一般的な派遣社員の経歴の書き方を知ろう

求人に応募するときには一般的には履歴書と職務経歴書を準備することが必要です。この二つを送付して書類選考を行ってもらい、合格したら面接を受けるという流れが通常の採用プロセスとなっています。履歴書と職務経歴書の内容が魅力的でなければ門前払いされてしまうので、できるだけ魅力をアピールできるように書きましょう。
しかし、残念なことに派遣社員のキャリアは正社員のものに比べるとやや不利に扱われてしまいがちです。派遣社員は正社員に比べると周辺業務に携わることが多く、同じ現場で働いていたとしても重要な経験をしていないと捉えられてしまうのです。そのため、よく自分のキャリアが伝わるように工夫をして書くのが大切です。

まず、履歴書には職歴を記載することになります。職歴に記載する会社の名前は派遣先ではなくて派遣元というのが基本です。ただし、これは厳密なルールではありません。派遣元は書かなければなりませんが、派遣先を書いてはならないという決まりはないのです。どの現場で働いてきたのかがはっきりした方が、自分がどんな経験を積んでいるのかが明確に伝わるでしょう。そのため、派遣元の会社名を書いた下に派遣先と派遣期間を記入するのが賢い方法です。時系列で書くこともできますが、違う分野の会社に派遣されてきた経歴があるなら分野ごとに分けて書いても構いません。どちらの方が自分の経歴をアピールしやすいかによって選ぶようにしましょう。

職務経歴書にも派遣元の会社名を書くと共に、各々の派遣先でどんな仕事をしてきたかを記載していきます。概要を書いて内容を少し細かく説明するというのが基本の流れです。その際に重要なのが、少しでも正社員が行うような重要な業務を担った経験があるならできるだけ上に書いておくことです。

第二新卒の場合は就業期間が短い場合が多く、あまり華々しい実績を派遣期間中に達成できることはないかもしれません。
しかし、目立った成果を上げたり、その成果につながるサポートをしたりした経験があれば高く評価してもらえます。
また、正社員のように新しいプロジェクトなどを提案する機会を与えられたなら、可能な範囲で具体的に記載しておきましょう。それが正社員として採用したときに活躍してくれると期待できる要素と捉えてくれるからです。複数の派遣先を経験してきたときのまとめ方は履歴書と同様に時系列でも内容ごとでも構いません。アピールしたいものを先に書いておくと目に留まりやすいという点も踏まえて、構成をよく考えて書くようにしましょう。

▶派遣から正社員に転職！本当のチャンスは第二新卒から

第二新卒のうちだからこその書類の準備の仕方とは

第二新卒として就職するときには、第二新卒ならではのアピールの仕方もした方が良いでしょう。派遣社員として一年から三年程度しか働いた経験がないとなると職務経歴書に目立った実績を書けない場合がほとんどです。ただ正社員のサポートをしてきた、雑用を任されていたといった内容ではあまりアピール力がありません。企業が第二新卒を採用するときには必ずしも戦力として期待できるような実績があることを求めているわけではないので、成果が上がっていなくても気にしないようにしましょう。

第二新卒に最も求められているのは社会人としての素養が身についていることです。フォーマットに従って適切な書き方をしているかどうかはかなり重視される点です。言葉遣いの正しさや文字の読みやすさ、職務経歴書のレイアウトのわかりやすさといった点も評価項目になります。書類の送り方もビジネスマナーに則っていることが重要なので、クリアファイルに入れたり、送付状を添付したりするといった基本に沿って書類を送るようにしましょう。

そして、もう一つ重要なのが意欲と興味の大きさです。第二新卒の人が就職先を探すときには、今までとは違う業種や職種のものを選ぶことが多いでしょう。新しい分野に挑戦する上では心から興味関心を持っていて、意欲的に必要なことを自ら学んでいく気持ちがあることが重要です。そのエネルギーに満ち溢れているかどうかが重要視されます。面接では熱意を伝えやすいですが、書類上では難しいと感じてしまうかもしれません。しかし、自己PR欄や志望理由欄にはこれから新しい分野で働く上での意気込みを端的に伝えることができるでしょう。一字一句に気をつけて高いモチベーションを持って働きたいと考えていることをアピールするのが大切です。

▶第二新卒にあたる人が派遣から正社員に転職するときの仕事の選び方を考えよう

面接を想定した書き方をしよう

書類を準備する上では面接を想定しておくことも肝心です。書類に書かれている内容を参考にして面接の質問を考えるのが常なので、書類選考を通るのを目的にして書いてしまうと面接で苦労することもあります。経歴を大げさに書いてしまうと詳細な説明を求められたときに言葉に困ってしまうかもしれません。
派遣社員の場合には正社員よりも経歴的に不利だという意識があると、職務経歴書に嘘は書かずとも大げさな表現をして誤解を招いてしまうこともあります。実際にはほとんど従事していない業務についても記載してしまい、その業務内容についてのエピソードの説明を求められて困ってしまうというケースもあるでしょう。記載内容には十分に気をつける必要があると覚えておきましょう。

逆に質問して欲しい内容を想定して書くのが理想的です。志望理由や自己PRで質問して欲しい内容を積極的に盛り込み、その質問対策をした上で面接に挑めば有利なのは明らかでしょう。面接を想定してどんな内容やキーワードを盛り込むのかを考えるようにすると、書類選考に通ったら自信を持って面接に挑めるようになります。

書類の添削を受けるのが成功のコツ

どんな表現で言葉を盛り込んでいったり、どのような内容はあえて記載しないでおいたりしたら良いのかを判断するのはかなり難しいことです。本当にフォーマットに沿って正しく記入できているのかも自信を持てないこともあるでしょう。書類の不備があるという可能性も否定はできません。
そのような心配をしないためには、書類の添削を受けるのが良い方法です。私たち「第二新卒エージェントneo」は、就職したいと考えている第二新卒に特化したエージェントサービスを行っています。就職に成功するためのノウハウを伝授するだけでなく、応募するときには書類の添削もして万全の体制を整えられるようにしているのが特徴です。書き方がわからないという人から、もっと魅力をアピールできるようにしたいという人まで幅広く対応していますので、ぜひ私たちに相談して下さい。

派遣のキャリアを生かして正社員になろう

派遣のキャリアを生かせるように履歴書と職務経歴書を整えれば、正社員として就職するまでの道のりも短くなります。第二新卒としての魅力もアピールできるように仕上げて、まずは書類選考を通過できるようになりましょう。
私たちに相談してくれれば面接対策も考慮した書き方を伝授します。十分に戦略を練った上で書き上げられるように添削をしますので、気軽に相談してもらえればと思います。

▶第二新卒は「もう新卒ではない」という自覚を持つことが転職への第一歩です！

おわりに、｢仕事探し｣って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず｢不安｣と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での｢想像とのギャップ｣はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

｢仕事探し｣というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか？

でも、｢仕事探し｣って実は難しくないんです！

仕事を決めるときに必要なのは｢自分の良いところを武器に前向きにぶつかること｣、言ってしまえばこれだけなんです。

｢でも自分に良いところなんてないよ～…｣なんて嘆いているそこのあなた！長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう！

20秒で終わる会員登録はコチラ