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無資格・未経験から目指せるものづくりの仕事8選|メリット・デメリットも紹介

「手に職をつけたいけど、どんな仕事に就けば良いんだろう?」
「初めてだし資格も持ってないけどものづくりの仕事ってできるのかなぁ」

このように、ものづくりの仕事を初めてみたいけれどどんな仕事があるのかよくわからないという方はいらっしゃいませんか?

大前提として、ものづくりの仕事の中にはそのような無資格・未経験の方でも就けるものがいくつかあります。

そこで本記事では無資格・未経験OKのものづくりの仕事8選をご紹介いたします。ものづくりの仕事に就くメリット・デメリットもお伝えしますので、少しでもお役に立てれば幸いです。


この記事のまとめ!

・ものづくりの仕事に就くメリットとしては「手に職がつく」「様々な業界で働ける」「スキルアップしやすい」ことが挙げられる
・ものづくりの仕事に就くデメリットとしては業界や企業、職種によっては下積み期間が長いことが挙げられる
・無資格・未経験で目指せるものづくりの仕事には「施工管理」「生産管理」「品質管理」「プログラマー」「Webデザイナー」「Webライター」「CADオペレーター」などが挙げられる

ものづくりの仕事に就くメリット

仕事選びで気になるのが、その仕事に就くことでどのようなメリットやデメリットが生じるかというポイントではないでしょうか?

ものづくりの仕事には自分が作ったものが形になって世の中に出たり、人々に使ってもらえたりという喜びややりがいを感じられるメリットがありますが、そのほかにも嬉しいポイントがいくつかあります。

そこでここではまずものづくりの仕事に就くメリットをご紹介しますので、ご自身の目指す仕事像に沿っていそうかぜひチェックしてみてください。

手に職がつく

まずは手に職がつくことが挙げられます。ものづくりの仕事では高い専門知識やスキルが求められるため、経験を積むほどに手に職がつき活躍の場が広がります。

転職する際の仕事選びの幅が広がることはもちろんのこと、独立の道も拓きやすくなります。また、ものづくりの仕事には常に一定のニーズがあることから雇用が安定していることも嬉しいポイントです。

様々な業界で働ける

次に、様々な業界で働けることもものづくりの仕事のメリットです。ものづくりの仕事といえば機械製造などの製造業をイメージする方が多いかもしれませんが、実際にはそれだけではありません。

料理人として飲食業界にチャレンジしたり、プログラマーとしてIT業界に携わったり、WebエンジニアとしてWeb業界に挑戦したりといったことが可能です。

仕事選びの際に候補を絞られ過ぎず、自分がやりたい仕事を見つけやすいという利点があるのです。

スキルアップしやすい

最後に、スキルアップしやすいことがものづくりの仕事のメリットとして挙げられます。

ものづくりの仕事は需要がある分人手不足の傾向があるため、”まずは現場に出て体で覚える””先輩の技を見て盗む”といった文化が中心ではなく、あらかじめ研修制度が整えられていることが多いです。

未経験者の方でも順を追って着実にスキルアップできるのは大きな魅力といえます。

ものづくりの仕事に就くデメリット

一方で、ものづくりの仕事は業界や企業、職種によっては下積み期間が長いというデメリットがあります。

上述の通り、ものづくりの仕事には高度な専門知識・スキルが求められるため、未経験からチャレンジできる仕事でも一人立ちして働けるようになるにはそれなりの勉強量や経験値が必要となります。

ものづくりの仕事を目指す方の中には専門スキルを身につける前に諦めてしまう方が少なくなく、後継者が育ちにくい傾向が見られます。先ほど、ものづくりの仕事は人手不足の傾向があるとお伝えしましたが、これがその要因の一つとも言われています。

中でも「一つのことをコツコツやり続けることがあまり得意ではない」「今すぐバリバリ働いて活躍したい!」「すぐに成果が出ないとモチベーションが低くなってしまう」という方には少々不向きな仕事であるといえます。

無資格・未経験OK!ものづくりの仕事8選

では、ものづくりの仕事には一体どのようなものがあるのでしょうか?ここでは中でも無資格・未経験でも働けるもののみをピックアップしましたので、興味を持てそうな仕事があるかぜひチェックしてみてください。

ライン作業

まずはライン作業です。正式には「ライン生産方式」と呼ばれ、製造現場で同じ製品を大量生産するために行う流れ作業を指します。

ベルトコンベアの上を流れる部品や製品に対して、検品や組み立て、加工、梱包といった作業を各工程ごとにチームで分かれて行います。

特別な知識やスキルが求められないためものづくりの仕事の中でも特にチャレンジしやすい仕事ではありますが、基本的にはアルバイトやパートの求人が中心となっています。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りです。

【メリット】
・覚えることが少ない
・思考力を必要としない
・一人でコツコツ働けるため人間関係に悩まされにくい

【デメリット】
・集中力が必要になる
・同じ作業の繰り返しのため飽きやすい
・一日中立ちっぱなしになることが一般的

中でも同じ作業の繰り返しが苦にならない方、集中力に自信がある方、効率化が得意な方に向いています。

施工管理

次に、施工管理です。これは、安全な建築物を建設できるよう建築現場において現場指揮、管理する仕事になります。

建設のスケジュール管理や、工事現場の施工、予算の管理、安全面の管理やその他必要な事務手続きなど、建築工事全般において管理業務を行います。

自分が携わった仕事が建物という形で残る喜びや、現場のチームで一丸となって働けるやりがいを感じられる仕事です。

ただし、業務進捗が天候に左右されるとその分残業や休日出勤が発生するため、その点には注意が必要です。また、建築業界は下請けになればなるほど忙しくなる傾向もあります。

未経験でも就・転職することが可能ですが、その後も長く働いていくにはスキルアップをしていけるという意味でも「施工管理技士」の資格を取得しておくのが望ましいです。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りとなります。

【メリット】
・経験を積めばキャリアアップしやすい
・給与水準が高い傾向にある
・様々な人と関わることができる

【デメリット】
・ワークライフバランスを保ちにくい

中でもコミュニケーションスキルに自信がある方、スケジュール管理が得意な方、臨機応変な対応力がある方に向いています。

生産管理

次に生産管理です。これは、計画に基づいて製品が問題なく生産され、出荷に向けての準備ができているかを管理する仕事です。生産管理の仕事は大きく下記の4つのフェーズに分かれています。

【生産管理 仕事内容】
(1)製品の需要の予測
(2)生産計画の立案
(3)製品の生産
(4)生産量のコントロール

生産管理はマーケティング部門などが用意した販売計画に基づき、市場の需要を予測したうえで生産計画を立て、実際に製品を生産していきます。

具体的には原材料の仕入れ先の決定や仕入れる際の価格交渉、生産進捗の管理、納期の管理、在庫の管理などを行います。

市場の予測やデータ分析といった高度な知識・スキルが求められる仕事ではありますが、未経験者を歓迎している求人も多くあります。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りです。

【メリット】
・生産活動の全工程に携わることができる
・工場全体の指揮を行える
・ものづくり以外の仕事にも転身しやすい

【デメリット】
・責任が大きいポジションである

中でもリーダーやマネジメントの経験がある方、臨機応変な対応力がある方、細かい部分に気がつきやすい方に向いています。

品質管理

次に、品質管理です。これは、提供する製品が一定の品質を備えていることを検証して保証する役割を担う仕事で、中でも食品や医療、自動車関係の商材において必須とされているポジションです。

これまでは装置を使用した検証でチェックできる範囲が限られていたため人の目で確認することが一般的でしたが、現在ではデジタル技術の進歩により装置による高精度な検証が可能になっています。

品質管理の仕事は大きく下記の3つのフェーズに分かれています。

【品質管理 仕事内容】
(1)生産工程の管理
(2)品質検証
(3)品質改善

品質管理の仕事には生産工程の管理が含まれることもあり、業務をマニュアル化して常に一定の品質を保てるよう根底部分から管理する役割も担います。

この仕事では、製品の品質の低下や不具合の原因を分析して突き止めて改善したり、品質マネジメントシステムを作り上げたりすることによりやりがいを得ることができます。

そのほか、メリット・デメリットは下記の通りです。

【メリット】
・部署を越えてあらゆる人と関わりながら働ける
・安全・安心な製品を作ることによる社会貢献ができる

【デメリット】
・ミスが許されないプレッシャーが大きい
・顧客からのクレームへの対応が生じやすい
・常に細かい部分に注視する必要がある

中でも原因の究明が得意な方、多角的な視点を持つことができる方、細かい部分に気がつきやすい方に向いています。

プログラマー

次にプログラマーです。これはシステムエンジニアなどが作成した設計書に基づいてプログラミングを行い、システムやソフトを制作する仕事になります。

プログラミングだけでなく、API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)の開発やテスト作業などを行うこともあります。

無資格・未経験でもチャレンジすることは可能ですが、プログラミングにおいてスタンダードとされている言語や担当するシステムに使用されている言語の基礎などを理解しておくことが望ましいです。

そのほか、メリット・デメリットは下記の通りとなります。

【メリット】
・手に職をつけられ、キャリアップしやすい
・スキルアップしやすい
・比較的年収が高めである
・在宅ワークも可能である

【デメリット】
・納期に追われやすい
・求められる能力・スキルが幅広い
・常に勉強する必要がある
・プレッシャーを感じやすい

中でも日々新しい情報を率先して学びたいと感じられる方、手に職をつけたい方に向いています。

Webデザイナー

次にWebデザイナーです。これはWebサイトのデザインを作成する仕事で、多くの場合、HTML、CSSなどの言語で実際のWebページを組み上げる「コーディング」の業務も含みます。

Webデザイナーが作成するWebサイトは企業や個人などのクライアントから依頼を受けたもので、クライアントの要望をよく聞いたうえで、その目的に合ったものを作り上げていく必要があります。

未経験からでもチャレンジすることが可能ですが、UI/UXといったWebデザインに関する知識はもちろんのこと、プログラミングの基礎知識もあらかじめ養っておくことが望ましいです。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りとなります。

【メリット】
・手に職がつく
・将来性がある
・具体的な数値として成果が見える
・Webやデザインの幅広い知識を得られる

【デメリット】
・最初は覚えることが多い
・常に勉強する必要がある
・ワークライフバランスを保ちにくい

中でも地道な作業が得意な方、自ら率先して学び続けられる方、細かい部分に気が付きやすい方に向いています。

Webライター

次にご紹介するのはWebライターで、これはWebサイト上の記事を執筆する仕事です。企業に勤めるケースとクラウドソーシングサイトなどで業務を請け追うケースがあります。

企業が運営するWebサイト上のコラムや、Web広告や通販サイトの商品の解説文などの執筆を担当するケースが多くなっています。

Webライターが受注できる仕事には、専門知識がない方でもWeb上で情報収集をすることで執筆できる記事から、専門知識や知見を駆使しないと執筆することができない記事まで幅広くあります。

中には取材やインタビューから執筆までをまとめて行うこともあり、こういった案件はより高い報酬を得ることができます。報酬については、文字単価と文字数で決まります。

慣れないうちは時給に換算すると給与が低くなりがちですが、経験を積めば執筆スピードが上がるとともに文字単価も上がっていくため、より効率的に稼げるようになっていきます。

そのほか、メリット・デメリットは下記の通りです。

【メリット】
・働く場所に縛られない
・幅広い知識が自然と身につく
・一人でコツコツ働けるため人間関係に悩まされにくい
・努力次第で効率的に稼げるようになる

【デメリット】
・常に勉強し続ける必要がある
・最初は収入を稼ぎにくい
・目や肩に負担がかかる

中でも文章を書くことが得意な方、新しい知識を得ることが好きな方に向いています。

CADオペレーター

最後にご紹介するのは、CADオペレーターです。CAD(キャド)とはComputer Aided Designの略で、建設・製造の現場においてこれまで手作業で行われていた設計や製図をコンピューター上で行えるよう開発されたツールを指します。

そしてCADオペレーターはCAD図面の編集や修正、手書きの図面のトレースなどの設計を補助する役割を担っています。

この仕事はCADの操作スキルだけでは成立せず、図面に関する知識や専門用語を理解しておく必要があります。

CADオペレーターとして働く場合、図面に関わる業務だけでなく資料作成や電話対応といった事務作業も任せられることが一般的であるため、最低限、Office製品の操作ができることが望ましいです。

そのほか、メリット・デメリットは下記の通りとなります。

【メリット】
・手に職がつく
・仕事の成果が形として残る
・設計の知識が身につく

【デメリット】
・残業が多い傾向がある
・細かい作業が続くため精神力を要する

中でも集中力がある方、細かい作業が得意な方、一つの作業に打ち込むことが得意な方に向いています。

女性におすすめのものづくりの仕事とは?

ちなみに、女性におすすめのものづくりの仕事としては下記が挙げられます。

・Webデザイナー
・イラストレーター
・ファッションデザイナー
・フラワーデザイナー
・動画クリエイター

ちなみに女性は仕事選びだけでなく、女性にとって働きやすい職場を見つけるのもポイントです。たとえば下記のポイントを網羅している職場であれば働きやすい環境を得られるでしょう。

・女性比率の高い職場
・有給休暇の取得率が高い
・自由な働き方が可能である
・育児・介護の制度やサポートが充実している
・キャリアアップを目指せる制度が充実している

無資格・未経験からものづくりの仕事に就くには?

さて、気になる仕事は見つかったでしょうか?本記事では無資格・未経験でもチャレンジできる仕事をご紹介しましたが、ものづくりの仕事には他にも下記のようにたくさんのものがあります。

■建築士
■システムエンジニア
■料理人
■デザイナー

・CGデザイナー
・ゲームデザイナー
・イラストレーター
・工業デザイナー
・プロダクトデザイナー
・カーモデラー
■Web関連
・Webエンジニア
・Webディレクター
・Webマーケター
■職人
・大工
・原型師
・家具職人
・宮大工
・彫刻家
・陶芸家
・楽器職人
・織物職人
・刃物職人

ただし、これらは資格や経験が求められることが一般的です。

無資格・未経験からチャレンジしたい場合には、本記事でご紹介したものの中から選ぶか、転職エージェントに相談して推薦してもらう方法がおすすめです。

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「自分でも活躍できる仕事を知りたい」「未経験者も歓迎しているものづくりの求人を見つけたい」という方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

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