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女性向け!休みが多くて給料がいい仕事5選!女性の就業比率が高い仕事をピックアップ

将来の生活やプライベートを充実させるためにも、給料の良さや休みの多さは重要なポイントですよね。

そこで本記事では「給料がいい仕事に就きたいけど、休みの多さも捨てがたい!」という方へ向けて、女性向けの休みが多くて給料がいい仕事5選をご紹介いたします。少しでもお役に立てれば幸いです。


この記事のまとめ!

・本記事における休みが多くて給料がいい仕事の定義は「年間休日120日以上かつ年収443万円以上の仕事」とする
・女性向けの休みが多くて給料がいい仕事には「MR」「秘書」「広報・PR」「通訳者」「人事事務担当者」が挙げられる

「休みが多い」「給料がいい」の定義

本題に入る前に、まずは「休みが多くて給料がいい仕事」の定義を明確にしておきましょう。一口に休みが多い、給料が良いと言っても、個人によってその基準は変わってくるものです。

そこでここでは本記事で取り扱う「休みが多い」、「給料が良い」のそれぞれについて、ある程度定量的な基準を設けることといたします。

「休みが多い」の定義

休みが多いの定義

まず、どれだけの日数休みがあれば、「休みが多い」ことになるのか考えてみましょう。一つの目安として挙げられるのが「日本の労働者全体でみた休日の平均日数」です。

厚生労働省「令和2年就労条件総合調査 結果の概況」によれば、1企業あたりの平均年間休日総数は110.5日、労働者1人あたりの平均年間休日総数は116.1日となっています。

このデータから、116日以上の休日があるのであれば、日本においては「休みが多い」とみなすことができるでしょう。

もう一つの目安は、いわゆる「カレンダー通りの休み」です。1年間を52週とした場合、単純計算で土日がそれぞれ52日ずつ存在することになりますから、完全週休2日制であれば104日休めることになります。

さらに、2022年10月現在においては国民の祝日が16日存在しますが、これらの祝日もカレンダー上では休日です。

よって、カレンダー通りの休日が全て休みとなるのであれば、単純計算で年間120日休むことができると考えられます。カレンダーで記載された休日よりも多く休むことができるのであれば、その仕事は「休みが多い仕事」とみなしてよいでしょう。

上記2点を鑑みた上で、本記事における「休みが多い仕事」の定義は、「日本人の労働者の平均年間休日より多く、かつカレンダーに記載された休日の合計日数である120日よりも年間休日が多い仕事」とします。

なお、この「年間休日」は有給休暇の実取得日数も含む数値です。有給休暇が取りやすい仕事もまた、「休みが多い仕事」と言って差し支えないでしょう。

「給料がいい」の定義

給料がいいの定義

続いて、どれだけ給料が貰えれば「給料がいい」と言えるのかを考えます。給与の大小を論ずる上では、日本人の平均年収が比較の基準として用いられることが多いです。

よって、この記事においても日本人の平均年収を、「給料がいい」仕事と「給料が低い」仕事を分ける指標とします。

国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」によれば、日本における給与所得者の一人あたりの平均年収は約443万円とのことです。

ちなみに、性別ごとの内訳としては、男性の平均年収が約545万円、女性の平均年収が約302万円となっています。

よって、本記事における「給料がいい」仕事の定義としては、「その仕事に従事する人の平均年収が日本人の平均年収である443万円よりも多い仕事」としたいと思います。

平均以上の水準であれば、十分「給料がいい」と認められる給与水準であると考えられるでしょう。

女性向け!休みが多くて給料がいい仕事5選

では、実際に女性向けでなおかつ休みが多くて給料がいい仕事にはどのようなものがあるかを見ていきましょう。

上記で示した定義に基づいた「休みが多い」かつ「給料がいい」代表的な仕事を5つピックアップして、それぞれどのような仕事なのか、休みと給料はどれだけ確保できるのか、メリットやデメリットなどをご紹介いたします。

MR

MR

女性向け、かつ休みが多く給料がいい仕事として名前が挙がりやすいのが、「MR」という職種です。この「MR」とは「Medical Representatives」の略称で、正式名称は「医療情報担当者」です。

ざっくりと説明すると製薬会社に所属する営業員であり、医師や薬剤師などの医療関係者に対して薬剤の情報提供を行うのが主な仕事です。

また、情報提供を行うだけでなく、医師や薬剤師から医薬品の安全性や有効性、副作用といった情報を聞き取り、自社に報告することで、新薬開発の一翼を担う役目もあります。

就職にあたっては各製薬会社やMR導入教育実施機関にて導入教育を修了する必要があります。

導入教育修了後は公益財団法人MR認定センターが実施する認定試験を受け、合格することで認定MRとして働くことが可能です。

男女比では一般的に男性が多い傾向がありますが、女性MRは年々増え続けており、女性人気が高まりつつある職種と言えるでしょう。

MRは営業職ということもあり、一見すると激務のように見えますが、職業情報提供サイトjobtag「医薬情報担当者(MR)」によれば完全週休2日制を採用している企業が多くなっているため、休日は比較的多いと言えるでしょう。

仮に何らかの事情で休日出勤が必要な場合でも、休日出勤を行った日については代休を取得することで補うことが可能です。基本的に土・日・祝日が休みのため、最低限年間120日の休みが確保できています。

doda「最も休日が多い職種は?休日数ランキング」によれば、年間休日日数の平均が133日となっており、本記事における「休みが多い仕事」の基準を大きく上回る水準と言えるでしょう。

賃金に関しては、職業情報提供サイトjobtag「医薬情報担当者(MR)」によれば全国におけるMRの平均年収は551.8万円となっており、日本人の平均年収を大きく上回っています。

MRのメリットは何と言っても「社会に貢献することができる仕事」であることです。医薬品に関する情報を収集して新薬開発に繋げたり、医薬品の情報を提供したりすることで、間接的ながら患者の治療に貢献できます。

また、長期的には医療そのものの発展に寄与することも可能です。直接患者の治療に関わる立場ではないものの、MRの仕事は多くの命を救う尊い仕事であると言えるでしょう。

一方で、営業職ということもあり、接待やセミナー、顧客の訪問などで休日出勤を行わなければならないという場面も無いわけではありません。

しかし、働き方改革が進んだことで休日出勤について業界内で見直しが進んでおり、せっかくの土日に仕事をする、というケースも減少傾向にあるようです。

秘書

秘書

給料が良く、休みが多い仕事としては、秘書もおすすめです。会社の社長や役員などの幹部の下について、経費の計算やスケジュール管理を行って幹部の業務を補佐するのが秘書の主な業務です。

幹部のもとに来客や電話があった場合はまず自分が応対し、幹部本人に取り次ぐなど対外的な窓口としての役目も果たします。出張の手配や慶弔の対応など、幹部の代理人として動くことも多いです。

きめ細やかな対応が求められる仕事であり、女性にとって活躍がしやすい仕事と言えます。

一般的な企業の幹部は完全週休2日制で働いており、秘書もこれに倣って完全週休2日制で働くことになります。

基本的にはカレンダー通りの120日の休みは確保できますし、年末年始やお盆の時期の休暇が用意されていることも多いです。

doda「最も休日が多い職種は?休日数ランキング」によれば、年間休日の平均は122.2日となっており、本記事における「休みが多い仕事」の水準は満たしています。

給料に関しては職業情報提供サイトjobtag「秘書」によれば、年収は全国平均で532.9万円というデータが出ており、日本人の平均給与を大きく上回っているため「給料がいい仕事」の水準も十分満たしていると言えるでしょう。

秘書のメリットは、就業にあたっては特別な学歴や資格が不要である点、企業の幹部や重役と行動を共にすることで経営に関する知識やスキルを肌で学ぶことができる点が挙げられます。

その一方で、基本的には幹部よりも先に出社してスケジュール確認やメールチェック等を行い、幹部の退社後も経費の計算や明日以降の仕事の準備などを行ってから退社しなければならないため、早朝出勤や残業が頻繁に発生する点には注意しましょう。

広報・PR担当

広報

企業や団体の対外的な「顔」として、広報活動等に従事するのが広報・PR担当者です。

自社そのもの、あるいは自社が扱う製品や商品について宣伝や広報を行うことで、人々に自社や自社製品・商品について知ってもらい、自社のイメージアップに繋げます。

広報やPRを行うにあたっては各種マスメディアの広告や企業ホームページ、SNSなどを活用することが多いです。

また、自社でイベントを主催したり他の団体が開催するイベントに参加したりする際にはイベント内で何をするかを企画することもあります。コミュニケーションや細かい気配りを重視する関係上、女性が活躍できる仕事のひとつと言えるでしょう。

休日に関しては一般的な企業の場合他の社員と同様に完全週休2日制としていることが多く、イベント等で休日出勤をする場合は代休を取得できるケースも少なくありません。

doda「最も休日が多い職種は?休日数ランキング」によれば、年間休日数の平均が127.1日となっているため、休みが多い仕事とみなしてよいでしょう。

給料に関しては、職業情報提供サイトjobtag「広報・PR担当」によれば、全国における平均年収が464.6万円という調査結果が出ています。

日本人の平均年収と比較すると「多少」というレベルながら一応は上回っているため、給料面でも悪くない仕事と言えるでしょう。

広報・PR担当のメリットは、自社の顔として様々な立場の人と交流できることにあります。

昨今では企業が顧客のみならず地域住民などへの広報活動も行うことが増えてきており、地域のイベントに協賛したり、町おこしに協力したりするなどして地域社会への貢献を目指す企業も少なくありません。

また、SNSなどを通じて顧客と直接交流を行う光景も今や珍しいものではなくなりました。コミュニケーションが好きな人にとってはまさに天職と言えるでしょう。

その一方で、企業が何らかの不祥事を起こした際に広報・PR担当が矢面に立つことも多く、批判の言葉を投げかけられることも少なくありません。

企業が不祥事を起こさないに越したことは無いのですが、万が一に備えて普段からメンタルを鍛えておくことや、日頃の信頼関係をしっかりと構築しておくこと、そして非常時にこそ冷静さを維持することが重要です。

通訳者

通訳

通訳者は、国際会議や海外の人を呼んで開催するイベントなどで、異なる言語を話す人の会話を橋渡しする役目を担う人です。

少人数の人が日常的な会話をする際に、相手の話す内容を相互に伝える「アドホック通訳」、話し手がある程度まとまった形で話した内容を都度通訳する「逐次通訳」、そして発言者の言うことをヘッドフォンで聞き取りながら同時に話す形で通訳を行う「同時通訳」の3つの方法が存在します。

語学力に加えて、通訳する分野の専門知識にも長けている必要があるため、常日頃から貪欲に知識を吸収する姿勢が重要です。

通訳者は、基本的に「仕事のある時に現場で働く」という労働形態ですが、放送通訳者の場合は定期的に仕事をすることになります。

また、企業に雇用されている社内通訳者の場合は、休日に関してはその企業の社内規定に準ずるため、完全週休2日制の企業ではカレンダー通りの休日となります。

doda「最も休日が多い職種は?休日数ランキング」によれば、年間の平均休日数が131.8日となっており、休みはしっかりと取ることができるでしょう。

給料に関しても社内通訳者の場合は月給制で支払われますが、基本的には案件ごとに報酬が支払われ、その額も能力や実績で大きく差が生まれます。

職業情報提供サイトjobtag「通訳者」によれば、通訳者の平均年収は584.4万円と日本人の平均年収よりも高いため、通訳者としての実績をしっかりと積んでいけば十分に「給料がいい仕事」と言えるでしょう。

通訳者のメリットは、通訳を通して様々な分野の知識に触れられること、そして海外の人と交流を持つことができることにあると言えるでしょう。言葉の壁を乗り越える上では非常に頼りになる存在ですから、信頼も生まれやすいです。

一方で、2010年代後半以降は機械学習技術の発達により機械翻訳の精度が向上し、将来的には通訳者が不要となる可能性も示唆されている点がデメリットと言えます。

しかしながら、話し手の表情や声色から微妙な感情の機微を察知しながら適切なニュアンスで通訳を行う上では、やはり機械よりも人間に一日の長があるため、今後も通訳者の活躍の場が減ることはなさそうです。

人事事務担当者

人事

事務系の仕事は様々ですが、その中でも女性に人気のある仕事が人事事務です。従業員の採用から退職までを管理する、企業にとって欠かせないポジションの役職と言えるでしょう。

企業の経営計画に基づいて相応しい人材を採用し、希望や適性を鑑みて人材を適切な部署へ配置します。また、従業員に対して給与をいくら支払えばよいかを、タイムカードや勤怠表に基づいて計算することも人事担当者の重要な役目です。

新人への基礎教育や、スキルアップの補助など、従業員の成長を手助けするための業務も行います。

就業時間は規則的であり、完全週休2日制でカレンダー通りの休日となることが多いです。

doda「最も休日が多い職種は?休日数ランキング」によれば、人事担当者の年間平均休日数は129.7日で、有給も取りやすく休みの多い職場であると言えるでしょう。

ただし、新入社員の採用活動が活発化するシーズンが繁忙期となり、残業や休日出勤が増える可能性があります。もちろん、休日出勤を行った場合はしっかり代休を取得することができるため、休めなかった休日を振り替えることも可能です。

職業情報提供サイトjobtag「人事事務」によれば、人事事務の平均給与は464.6万円となっており、若干ではあるものの日本人全体の平均年収より上回っているため、悪くない水準と言えるでしょう。

人事で働くことのメリットは、社員が会社で働く上での様々なサポートを行うことができる点です。採用前から退職までの会社員生活を見守り、時には手助けを行うなど、社員一人ひとりの仕事に影から貢献できる仕事と言えるでしょう。

一方で、時には降格や退職勧奨、異動などの際に非情な現実を突きつけなければならない場面もあるため、「憎まれ役」を演じる覚悟も必要です

希望に近い仕事に転職したいなら

ここまで様々な「休みが多くて給料がいい仕事」を見てきましたが、結局のところ、どの仕事が良いのかは本人の適性や能力、そして何より「何をしたいか」「社会人生活をどのようにしたいか」という希望や展望が何より重要です。

できる限り自分の希望に合わせた職場を選び、そこで働くことこそが、最も幸せな社会人生活と言えるのではないでしょうか。

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