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【履歴書】受かる志望動機の書き方!フリーター期間の説明や自己PRのコツも!

就職活動や転職活動の際には、書類選考で履歴書の提出が求められることが一般的です。しかし、履歴書を作成しようと思っても思うようにうまく作成することができずに悩む人は少なくありません。

特に、フリーターだった期間がある人にとっては一般的な書き方と変えるべきであるか迷うこともあるでしょう。そこで、フリーターの履歴書の書き方について詳しく解説します。

就職活動でこんな悩みを抱えていませんか

目次

  1. フリーター期間は履歴書でどう説明すればいい?
    1. 【記入例つき】「アルバイト→正社員」の場合
    2. 【記入例つき】「正社員→アルバイト→正社員」の場合
    3. アルバイト期間が短いor短期バイトを繰り返していた場合
  2. 【リンク】フリーターから就職するための準備&ポイント
  3. 履歴書の謎10選!気になってたこと一挙解説!
    1. 履歴書のサイズはどれ?
    2. 「手書き」と「パソコン」どっちで作成すべき?
    3. 書き間違えたら修正液は使っても良い?
    4. 返送された履歴書を再利用していい?
    5. 履歴書に空白を作ってもいい?
    6. 学生時代のアルバイトも職歴に入れていい?
    7. 職歴に退職予定日を書くべき?
    8. 「以上」の使い方
    9. 履歴書に「書くべきこと」と「書かない方がいいこと」は?
    10. 職務経歴書は必要?
  4. 合格する履歴書とは?フリーターの書類選考で見られている点とその理由
    1. 「仕事を続けてくれるかどうか」「なぜフリーター期間があったのか」
    2. 自己PRと志望動機を書くなら採用担当の懸念を払拭しよう!
  5. 【フリーターの方に捧ぐ!志望動機の作り方Part10】面接を活かす志望動機とダメにする志望動機って?
  6. アルバイト経験のアピール方法
  7. フリーター向け・自分のアピールポイントの見つけ方
    1. 自分の長所を周りの人に聞いてみる
    2. アルバイト経験の他、部活や勉強の経験から探す
  8. フリーター向け自己PR・例文
  9. フリーター向け志望動機・例文
  10. おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

フリーター期間は履歴書でどう説明すればいい?

就職活動や転職活動の際に提出する履歴書は企業に対して自分をアピールするための重要なツールであり大切なチャンスとなります。履歴書が通らなければ先のステップに進むこともできません。

そもそも履歴書とは、志望者の経歴などについて詳しく記した書類のことです。氏名や連絡先のほか学歴や職歴などについても時系列で記載し、その内容は選考の際に重要な資料となります。

学歴は、高校や専門学校など、義務教育終了後に通った学校についてだけ記載することが一般的です。

一方、職歴については基本的にすべての経歴について記載します。ただし、市販の履歴書を使用する場合だとスペースに制限があることが通常です。

このため、複数の仕事経験がある場合だと、既定のスペースにすべての職歴を書ききれないケースもあります。そのような際には履歴書とは別に提出する職務経歴書に詳細を記入することも可能です。

職務経歴書とは、勤務していた企業名や配属部署名などだけを書く履歴書とは異なり、どのような業務をしていたかなどについて詳細に明記する書類をいいます。

履歴書や職務経歴書は事実をありのままに書けば完成させることはできます。しかし、企業にしっかりと自分の存在をアピールしたいのであれば、ただ必要事項を埋めていくだけではなく工夫して作成することが必要です。

特にフリーター期間がある人の場合は経歴欄の書き方のポイントが異なるため注意が必要となります。

そこで、ここからは職歴のケースごとに履歴書の経歴欄の書き方のポイントと具体的な書き方例を紹介しましょう。

【記入例つき】「アルバイト→正社員」の場合

学校を卒業した後アルバイトとしてしか働いた経験がない人のなかには、履歴書に記載できるような職歴がないと悩む人もいます。

しかし、アルバイトであっても仕事経験に変わりはありません。履歴書にアルバイトとして働いた自分の職歴を書くことは可能です。

そもそも、企業は過去の就業先での雇用形態を知りたいために職歴の提出を求めているわけではありません。

具体的にどのような仕事をしていたかを知ることで、自分の企業で活躍してくれる人材となるかどうかを判断するために提出を求めています。

そのため、応募する仕事に活かせるような業務に就いたアルバイト経験を持っているのであれば、積極的にアピールしたほうが効果的です。

ただし、アルバイトの職歴を記載する場合には実務経験について気を付けなければいけません。

実務経験があることを応募条件のひとつとして挙げている企業のなかには、〇年以上といったように実務に就いていた期間の最低年数を制限しているところもあります。

このようなケースでも、正社員と同じような労働時間体制で働いていたのであれば特に問題はありません。しかし、週に数回、あるいは1日数時間の勤務であった場合には要注意です。

同じように1年間業務に携わっていたとしても、実際にその業務を行っていた時間はフルタイムの人とは異なってくるからです。

1日7時間で月曜日から金曜日まで働いていた人と、1日4時間で週に3回の出勤だった人とでは、業務を行っていた総時間数は大きく違ってきます。

そのため実務経験を正しく伝えるために、フルタイムではない場合には実働時間や勤務年数についても具体的に併記することが必要です。

これらの注意点を踏まえたうえで、アルバイトから正社員となることを志望している場合には次の例を参考にして履歴書の記載を行うとよいでしょう。

まず、履歴書の学歴・職歴欄には会社名を正式名称で書くことは基本です。「株式会社」なども略して書いてはいけません。アルバイトで働いていた場合には、最初に「株式会社〇〇社アルバイト入社」と書きます。

さらに、志望する業務と同じ業務内容のアルバイト経験を持つ場合には「〇〇店にて販売業務に従事」と担当した業務についても書き添えておきましょう。

加えて「接客、品出し、在庫管理を担当」といったように具体的な業務の内容も付け加えておくと、わかりやすくなります。

また、応募条件として「実務経験〇年以上」と書かれている場合には「〇〇社アルバイト入社」や業務内容の記載に続けて「週実働〇時間〇年間勤務」と記しておくことも必要です。

当然ながら、実働時間が応募条件で指定されている実務経験年数を超えていることは必須となります。

【履歴書へのアルバイト経験 記入例】

20??年 ?月 株式会社○○入社(アルバイト)
       ××職として勤務
20??年 ?月 一身上の都合により退職

※(株)などと略さず「株式会社」と明記する
※入社と書いたあとに(アルバイト)などと雇用形態を明記する
※退職理由のすべてを書く必要はない
※アルバイト経験をアピールしたい場合には職務経歴書も使用OK

【記入例つき】「正社員→アルバイト→正社員」の場合

正社員の経験がある場合には、正社員として働いていたときの職歴は履歴書に記載するメインの経歴となります。一方、正社員として勤務した後のアルバイトの経験については状況に応じて記載するようにしましょう。

応募する仕事とは全く関係がない業務であるなど、特段仕事経験のアピールにもならない場合には記載しないというのも方法です。

さらに、仕事に対する一貫性がないなど記載することによって印象が悪くなってしまう可能性がある場合には記載しないほうがよい場合もあります。

しかし、ある程度長い期間アルバイトをして過ごしていたのであれば、アルバイトの職歴を記載するのも選択肢です。

この場合はアルバイトの職歴を書かないとその期間の経歴が空白期間となってしまい、採用担当者の印象を悪くしてしまう可能性があります。

無職ではなく、きちんと仕事を続けていたことをアピールしておきたいのであればアルバイトの職歴もすべて記載しておくほうがよいでしょう。

ただし、アルバイトの職歴を記載するのであれば一度正社員として入社した会社を退職して、あえてアルバイトに就いた理由を明確にしておく必要があります。

一般的には、アルバイトよりも正社員として働くほうが給与や待遇面などでメリットが多いため、なぜ正社員を辞めてまでアルバイトとして働き始めたのかと採用担当者は疑問を持つからです。

通常であれば、個人的な事情に関わることであるため退職理由を詳細に記載する必要はなく、「一身上の都合により退職」と書けば問題ないこととなっています。

しかし、理由を言わないことがマイナスに働いてしまうようなケースではきちんと具体的な理由を明記することが大切です。

アルバイトとして働いていたことが不利となる場合には正社員として働いていた企業の退職の記載に添えて具体的な理由を書いておきます

理由の内容は、応募する企業への入社に備えた準備期間を過ごすための退職であることを書くとマイナスの印象を持たれにくい傾向です。

たとえば、「〇〇の資格取得のため退職」といった書き方があります。ただしこの場合は記載する資格は志望している業務に役立つものであること、また、退職してまで勉強しなければいけないレベルの高いものであることが必要です。

さらに、履歴書を書く段階で既に資格を取得済みであれば効果的となります。既に資格を取得しているのであれば、退職の記載の後にさらに「〇月取得済み」と書き添えておくようにしましょう。

また、病気や育児、家族の介護、女性であれば出産なども正当性がある理由です。

ただし、病気などの場合には現在はすでに勤務に支障がない状態であることを明記しておかなければいけません。

具体的には「病気の治療のために退職(〇月〇日現在、完治)」といった書き方をするとよいでしょう。

【履歴書の記入方法】

20??年 ?月 株式会社○○入社
20??年 ?月 一身上の都合により退職
       退職後、××職のアルバイトに従事(?ヵ月)

アルバイト期間が短いor短期バイトを繰り返していた場合

先で解説したとおり、アルバイトも履歴書に記載できる職歴です。応募している業務にプラスとなる職歴だったり、記載しないと職歴に長い空白期間ができてしまったりする場合には、記載しておいたほうがよいケースもあります。

しかし、同じアルバイトであっても働いていた期間が短かったり、短期バイトを繰り返していたりといった場合には気を付けなければいけないポイントがあります。まず、履歴書への記載方法です。

通常であれば、職歴は1社ずつ記載することがルールですが、短期バイトを繰り返していたケースではすべて書く必要はありません。

応募する業務に最も関わりのある業務を行った企業名を代表として挙げ、「〇〇株式会社他」と書くのも方法となります。

また、上記と同じくアルバイトとして働いていた期間が短かったり、短期バイトを繰り返していたりといった場合には履歴書の書き方に工夫が必要です。

短い期間しか働いた経験がないと知ると、「採用してもすぐに辞めてしまうのでは」と採用担当者が不安に感じてしまう可能性があります。

アルバイトの職歴の記載が不利とならないためには、採用担当者がマイナスのポイントをプラスに感じてもらえるようなアピールポイントを挙げることが大切になります。

短い期間でも仕事を通して得るものがあったなら、それを強くアピールするのも手段です。また、複数の企業で得た経験を採用されたときに企業で活かしたいという思いを訴えるのも手段です。

たとえば、フリーター期間の間にさまざまな企業に勤めたことによってあらゆる事務職を経験できる場合もあります。

「一般事務や営業事務、経理事務まで幅広く経験」と職歴に記載しておけば、人手が足りずに1人で複数の業務を担当するような企業では喜ばれる人材となる可能性もあるでしょう。


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【リンク】フリーターから就職するための準備&ポイント

フリーター生活から正社員への就職を考えたものの、何から始めればいいのかわからない!という方も多くいらっしゃることでしょう。

まず、皆さんは自分がどうして正社員に就職したいと思ったのか、明確に把握できているでしょうか?

フリーターの就職活動においては、自分が納得できる理由や希望を軸に就活をすすめることが成功への近道となります。

お金をたくさん稼ぎたい、プライベートを充実させたい、安定した雇用に就きたい、将来の生活を豊かにしたい、将来起業したい・・・。

仕事探しを行う際には、それぞれの希望に沿った企業や職場を探す必要があります。ぜひ今一度、自分の心の声に耳を傾けてみてください。

また、正社員とフリーターの生活の違いを知ると「今すぐ正社員になりたい!」と感じる方も多いかもしれません。このコラムではそれについても記載しています。

他にもだいたいどのくらいの期間で就活を成功させるようにゴールを設定すべきかなど、これから正社員を目指す方に知っていただきたい情報がたくさんあります。

ぜひ就活に必要なポイントを押さえ、フリーターから正社員になるために必要な情報を知ってください!もっと読みたい方はこちらをCheck!

履歴書の謎10選!気になってたこと一挙解説!

実際に履歴書の作成を始めてみると、さまざまな疑問が生まれてくるものです。そこで、ここでは、履歴書の書き方について多く見られる質問を紹介します。

履歴書のサイズはどれ?

1つ目として、履歴書を書くにあたり最初に迷いやすいのが使用する用紙のサイズです。

履歴書は市販のものを購入して利用する人が多くなっています。しかし、店頭にはB5とA4の2つのサイズが並んでいることがあるため、どちらを選ぶべきか悩んでしまうこともあるでしょう。

ビジネスの書類といえばA4を使うことが主流となっていることから、なかにはA4サイズの履歴書を送るべきだ考える人もいますが、実は用紙のサイズに決まったルールはありません。企業から指定がない限りどちらのサイズを使うことも可能です。

ただし、実際にはB5サイズを使用している人のほうが多い傾向にあります。B5サイズはB4二つ折りの大きさで、A4と比べると小さめです。そのため、記載できるスペースもやや少なくなります。

記載したいことが少ない場合には、もともと書くスペースが少ないB5のほうが作成しやすいでしょう。

反対に、できる限り多くの自己アピールをしたいと考えているのであればA4のほうが便利です。

どちらのサイズであってもマナー違反と思われることはないため、履歴書は自分にとってメリットのあるサイズ、あるいは、記載されている項目内容で選ぶことがポイントとなります。

「手書き」と「パソコン」どっちで作成すべき?

次に、2つ目として多くある質問が「手書き」と「パソコン」のどちらで作成するべきかということです。

パソコンが普及し、手書きで文章を書く機会はかつてと比べると少なくなっています。手書きのほうが気持ちのこもった丁寧な印象がありますが、不慣れな手書きではなく慣れたパソコンで作りたいと考える人も少なくありません。

特に、「自分は字を書くのが苦手なんだよなぁ…」と考えている人にとってはパソコンで作成したいと考えることでしょう。

この疑問に対する明確な答えは、実はありません。履歴書をどのように作成しなければいけないかというルールはなく、企業によって評価はまちまちです。

実務で活用できるパソコンスキルを持っているかを見るために、パソコンによる作成を評価する企業もあります。しかし一方では、丁寧に字を書く人かをチェックすることでその人となりを見極める際の参考にすると話す採用担当者もいるのです。

また、どちらで作成してもまったく気にしないところもあります。ただし、履歴書はフォーマットができ上がっている市販のものを利用するケースがほとんどです。このため、実際に多いのは手書きによる作成となっています。

書き間違えたら修正液は使っても良い?

また、3つ目として迷いやすいのが書き損じをしてしまった際の対応です。履歴書を手書きで作成する場合、書き間違いをしてしまう可能性があります。

手書きをする際には原則、シャープペンシルや後から消すことができるタイプのボールペンを使用することは禁止です。修正液も使ってはいけないことになっています。

選考を左右する重要な書類であるため書く際には緊張して間違えやすくはなりますが、間違えると訂正することはできないため十分に注意して記載するようにしましょう。もしも間違えた場合には新しい履歴書を一から作成する必要があります。

返送された履歴書を再利用していい?

さらに4つ目として、返送された履歴書を再利用していいかというのも迷うことがあるポイントです。

企業のなかには不採用になると履歴書を返送してくるところもあります。1度企業に送付した履歴書でも通常であればきれいな状態のままです。写真を貼り付け丁寧に記載した履歴書を無駄にしたくないと使いまわしたくなることもあるでしょう。

しかし、学歴や職歴などのようにまったく同じ内容で提出してもよい記載事項もありますが、志望動機などは企業ごとに異なった内容で書かなければいけません。

また、そもそも履歴書には日付を記載する欄があるため返送された履歴書の使いまわしは不可能です。

履歴書に空白を作ってもいい?

5つ目として、履歴書に空白を作ってもよいかについても疑問に感じやすい点です。履歴書は自分をアピールするチャンスであるため、できる限り空白を作らずにスペースを有効利用することが大切となります。

空白のスペースが多ければ多いほど、アピールできるポイントが少ないと判断されやすくもなります

ただしだからといって、当然ながら、ありもしないことを書くことはいけません。また、穴埋めするだけの浅い内容を書いても逆効果になる場合があるため注意が必要です。

どうしても書くことが思いつかない場合には、空白を作らずに済みそうなスペースバランスで構成されている履歴書を利用するようにしましょう

例えば取得している資格があまりない場合には、資格の記入欄が少ない履歴書を使うと困らずに済みます。

しかし、それでも空白ができてしまう場合には「特になし」などと記載をしておきましょう。何も書かれていない欄があると、書き忘れであるのかわからず採用担当者を悩ませてしまうことがあるからです。

学生時代のアルバイトも職歴に入れていい?

さて、6つ目として学生時代のアルバイトも職歴に入れていいかも気になるポイントとなることでしょう。

自分にとってプラスのアピールとなる内容であれば基本的にアルバイトの職歴も履歴書へ記載すべきです。しかし、それはあくまでも社会人になってからの職歴です。

学生時代のアルバイト経験は転職活動のルールでは職務経歴とはみなされないことが一般的となっています。卒業後に就いた仕事の経歴から自己アピールするようにしましょう。

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職歴に退職予定日を書くべき?

さらに、7つ目として現在も何かしらの仕事に就いている場合だと、職歴に退職予定日を書くべきかについても頭を悩ませやすいポイントです。

次の仕事が決まるまでは現在働いているところに退職する旨を伝えない人もいます。そのようなケースでは、退職日を明確に記載することはできませんし、一方で履歴書には決定していない未定事項を書くことも許されません。

実際に退職日が決まっていないのに、だいたいの目安で書くことは後でトラブルのもととなる可能性もあるため避けましょう。

ただし、応募先の企業にも採用スケジュールの都合があるため、目安であることを記載したうえでなら退職予定日を書くことができます

たとえば「〇月〇日退職予定」「〇月〇日以降であれば入社可能」といった書き方で示しておくと親切です。

「以上」の使い方

続けて8つ目として挙げられるのが、意外と迷いやすい「以上」の書き方です。履歴書では、学歴・職歴欄の改ざんが起こらないように「以上」という言葉を締めとして記入することになっています。

「以上」と記載する場所は、学歴・職歴のすべての必要事項を記載した最終行の次の行で、右寄りです。

最後の行まで職歴を記載している場合には、職歴の最後の記載をした行と同じ行の右端に「以上」と書きます。枠外に書くことは避けなければいけません。

履歴書に「書くべきこと」と「書かない方がいいこと」は?

そして9つ目として自分が記載しようとしている事項が実際に履歴書に書くべきものであるのか、書かないほうがよいものであるのかも悩みやすいポイントです。

履歴書への記入は一定のスペースに制限されているため、本当に大切なことだけを記載することが重要となります。無駄な記載ばかりがある履歴書は空白スペースの穴埋めばかりの内容と捉えられかねません。

また、不要な記載が多い場合には採用担当者の読む手間を無駄に増やすこととなってしまい、印象が悪くなります。

たとえば、学歴欄であれば義務教育の経歴は書かなくてもよい内容です。また、資格欄では、仕事に関わりのないものは書く必要はありません

たとえば、パソコン系や語学系の資格は書いたほうがよいものですが、個人的な趣味の資格などは記載不要です。

また、仕事に関わりのある資格であっても自己アピールとなるような一定のレベル以上の資格でなくては書く意味はなくなります。

職務経歴書は必要?

最後に10個目としては、職務経歴書の必要性も悩みどころでしょう。応募する際に必ず求められるものが履歴書です。しかし、履歴書とは別に職務経歴書の提出が必要となるケースもあります。

一般的に新卒の就職活動では履歴書だけを提出し、転職活動の場合には職務経歴書も求められることが通常です。

職務経歴書は過去の詳しい職歴について記載する書類であるため、職歴がないことの多い新卒では原則不要とされています。

一方、過去に就職経験のある場合には職務経歴書の提出が必要になることが多い傾向です。

企業から職務経歴書の提出を求められていないのであれば提出する必要はありませんが、求められている場合には必ず提出するようにしましょう。求められている書類を提出しないと選考を進むことができなくなります。

また、履歴書に記載した内容のほかに書くことはないと思っても、過去の仕事を通じて学んだこと、得た経験、キャリア、スキルなど探せば何かしらあるものです。

自己アピールのチャンスを自ら無駄にすることは損になってしまいますので、ぜひ今一度自分の過去の経験を振り返ってみてください。

合格する履歴書とは?フリーターの書類選考で見られている点とその理由

履歴書には採用担当者がチェックすることの多いいくつかのポイントがあります。チェックされやすいポイントをしっかりと押さえて履歴書を作成することは、選考を通るための大切なポイントです。

そこで、ここでは、フリーターの書類選考において採用担当者がチェックしやすいポイントを詳しく解説します。ポイントごとに対策も紹介しておくので、履歴書作りの際には参考にするとよいでしょう。


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「仕事を続けてくれるかどうか」「なぜフリーター期間があったのか」

採用担当者は、応募してきた複数の志望者のなかから入社後にしっかりと貢献してくれそうな人を選びます。

そのため、実際に業務への活躍が予想しやすい職歴や資格、入社の熱意が判断しやすい志望動機などは重要なチェック項目です。

ただしフリーターの書類選考の場合、本人の実力やスキルなどとともに、会社への定着の可能性についても注目しています。そのため、職歴欄の転職回数や退職までの期間はチェックされやすいポイントです。

また、フリーター期間があった理由も採用担当者にとって気になる事項となっています。

フリーターをしていた理由が正当性のある内容であれば特に大きな問題とはなりません。たとえ、フリーターをしていた期間が長期間であっても、採用担当者が納得できるような筋の通った理由であれば選考に大きな影響を与えることはないでしょう。

しかし、きちんとした理由もなくフリーターをしていたように見える場合では選考で不利になってしまうことがあります。仕事に対して無責任であると判断されてしまったり、採用後に再びフリーターに戻ってしまう可能性を懸念されるからです。

どんなに素晴らしい人材であっても、採用後すぐに退職されてしまっては企業にとっては大きなマイナスです。

会社は1人の人を採用するために、お金も時間も多くかけています。そのため、採用したら長く仕事を続けてくれるかどうかは選考の際の重要なポイントです。

履歴書を作成する際には、フリーターであったことや以前の仕事を退職したことへの明確な理由をきちんと明記しておくようにしましょう。

また、その理由は必ず説得力を持った内容であることも必須です。さらに、今までフリーターだったのに、なぜ今回正社員を目指そうと思ったのかについてわかる記載もあると、より万全でしょう。

自己PRと志望動機を書くなら採用担当の懸念を払拭しよう!

自己PR志望動機の欄は、基本的には自分が会社に貢献できる人材であることをアピールするために、自分の魅力や企業への思いを紹介する欄です。

具体的には入社後に活かせる経験やスキル、入社に向けた意欲や熱意、なぜ志望したのかの理由などを記載します。選考で重要視される項目であるため、採用担当者が懸念しそうなポイントを解決してもらう場として上手に利用しましょう。

効果的に利用したいなら自分の良い点をただ単純に羅列したり、テンプレート通りに記載したりするだけでは不十分です。特に、テンプレートをそのまま利用することは志望の熱意がないと判断されかねません。

採用に関わる担当者はどのようなテンプレートがあるかほぼ把握していると考えておいたほうがよいでしょう。採用担当者に対して、フリーターとして働いていたことを弱みではなく強みと感じさせるようにするためには工夫してアピールすることが必要となります。

たとえば、フリーターとしてさまざまな仕事をしていると幅広い業務への対応力を養うことができ、高い経験値を持てることは少なくありません。

さらに、新卒者や転職経験がない人に比べてフリーター経験者のほうが自分にとって本当に適した仕事はどのような業務であるかを見極めるチャンスは多く持っていたはずです。

さまざまな仕事を経験したフリーター期間を過ごしてきたからこそ、自分が本当にやりたいことを見つけることができたということもあります。

そのため、やりたいことを見つけることができたという切り口から今後は長く仕事に従事していきたいという思いを記載するのも良い方法です。

また、「多くの仕事を経験した末に自分のスキルを活かせる仕事を見つけられたので貴社を選んだ」といった流れで志望動機をアピールするのも手でしょう。

その際には、どのような経験を活かせると考えているのかを具体的に明記することが必要です。ほかの企業でも活かせるような経験ではなく、その企業だからこそ活かせる内容であると志望動機を強くアピールすることができるようになります。

フリーターの経験を活かして「今後は長く働きたい」という明確な理由をきちんと示すことさえできれば、すぐに辞めてしまうのではと考える採用担当者の懸念を払拭できる可能性は高くなります。

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【フリーターの方に捧ぐ!志望動機の作り方Part10】面接を活かす志望動機とダメにする志望動機って?

フリーターの方かどうかにかかわらず、企業採用で非常によく聞かれる質問の一つに「志望動機」が存在します。

志望動機は人材採用を行う上で企業側が注目するとても重要なポイントの一つ。だからこそその志望動機の書き方次第で他者と大きく差をつけることも、逆に後れを取ることもあります。

企業面接で問われることの多い志望動機ですが、多くの企業では履歴書と面接の両方でその内容を問います

履歴書は時間をかけて書くことができます。またインターネットで「志望動機」と検索すれば参考になるサイトを多数見つけることができるため、一度型を決めれば、簡単に書くことができます。

しかし、問題は面接で問われる志望動機です。面接では志望動機について聞かれることが多いものです。

せっかく履歴書に素晴らしい志望動機が書かれていたとしても、面接の答え次第ではマイナスイメージにつなげてしまうこともあります。

しかし、他者を引き離すほどのプラスイメージを抱かせることもできます。では、両者の違いは一体どこにあるのでしょうか。

このコラムではこのように、面接を活かす志望動機とダメにする志望動機について考えます。もっと読みたい方はこちらをCheck!

アルバイト経験のアピール方法

社会人となってからのアルバイトであれば職歴として記載することはできますが、ただ働いていたという事実だけでは、志望動機としては不十分です。採用して企業にとってプラスとなる人材であることきちんとアピールしなければいけません。

入社後も仕事に対して熱意をもって取り組むか、また働き始めてからも成長が期待できる人物であるかどうかについての判断を採用担当者は「アルバイト経験で何を学んでいるか」から見極めます。

まず、そもそもアルバイト経験で学んだことを明記することは業務を淡々とこなしてきたわけではなく、仕事を通して何かを学ぼうとする姿勢を持って仕事に取り組んできたということのアピールになります。

またアルバイト経験で学んだことを書く場合、何を学んだかについて以外にも学んだことで自分がどのように成長できたかという具体的なエピソードも併せて書くことも大切です。

たとえば、コンビニエンスストアでアルバイトしていたときに、仕事で工夫する楽しさを学んだとします。ただし、それだけの記載では不十分となるため、具体的にどのような経験から楽しさを知ったのかを書くことが必要です。

「売り上げが上がらない商品があったため、来客の行動の特徴を観察し、陳列の方法を工夫したら売り上げが上がった」ときの喜び体験などを併せて書くと、よりリアルな記載となります。

具体的な記載であればあるほど、採用担当者がその後の成長の可能性をイメージしやすくなるため効果的です。

また、アルバイトの経験で学んだことがその企業の仕事で活かせる内容であることも大事なポイントとなります。

どんなに素晴らしい学びを得ることができていたとしても、その企業の仕事に役立てることができなければ意味がありません。そのため、アルバイトを通して学んだことをその企業のどのような業務で役立てたいかも併せて書いておくことが重要となります。

起きたことを自分なりの視点で冷静に捉えて知識や経験として吸収し、それを状況に応じて次のステップに活かせる人と判断されれば将来に期待が持てる人材であるという評価を得ることもできます。

ただし、アルバイト経験をどのように役立てたいかという考えはその企業が求めていることと一致していなければいけません。

企業に求められていることを正しく見極めるためには、その業界や企業の業務内容について事前にしっかりと研究をしておくことが必須となります。

【アルバイト経験のアピールのコツ】

①アルバイト経験の内容がその企業の仕事に活かせることが前提
②アルバイト経験から学んだことを、具体的なエピソードと共に伝える
③「アルバイト経験をどう業務に活かしたいか」という考えは、企業が求めていることと一致させる

フリーターの就職活動でこんな悩みを抱えていませんか

フリーター向け・自分のアピールポイントの見つけ方

転職活動では、数多くのライバルよりも自分を選んだほうが企業にとってプラスになると評価してもらわなければ採用となりません。

そこで、フリーターであっても自分を上手にアピールするために、アピールポイントの見つけ方や状況別のアピール方法の具体例を紹介します。

自分の長所を周りの人に聞いてみる

アピールポイントとは、特別な資格やスキルを持っていることだけではありません。コミュニケーション能力や統率力、協調性など性格などの面であっても、仕事で役立てることができるポイントであればアピールの材料となります

アピールできるポイントを探すためにはとりあえず、自分の長所と考えられることを思い付くままに書き並べてみるのも方法です。

自分で考えるだけではアピールポイントを挙げることができない場合には、周りの人に聞いてみるのも良い方法でしょう。

第三者の意見を聞くと、自分では気付くことができないような思いもよらない長所を見つけることができるケースも多いため有効です。

加えて、自分自身では自信を持っていえない長所でも、他人から客観的に評価してもらえるポイントなら堂々と強みであると記載することができるようにもなります。

また、どうしても長所が思い付かない場合には逆に短所を書き出してみる方法もあります。

実は、短所と長所は表裏一体です。短所であるように感じる部分でも、表現の方法によって長所としてアピールすることができます。

たとえば、楽観的な性格は裏を返せばポジティブ思考ということでもあります。また、人の意見に流されやすいことを短所と捉えられている人でも、見方によっては協調性があるともいえるのです。

そのため、自分の短所を書き出して、それを長所として記載すればしっかりとしたアピールとなります。

アルバイト経験の他、部活や勉強の経験から探す

仕事に役立てることができるアルバイトの経験も立派なアピールポイントです。ただし、アピールポイントを探せるのはアルバイト経験だけではありません。

部活勉強についての経験であっても自分をアピールするための材料にすることはできます。

たとえば、部活や勉強で成果を上げるためにはそれに至るまでの間に努力をすることが必要です。努力を続ける忍耐力や継続力は仕事をするうえでも大切な力です。

さらに、結果をきちんと出した経験であればその過程の計画性や実行力も仕事に役立てられるポイントと評価されることがあり、さらに効果的なアピールとなります。

成功体験が資格の取得や受賞歴などで表記できればアピールの効果は一層高まることでしょう。ぜひ、幅広い視野から自分のアピールポイントを探してみましょう。

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フリーター向け自己PR・例文

まずは、アルバイトの経験から自己PRや志望動機を書きたいときの書き方例です。たとえば、書店の販売員をしていた経験がある人の場合には、書店員としての業務をこなしてきたことだけの記載ではアピールにはなりません。

次に紹介する例のように、自己PRでは仕事への積極的な取り組みとそれによる成果も併記することが求められます。

「私はアルバイトとして半年間、書店で販売の仕事をしていましたが、段々とお客様の入りが悪くなってきたため他のスタッフと相談して対策を取ることにしました。
そこで、ハンドメイドが得意であった私は、児童向けコーナーを手作りでかわいく装飾するイメージチェンジを提案し、ほかのスタッフとともに実行しました。
すると、親子連れの客が増え、売り上げを戻すことができました。
この経験から、問題改善に向けて常に工夫を行い、周囲の人と協力することは良い結果につながることを学ぶことができました」

フリーター向け志望動機・例文

さらに、志望動機であれば経験を役立てることができる具体例を添えて、入社後の明確な目的を記載することが大切です。たとえば以下のように書くのも方法のひとつではないでしょうか。

「貴社に入社できた場合には、アルバイトでの経験を活かし、さらに店舗装飾についてのセンスを磨くことに努めながら、他のスタッフと協力して各店舗のお客様に常に関心をもってもらえるようなニーズに合ったディスプレイ作りに貢献していきたいと思います」

また、複数のアルバイトを経験してきた人がホテルのフロント業務を志望している場合には、志望動機を次のように書くこともできます。

「私は雑貨店や居酒屋、本屋でアルバイトをしてきました。職場はさまざまですが、いずれも担当してきたのは接客業務です。お客様の層も異なるため、職場に応じた接客のスタイルを常に考えながら業務に務めてきました。入社した際には、これらの経験を活かして、ホテルに来られるお客様ごとに、それぞれのニーズに合った気遣いとサービスができるスタッフとして働きたいと思っています」

仕事をいくつか変えてはいますが、接客業という仕事内容の一貫性があることをアピールしておきます。また、仕事でどのように経験を活かしたいかについて具体的に取り上げている点もポイントです。

フリーターの就職活動でこんな悩みを抱えていませんか_2

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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