30代フリーターが就職すべき理由とは?就職におすすめの仕事5選も公開
現在フリーターで、将来に漠然とした危機感を感じている方は多いのではないでしょうか?
本記事では30代フリーターが就職べき理由を、30代フリーターに見られる4つのリスクからひも解いてご紹介いたします。
就職におすすめの仕事もお伝えしますので、現在20代で就職すべきか迷っている方や、30代で危機感を感じている方に読んでいただきたい内容となっておりますので、少しでも参考になれば幸いです。
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30代フリーターが就職すべき理由
では、30代フリーターはなぜ就職すべきなのでしょうか?ここでは30代フリーターに見られる4つのリスクからその理由を見ていきましょう。
正社員との賃金格差が発生するから
まず1つ目に挙げられる理由は、30代ではフリーターと正社員に大きな賃金格差が発生してしまうからです。
一般的に、フリーターの生涯賃金が約9千万円であるのに対し、正社員の場合は約1.5~2億円以上であると言われています。
【男性】
正社員 1億5150.6万円
正職員以外 9647.4万円
【女性】
正社員 1億1760.6万円
正職員以外 6982.0万円
昇給がほとんどないアルバイトに比べ、正社員は役職手当があるなど、30代以降は一気に収入の差が開きます。
正社員として働いて優秀な成果を上げれば昇給や昇進が見込めますが、アルバイトではどんなに優秀でも収入にはほとんど影響しません。また、ボーナスの有無によっても年収はかなり変わってきます。
特にフリーターの場合は貯金もしにくいため、家や車など、周りの友人や知人のようにスムーズに大きな買い物をすることも難しいでしょう。
求人の選択肢が狭まるから
次に、30代フリーターは20代までと比べて求人の選択肢が狭まることが理由として挙げられます。
30代以降を歓迎している求人は基本的に経験者を求めていることが多く、未経験者を歓迎している求人には20代向けのものが多いです。
求人や採用で年齢制限をすることは雇用対策法10条で禁止されていますが、例外として長期間のキャリア形成を目的としている場合で期間の定めなく、新卒者と同じ待遇にしている場合には、若年層に限定して募集することができます。
20代であれば今は未経験でも伸びしろがあり、体力もあるため、今から教育をすれば今後戦力となってくれるだろうと見込んで募集をかけるのです。
しかし、30代以降は就業経験はもちろんのこと、一定のスキルや能力がある前提で吟味されます。
そのため、30代の未経験者を歓迎する求人だけで見ると選択肢が狭くなり、30代フリーターには需要が少ないという現実があります。(参考元:求人情報に年齢制限を設けてはいけない理由と認められる場合の例外を紹介)
友人・知人の中で孤立するから
そして、30代フリーターは友人や知人の中で孤立しやすいことも就職すべき理由として挙げられます。
30代に差し掛かると友人や知人は、周りは役職についたり、結婚したり、子供が生まれたりと、あらゆるライフイベントを経験し出します。
同窓会や飲み会などで話していても、自分ひとりだけ話題についていくことができず、孤立感を感じてしまうかもしれません。
フリーターと生計を立てることは決していけないことではありませんが、「今何の仕事してるの?」と聞かれた時に、人によっては後ろめたさを感じて答えにくいこともあるでしょう。
また、日々友人や知人のSNSで彼らの充実した毎日を目にすると、余計に孤独を感じるかもしれません。
結婚しづらいから
最後に、30代フリーターは結婚しづらいという現実もあります。もちろんフリーターでも結婚されている方はいらしゃいますが、多くの方は結婚相手に経済面での安定を求める傾向があります。
特に子供が欲しいと考えている方であれば、養育費や教育費などお金がたくさんかかるため、余計に経済力が必要となります。
そのため、30代フリーターの方は経済面でのリスクから結婚に到達しづらい傾向があるのです。
家庭を持ちたいという方はできるだけ早く就職して、結婚や育児などを可能にできる収入を稼ぐのもひとつでしょう。
30代女性フリーターのリスク
ちなみに、30代の女性フリーターだからこそみられるリスクもありますのでご紹介いたします。
女性も結婚しづらい
先ほど、30代フリーターのリスクとして結婚しづらいことをお伝えしましたが、これは女性も同じです。
中には「今後結婚して専業主婦になる予定だから、今就職してすぐい辞めるのも気が引けるしフリーターのままでいっか」と考えている女性も少なくないかもしれません。
しかし、最近では結婚相手の女性にある程度の経済力を求める男性が増えています。
家族を養っていくことに自分ひとりの経済力に期待されるのは荷が重いと考える男性が増えており、夫婦二人で経済面を保っていきたいという考えが背景にあります。
また、ケースによっては相手の男性の家族から、フリーターであることを理由に結婚を反対される可能性もあります。
働く女性が増えている今、女性にも安定的な経済力が求められるようになっているのです。
稼げるはずのお金を失う可能性
また、結婚して子供を産む予定だからフリーターのままでいるという女性もいらっしゃるかもしれませんが、結婚から妊娠・出産までは意外と期間が空くこともあります。
そうなると、妊娠までの期間フリーターとして働くのと正社員として働くのとでは収入にある程度差がありますから、その期間もアルバイトでい続けるのは少々もったいないといえるかもしれません。
職歴の有無でその後が変わる
また、ある程度育児を終えた後などにいざ正社員として働こうと思っても、30代半ばから後半に差し掛かった就業経験なしの人材を雇ってくれる職場はあまり多くありません。
出産前に正社員や契約社員などとして働いており就業経験があれば働き口は問題なく見つかりますが、そうでない場合はなかなか就職活動がうまくいかないかもしれません。
これは、万が一離婚してしまった場合でも同じことがいえます。独り身になって生活費を稼がなければならなくなった時に、就業経験があるとないとでは就職までのスムーズさが違います。
そのため、できるだけ若いうちに一度就職しておくことが得策です。
就職を考えている人は今すぐに!
30代フリーターのリスクについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
20代のうちは正社員と収入がほとんど変わらないため、スケジュール調整がしやすくて気楽なフリーターの方が魅力的かもしれません。
しかし、先ほどもお伝えしたように30代に入るとフリーターと正社員とでは一気に収入が変わるため、フリーターは正社員ほど生活に余裕を持たせることができません。
そのため30代フリーターの方はもちろん、今20代で将来に不安がある方など、少しでも生活を安定させたい、良い収入を得たいという方は、できるだけ早く就職することをおすすめします。
しかし、これまでフリーターだった方は就職活動に不慣れで何から始めれば良いのかわからないのではないでしょうか?そこでぜひ活用していただきたいのが就職エージェントです。
【就職エージェントとは?】
専属のキャリアアドバイザーが就職活動の準備~入社までをサポートしてくれるサービスです。
カウンセリングを通じて自分に合った仕事を紹介してもらうことができ、履歴書・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらえます。
就職エージェントには経験者層に特化したものやIT業界のみ対象にしているものなどさまざまなサービスがあるため、20代・30代フリーターの方はフリーターに特化したエージェントを利用するのが良いでしょう。
たとえば私たち第二新卒エージェントneoではフリーターの方にも特化してサポートを行っている他、このようなメリットがあります。
ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。
もし就職の進め方がよくわからなかったり、短期間で就職したい方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。
30代フリーターの就職におすすめの仕事5選
では、30代フリーターの方が就職する場合には、どのような仕事であればより就職しやすいのでしょうか?ここでは代表的な5つの職種についてご紹介いたします。
営業職
まずは営業職です。これはお客様へ自社商品やサービスなどの購入を促進して契約を取りつける仕事のことを指します。
営業では、比較的その商品やサービスを購入したいという意志の低いお客様に対してもその商品やサービスの内容や利点を解説し、最終的にご購入いただけるように進めていきます。
また営業職の中でも扱う商品やサービスによって仕事の種類は多岐に渡りますが、どの営業職も人と接する仕事であるため、それぞれに向き不向きがあると考えられます。
営業職は未経験者歓迎の求人が多く特別な資格も求められない(自動車運転免許を求められるケースはあります)うえに、学歴よりも実力を大きく重視する傾向にあるため、その時点で営業のスキルがなくてもやる気があれば問題なく転職できます。
営業職にはインセンティブが設けられているケースもあるため、成果次第で高い収入を得ることも可能です。
営業職に向いている人物像はやわらかい雰囲気のある方や明るい方で、コミュニケーション能力や相手の話を聞く能力、行動力が求められます。
営業職を視野に入れている高卒者の方はぜひ、この職種が自分の性格に合っているかどうかを今一度確認してみましょう。
営業職は単に商品やサービスを売り込む仕事ではなく、お客様に「価値」を提供することのできる素敵な仕事です。興味がある人はぜひ就職を考えてみましょう。
プログラマー
次にプログラマーです。私たちが生活の中で利用するものやシステム、サービスの多くには、利便性が高まるようなプログラムが組み込まれています。
そのようなプログラムを専門的に組み上げるのがプログラマーの主な仕事です。
なお、プログラマーと一口に言っても、どのようなシステムを作成するのかによって、プログラマーとしての分類や細かい仕事内容などが変わってきます。
例えば、ショッピングサイトで商品を検索し、選び、購入手続きへ進む…このような流れは、プログラマーが作ったプログラムが作動することによって可能となっていますが、Webサイトに関するプログラムを主に行うプログラマーは「Webプログラマー」とも呼ばれます。
ゲームのプログラムを組むのもプログラマーの仕事で、キャラを戦わせたり、何かを育てたり、現在は多様な遊び方のできるゲームが数多くありますが、ゲームの動作にもプログラミングが大きく関わります。
ゲームのプログラムを専門的に行う場合、「ゲームプログラマー」とも呼ばれます。
また、私たちが日々さまざまな場面で利用するアプリを作るプログラマーは「アプリケーションプログラマー」に分類されます。
プログラマーは未経験を歓迎している求人が多く、30代フリーターの方にもおすすめできる仕事です。
プログラマーの平均年収は、20代で約350万円、30代で約430万円、40代で約500万円、全体としては大体430万円ほどと言われています。
全国の平均的な年収が440万円ほどなので、プログラマーの収入はおおよそ一般的な水準と同じ程度と言えるでしょう。
大変な側面としては、常に新しい情報をインプットし続けなければならないという難しさや、時には多忙になって残業が続く可能性、常に納期と隣り合わせというプレッシャーがあります。
しかし、集中力に自信がある方や、一人でコツコツ作業することが得意な方には特に向いている仕事です。
カスタマーサポート
次にカスタマーサポートです。カスタマーサポートは、企業の代表として顧客の疑問点やクレームに対応する仕事です。
電話やメールで対応するため顧客と非対面にはなりますが、接客の感覚に近い仕事になります。顧客の疑問点やクレーム内容を的確にキャッチアップし、素早く問題点を解消する必要があります。
企業によっては顧客からの電話を取る数のノルマや目標を設定しているところもあるため、プレッシャーは伴いますがその分インセンティブが発生したり、社内で表彰されることでモチベーションに繋がります。
コミュニケーション能力はもちろんのこと、関係各所へ迅速に連携する対応力、顧客の話に親身になって耳を傾ける傾聴力が必要な仕事です。
接客・販売
接客・販売についてはある程度イメージがつきやすいかと思いますが、単純に言ってしまえばお客様にものを売る仕事です。
ただ「ものを売る」という点で営業と似た印象をお持ちの方もおられるかと思いますが、販売は店舗などで購入意思のあるお客様に対して購入を促すのが主な仕事ですので営業職に比べて少々ハードルが低いと考えられます。
接客・販売系統の業界や職種も未経験歓迎の求人が多く、学歴も重視しない求人が多いです。
また接客・販売職も明るくやわらかい印象の方に向いており、基本的なコミュニケーション能力やわかりやすい説明をするスキルが求められますが、これらは練習すればできるようになりますので心配は無用です。
施工管理職
最後に施工管理職です。施工管理とは、安全な建築物を建設できるよう建築現場において現場指揮、管理する仕事です。
建設のスケジュール管理や、工事現場の施工や予算の管理、安全面の管理やその他必要な事務手続きなど、建築工事全般において管理業務を行います。
無資格、未経験でも就・転職することが可能ですが、その後も長く働いていくにはスキルアップをしていけるという意味でも“施工管理技士”の資格を取得しておくのが望ましいです。
具体的には「工程管理」「原価管理」「品質管理」「安全管理」と大きく4つの業務があり、異なる業務を並行して進められる方が向いています。
仕事が建築物という形で残るというやりがいや、作業員との信頼関係を築くことができるやりがいを得られます。
また、施工管理は現場の作業員の中でもまとめ役のようなポジションのため、「人をまとめることに慣れている方に向いています。
いかがでしたか?気になる仕事はあったでしょうか?
もっと他の仕事も知りたいという方や、気になる仕事はあるけど自分に合っているのか不安だという方は、ぜひ私たちにご相談ください。
専属のキャリアアドバイザーが親切丁寧に対応させていただきます。
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
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