ネイリストの志望動機・例文!アピールポイントや書き方、面接での伝え方とは?
ネイリストへの転職や就職を考えたとき、履歴書に書く志望動機欄にはどのようなことを書いたら良いのかと、悩んでしまうこともあると思います。
自分の得意なこと、好きなことを仕事にしたいと考えるのであれば、しっかりと自分自身をアピールすることが大切です。
そこで本記事では、ネイリストを目指す際の志望動機の書き方について、3パターンの例文やアピールすべきポイントと共に具体的にご紹介いたします。
少しでも参考になれば幸いです。
ネイリストの仕事内容とは?
ネイリストの仕事は、お客様の爪のお手入れをし、ネイルカラーや装飾を施して指先を美しく見えるようにデザインすることです。
仕事内容は大まかに分けると、爪の形や表面を整えたり甘皮の処理を行う「ネイルケア」、マニキュアを塗って装飾を施す「ネイルアート」、そして傷んだ爪の修復や伸びてきた爪のネイルアートの補正を行う「リペア」の3つです。
ネイリストは、これらの基本的な技術を習得した上でサービスを提供することはもちろん、お客様一人ひとりの爪の状態や悩みを聞きながら好みのスタイルへと仕上げていきます。
そのため、お客様と良好なコミュニケーションを図ることも大切な仕事の一つとなります。
また、ファッションやメイクと同じように、新しい技術やトレンドを取り入れていくことが求められる職業なので、自主トレーニングや技術講習を行って常にスキルアップを目指していきます。
では、実際に働くネイリストの方々は一体どのような1日を過ごしているのでしょうか?次の項目では一般的なネイリストのスケジュール例を紹介します。
ちなみに、ネイリストの平均年収ややりがいなど、もっと詳しい情報を知りたいという方は下記の記事にまとめてありますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
1日のスケジュール例
ネイリストの1日は、勤務する美容室やネイルサロンの開店準備をすることから始まります。開店時間の30分前、9:30に出勤して店内の清掃やネイル用品のお手入れ、補充などを行います。
お客様に快適に過ごしてもらえるように、清潔感のある空間作りと、アロマを焚いたり照明や音楽を調整して居心地の良い雰囲気作りに気を配ります。
営業時間の10:00になったら、予約のお客様を中心に施術をしていきます。途中空いた時間があれば、予約なしで来店されたお客様の対応もします。
施術時間は内容にもよりますが、一人あたり1時間~2時間ほどで、凝ったデザインやリムーブ(ネイルの取り外し)がある場合には2時間~3時間半ほどかかることもあります。
お昼休憩の時間はまちまちで、お客様の来店状況に左右されます。昼食が14:00頃になってしまうことも多く、忙しい日にはほとんど休憩を取らずに働かなければいけないこともあります。
そして、お店が落ち着いてくる15:00頃には、お客様にお見せしたり、ホームページなどに載せるためのサンプルチップや、DMハガキの作成などをします。
サンプルチップは、自店でどのような種類の技術やデザインを施せるかをアピールするための材料なので、とても重要な作業です。
夕方17:00頃になると、授業終わりの学生や仕事帰りの会社員のお客様が来店するようになり、引き続き施術に取り掛かります。
そして19:00には閉店まで残るスタッフに引き継ぎ、明日以降の予約状況などを確認して勤務終了です。
終了後は新しい技術の習得のために自主的にトレーニングしたり、技術講習を行うこともあるため、勤務終了時間よりも1時間~2時間ほど遅くまでお店に残ることもあります。
勤務後のトレーニングは大変な面もありますが、何度も練習することで実際の施術をスムーズに行い時間短縮できたり、お客様により喜んでもらえるような技術やデザインを身につけることができます。
ネイリストの志望動機のアピールポイント
ネイリストの志望動機を書く上で、積極的にアピールすべきポイントがいくつかあります。
具体的な経験・エピソード
1つ目は、経験者未経験者問わず、ネイルに関してこれまで自身がどのぐらい夢中になって来たのかが分かるようなエピソードや、ネイリストとして働いて得た経験です。
保有資格のアピールはもちろん、今取得を目指している資格のアピールも前向きな姿勢を伝えるために大切です。
ネイリストとしての資質
2つ目は、ネイル以外に得意とすることのアピールです。
人とのコミュニケーション力、一つのことを最後までやり遂げる力など、ネイリストに求められる人物像と自身がマッチしている部分をアピールします。
その職場ならではの魅力
3つ目は、応募するサロンの社風を知った上で、どのようなところに惹かれたのか、どのようなところが自分に合っていそうだと感じたのかなどを具体的に伝えることです。
「なんとなく良さそうだから」といった漠然とした理由でなく、「短いサイクルでたくさんのお客様の対応ができ、経験が積めると感じたから」など、このサロンで働きたいんだ!という強い意志を示すことが大切です。
【例文】ネイリストの志望動機の書き方
ここからは履歴書の志望動機の例文と、それぞれの重要なポイントや注意点、面接での上手な伝え方について解説していきます。
同業界・同職種からの転職の場合
「以前は正社員登用のないサロンで、パートとして週3~5日勤務していました。
お客様と関わっていく中で、喜んでもらえることにやりがいを感じ、もっとたくさんのお客様に喜んでもらいたいと考えるようになりましたが、勤務日数や勤務時間にバラつきがあり、希望を叶えることが難しい環境にありました。
今後はより多くお客様と接し、長くネイリストとして勤務していきたいので、正社員登用がある貴社を志望しました。
長年に渡り、高い技術の提供とリラックスできる空間づくりに力を入れている貴社で、1日でも早く仕事を覚え、一人でも多くのお客様を笑顔にできるような社員になりたいと考えています。」
同業界・同職種から転職する場合には、なぜ以前の職場を退職したのか、そしてなぜここに就職したいと思ったのかを前向きな理由と共に伝えるのがポイントです。
ただし、以前の職場よりも給料や待遇が良い、といった表面的な理由は良い印象を与えませんので避けるようにしましょう。
同業界・異職種からの転職の場合
「前職では、百貨店の化粧品売り場で美容部員として勤務していました。
もともとメイクだけでなくネイルにも関心があり、ネイリスト技能検定の資格取得を目指していくうちにネイルに夢中になり、ネイリストへの転職を考えるようになりました。
現在は新しい資格の取得を目指して勉強中です。一人ひとりのお客様に満足してもらえるような丁寧なサービスを提供し、未経験でもチャレンジできる貴社に魅力を感じて志望しました。
プロのネイリストとしての経験はございませんが、前職で培ったコミュニケーション力を活かして、たくさんのお客様に喜んでもらえるようなサービスを提供したいです。」
異職種からの転職では、ネイリストになろうと思った経緯、そしてネイリストになるために学んでいることをしっかりと伝えるのがポイントです。
前向きな転職であることを伝え、前職の不満などを長々と話したりしないように注意しましょう。
異業界・異職種からの就・転職の場合
「昔から絵を描く事やデザインすることが好きで、自身のネイルはもちろん、友人にネイルを施したり、ネイルスクールに通って検定1級の資格も取得しました。
以前は他業種に勤めていましたが、友人の結婚式のネイルを施したことがきっかけで、人を美しく変身させ、笑顔を引き出すことのできるネイリストへの転職を決意しました。
研修制度が整った貴社で、ネイル技術や接客経験を積んで、たくさんのお客様に感動して頂けるようなサービスを提供するネイリストになりたいと思い志望いたしました。
この業界やサロンでの経験がないため、まだまだ学ぶことがたくさんありますが、1日でも早く仕事を覚えて、貴社で活躍できるネイリストになりたいです。」
業界未経験の場合は、ネイルについて学んでいることや取得した資格について、そして何よりもネイリストになりたい!という熱意を伝えることがポイントです。
ただし、採用されたいがために嘘をつくことはNGです。ありのままの自分、気持ちを素直に伝えましょう。
ちなみに、「志望動機の基本的な考え方を確認しておきたい」という方は、下記の記事に基礎的な部分から細かくご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
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ネイリストの志望動機を書こうとしても自分ならではのアピールポイントが見つからなくて書けないという人もいるでしょう。
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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
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