面白い仕事の代表例4選!正社員として働ける仕事に絞って紹介
「変わった仕事をしてみたい!」
「もっと日常に面白みがほしい」
このように感じている方へ向けて、本記事では、正社員として働ける面白い仕事の代表例4選をご紹介いたします。少しでもお役に立てれば幸いです。
面白い仕事とは?
人の好みは十人十色であるため、人によって「面白い」と感じる仕事は異なります。そこで「面白い」という言葉の意味から、「面白い仕事」の定義を考えてみます。
言葉の意味から考えた定義に当てはまるのは、「珍しい体験ができる仕事(世の中から見て面白いとされる仕事)」や「自分にとってやりがいを感じられる仕事」でしょう。
それでも範囲は広いですが、ある程度は「面白い仕事」とは何かが見えてきます。今回は、面白い仕事に就くためのヒントとして、数ある仕事の中から定義に当てはまる実例を紹介していきます。
面白い仕事の代表例4選
マーシャラー
マーシャラーとは、滑走路に着陸した旅客機をパドルと呼ばれるしゃもじのような道具を使いスポット(停車場)まで誘導する仕事です。
空港や空港を撮影した映像で、一度は見たことがあるでしょう。旅客機のコックピットにいるパイロットからは、スポットの正確な位置がわからないので、マーシャラーはパドルを用いた手信号で、旋回や右左折などのタイミングを知らせます。
マーシャラーが誘導する旅客機は、メーカーや機種によって大きさが異なりますし、スポットの位置関係も変わります。マーシャラーには、旅客機と周囲の状況にあわせて最善の誘導が出来る技術が求められます。
もし、それができなければ、乗客・乗員を乗り降りさせるボーディング・ブリッジとの接続や給油・清掃などが円滑に行えなくなります。各種作業に手間取ると、予定した出発時間に間に合わなくなり、多くの人に影響を与えることになるでしょう。
マーシャラーは翼と建物の位置関係を確認する2人のウイングウォッチ、タイヤの位置を確認するチョークマンと連携して誘導をします。旅客機は、自動車と違いバックで走ることはできない乗り物です。
誘導したけれども位置がずれたら、トーイングトラクターと言う連結式の台車を用いて位置の修正をします。個人の技術だけでなく、チームワークも重要です。
マーシャラーと言う仕事で、取得しなければいけない国家資格・民間資格はありません。
しかし、実際に働くマーシャラーは、専任ではなくウイングウォッチやトーイングカーの運転手など他のグランドハンドリング(地上支援業務)スタッフの仕事を兼任するのが一般的です。
したがって、それらの仕事で求められる資格を取得しなければならないでしょう。ウイングウォッチの場合は翼端監視業務の資格、トーイングカーは運転する車の種類にあわせて普通自動車免許や大型自動車免許が必要になります。
就職方法
マーシャラーの仕事に就きたいのであれば、大学・短大・専門学校を卒業してから、航空会社の関連会社であるグランドハンドリングスタッフ会社あるいは空港業務総代理店に入るというのが一般的な方法です。
マーシャラーに必要な技術や知識は、入社後に行われる訓練や実務を通じて習得します。経験を積みながら勉強をし、社内の学科試験・実技試験に合格できたら一人前のマーシャラーです。
年収相場
マーシャラーという仕事の年収相場は、500万円前後です。
しかし、一人前のマーシャラーとなるには、相応の経験を積み社内試験に合格しなければいけません。新卒あるいは未経験からの中途採用であれば、初年度の年収は年収300万円前後になる見込みです。
最初は一般的なサラリーマン並の年収ですが、キャリアを積むことで稼げるようになります。なお、深夜早朝や休日の仕事であれば手当がもらえます。働き方次第で、未熟な時期でも稼ぐことはできるでしょう。
就くメリット
マーシャラーのメリットは、やりがいを得られることです。自分の誘導が航空業務を円滑に進行させることに、責任感を感じるでしょう。しかし、無事に終われば多くの乗客のために仕事をしたという達成感を得られます。
その達成感こそが、マーシャラーと言う仕事のやりがいです。日々の業務で、やりがいを得ることができれば、長く続けていくのも苦ではありません。
就くデメリット
一方のデメリットは、厳しい環境で仕事をすることです。
マーシャラーのいる滑走路は遮るものが何もなく、天候の影響を大きく受けます、夏場は焼けるように暑い滑走路のコンクリートに立たなければいけませんし、冬は冷たい風に吹かれて寒さを我慢しなければいけません。
マーシャラーを目指すなら、スポーツやトレーニングで厳しい環境にも耐えられる体をつくりましょう。
向いている人の特徴
マーシャラーに向いている人は、航空関係の仕事に強い興味を持っている人です。飛行機のそばで仕事をすることに喜びを感じることができれば、いつまで経っても飽きる事はありません。
また、マーシャラーにはチームワークも必要ですから、コミュニケーション能力が高い人も向いています。
探偵
探偵の仕事は、浮気調査・いじめ調査・企業や個人の信用調査・人探し・護衛・盗聴器の発見など多岐にわたります。
トラブルが起きたとき、警察は民事不介入なので助けてくれないことでも、探偵ならば介入が可能です。しかし探偵だからと言って、何でも出来るわけではありません。
探偵業法や不正アクセス防止法などに違反する業務は、違法行為です。探偵を名乗るために必要な資格はなく、学歴や年齢・性別などの制限もありません。
就職方法
探偵事務所・信用調査会社に就職できれば、すぐにでも正社員の探偵になれます。
探偵は、一般的なサラリーマンの事務や営業の仕事とは異なり、専門的な技術や判断力が求められます。学歴を問わないので必須ではありませんが、即戦力として活躍したいのであれば、探偵学校に通うのも選択肢の一つです。
探偵学校では、探偵の業務で用いる撮影方法や尾行方法などを学びます。探偵学校を運営するのは探偵事務所や信用調査会社であり、第一線で活躍する現役の探偵が講師となるので、業界の実情なども聞け、役立つでしょう。
探偵学校を卒業したあとは、そのまま運営元の探偵事務所や信用調査会社で就職出来ることもあります。探偵学校の受講期間は、数ヶ月から半年程度です。
年収相場
平均年収については、就職する探偵事務所や信用調査会社の規模によって金額が変わります。
大手であれば、一般的なサラリーマンの平均年収を上回る500万円程度はもらえるでしょう。しかし規模が小さい探偵事務所や信用調査会社となれば、年収360万円程度というところもあります。
それに加えて、成果報酬か固定報酬という点も年収が変わる要因です。就職をするときには、仕事の内容に見合った年収なのかをよく調べておきましょう。
就くメリット
探偵の仕事をするメリットは、困った人や企業の役に立てることです。配偶者の浮気に悩んでいる人の依頼を受けて証拠を集めて前に進む手助けをしたり、ストーカーに苦しんでいる人を守って交渉して示談をまとめたりします。
無事に仕事を終えて、依頼人から感謝の言葉をもらえたら満ち足りた気持ちになるでしょう。さらに、探偵は、普通の仕事にはない内容も扱います。人や社会の隠れた一面に触れたときのスリルは、刺激になります。
就くデメリット
探偵の仕事をするデメリットは、危険なシーンに遭遇する可能性があることです。例えば、浮気や金銭のことで揉めている人の仲介をするとき、精神的に追い詰められた人が刃物などを降り回して暴れることがあります。
ストーカーの対処であれば、犯人を特定して接触を図るときに襲われることもあるでしょう。
そうした事態に直面したとき、自らの身を守る術がなければ、大怪我をしても不思議ではありません。探偵の仕事を本気で目指すのであれば、柔道や合気道などを習い、何があっても対応できる力を身につけるのがベターといえます。
また就職先によっては、法に触れる危険性もあります。コンプライアンスを遵守しない探偵事務所や信用調査会社に入社し、正社員となれば、違法な調査をして逮捕されることになるでしょう。
就職活動では、ニュース記事などを検索して過去に問題を起こしていない会社かを調べておくことをおすすめします。
向いている人の特徴
探偵に向いているのは、まず調査が長時間に及ぶこともあるので忍耐力及び集中力のある人です。その2つを持っている人であれば、張り込み中に決定的な瞬間を見逃すことはないでしょう。
他にも、尾行で対象者に気づかれてはいけないので、特徴のない容姿で背丈や体型も平均的な人が向いています。それに加えて依頼人との話ができるように、ある程度のコミュニケーション能力も求められます。
調査を終えた後には調査結果を報告書にまとめる必要があるため、事務仕事も得意な人であれば働きやすいといえます。
ひよこ鑑定士
ひよこ鑑定士と読むと、なんとも可愛らしいイメージですが、正式には「初生雛(しょせいびな)鑑別師」という職業です。これはひよこの生産をする種鶏場において、雄と雌の鑑別を行う仕事です。
どのようにして雄と雌を見分けるのかというと、雛の肛門を押し開いて突起の有無で鑑別をする肛門鑑別法が一般的です。他にも羽の形から鑑別をする翼羽鑑別法や模様から鑑別をするカラー鑑別法も行われます。
鑑別はスピーディーかつ正確に行わなければならず、1匹の鑑別で費やす時間はわずか2秒です。雛が孵化する時間帯は早朝が多く、鑑別も朝から始めなければ追いつきません。
就職方法
ひよこ鑑定士となるためには、初生雛鑑別師の資格が必要になります。
そのためには、まず公益社団法人畜産技術協会の主催する養成所で、初生雛鑑別師養成講習の初等科・特別研修科を修了してから、1年から2年程度は孵化場での研修をします。
その後に高等考査に合格すれば、初生雛鑑別師の資格を取得できます。養成所に入所した人で、資格を取得できた人の割合は約50%です。真剣に資格取得を目指さなければ取得できない資格と言えます。
初生雛鑑別師の資格を取得したら、全日本初生雛鑑別師協会に登録をすることでひよこ鑑定士としての仕事ができるようになります。協会に孵化場を紹介してもらい、正社員の契約をすると言うのが一般的な流れです。
日本のひよこ鑑定士は、仕事の精度と速さに優れていることから、海外でも高い評価を得ています。日本で良い就職先が見つからない場合は、海外の孵化場で働くというのも選択肢の一つです。
年収相場
ひよこ鑑定士の年収は具体的にどの程度なのかというと、取得が難しい仕事であり仕事の質も高く評価されていることから、若手でも500万円前後は期待できると言われています。
経験を積み、ベテランとなれば年収は600万円以上稼げるようになるでしょう。珍しい仕事であると同時に、稼げる仕事ということであれば、大きなやりがいを得られるでしょう。
海外で就職する場合、日本のひよこ鑑定士の評価は高いのですが、韓国のひよこ鑑定士が増えてきたことで需要が以前よりも落ち込んでいます。そのため、海外で働いた場合の年収は、国内の年収と大して差はありません。
就くメリット
ひよこ鑑定士のメリットは、非常に専門的な仕事内容なので、外部から参入しにくい仕事であるという点です。非常に専門的な仕事内容なので外部から参入しにくい仕事です。その意味では、安定した仕事と言えます。
また、資格を取得して順調に経験を積めば、学歴がなくても将来的に高収入を期待できる点も魅力です。
就くデメリット
デメリットは、就職先が限られており常に求人がでていないことです。
ひよこ鑑定士の世代交代に伴い新たな人材を求める孵化場もありますが、タイミングが悪ければ就職が難しくなります。専門性がある仕事なので他の仕事に切り替えるのも簡単なことではありません。
ひよこ鑑定士として就職先が見つからないときに備えて、他の専門職の資格も取得しておけば安心です。
向いている人の特徴
ひよこ鑑定士に向いている人ですが、養成所で講習を受ける資格に「身体強健で、視力1.0(矯正可)の人」とあります。その言葉の意味を汲み取れば、健康で視力の良い人はひよこ鑑定士に向いているということでしょう。
さらに、仕事の内容から考えれば単純作業を長時間続けられる人、手先が器用な人も適性があります。
鑑別の対象が雛なので動物好きでなければいけないと思うかもしれませんが、命を選別する仕事でもあるので割り切って仕事ができる人の方が向いているでしょう。
ドローン操縦士
ドローン操縦士は、様々な場面で使われているドローンの操縦をすることが仕事です。
例えば、測量機器を搭載したドローンで土地や建物の測量や、赤外線カメラを搭載したドローンで外壁調査などを行います。人がやっていたことをドローンに置き換えることで、作業の効率化を図れることから将来的な需要が期待されます。
ドローンの操縦をするならば、飛行レベルのことをよく理解しなければいけません。
レベル1が目視内での操縦、レベル2が自動・自立飛行での目視内飛行、レベル2が無人地帯における目視外飛行、レベル4が有人地帯における目視外飛行です。
レベル1と2は、改正航空法に定められているドローンの重量や飛行が出来る空域などのルールを守っていれば誰でもドローンを飛ばせます。レベル3は許可申請が必要で、レベル4は全面的に禁止されています。
この飛行レベルは、2022年12月5日より始まるドローンの免許制により大きく変わります。国家資格が始まることで、資格保有者となればレベル4の飛行ができるようになります。
レベル3までの飛行については、民間団体の認定資格保有者であれば従来通りにドローンの操縦が可能です。ドローン操縦士になりたいのであれば、国家資格や民間団体の認定資格を取得しておく方が良いでしょう。
就職方法
ドローン操縦士の仕事に就く方法ですが、免許制が始まることを踏まえて資格取得の勉強をするべくドローンスクールに通うのがベターでしょう。
民間の認定資格を取得しておけば、国家資格に必要な講座を一部免除されるので資格取得には有利です。ドローンスクールを卒業し、国家資格、民間の認定資格を取得できたら、興味のある分野で人材の募集をしている企業を探します。
就職先としては、空撮や測量を請け負っている企業や高層ビルのメンテナンス企業などがあります。
年収相場
ドローン操縦士といっても就職先によって仕事内容が大きく異なりますが、年収は300万円台から500万円前後というのがおおよその目安と言われています。
働き始めは年収が少なく感じるかもしれませんが、やがて経験を積んで実力を認めてもらえば十分な金額を稼げるでしょう。CM業界などで活躍できれば、年収1億円以上を稼げる可能性もあります。
就くメリット
ドローン操縦士となるメリットは、ドローンの技術の進歩や法整備などドローンが活躍できる社会へと変わっていることで、ドローン操縦士への需要が高まっていることです。
ドローンで撮影した画像や動画とAIを組み合わせるなど、新しいドローンの活用法が次々と生まれており、それに伴いドローン操縦士の仕事は増えていきます。
就くデメリット
デメリットに注目すると、新しくできた法律やルールを熟知しなければいけません。法律やルールに対応できなければ、仕事を続けられなくなります。
ドローン操縦士を長く続けるためにも、ドローンに関するニュースはこまめに確認し、変わったことがあればよく調べて対応しましょう。また、ドローン操縦士を目指す人が増えることで、競争が激しくなるのも心配しておきたいことです。
ドローン操縦士が増えすぎると、就職や転職で希望の企業に入りにくくなりますし、依頼を取られる可能性があります。就職・転職をしやすくするため、多くの依頼を獲得するためにも、複数の資格取得に挑戦して技術と知識を高めましょう。
向いている人の特徴
ドローン操縦士に向いているのは、操縦のセンスがある人、視力や空間認識能力に優れている人、法律や条例などの勉強を地道に続けられる人です。適性があれば、ルールを守って安全にドローンの操縦ができます。
なお、ドローンの飛行では、操縦を誤ったり強風で機体が煽られたりすることもあります。そういうときに、冷静に対応をして大きな事故を防ぐ判断力も必要です。
自分にとって面白い仕事に就くには?
自分にとって面白いと思える仕事に就くには、徹底した自己分析が必要です。自分の価値観や感性、得意・不得意などを明らかにしていくことで、どのような仕事に惹かれるのかわかるでしょう。
そしてその自己分析を仕事選びに役立てるには、幅広い業界や職種に関する知識が必要です。知識が不足していると、少ない選択肢の中で仕事選びを行うことになり、納得のいく仕事選びが行えない可能性もあります。
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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
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