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第二新卒向け|志望動機の書き方・面接での伝え方

本記事では第二新卒の方に向けて、志望動機の書き方と面接での伝え方をご紹介いたします。少しでも参考にしていただけましたら幸いです。

企業は志望動機で何をチェックしてる?

そもそも、企業は志望動機で何をチェックしているのでしょうか?中でも第二新卒が注視して見られる代表的なものは下記になります。

【企業が志望動機でチェックしていること】

(1)長く働いてくれるか
(2)自社を志望することが本人のキャリアビジョンに沿っているか
(3)社風に合っているか

長く働いてくれるか

企業が従業員を一人雇うには莫大な費用がかかります。だからこそ、入社してくる人材にはできる限り長く自社で活躍してもらいたいと考えているのです。

特に第二新卒者は前職を早期退職している(する予定)のため、次の職場でも同じように早期退職されてしまうのではないかと懸念されることがほとんどです。

そのことから、企業は志望動機の内容で応募者本人の仕事に対する本気度をチェックしています。

本当にその仕事をしたいと考えているのか、本気で自社を志望しているのか、熱意がどの程度あるのかを把握することができれば、おのずと早期退職のリスクを軽減できると考えているのです。

自社を志望することが本人のキャリアビジョンに沿っているか

次に、自社を志望することが本人のキャリアビジョンに沿っているかも企業はチェックしています。

先ほど、企業は応募者が早期退職をしないかどうかを懸念しているとお伝えしましたが、その転職が本人のキャリアビジョンに沿ったものでなければ、それもまた早期退職に繋がる可能性があるからです。

社風に合っているか

最後に、企業はその人材が社風に合ったキャラクターかどうかも志望動機からチェックしていることが多くあります。

先にもお伝えした通りできる限り長く自社で活躍してほしいという観点から、企業はその人材が自社の社風とマッチしているかどうか、本人の考え方や目指すものが自社と同じ方向を向いているかどうかをチェックしているのです。

「とにかく早く成長したい!」と考えている人材の場合、たとえその人材がどんなに優秀で自社を強く志望してくれていたとしても、年功序列の文化が根強い企業はあまり向いているとはいえません。

企業はそのようなミスマッチを防ぐために採用を見送ることもあります。

そのため、企業選びを考える際には自分の見据えている方向性とその企業の方針や社風が近いかどうかを事前に確認しておくことが大切です。

志望動機を書く前の準備項目

説得力のある志望動機を書くにあたっては、事前に準備しておくべき項目が3つありますので、まずはこれをご紹介します。

【志望動機を書く前の準備項目】

(1)「自己分析」で自身の強み、スキル・能力を把握する
(2)「職業分析」で仕事内容を把握する
(3)「企業分析」でその企業ならではの魅力を見つける

「自己分析」で自身の強み、スキル・能力を把握する

まず最初に、自己分析で「自身の強み」「スキル・能力」を把握しましょう。

自己分析とは自分の性格やスキル、強みなどを把握して、業界選びや仕事選び、企業選びをより明確に行うためのステップです。

自己分析を伴わない転職をしてしまうと、入社した後になって自分の理想が他の職場にあることに気づいたり、成長よりも安定を求めている自身の心の声に気がつくなど、早期離職のきっかけを生みかねません。

だからこそ、転職において自己分析は非常に重要です。詳しい自己分析の方法は下記の記事にまとめておりますので、ぜひこちらを参考にしてください。

「職業分析」で仕事内容を把握する

次に、職業分析で仕事内容を把握しましょう。

仕事内容を把握しておくことで、その仕事で自分のやりたいことが本当に実現できるか、その仕事が本当に自分に合った仕事であるかを事前に確認することができます。

まずは自分が就きたいと考えている職種について、ネット検索などで調べてみましょう。

中には複数の職種を検討中という方もいらっしゃるかと思いますが、その場合はできる限り全部調べることをおすすめします。

また、職種を調べている中で、それまでは知らなかった他の仕事に出会えることもあります。転職の幅を広げることにもなりますので、ぜひトライしてみましょう。

「企業分析」でその企業ならではの魅力を見つける

そして最後に、企業分析を行ってその企業ならではの魅力を見つけましょう。

その企業ならではの魅力を知らないまま志望動機を書いてしまうと、どの企業にも使い回せるありきたりなものになってしまい、企業に強い意欲をアピールすることができません。

「自分はこの企業で働きたいんです!」という明確な思いを伝えるためにも、企業分析は欠かせません。

具体的には企業の理念や方針、社風など、公式サイトを確認すればたいていの情報は得られます。

それに加えて口コミ情報なども参考までに知っておくと、その企業が果たして自分の希望に則した組織なのか、あるいは自分がその企業の求める人材に近いかどうかを把握できるでしょう。

【例文つき】志望動機の書き方

では、いよいよ志望動機の書き方をご紹介します。まず、志望動機でアピールすべきポイントはこの4つです。

【志望動機でアピールすべきポイント】

(1)自分の経験を活かして、どのように企業へ貢献できるか
(2)なぜその企業でなければだめなのか
(3)事業内容や、商品・サービスへの共感
(4)入社後、どんな仕事をしていきたいか

自分の経験を活かして、どのように企業へ貢献できるか

まず1つ目は、「自分の経験を活かして、どのように企業へ貢献できるか」をアピールすることです。

「今までどんな仕事に関わり、どんな経験を積んできたか」「その経験を、転職後の仕事にどう活かせそうか」を伝えることで、志望動機をアピールすることができます。

今までの経験を具体的に伝えられるだけでなく、「転職後の働き方のこともしっかり考えているんだな」と、仕事に対する意欲やモチベーションもあわせて伝えることができます。

なぜその企業でなければだめなのか

そして志望動機でアピールすべきポイントの2つ目は、「なぜその企業なのか」をアピールすることです。

同じような事業展開をする企業の中でも「なぜその企業なのか」を具体的に伝えることで、志望度の高さをアピールできます。

先ほどもお伝えしたような、その企業ならではの魅力に繋げると説得力が出ます。

事業内容や、商品・サービスへの共感

次に3つ目のポイントは、事業内容や、商品・サービスへの共感をアピールすることです。展開するサービス内容に独自性があるなどすれば、そこにフォーカスしてアピールすることもできます。

たとえば、メーカーの営業職の場合、何かしら、下記のような“その会社ならではのもの”があるはずです。

「自社工場を保有しており、製造から一貫して商品を製造している」

「特許を持っている商材を扱っており社会問題解決の一端を担っている」

入社後、どんな仕事をしていきたいか

そして最後のポイントが、入社後、どんな仕事をしていきたいかをアピールすることです。

企業が目指す方向性と、自分が今後実現したいキャリアの方向性が合致していることを伝えれば、「入社後頑張ってくれそうな人だな」という印象を与えることができます。

これら4つのポイントをもとに志望動機を作成してみましょう。志望動機を書く際の流れのモデルは下記になります。

志望動機の流れ

(1)実現したいこと
(2)そう考えた理由
(3)なぜその業界・企業なら実現できると考えたのか
(4)自分のどういう能力が活かせるか

最初に「自分が実現したいこと」とその理由を伝えます。そして、そのためになぜその業界や企業を選んだのかの理由を話し、最後に自分がどのように企業に貢献できるかを伝えます。

これらを合わせると、下記のような志望動機を作ることができます。

「御社のホームページを拝見し、お客様に寄り添う接客姿勢に強く共感し志望いたしました。

私は人の役に立つことや人の笑顔を見ることに喜びとやりがいを感じるので、御社の接客スタイルにとても魅力を感じております。

私も御社の皆様と、お客様に喜んでいただける、寄り添う接客をしスキルを磨いていきたいです。

また、お客様はもちろん、店舗の意見が通りやすいという風通しのよさから従業員の方にも思いやりのある温かい会社だと感じ、志望しました。」

いかがでしたか?ぜひ本記事の内容を参考に、志望動機の作成にチャレンジしていただけたらと思います。ただ、初めての転職では他にも不慣れなことが多いことと思います。

もし志望動機がうまく書けなかったり、いまいちしっくりくる仕事選びができていないという方は、転職エージェントのプロに無料相談する方法もおすすめです。


履歴書・職務経歴書で悩んだら_10000社

面接での志望動機の伝え方・3ポイント

面接で志望動機を聞かれた際には、基本的に履歴書と同じ内容を答えればOKですが、そのうえで留意すべきポイントが3つありますのでご紹介します。

(1)1~2分でまとめる
(2)丸暗記しない
(3)明るくハキハキと伝える

1~2分でまとめる

面接で志望動機を伝える際には基本的に1,2分でまとめるのがベストです。面接では時間が限られているため、あまり長々と話すのはよくありません。

また長々と話してしまうと、聞き手は何が言いたいのか理解しにくくなり、途中から混乱してしまいやすくなります。そのため、できるだけ1,2分程度でまとまるように用意しておきましょう。

ちなみに面接官によっては「志望動機を簡潔に教えてください」と指示してくることもあるため、その場合には1分程度でまとまるよう、要点のみを伝えるように心がけましょう。

丸暗記しない

次に、面接で受け答えに失敗しないようにと志望動機を丸暗記して何度も練習する方もいらっしゃいますが、これはNGです。

というのも志望動機を丸暗記してしまうと、本番になった途端緊張から頭が真っ白になり、志望動機を全く思い出せなくなってしまうというケースが多いからです。

そのため志望動機は丸暗記せず、要点だけを頭に入れるようにしておきましょう。

コツとして、最初に結論を伝えることを意識すれば、その後の内容は自然と話せるようになります。

明るくハキハキと伝える

面接ではいかに好印象を与えられるかが勝負ですので、明るくハキハキと話すように心がけましょう。

ここでぼそぼそと暗い態度で発言してしまっては、評価を一気に下げてしまいかねませんので、事前に練習を重ね、心に余裕を持たせて臨みましょう。


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内定が出ないのは志望動機に原因があるかも

中には、なかなか内定が出ずに悩んでいるという方も多いかもしれませんが、そういった方は志望動機の書き方や伝え方に原因があるかもしれません。

場合によっては、仕事選びそのものがあまり適切でない場合も考えられます。できるだけスムーズに内定を得られるようにしたいという方には、転職エージェントの利用がおすすめです。

【転職エージェントとは?】

専属のキャリアアドバイザーが転職活動の準備~入社までをサポートしてくれるサービスです。

カウンセリングを通じて自分に合った仕事を紹介してもらうことができ、履歴書・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらえます。

転職エージェントには経験者層に特化したものやIT業界のみ対象にしているものなどさまざまなサービスがあるため、自分に合ったエージェントを利用するのが良いでしょう。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは第二新卒者に特化してサポートを行っている他、このようなメリットがあります。

志望動機の添削・アドバイスの他、企業選びもサポートいたします。

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もし転職がうまくいっていなかったり、短期間で転職したい方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。


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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

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