【業界別】百貨店業界からの転職事例とおすすめの転職方法
現在新型コロナウイルスの影響を受け、多くの業界で人材の確保が困難となってきています。
中でも百貨店業界は連日ニュースにも取り上げられるように業績にも大きなダメージを受けています。
そうしたことをきっかけに転職を活動を始める人も多くいます。本記事では百貨店業界出身の方向けに、どのような強みを武器に転職活動を進めていけば良いかについて転職の事例と合わせてご紹介していきます。
百貨店業界を辞める理由
百貨店は販売職の中でも常に人気の業界です。商品の値段が高額であることはもちろん、お店の設えや接客のレベルも高く華やかな印象もあります。
しかしながら、その他の販売職同様、一定の社員が早期離職にて百貨店業界を離れているのも事実です。
魅力的な業界で実際現場で働く社員は何を感じ転職を行っているのでしょうか。
また、自分が同じ立場になった時、百貨店業界から転職を行うにはどういった点を意識して、就転職活動を進めれば良いのでしょうか。
まずは2つのケースを元になぜ百貨店業界を離れてしまう理由を見てみましょう。
同じ業界で働いていても経験年数や、出してきた成果、マネジメントの経験などにより、転職理由に違いが出る事がポイントです。
case1.~社会人2年目で働くAさんの場合~
私は高卒で百貨店に就職し、紳士服売り場にて2年間働きました。主な業務は接客です。
売り場面積が広い事もあり、店舗には店長と副店長がいました。また私と同様に接客を主に行う社員が6名いました。
始めは希望していた会社であったことから楽しみながら、一生懸命に業務にあたっておりました。扱う商品が高額であったこともあり、接客には細心の注意を払い働いています。
しかしながら、2年目を迎え日々変わらない業務に仕事への熱量が下がってきてしまいました。
また、同じタイミングで就職した友人の話を聞くと土日祝日できちんと休みがあることや、IT業界などの市場価値の高い業界で成長する姿をみてうらやましくなってきました。
とはいえ、まだまだ責任のある業務は行えていなく、転職するにしても武器がないような気がしました。その為相談もかねて転職エージェントに相談することにしました。
case2.~社会人4年目で店舗責任者として働くBさんの場合~
私は業界トップの百貨店に就職し、化粧品売り場にて店舗責任者として働く社会人4年目の26歳です。3年目までは接客を中心に大好きな化粧品のオススメをしてきました。
好きなブランドだったこともあり、成果も上がり、4年目からは責任者として働き始めました。
順風満帆なキャリアかと思いましたが、責任者になってみると、がらりと業務内容が変わってしまいました。
月に一度責任者の会議に参加し業績の報告、店舗で働くスタッフのシフト管理、正社員の評価や面談。徐々に業務が増え、残業の時間も増えてきました。
唯一リフレッシュ出来るのはお客様に接客している時でした。そこで私はお客様に直接、自分の価値を貢献した時に最も仕事のやりがいを感じる事に気づきました。
とはいえ、今の会社では役職を上げなければ給料は上がりません。
そこで自分が出した成果が還元され、直接お客様に価値提供できる仕事もあるのではないかと思うようになりました。
探してみると、同じ業界でも会社を変えるだけで制度や働き方が大きく異なりもっと自分に合った会社があることが分かりました。
ただ転職活動を始めるにしても、魅力的な履歴書、職務経歴書の書き方が分からない為、多くの求人をみる事が出来る求人サイトへの登録と合わせて、転職エージェントに相談することにしました。
いかがでしょうか。因みにAさんはその後、好きなブランドを扱うECサイトを運営する会社でエンジニアでの仕事をスタートしました。
Bさんは個人の成果によるインセンティブの制度が魅力的で顧客に対しての思いやビジョンに共感した営業会社に入社することが出来ました。
転職と聞くとネガティブなイメージを持たれやすいかもしれませんが、一歩踏み出すと自分らしく働くことが出来る、明るい未来が待っているかもしれません。
強みになるポイント3選
百貨店業界出身の人が転職に至るケースを知ることが出来ました。次は実際に転職活動を行う際に何を強みにすることが出来るのかについてお伝えします。
どんな仕事でもどんな人でも必ず強みはあります。短所の裏返しは長所ですので、伝え方を変えるだけで新しい強みに気づけるかもしれません。
ここでは代表的な3つをご紹介しますので参考にしてみて下さい。
臨機応変なコミュニケーション
百貨店をはじめとした対人で接客を行う販売業では常に臨機応変なコミュニケーションが求められます。
例えば、会社での業務を行う場合、クレーム発生時はメールないし電話にて連絡があり、担当者が上長と連携をとりながら対応方法を考えて最善の対応をとります。
しかしながら対人で接客している場合、目の前にお客様がいるので対応策を考える時間は無く、その場での臨機応変な対応が求められます。
これは対人で接客を行うひとならではの経験で現在の仕事に関わらず活かせられるスキルではないでしょうか。
数字に対する意識
また販売業に従事する方の多くが店舗もしくは個人で目標を追っている場合が多いかと思います。
給料や評価に影響する場合もあるでしょうし、他の社員との比較もされているかもしれません。
営業職でも同様のケースが考えられ販売職の転職先として営業職はよく聞かれます
しかし、数字責任を負っているのは営業職に限られてことではありません。
自身の経験を踏まえて、伝え方を工夫することで幅広い職種にもチャレンジ出来ると思います。
企画・マーケティング力
常に店頭に立ち、商品が入れ替わる中最新の情報を仕入れているのも百貨店で働く人の特徴ではないでしょうか。
高い接客スキルを求められるからこそ、日々の情報収集も欠かさず、どうすればより魅力的に商品を売ることが出来るかを考えていると思います。
またレイアウトや、商品の仕入れなどはお客様のニーズを捉え的確に行う必要がある為、マーケティング力も日々磨かれているでしょう。
お客様がどのような気持ちの変化を経て購入に至ったかを自分が接客で意識しているポイントと照らし合わせて考えてみると良いかもしれません。
どのような方法で転職をするか
ここまでで百貨店業界での経験を活かして転職する際にどのような強みを持って活動を進める必要があるかイメージがついたかと思います。
最後にどのような方法で転職を行うかについて紹介していきますので自分に合った方法で納得のいく転職を行いましょう。
自分で応募
こちらは文字通り、自分で企業を調べ選考を受けたい企業があれば企業が設けている採用ページから連絡し、選考を進めて行く方法です。
自分で全て行う分、納得感があるというメリットがありますが、膨大な時間がかかるという大きなデメリットもあります。
また、受けたいと思った企業が必ずしもそのタイミングで採用を行っているわけではないので確認も必要となります。
書類の準備も全て自分で行う必要がある為、最大限納得の行く形で、ゆっくりと進めたい人にはオススメの方法です。
求人サイトの利用
こちらは求人サイトに登録し、サイト内で募集している企業に応募して選考を受ける方法です。
企業側も求人サイトに掲載をお願いしている為、企業側の採用への思いも高く、選考を受けやすいという特徴があります。
サービスも全て無料で利用できますが後でご紹介する転職エージェントと比較して、日程調整や書類作成は自分で行う必要がある為、転職エージェントと並行して利用するのがオススメです。
幅広い求人に目を通すことで自分にあった求人を見つけましょう。
紹介
こちらは既にその会社で働いている人から紹介してもらう場合です。実際社内で働いている人を経由している分、最も内定には繋がりやすいかと思います。
ハードルとしてはそもそも紹介してもらえるかがポイントとなります。日々自分のビジョンについて周りに伝え、他の会社で働く人にとっても一緒に働きたいと思える人である必要があります。
転職エージェントの利用
最後に転職エージェントをご紹介します。転職エージェントは転職の相談から内定獲得までのサポートを一貫して行うサービスです。
例えば弊社が行う、第二新卒エージェントneoというサービスでは、求人のご紹介を始め、面接の日程調整、面接対策等の転職活動を行う際に不安になるポイントをサポートしております。
取引を行う企業の紹介にとどまってはしまいますが一般に公開されていない求人や思ってもいなかった適職を紹介されることもあるので視野を広げることもできます。
こちらも求人サイト同様、多くの企業で無料のサービスとなっているので登録しておくことをオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では百貨店にフォーカスしてお伝えしましたがどの業界でも考え方次第で、強みを持って転職活動を進めることが出来ます。
ですが最も大切なのは強みを生かして働くことだけではなく、自分らしく充実して仕事に打ち込めることだと思います。
転職活動では会社が変わることは勿論、自分の興味・関心に改めて触れることが出来る良い機会にもなります。
見つめなおして現在の会社で成果を上げる方も沢山いますので、少しでも転職を考えている場合は一歩動いてみると良いかもしれません。
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!