートすることが仕事です。

インテリアデザイナーが取り扱う案件は幅広く、個人の自宅のコーディネートすることもあれば、店舗やオフィス、ホテルに学校、病院といった公共施設を扱うこともあります。

さらには建築物だけではなく、自動車や旅客機なども該当し、人が過ごすあらゆる空間が仕事の対象となるでしょう。

また、空間の監修が主な仕事といえますが、要望やコンセプトに沿う家具やインテリアがない場合は、ゼロから作りあげることも仕事です。

インテリアデザイナーは、クリエイティブな感性を必要とするとともに、建築物や乗り物の構造に資材といった建築・設計に関わる知識も必要です。

デザイナーの仕事というと、一人でデザインを考えるため、高度なコミュニケーション能力は必要ないと考える人もいますが、そのようなことはありません。

依頼者の要望を細かく聞き取る際や同僚と意見をすり合わせる際などに、高いコミュニケーション能力が必要となります。

インテリアデザイナーの就職先は、大きくインテリアデザインを専門に手掛けているデザイン事務所と建築業界に属すハウスメーカーや設計事務所の2つです。

デザイン事務所には自由度の高い仕事ができる、建築業界の企業には規模が大きくコンセプトが定まっているという特徴があります。

将来的に独立してデザイン事務所を立ち上げ、フリーランスとして活躍することも可能です。

ちなみに、インテリアデザイナーの平均年収ややりがいなど、もっと詳しい情報を知りたいという方は下記の記事にまとめてありますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

1日のスケジュール例

インテリアデザイナーの平均勤務時間はおよそ7.5時間ほどです。

その一日のスケジュールは、どのような依頼をこなしているのか、依頼を受けてからどれほどの期間が経過しているかによって異なりますが、大まかなスケジュールは以下の通りとなります。

まず、一般的な企業と同様にして9時ごろに出社をします。その後メールチェックや一日のスケジュール確認を行い、仕事の準備を行います。

10時ごろに社内ミーティングを行い、社内全体で依頼を遂行する上で必要となる認識の確認を行います。

11時ごろにはデザインやレイアウト図面の作成です。12時にランチや休憩をはさみ、13時に顧客が訪問して打ち合わせやプレゼンを行います。

15時頃には引き続きデザインを行うとともに修正をし、内装工事の打ち合わせを業者と行うことも多いです。時には現場作業を行い、19時から20時ほどで退社となり、一日の仕事の終了です。

インテリアデザイナーは、ひとつの案件だけに集中するということは少なく、常に複数の案件を抱えているので、このスケジュール通りに過ごすということは少ないでしょう。

デスクワークと顧客との打ち合わせや業者との打ち合わせ、現場での作業などを同時並行して適宜行うことが必要となります。あわただしい一日となることも少なくなく、残業は一日平均1時間ほどです。

デザインを考えるデスクワークが多いですが、社内でのミーティングを欠かすこともないので、自分だけの作業に集中できる時間を確保しつつも、作業に煮詰まることを緩和することもできます

顧客や業者との打ち合わせなどは、煩わしいと感じる人もいますが、伝達力やヒアリング力などといったコミュニケーション能力を高めることができるというメリットもあります。

また、時にインテリアを作成する職人との現場作業などもあり、センスとともに技術を磨くことも可能です。

残業時間はそれほど多いというわけではありませんが、肉体的につらいこともあります。インテリアデザイナーの仕事の魅力はさまざまありますが、やはりプロジェクトを完成させた際の達成感が大きいでしょう。

インテリアデザイナーの志望動機のアピールポイント

インテリアデザイナーの志望動機を書く際には、まず何をデザインしたいと考えているのかを明確に伝えることが重要です。

インテリアデザイナーといっても、その対象はホテルや学校などさまざまで、何をデザインしたいのかによって就職先が大きく変わります。これによって、志望先の企業とマッチするかどうかを判断されます。

同時に、インテリアが好きであるということを志望動機に盛り込むこともポイントです。インテリアデザイナーの仕事は、一見華やかでデスクワークの多い仕事というメージが強くあります。

しかし、実際にはクライアントや業者との打ち合わせを重ねて、現場へと足を運び、体力が物をいう仕事という側面もあります。

アイデアが浮かばずに苦悩し、クライアントの期待が重圧となることもあるでしょう。これらの苦しさを乗り越えるために必要なものが、インテリアデザイナーという仕事に対する熱意です。

そのため、インテリア好きであることを強調することはポイントとなります。また、興味を持ったきっかけを書くと、信ぴょう性が増します。

この他、コミュニケーション能力の高さやインテリアに関する経験を伝えることもポイントです。

インテリアデザイナーに必要なスキルは、インテリアに関する知識と感性、そしてスムーズに要望を聞き、伝えるコミュニケーション能力です。

これらの能力がある、あるいは活かすことができる経験があることを伝えると採用確率が高まります。

さらに、同業他社の中で、どうしてその企業を選んだのかという理由を書くこともポイントです。

インテリア関連の企業はさまざまあり、インテリアが好きだという理由だけでは、志望動機としては弱くなってしまいます。他社との違いを明確にし、志望動機に入れると、より魅力的な志望動機となります。


仕事選び

インテリアデザイナーの志望動機の書き方

インテリアデザイナーの志望動機の書き方として重要なことは、とにかく具体的に書くことです。

経験やエピソード、活かすことができる能力にキャリアなど、具体的に書く方が信ぴょう性が高く、信頼性の高い志望動機となります。

共感する部分や理由などがある場合には、あいまいな言葉を避けて明確に記入すると良いでしょう。

そのような志望動機ですが、どのような転職をするかによって、どの部分が重要になるのかポイントが異なります。

履歴書の志望動機について、パターンごとに重要なポイント、注意すべき点を例文とともに紹介します。

同業界・同職種からの転職の場合

インテリアデザイナーからインテリアデザイナーへと転職するということは、同業他社への転職ということです。そのパターンの志望動機の例は以下です。

「キッチンメーカーのインテリアデザイナーとして5年程勤めていました。使いやすさを考慮しながら、空間にあうデザインを考えているうちに、家具やキッチン用具も合わせた空間全体のデザインをしたくなりました。

そして、キッチンだけではなく住宅全体のデザインにも興味が出たので貴社へと応募するに至りました。貴社では住宅をゼロから設計することができる点に魅力を感じたからです。」

「前職は広告業界のインテリアコーディネーターでしたが、イベントで見た貴社のブースの配色や造詣の美しさに感銘しました。また、貴社のコンセプトにも共感したため、志望させていただきました。」

企業ごとにデザインするものが違う場合には、その違いとどのような点に魅力を感じたのかを伝えることがポイントです。また、企業の理念やデザインのコンセプトに共感を示すこともポイントとなります。

同業界・異職種からの転職の場合

同業界・異職種からの転職の場合の志望動機の例は次の通りです。

「インテリアデザイナーになりたくて就職活動をしていましたが、かなわずインテリアショップの販売員として3年程勤めました。

デザイナーになりたい気持ちはなくならなかったため、退職を決意しました。貴社では、お客様に合わせたデザインを徹底している点に魅力を感じたため志望しました。」

「以前はインテリアコーディネーターとして働いていましたが、徐々にインテリア単体を配置するだけではなく、空間全体をデザインすることに興味を持ったため、貴社に志望いたしました。

コーディネーターとしてのデザイン感覚を活かすことができると考えています。」

なぜ、インテリアデザイナーに転職したいのか、他職種との仕事の違いを挙げながら書くことがポイントです。また、自分の経験を活かすことができることを伝えることも重要です。

異業界・異職種からの就・転職の場合

異業界・異職種からの就・転職を希望する場合は、次の志望動機が例となります。

「以前より、建築に関して興味があり、建築系の学校に通っています。

住みやすい居心地の良い住宅設計に興味を持っていましたが、勉強をすすめるうちに内装にも興味を持ったので、インテリアデザイナーになりたいと思いました。

貴社の住宅コンセプトに共感したため、志望させていただきました。」

「前職は小売業者の販売員であり、店内装飾も担当していました。インテリアの勉強するうちに、本格的に興味を持ったため、貴社に応募させていただきました。

前職ではデザインの提案からディスプレイまで担当し、チーフとして作業管理も行っていたので、その経験を活かせると思います。」

インテリアデザイナーには特別な資格が存在しないので、未経験でも就職・転職することが可能です。

その際には、インテリアデザイナーに関する強い関心を示すこと、それまでの経験を活かせることを伝えることがポイントとなります。

ちなみに、「志望動機の基本的な考え方を確認しておきたい」という方は、下記の記事に基礎的な部分から細かくご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

志望動機で困ったら・・・

インテリアデザイナーの志望動機を書こうとしても自分ならではのアピールポイントが見つからなくて書けないという人もいるでしょう。

「本当にこれでいいのかなぁ・・・」と不安を抱いたまま応募するのは、内定の可能性を狭めてしまうようで気が引けますよね。

そこでぜひ知っておいていただきたいのが就・転職エージェントの存在です。

就・転職エージェントとは、求職者に対して提携している企業の求人を紹介することを主なサービスとして展開している民間の転職支援サポートです。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは、第二新卒者をはじめとした若者を対象に、プロの転職アドバイザーがマンツーマンでご対応。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

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