就職/転職に有利な情報を探す

就職/転職に有利な情報を探す

閉じる

転勤族の妻におすすめの仕事6選|取得しておくと便利な資格7選も

転勤族の夫を持つ方は家族に同行することが多く、短期間しか働けないことを前提に仕事を探さなければなりません。そのため、基本的に長く働いてほしいという考えの企業側からすれば、採用に難色を示されることがあります。

そこで本記事では、そんな転勤族の妻が無理なく働けるおすすめの仕事と持っておくと便利な資格についてご紹介していきます。少しでもお役に立てれば幸いです。

転勤族の妻におすすめの仕事6選

転勤族の妻が仕事を探す場合、長期的に働くことを前提とした仕事に就くのは難しいと言わざるを得ません。

しかし、仕事の内容によっては遠方でも続けることが可能な仕事もありますし、人材不足で転勤族でも採用されやすい仕事もあります。以下に、引っ越しが多い転勤族の妻におすすめの仕事を見ていきましょう。

転勤族の妻におすすめの仕事

完全リモートワークの仕事

働き方改革の導入や感染症対策から、様々な業種でリモートワークが可能になっています。多くの仕事はリモートワークと職場への出勤を並行して行っていますが、中にはフルリモートで働ける仕事もあり、転勤族の妻でも長く続けることが可能です。

エンジニアやプログラマー、デザイナーなどの仕事はスキルや知識、経験、人脈などが必要とされますが、インターネットが利用できる環境ならば、どこに住んでいても仕事の受注や納品が可能ですし、実績を積み重ねれば安定した収入を得ることもできます。

これらのスキルがない人でも、クラウドソーシングを活用すればライティングやアンケート、データ入力のように初心者でも受けられる仕事が見つかるでしょう。

完全リモートワークが可能な仕事のメリットは、どこに住んでいても働くことができる点、納期を守れば勤務時間を自由に決められる点です。継続して働けるところも、経験や実績を求められる仕事ならば大きなメリットと言えるでしょう。

一方で、人目にさらされないため自己管理を徹底できる人でなければモチベーションを維持しにくいこと、関係各所への連絡は基本メールやチャット、リモート会議などがメインとなるため、コミュニケーションの取り方に慣れるまで時間がかかるデメリットがあるため留意が必要です。

専門性の高い仕事

専門性の高い仕事も、就職活動が困難な転勤族の妻におすすめの仕事です。需要に対して人材が不足する状態になりやすいため、短期間でも雇用したいという企業は少なくありません。

また、即戦力となり得るため、企業側としても教育にかける時間とコストを節約できるというメリットがあります。

看護師や薬剤師、栄養士、介護福祉士、保育士など、資格の取得を義務付けられている仕事は、短期間の雇用でも常時募集されています。

これらの仕事はすぐに新しい人材を獲得できるとは限らないため、産休や育児休暇、けがや病気による入院などで欠員が出た場合、穴埋めが大変です。短期間の募集を好条件で出している企業も多数見つかるでしょう。

専門性の高い仕事のメリットは、短期間勤務が前提でも就職先を見つけやすい点です。資格や経験を有しているので待遇が良いところも多く、転勤族の妻でも安定した収入が期待できるでしょう。

一方で、これらの仕事はいずれも難易度の高い資格を取得している必要があります。専門学校を卒業していること、合格率の低い試験で合格していることなどが条件になっていますので、簡単に資格を得ることはできません。

独学で資格を取得することも難しいため、コストや時間がかかることがデメリットと言えるでしょう。

転勤可能な企業の仕事

全国に支店や営業所を有する企業ならば、転勤族の夫に合わせて異動願いを出すことが可能です。

企業によっては、転勤族の配偶者を持つ社員に理解を示すところもありますので、希望が通りやすく異動先の選択肢が多い勤務先を探してみると良いでしょう。

夫婦で同じ会社に勤めることができれば、同じ異動先を申請しやすいので最も負担が少ないですが、同じ職場で働くことが難しい場合は全国展開していることが多い金融機関や飲食店、アパレルショップ、家電量販店、学習塾などから探してはいかがでしょうか。

系列店舗への異動ならばこれまでのキャリアが無駄にはなりませんし、正社員として働き続けることも不可能ではありません。

転勤可能な企業で働くメリットは、これまでの知識や経験を活かすことができる点、正社員として働くことも可能な点です。

しかし、夫の転勤が急に決まった場合には同じタイミングで異動できないこともある点、希望が通らない可能性がある点はデメリットとなりますので注意しましょう。

短期契約で働ける仕事

転勤の頻度が高い世帯や転勤が急に決まる世帯の場合、最初から短期契約で働ける仕事を選んだほうが周囲への影響が少なく、退職や転職をスムーズに行えます。

短期契約にもいろいろな種類がありますが、派遣会社から転勤先周辺の仕事を斡旋してもらえる派遣社員、シフト制で家庭と仕事の両立がしやすいパート、半日勤務、日数限定の勤務など自分の生活スタイルに合わせた働き方ができるアルバイトなど、それぞれに特徴が異なります。

短期契約の仕事は比較的すぐに従事できる内容の仕事が多く、事務や接客などの軽作業がほとんどなので女性でも働きやすいです。

短期契約のメリットは、雇用期間が短いので夫の転勤に合わせやすい点です。

また、元々長期の雇用を想定していないため、求められるスキルや資格などのハードルが低く、社会人としての経験が少ない転勤族の妻でも、転職活動で不利になることはほとんどありません。

ただし、短期契約の多くは時給制で正社員ほど収入を得ることが難しく、福利厚生も不十分になりがちな点がデメリットと言えます。待遇の良い短期雇用を目指すなら、需要の高い資格を目指すのも良いでしょう。

大手チェーン店のパート

転勤しやすい企業は基本的に転勤族の妻におすすめですが、中でも大手チェーン店のパートは働きやすい仕事といえます。具体的にはコンビニやファミレス、スーパー、ドラッグストアなどの接客業が中心となります。

全国に支社や支店を持つ企業では、支店ごとに独自のマニュアルを作成していることも多いですが、大手チェーン店ではマニュアルを全国で統一させており、さらにどの店舗でも同等のサービスを受けられるように研修制度を設けています。

そのため、同じ系列のチェーン店ならばこれまでの経験を活かすことができ、慣れない仕事のストレスや負担が大幅に軽減されるでしょう。

手チェーン店でパート勤務をするメリットは、シフトの調整がしやすく、急な引越しや妊娠出産、育児などの生活スタイルの変化にも柔軟に対応できる点です。

また、マニュアルが統一化されていることで仕事を覚えやすく、過去に同じ系列で働いていれば転職活動で有利になりやすい点もメリットと言えるでしょう。

一方で、大手チェーン店の仕事内容は接客が大半を占めていますので、営業や接客が苦手な人にとっては仕事探しが難しくなります。

また、同系列の店舗で働いても、パートという立場上キャリアアップや給与アップにはつながりにくい点もデメリットです。

自営業で働く

雇用ではなく、フリーランスや自営業として働く方法もあります。

オンラインショップの経営や教室の運営、自宅でのサロン経営など、趣味や特技を活かして商品やサービスを販売する方法、クライアントから受けた依頼をこなす方法など、自営でも様々な働き方が考えられます。

会社勤務の場合は職場のルールに従わなければなりませんが、自営ならば自分が住む場所を拠点にして仕事を続けられますので、転勤族の妻でも無理なく働けるでしょう。

自営のメリットは、働く時間や場所を自由に決められる点です。引っ越しの多い転勤族の妻でも、顧客を獲得できれば継続的に仕事を続けられますし、中には会社員よりも高収入を獲得しているケースも見られます。

一方で、自営の場合はショップの開設や設備等の準備、顧客の獲得などをすべて自分でこなさなければなりません。初期投資が高額になりがちで、安定した収入を得られるとは限らない点がデメリットと言えるでしょう。

このように、転勤族の妻におすすめの仕事にもいろいろな種類がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、転勤の頻度や範囲、生活スタイルによって合う仕事と合わない仕事があります。

仕事選びを行う際は、今後の自分の状況だけでなく、自分の価値観や求める方針を明確にしたうえで仕事を探すのがベターです。

ちなみに、転職エージェントを活用すれば、職種や働き方、待遇など様々な条件から自分に合った仕事を探しやすくなるため便利です。

【転職エージェントとは?】

専属のキャリアアドバイザーが転職活動の準備~入社までをサポートしてくれるサービスです。

カウンセリングを通じて自分に合った仕事を紹介してもらうことができ、書類・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらえます。

転職エージェントでは専属のキャリアアドバイザーが希望や性格から「本当に合った仕事」をカウンセリングしてもらえるほか、必要に応じて書類・面接対策~入社までを徹底サポートしてもらえます。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは若年層に特化してサポートを行っているほか、このようなメリットがあります。

第二新卒エージェントneoのサービス内容

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

「もっとワークライフバランスを重視した働き方をしたい」「転職すべきか教えてほしい」という方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。


仕事選び

転勤族の妻が取得しておくと便利な資格

転勤族の妻は、短期間しか働くことができないので就職活動の際に不利になりがちです。

しかし、たとえ短期間の勤務を前提としていても、即戦力になる人材や需要の高い資格を持つ人材、専門性の高いスキルを持つ人材ならば仕事を見つけやすくなります。

こちらでは、転勤族の妻が取得しておくと就・転職活動の際に有利に働くことが多い資格について見ていきましょう。

転勤族の妻向けの資格

日商簿記

務職を目指すなら、ぜひ取得しておきたいのが日商簿記です。事務職の求人では経理事務で即戦力になり得る人材を希望されているケースが多く、知名度が高い日商簿記の資格は高く評価されます。

転職で有利になるだけでなく、個人で開業した時の会計処理や家計の管理でも役立つ知識ですので、学んでおいて損はないでしょう。

また、受験資格が特に設けられておらず独学でも取得が可能な点、費用が安い点などから、勉強に時間や費用をかけることが難しい転勤族の妻でも挑戦しやすいです。

経理事務をする上で取得しておきたい日商簿記のレベルは、2~3級です。3級では経理の基礎について出題され、2級ではさらに高度な商業簿記と工業簿記について出題されます。

目安としては、中小規模の会社で経理事務をしたいならば3級、会計事務所や大企業の経理事務を目指すなら2級に挑戦しましょう。

受験概要

試験は年3回、商工会議所かオンラインで受験でき、受験料は3級が2,850円、2級が4,720円です。

一般事務の求人でも、簿記の資格は強みになり得ますが、多くの企業が資格だけでなく実務経験のある人材を希望しています。資格取得後はできるだけキャリアを積み重ねていきましょう。

医療事務

医療事務は事務職の中でも特殊で、レセプトと呼ばれる診療報酬明細書の計算や入退院手続などの医療機関に特化した業務が中心となります。

この資格が役立つのは病院やクリニックなどの医療機関、薬局やドラッグストアに限られますが、すぐには身につかない技能を有していることで転職の大きな助けになります。

病院や薬局は定時の勤務が基本ですし、医療事務はパート勤務の求人も多く、全国どこでも働けますので、転勤族の妻にぴったりです。

民間の資格なので複数の種類がありますが、基本的に受験資格は定められていませんし、独学で資格取得が可能な点も転勤族の妻に向いているといえるでしょう。

医療事務の中でも難易度が高いのが日本医療保険事務協会の診療報酬請求事務能力認定試験で、合格率は50%を切っています。それだけに、この資格を保有していれば医療事務の就職活動で高く評価されるでしょう。

受験概要

試験は毎年2回、7月と12月の日曜日または祝日に全国の指定会場で実施されます。

受験料は9,000円で、学科試験では医療保険制度や介護保険制度の法規、医学や薬学の用語、基礎知識、保険請求事務や薬価基準、材料価格基準などの基礎知識について出題されます。また、実技試験はレセプトの作成です。

栄養士

栄養士は、国家資格なので一度取得すれば一生その価値が認められます。食事を作る機会が多い妻にとって、家族の健康やアレルギーなどに配慮した献立作りができる栄養士の知識は、ぜひとも取得しておきたいところです。

活用できる範囲が広い点も特徴で、学校の給食や病院、福祉施設、保育園の献立作りだけでなく、食品会社や飲食店のアドバイザー、フィットネスクラブやエステサロンの食事指導など、様々な働き方が選べます。

そのため、転勤先でも様々な働き先で資格を活かすことができるでしょう。

受験資格は高校卒業以上ですが、厚生労働大臣指定の栄養士養成施設に通学しなければ取得できません。また、上級資格として管理栄養士の資格もあります。

受験概要

栄養士の資格を取得する場合、受験で合格する必要はありません。厚生労働大臣が指定した2~4年制の栄養士養成施設で求められる課程を履修して卒業後、栄養士免許の申請をすれば取得できます。

受験費用は発生しませんが、少なくとも2年は昼間部の学校に通わなければならないため、学費とまとまった時間が必要です。

履修内容はアドバイザーとしての能力を養う栄養指導論や実際の調理方法を習得する調理学実習、給食センターでの勤務を想定した給食管理、病気と栄養のかかわりを学ぶ臨床栄養学、加工食品について理解を深める食品加工学などです。

介護福祉士

日本が高齢社会になって久しいですが、それだけに高齢者や障がい者の援助や介護を行う、介護福祉士の需要は増えています。

そのため、介護福祉士の資格を有している人材は福祉施設や介護保険事務所など、様々な職場で不足している状況です。

介護福祉士の人材不足は深刻な問題となっており、求人の割に募集が少なく、転勤族の妻にとって転職活動がしやすいと言えるでしょう。

介護福祉士の資格は国家資格であり、資格取得のために厚生労働大臣が指定する介護福祉士養成施設に通学しなければなりません。

そのため、人材不足の状態は今後も長期化が見込まれており、転勤族の妻でもパートや短期間雇用で採用される可能性が高いです。

受験概要

介護福祉士の資格は高校卒業以上で厚生労働大臣が指定する介護福祉士養成施設を卒業しなければ受験資格が得られません。

また、介護関係では唯一の国家資格となりますので、取得しておくと介護職で大きな強みとなるでしょう。試験は全国の指定会場で第一次試験は1月下旬、第二次試験は3月の上旬に行われます。

一次試験は筆記で人間と社会、介護、こころとからだのしくみ、医療的ケアなどについて出題され、二次試験では実技で介助についての専門的技能をチェックされます。受験料は15,300円です。

看護師

専門職である看護師は、全国どこにでもある医療機関や社会福祉施設で就職できますので、資格を取得しておくと非常に有利です。

医療機関や社会福祉施設は今後も増加傾向が見られ、経験豊富な看護師は人材不足の状況が続くと見込まれます。また、専門職なので給与が比較的高く、勤務体系や雇用期間についての交渉がしやすくなるでしょう。

転勤族の妻にとって、就職しやすく安定した収入を得られるという点から、おすすめの資格の一つです。

ただし、看護師の資格は難易度が高く時間がかかるというリスクがあります。資格取得を目指すなら、計画的に準備する必要があるでしょう。

受験概要

看護師の受験資格は、看護大学や看護短大、または看護専門学校を卒業していることです。その上で、毎年2月中旬に指定会場で実施される国家試験に合格しなければなりません。

受験費用は5,400円で、人体の構造と機能、疾病の成り立ちと回復の促進、基礎看護学、小児・成人・老年・母性・精神看護学、看護の統合と実践など幅広い範囲について出題されます。

合格率は90%超と高いですが、学校で学んだ内容をきちんと把握している必要があります。

薬剤師

薬剤師は国家資格で、6年制の薬学部を卒業しなければ受験資格が得られません。しかし、難易度が高い分需要もあり、全国の薬局や医療機関、製薬会社で求人があります。

薬剤師の主な仕事は薬局等での調剤や患者への服薬の説明、薬の販売です。全国展開しているドラッグストアならば、転勤先の店舗に異動することも不可能ではありません。

医療機関や薬局は定時の勤務が基本ですし、薬剤師の需要が高いこともあり、パート勤務に応じるところも多いです。転勤が多く、フルタイム勤務が難しい転勤族の妻にとっては非常に有利な資格と言えるでしょう。

受験概要

薬剤師の試験は薬学部卒業、または卒業見込みのある人が受験可能です。

年1回、2月下旬~3月上旬に指定の試験会場で実施され、物理・化学・生物、薬理、薬剤、病態・薬物治療、法規・制度・倫理、実務と幅広い分野から出題されます。

難易度が高く、応用力や思考力を必要とする出題も多いため、計画的な学習が求められるでしょう。受験料は6,800円、合格から免許の取得までで3万円程度必要です。


退職理由_嘘記事用_女性修正版

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

20秒で終わる会員登録はコチラ