【2022年版】家でできる仕事11選|仕事内容、メリット・デメリットを紹介
「毎朝職場に出かけるのが億劫・・・」
「もっと自分のペースで働きたいな」
このように、家だけで完結する仕事に就きたいとお考えではありませんか?
そこで本記事では家でできる仕事11選をご紹介いたします。家でできる仕事のメリット・デメリットもご紹介しますので、少しでもお役に立てれば幸いです。
家でできる仕事のメリット
家で働けると聞くとメリットばかりのように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、いくつかデメリットも存在します。
そこでここでは具体的な仕事紹介に入る前に、家でできる仕事のメリットとデメリットについてチェックしておきましょう。まずはメリットからです。
通勤時間を有効活用できる
家でできる仕事であれば、通勤時間を有効活用することができます。在宅勤務であれば通勤にかけていた時間が丸々空き、その時間を自分の好きに使えるようになります。
満員電車に揺られるストレスから解放されるほか、女性の場合はメイクにかける時間が最小限で済む利点もあります。
今までは慌ただしかった朝の時間を優雅に過ごせたり、家事に時間をかけられたり、朝活を始められたりと、空いた時間を効率的に利用することができるのです。
プライベートの時間を確保しやすくなる
次に、プライベートの時間を確保しやすくなることも家でできる仕事のメリットです。
出社して働いている場合には留守の間に荷物が届いても受け取れないなどの不便さがありますが、在宅勤務の場合はいつでも荷物を受け取れるほか、自宅の設備点検の際も会社を休まずに済みます。
そのほかにも休憩時間に家事や買い物を済ませられたり、ペットの面倒を見られたりといったメリットもあり、仕事とプライベートを両立させやすいのです。
また通勤時間がないため、仕事が終わればすぐにプライベートの時間に入れます。出社する場合よりも自分や家族などの大切な人との時間を長く確保できるのが大きなメリットです。
自分のペースで働ける
最後に、自分のペースで働けることもメリットとして挙げられます。在宅勤務であれば周りの環境音に邪魔されたり、周りの人に話しかけられて集中が途切れたりといったことがなく、自分のペースで働きやすいです。
上司や同僚との連絡も最低限で済むため、人間関係に悩まされにくい利点もあります。
また、出社して働く場合は部屋が暑すぎたり寒すぎたりといった室温によるストレスもつきもののため、そういった観点でも在宅勤務は「自分だけが働きやすい環境」を整えることができる働き方であるといえます。
家でできる仕事のデメリット
一方で、家でできる仕事には下記のようなデメリットが見られます。
集中力が途切れやすい
まずは集中力が途切れやすい点が挙げられます。自宅にはテレビや漫画といった誘惑が多く、人目にさらされることもないことから集中力が途切れやすいのです。
集中力が途切れると生産性が落ち、決められた時間までに仕事が片付かない、一日中釈然としない気分のまま働くことになるといったデメリットがあります。
集中しきれないことによるストレスを抱えている在宅ワーカーも少なくないため、家でできる仕事を始める際には、働くスペースとプライベート空間を何かで仕切るなどして切り分けたり、デスクの周りには仕事関係以外のものを置かないなどの工夫を行い、環境を整えることが重要です。
運動不足に陥りやすい
次に、運動不足に陥りやすいことも家でできる仕事のデメリットです。
家でできる仕事の多くがデスクワークであることに加え、通勤することもなくなるため、必然的に身体を動かす機会が減ります。
また家で働く場合は間食が常態化してしまう方も多く、体調の悪化に繋がる可能性があるため注意が必要です。
未経験からではハードルが高い
最後に、未経験からチャレンジするにはハードルが高いというデメリットが挙げられます。というのも、家で働く場合には自分一人で業務を完結できるだけのスキルが必要になるからです。
フルリモートにしている企業で未経験者を受け入れているところもありますが、応募できる求人数が減ってしまうことは否めず、内定までのハードルも高まります。
また、副業系の仕事にも未経験OKの案件がありますが、そういったものは単価や報酬が低く設定されていることがほとんどのため、地道に経験を積み、稼げる額を少しずつ増やしていく努力が必要です。
家でできる仕事11選
では、家でできる仕事には具体的にどのようなものが存在するのでしょうか?
プログラマー
プログラマーは、システムエンジニアなどが作成した設計書に基づいてプログラミングを行い、システムやソフトを制作する仕事です。
プログラミングだけでなく、API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)の開発やテスト作業などを行うこともあります。
特別な資格がなくてもチャレンジすることができますが、プログラミングにおいてスタンダードとされている言語や担当するシステムに使用されている言語については、その基礎を理解しておくことが望ましいです。
そのほか、メリット・デメリットは下記の通りとなります。
【メリット】
・手に職をつけられ、キャリアップしやすい
・スキルアップしやすい
・比較的年収が高めである
・在宅ワークも可能である
【デメリット】
・納期に追われやすい
・求められる能力・スキルが幅広い
・常に勉強する必要がある
・プレッシャーを感じやすい
システムエンジニア
システムエンジニアは、情報システム開発における上流工程を担当する仕事で、依頼内容から仕様を決めて設計を行います。
具体的には「要求分析・要件定義」「基本設計」「詳細設計」などの業務を行い、プログラミングについてはプログラマーに依頼することもあればシステムエンジニア自ら行う場合もあります。
システムエンジニアはプログラマーのリーダー的な位置づけともいえる職種で、プログラマーへのマネジメント業務も行います。
ITに関する幅広い知識だけでなく、コミュニケーションスキルやヒアリングスキル、マネジメントスキルも求められる仕事です。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りとなっています。
【メリット】
・手に職をつけられる
・比較的年収が高めである
・在宅ワークも可能である
【デメリット】
・納期に追われやすい
・ワークライフバランスを保ちづらい
・求められる能力・スキルが幅広い
・常に勉強する必要がある
・プレッシャーを感じやすい
Webエンジニア
次に、Webエンジニアです。これはWebサイトやECサイトなどで使用されるシステムの設計や開発、運用、保守業務を行う仕事です。
具体的にはクライアントから依頼された仕様に従ってシステムを構築し、Webサイト制作を行います。職場によっては納品後に保守やマーケティング業務の代行を行うケースもあります。
Webエンジニアは「フロントエンドエンジニア」と「バックエンドエンジニア」の2種類があり、それぞれ下記のような役割を担います。
■フロントエンドエンジニア
└Webサイトの画面やアプリの入力画面といった「ユーザーがシステムと接触する、目に見える部分」のプログラミングを行う。Webサイトのデザインに参画することもある。
■バックエンドエンジニア
└アプリに登録された情報をデータベースに蓄積するなどの、「ユーザーの目に見えない裏側のシステム」の設計・開発を行う。
Webエンジニアは同時に複数のプロジェクトに参画するのが一般的で、それぞれのプロジェクトにおいてWebディレクターやWebデザイナーなどとチームを組み、連携して働きます。
Webエンジニアを目指す場合にはプログラミングやWebサイト開発の知識はもちろん、Webマーケティングについても基礎知識を養っておくことが望ましいです。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りとなります。
【メリット】
・手に職がつく
・将来性がある
・ビジネスにおいて汎用性のある知識・経験が身につく
【デメリット】
・客先に常駐するケースがある
・業務が属人化しやすく、業務量が多くなりがち
・日々勉強し続ける必要がある
・急な仕様変更が生じるケースが少なくない
中でもコミュニケーションスキルに自信のある方、マルチタスクが得意な方、自ら率先して学び続けられる方に向いています。
Webデザイナー
次にWebデザイナーです。WebデザイナーとはWebサイトのデザインを作成する仕事で、多くの場合、HTML、CSSなどの言語で実際のWebページを組み上げる「コーディング」の業務も含みます。
Webデザイナーが作成するWebサイトは企業や個人などのクライアントから依頼を受けたもので、クライアントの要望をよく聞いたうえで、その目的に合ったものを作り上げていく必要があります。
未経験からでもチャレンジすることが可能ですが、UI/UXといったWebデザインに関する知識はもちろんのこと、プログラミングの基礎知識もあらかじめ養っておくことが望ましいです。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りとなります。
【メリット】
・手に職がつく
・将来性がある
・具体的な数値として成果が見える
・Webやデザインの幅広い知識を得られる
【デメリット】
・最初は覚えることが多い
・常に勉強する必要がある
・ワークライフバランスを保ちにくい
中でも地道な作業が得意な方、自ら率先して学び続けられる方、細かい部分に気が付きやすい方に向いています。
Webディレクター
次にWebディレクターです。これはWebサイト制作全般を管理する責任者としての役割を担う仕事になります。
WebエンジニアやWebデザイナー、SEO担当者などをとりまとめ、業務進捗やサイトの質に問題がないかをチェックし、完成まで持っていきます。
具体的にはクライアントの要望や現状抱えている課題のヒアリング、予算管理や企画の提案、スケジュール管理やサイトの品質管理など幅広い業務を担います。
Webサイト制作の知識や経験が必要になるほか、マネジメントスキルやクライアントの要望を引き出すヒアリングスキルも求められます。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りです。
【メリット】
・マネジメントスキルが向上する
・ビジネスにおいて汎用性のある知識・経験を培える
【デメリット】
・常に勉強し続ける必要がある
・携わる領域が幅広く精神力を要する
・常に周りをフォローする必要がある
・クライアントとメンバーの板挟みになることがある
中でもマネジメント経験がある方、マルチタスクが得意な方、臨機応変な対応力が備わっている方に向いています。
Webマーケター
Webマーケターは、自社商材の利用者を増やすためにWeb上で集客を行う仕事です。自社のWebサイトやWeb広告などを活用して、下記のような施策を展開していきます。
【Webマーケティング 施策例】
・Webコンテンツ制作
・SNS運用
・広告運用
・LP(ランディングページ)制作
・CRM(顧客満足度)管理
Webマーケティングの仕事は基本的に、「施策を展開」→「データを分析・考察」→「施策の改善」という流れで進められます。
プログラミングの知識など、Webサイトを構築するための知識やスキル、データ収集・分析スキル、マーケティング全般の知識が必要になるほか、専門用語も多いため、最初のうちは慣れるまでに多少時間がかかります。
またチームで働くことが一般的なため、在宅勤務といえどもチーム内の密接な連携が必要で、コミュニケーションスキルやチームワークも求められる仕事です。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りとなります。
【メリット】
・将来性がある
・Webに関する知識が身につく
・Web関連以外にも汎用性の高い知識・経験が身につく
【デメリット】
・常に勉強し続ける必要がある
・携わる業務領域が幅広い
中でも率先して学び続けることができる方、論理的思考が備わっている方、アイデアを出すことが面白いと感じられる方に向いています。
イラストレーター
イラストレーターとは、雑誌やWeb、商品パッケージやソーシャルゲームなどで使用されるイラストを制作する仕事で、依頼者のニーズを細かく汲み取るスキルが求められます。
制作会社に所属して働くケースが一般的ですが、フリーランスとしての働き方もあります。
特別な資格が求められる仕事ではありませんが、イラストレーターの仕事は時代の流れに左右されやすいため、常に最新のトレンドや技術、観点をインプットし続ける必要があり、イラスト制作スキルだけでは成り立たない仕事です。
そのほか、メリット・デメリットとしては下記が挙げられます。
【メリット】
・手に職をつけられる
・成果が目に見えるためやりがいを感じやすい
・好きな分野を仕事にできる
・好きな場所で働ける
【デメリット】
・納期に追われやすい
・常に勉強する必要がある
・フリーランスの場合は収入が不安定になりやすい
中でも絵を描くことが好きな方、コミュニケーションスキルやヒアリングスキルに自信のある方に向いています。
オペレーター
オペレーターとは顧客への電話対応を通して顧客のニーズに応える仕事です。業務の種類としては、顧客から電話がかかってくる「インバウンド」とこちらから顧客に電話をかける「アウトバウンド」の2つの形態に大別されます。
インバウンドは顧客からの問い合わせへの対応や受注対応をする案件が多く、アウトバウンドは営業やアンケート調査を行うような案件が多いです。
オペレーターの求人にはインバウンドの案件が特に多く、具体的にはカスタマーサポート(自社商材に関する問い合わせへの対応を行う)やテレフォンオペレーター(担当部署・担当者への取り次ぎがメイン)、テクニカルサポートなどの職種が挙げられます。
家でできる仕事の中でも未経験からチャレンジしやすい仕事の一つですが、携わる業界に関する知識があるとより短期間で仕事に慣れることができます。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りです。
【メリット】
・服装・髪型が自由
・人間関係に悩まされにくい
・電話対応スキルが自然と身につく
【デメリット】
・クレーム対応が必要な場合がある
・説明が伝わらずストレスな場合がある
中でも接客経験がある方、臨機応変な対応ができる方、コミュニケーションスキルに自信のある方に向いています。
CADオペレーター
次に、CADオペレーターです。CAD(キャド)とはComputer Aided Designの略で、建設・製造の現場においてこれまで手作業で行われていた設計や製図をコンピューター上で行えるよう開発されたツールを指します。
そしてCADオペレーターはCAD図面の編集や修正、手書きの図面のトレースといった設計を補助する役割を担っています。
CADオペレーターはCADの使用スキルがあるだけでは成立せず、図面に関する知識や専門用語を理解しておく必要があります。
CADオペレーターとして働く場合、図面に関わる業務だけでなく資料作成や電話対応といった事務作業も任せられることが一般的であるため、最低限、Office製品の操作ができることが望ましいです。
そのほか、メリット・デメリットは下記の通りとなります。
【メリット】
・手に職がつく
・仕事の成果が形として残る
・設計の知識が身につく
【デメリット】
・残業が多い傾向がある
・細かい作業が続くため精神力を要する
中でも集中力がある方、細かい作業が得意な方、一つの作業に打ち込むことが得意な方に向いています。
CGデザイナー
次にCGデザイナーです。これはCG(コンピュータグラフィック)を利用して2Dや3Dの映像、イラストなどのデザインを行う仕事になります。
具体的にはモデリング(デッサン画を形状データに起こす作業)から始まり、PC上で質感や光の加減を操作してリアルな形状にしていきます。一般的にはこれら一連の作業を各工程に分け、チームで進めていきます。
CGデザイナーは、グラフィックソフトを使用するスキルはもちろん、デザインに関する細かい知識も求められます。高度な知識と技術が求められるため、完全未経験からではハードルが高い仕事です。
そのほか、メリット・デメリットは下記の通りとなります。
【メリット】
・手に職がつく
・将来性がある
・どの業界でも活躍できる
【デメリット】
・完全未経験からではチャレンジするのが難しい
・地道な作業が多く精神力を要する
中でもデザイン関連の知識に精通している方、グラフィックソフトの使用経験がある方、細かい作業が得意な方に向いています。
翻訳家
最後にご紹介するのは翻訳家です。具体的には下記のような種類の仕事があり、それぞれ異なる知識やスキルが必要になります。
■文芸翻訳
└小説などの文芸作品の翻訳を行う
■実務翻訳
└ビジネス文書や研究論文などの翻訳を行う
■映像翻訳
└映画のセリフなどの翻訳を行う
たとえば文芸翻訳では作品の世界観や著者の意図を汲み取ったうえで訳す必要があるため、日本語と外国語、双方において言葉の細かいニュアンスを理解していることが求められます。
そして実務翻訳では専門用語の知識が求められるほか、映像翻訳では文字数が限られているため、ニュアンスを保ったまま指定文字数にまとめる能力が必要になります。
ただ言語を翻訳するだけの仕事ではなく、高度な言語スキルが必要になる仕事といえます。そのほか、メリット・デメリットは下記の通りです。
【メリット】
・得意分野を活かしやすい
・個人作業が中心となり、周りとの連携は最小限で済む
・言語の背景にある歴史や文化を学べる面白さがある
【デメリット】
・高い言語スキルが求められる(読解力や表現力などが必要になる)
・高いリサーチ力が必要である
・常に勉強し続ける必要がある
中でも多言語に精通している方、自ら率先して学び続けることができる方、黙々と作業することが好きな方、細かい部分に気が付きやすい方に向いています。
本当に自分に合った仕事を見つけるには?
さて、本記事では家でできる仕事をご紹介いたしましたが、気になるものは見つかったでしょうか?少しでもお役に立てていれば幸いです。
ちなみに、仕事選びをする際にはただ「家でできる仕事」という観点だけを軸にしてしまうと、本当の適職に就くことができずに後悔する可能性があります。
「在宅勤務」という条件以外にも、自分がどんな時にやりがいを感じるのか、どんなことにストレスを感じるのかなどを細かく把握したうえで仕事選びを行うことで、よりストレスフリーに働ける可能性が生まれます。
仕事選びを行う際にはまず自己分析を行い、自分に合った仕事がどんなものなのかを洗い出すことをおすすめします。
もし、転職に不慣れで何から始めれば良いか分からないとお悩みの方は、転職エージェントの専属キャリアアドバイザーに自分の適職について相談する方法が便利です。
【転職エージェントとは?】
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転職エージェントでは専属のキャリアアドバイザーが希望や性格から「本当に合った仕事」をカウンセリングしてもらえるほか、必要に応じて書類・面接対策~入社までを徹底サポートしてもらえます。
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「在宅で働ける仕事を知りたい」「本当に自分に合った仕事を教えてほしい」という方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
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