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インターネット広告業界とは?平均年収・仕事内容・今後の動向を公開!

インターネット広告業界とは、サイト上に表示されるバナー広告や検索画面に表示されるリスティング広告などのインターネット広告を取り扱う業界です。

広告主からインターネット広告代理店、メディアレップを経由して各メディアで広告が公開されます。

本記事ではインターネット広告業界の構造や仕事内容をわかりやすくお伝えしたうえで、平均年収や今後の動向についてご紹介します。

少しでもお役に立てれば幸いです。

インターネット広告業界とは?

まずインターネット広告とは、インターネット上のWebサイトやメールを媒体として表示される広告を指します。

上記画像のように、検索エンジンの検索結果の画面に表示されるリスティング広告や、Webサイト内に表示されるようなバナー広告などがインターネット広告になります。

上記の画像は、インターネット広告業界の構造を端的に表したものになります。

広告を打ち出したい広告主が広告代理店に依頼、そこから広告を打ち出すメディアをメディアレップが選定し、最終的にメディアに広告が表示されるという仕組みになります。

ここではそれぞれについて細かく見ていきましょう。

広告主

インターネット広告を利用して自社の認知度UPや集客UPに繋げたいと考える企業などが広告主となります。

自社だけではインターネット広告に関する十分な知見がないため、インターネット広告代理店に発注依頼をかけます。

インターネット広告代理店

インターネット広告代理店は、クライアントとなる広告主から受けた依頼をもとにオンライン広告の出稿の施策を練ります。

広告の内容は広告主が何を狙って広告を望んでいるのかによって大きく変わります。

認知拡大を狙っているのか、売上や集客UPを狙っているのかでどのようなターゲットにどのような訴求をすべきかが変わるため詳しい要望を引き出し、どのような広告をどのメディアで打ち出すのかを考えます。

打ち出す広告の方針を決めた後は、メディアレップにメディア選定を依頼します。

ちなみにインターネット広告代理店は専門広告代理店のひとつであり、総合広告代理店と対となる存在です。

【用語説明】

<総合広告代理店>

オフライン・オンライン問わず幅広い種類の広告を取り扱っており、扱うメディアの種類も問わない広告代理店。一定予算内で複数メディアにてPRする強みがある。

<専門広告代理店>

総合広告代理店とは反対に一つのメディアに絞って広告を打ち出し、理想的な費用対効果を生む広告代理店。

幅広い知識を持つ総合広告代理店とは異なり専門的なノウハウを持っている強みがある。

【インターネット広告代理店 代表例】

・サイバーエージェント
・D.A.コンソーシアムHLD
・オプトHLD
・セプテーニHLD
・アドウェイズ
・ファンコミュニケーションズ
・GMOアドパートナーズ
・バリューコマース

メディアレップ

メディアレップとは「media representative」の略で、「メディアの代理人」という意味になります。そのインターネット広告が最も大きく影響するようなメディアを選定する役割になります。

テレビや雑誌などのマス広告にはないもので、打ち出せるメディアの種類が膨大であるインターネット広告だからこそ存在する役割になります。

様々な種類のブログやサイトが存在するため、インターネット広告代理店だけではカバーしきれないのです。

メディアレップは、インターネット広告代理店から受けた内容の広告に沿ったメディアを選定したら、そのメディアの広告枠を購入します。

【メディアレップ 代表例】

・D.A.コンソーシアムHLD
・サイバー・コミュニケーションズ
・GMOアドパートナーズ
・CA mobile
・Mediba
・D2C

メディア

実際に広告が表示される媒体となるのがメディアです。TwitterやInstagramなどのソーシャルメディア、YouTubeなどの動画メディア、ブログなど媒体は多岐に渡ります。

ここまでがインターネット広告業界の大枠の流れになります。

【メディア 代表例】

・Google
・Yahoo!JAPAN
・Facebook
・Twitter
・Instagram
・Youtube
・LINE
・NewsPicks
・SmartNews

インターネット広告業界の仕事内容

インターネット広告業界の大枠を知っていただけたところで、具体的にはどういった仕事があるのかも併せて見ていきましょう。

営業職

広告主とインターネット広告代理店の橋渡し役となるのが営業職です。ヒアリングを通してクライアントがどのような課題を抱えているのかを引き出し、施策を提案します。

その後、社内のリーダー的存在としてマーケターやクリエイターをまとめて内容を精査、広告制作を進めていきます。

クライアントと直接接点があるため、顧客の生の反応を感じられるメリットがあります。

マーケター

マーケターはクライアントの課題解決に繋がる施策を考えます。検索エンジンや動画メディアなど、各メディアごとに担当者が分かれているのが通例です。

たとえばソーシャルメディア担当であれば、SNSアカウントの立ち上げから運用などを行います。営業職がまとめ役ならマーケターはチームのブレインともいえます。

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クリエイター

クリエイターはマーケターが考えた施策を実際の広告のデザイン面やサイト設計に落とし込む部分を担当します。バナー広告やWebサイトなど、多様な表現方法が求められます。

インターネット広告業界の平均年収

業界動向サーチ「ネット広告業界」で紹介されているインターネット広告業界の2019年~2020年までの平均年収TOP17の平均を算出すると、平均年収は約556万円となりました。

1.オプトHLD 692万円
2.サイバーエージェント 681万円
3.ジーニー 622万円
4.バリューコマース 599万円
5.アドウェイズ 581万円
6.Fringe81 578万円
7.SMN 573万円
8.ネットマーケティング 566万円
9.GMOアドパートナーズ 545万円
10.アイモバイル 543万円
11.ユナイテッド 538万円
12.ログリー 529万円
13.インタースペース 527万円
14.ファンコミュニケーションズ 506万円
15.GMOTECH 473万円
16.フルスピード 470万円
17.レントラックス 428万円

国税庁の民間給与実態統計調査によれば平成30年の日本の平均年収は約441万円となっており、この10社平均の数値ではありますが、インターネット広告業界の平均年収は比較的高めであることがわかります。

インターネット広告業界の現状と今後の動向

電通の「2020年 日本の広告費|媒体別広告費」によれば、2020年のインターネット広告費は、新型コロナの影響を受けたものの前年に続き成長傾向にあります。

4~6月期は新型コロナの影響を受けたものの、外出や移動の自粛により巣ごもり需要が活発となり、通年では前年比105.9%増となる2兆2,290億円と一貫して成長を続けています。

ネット通販やデリバリー、リモート会議やウェビナー、キャッシュレス決済など社会全体でデジタルトランスフォーメーション急加速したことが要因と考えられます。

マスコミ四媒体(新聞・雑誌・ラジオ・テレビ)の伸び率が低迷する中でインターネット広告費の伸びは非常に高くなっています。

また、博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所「メディア定点調査2021」では東京地区のメディアごとの総接触時間が算出されています。

「携帯電話/スマートフォン」「タブレット端末」「パソコン」が全体に占める割合は併せて55.2%と、コロナの影響もあって大きく増加しています。

広告は多くの目に触れられて初めて効果が発揮されます。人々の生活がインターネット中心のものに移り変わっているのであれば、広告媒体もそちらにシフトするのは当然の流れといえます。

また、近年ではターゲットを絞り込みにくいテレビなどのマスコミ四媒体よりデータを蓄積・分析しやすいインターネット広告を求める企業も増えています。

電通や博報堂などの大手広告代理店が、デジタル領域強化を図ってグループ会社を設立している点を見ても、インターネット広告の需要は今後もさらに拡大すると考えられます。

インターネット広告業界に就・転職したいなら

中には業界・職種未経験だけどインターネット広告業界にチャレンジしてみたいという方も多くいらっしゃることと思います。

「広告業界」ということで、特に第二新卒やフリーターは「未経験者が中途で採用されるのは難しいんじゃないか」と感じるかもしれませんが、営業職であれば十分にチャンスがあります。

特にWeb環境に慣れた生活スタイルで、データ分析などが苦でない方であれば一定の適性が見込めます。

しかし、インターネット広告業界への就・転職で押さえておくべきポイントを知らないまま選考を受けてもなかなかうまくいかない可能性があります。そこでぜひ知っておいていただきたいのが就・転職エージェントの存在です。

【就・転職エージェントとは?】

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このエージェントを利用すると、そもそも自分がインターネット広告業界に向いているのか、向いているとすればインターネット広告業界の企業にはどのような書類対策・面接対策が有効かをアドバイスしてもらうことができます。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは若年層に特化してサポートを行っている他、このようなメリットがあります。

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仕事選びの選択肢を多く持ちたい方や、そもそも自分がインターネット広告業界に向ているのか、就・転職できるのかが気になる方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度チェックしてみてください。


仕事選び

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