ニートから就職!未経験からでもおすすめできる職種5選
今現在、仕事をしておらずいわゆるニートの状態にある…という方もいらっしゃるでしょう。
毎月の安定した収入がない状態では自分のしたい事も満足にできず、買い物も控えなければならないし、遊びに誘われても快諾できない…という困窮した状態に陥りがちです。
本記事ではニートからの就職におすすめの職種や、職場探しにおすすめのサービスなどを紹介していきます。
ニートからの就職に!おすすめ職種
ニート状態から脱する決意をしたものの、「仕事がしたいけど、職歴がない状態からは難しいのでは…」「再就職したい、でもブランクが気になる…」と、疑問や不安が湧き起こる人は少なくありません。
本項目では、職歴や経験に自信がない方が就きやすい職業・未経験者を歓迎している業界を紹介します。
介護職
日本では少子高齢化が深刻に進んでおり、その結果高齢者の生活のサポートを行う介護職も人手不足に悩まされる事となりました。そのため、未経験からの採用を積極的に行う企業が増えています。
介護の仕事には様々な形態があり、利用者の自宅に訪問する在宅サービス、施設に入居している高齢者の生活サポートを行う施設入居型などがあります。
よくイメージされるのは施設入居型の介護かもしれませんが、長期間の入居ではなくリハビリなどを通して自宅での生活に復帰する事を目的としたサービスも存在します。
介護職を志望する際には、応募する企業がどのようなサービスを提供しているのかを確認しておくと入社後もギャップなく取り組む事ができるでしょう。
また、利用者さんやご家族の方と日常的に接する事となりますので、コミュニケーション好きな方は特にやりがいを感じられる職場といえます。
ただし、介護業界を目指すにあたり一つ覚えておきたい事があります。
それは無資格の場合は従事できる業務が限られ、給与や役職もそれに応じたものとなるという事です。
そのため、無資格で働く人の多くは仕事をしながら資格取得を目指しています。
およそ3年の実務経験を積むと、福祉系高校や専門学校の課程修了が受験要件である国家資格「介護福祉士」の試験へ挑戦できるようになります。
つまり、ゼロからのスタートでも働く中で着実にキャリアアップを目指せる仕事なのです。
人のために地道に頑張る事ができる、人を助ける仕事がしたい。そんな人であれば力を伸ばしていける業界といえるでしょう。
清掃業
清掃業も、無職の状態から取り組むにはおすすめの仕事です。
ゴミ拾いやビル内清掃、ホテルなど仕事内容や働く場所は様々ですが、求められるスキルが特殊でない場合が多く、まったくの未経験からでもこなしやすいといえるでしょう。
また、書類上やインターネット上での処理ではなく、目に見える形で「空間がきれいになる」という成果があります。日々ゴールがあるため、慣れればとても達成感のある仕事といえます。
こういった半ばルーチンの業務は、いずれロボットなどに取って代わられるのでは?と心配されがちです。
しかし、導入そのものに莫大な費用がかかるほか、人間のように健康管理が自分でできない分メンテナンス費用・維持費用もかさみます。
つまりは、むしろ介護に並ぶ「今後もなくならない仕事」として、安定を得られる職業といえるのです。
そして、実はキャリアアップも可能なのが清掃業。経験を積む事で、「建築物環境衛生管理技術者」など国家資格の試験を受けられるようにもなります。
安定した業界でコツコツ働きたいという人に是非おすすめしたい仕事です。
ドライバー
これから何を仕事にしようか悩んでいる方の中には、運転が好き!という人もいるのではないでしょうか。
そんな方に是非おすすめしたいのがドライバー職。トラックドライバーやタクシー運転手など、人やものを目的地に送り届けるのが仕事です。
タクシー会社に勤務する場合は、隔日勤務や夜勤などユニークな勤務形態を活かした自由度の高い生活を送る事ができます。特にプライベートを重視したいという方に向いている環境といえるでしょう。
ですが、タクシーは人を乗せるため多少の会話が発生します。人と会話をするのが苦手…という人には、トラックドライバーの志望をおすすめします。
運転中は一人で仕事をする事がほとんどですし、また長距離を走るほど報酬も増えていきます。
黙々と仕事をしたい…という人、仕事に積極的に取り組みたくさんお金を稼ぎたいという人に適した仕事はこちらかもしれません。
基本的には、大型のトラックになるほど重い荷物を載せて長距離を走ります。つまり、トラックが大きくなるほど収入も増えていくという事です。
ただし、ここで注意しておきたいのが、トラックを運転する際の免許の種類。
運転する車両が3.5トン未満であれば、普通自動車運転免許を所持していれば問題ありません。
ですが、4トンからは異なる免許を取得する必要がありますので覚えておきましょう。
4トン車に乗る場合は「中型自動車免許」、車両総重量11トン以上の大型トラックでは「大型自動車運転免許」の取得が必要です。
IT業界
IT技術に特化した専門学校や大学を出ていなければ、IT業界での就職は難しい…と考えていないでしょうか。
確かに、IT社会の黎明期には、専門知識を身につけた人が業界へ入るのが普通でした。
しかし現在は、先に紹介した介護業界と同じく、まったくの未経験者を採用するIT企業が増えています。
なぜかというと、社会のIT化に専門家の数が追いついておらず「一から人材を育てよう」という向きがIT業界全体で強くなっているからです。
IT業界と聞いて多くの人がイメージする職種は、おそらく「システムエンジニア」「プログラマー」の2つ。しかし、一体何が違うかわからない…という方がほとんどでしょう。
簡単に言ってしまえば、システムエンジニアの仕事は依頼されたシステムの設計を行う事。そして、彼らが設計したシステムの中身を構築するのがプログラマーの仕事です。
このどちらを選ぶにしても、IT業界に就職した場合は身につけたスキルに応じてどんどん収入を伸ばしていく事ができます。企業の中で活躍するだけでなく、能力次第では将来的に独立する事も可能となります。
やる気と継続的に勉強する姿勢が求められますが、キャリアアップのハードルがきわめて低い業界といえるでしょう。
工場勤務
工場勤務(製造業)もすすめたい仕事の一つです。学歴・経験不問から応募できる企業が多く、とても入りやすい業界であると言えるでしょう。
仕事は単調なものが多く覚えやすいのですが、実は一般的な企業勤めよりも給与が高い場合が多く、加えて福利厚生が非常に充実している場合がほとんどです。
製造業は毎月の食事手当や、在籍期間に応じた報奨金が出るなど他業種では珍しいほど社員を大切にする傾向にあります。
自由な髪色で働ける環境も多く、働かなくてはいけないと思っているけど個性は捨てたくない…とお悩みの方にもすすめられます。
ただ、残業や夜勤などで生活が不規則になる可能性がありますし、不注意からケガを負ってしまう事も稀にあります。
比較的すぐに覚えられる仕事を任される事が多い工場勤務ですが、慣れてきたからと注意散漫にならないよう気を付けましょう。
それさえ気を付けられれば、単純作業で高収入・安定を得られる良い仕事と言えるでしょう。
おすすめ就職方法とは!
求人を探す際、どこから手をつけていいか…と迷ってしまう人もいるかもしれません。方法はいくつも存在しますが、本項目ではメジャーなものを3つ紹介します。ぜひ参考にしてください。
ハローワーク
就職活動について考えたとき、まず「ハローワークを訪ねる」という選択肢が浮かぶ方がほとんどではないでしょうか。
大多数の人がイメージする通り、ハローワークは就労のための支援を行う公的機関です。
まず、民間の求職者向けサービスに比べると求人登録数が非常に多く、選択肢が多いという特徴があります。
全国およそ500ヶ所に拠点を展開しているため、地元で働きたいと考える人であればより求人を探しやすいといえるでしょう。
ただ、デメリットとして利用可能時間が9時~17時と短い事に加え、「求職者だけでなく、企業側の登録も無料である事」が挙げられます。
どういう事かというと、「民間サービスに掲載料を払えない経営状況の企業が登録している場合がある」のです。
雇用条件が守られなかったり長時間労働を強いられたりと、いわゆるブラック企業であるケースもありますので、ハローワークを通して企業に応募する際は注意しておきましょう。
求人サイト
ハローワークには及ばないものの、求人サイトにも何万件~何十万件の求人登録があります。
現在求人サイトはいくつもありますが、リクネビNEXTやマイナビ転職がメジャーといえるでしょう。
また、その他のサイトもユニークなサービスを提供しています。
インターネット上でアンケートに回答するだけで向いている求人をピックアップしてくれる、性格診断から志望している企業との相性を教えてくれるなど応募する際に役に立つものがほとんどですので、活用できれば大いに役立つ事でしょう。
これは考え方次第でメリットにもなりうるのですが、気を付けたい点としてはハローワークのように事業所を訪問する必要がない事が挙げられます。
募集期間中は全国から24時間応募ができるため、優良企業ともなればライバルの数が膨大です。
営業職で目覚ましい成果をあげたなど、採用担当の目に留まりやすい応募者が複数いた場合は書類選考に通らないという事もあります。
もし職歴のない段階で利用する場合、求人サイトはあくまで補助的に使うとよいでしょう。
エージェント
最後に紹介するのが、転職エージェントサービスです。登録は無料ですが、担当カウンセラーがつき就職に関して包括的なサポートを行います。
具体的な内容としては、希望やこれまでの経歴のヒアリングを行いマッチした求人の紹介を行う事、履歴書の添削や面接対策を行う事などが挙げられます。
また、面接日程の調整など混乱しがちなやり取りを代行してもらえるため、スムーズに選考を進める事ができます。
難点としては、ほとんどの場合一度面談に行かなくてはならないという事。ただし、比較的遅い時間まで受け付けている事が多いため、ハローワークなどに比べると予定の調整がしやすいと言えるでしょう。
また、面談は予約制のため混雑で長時間待たされるという事がありません。
たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは、第二新卒者をはじめとした若者を対象に、プロの転職アドバイザーがマンツーマンでご対応。個人の希望条件や性格、適性に沿った求人をご紹介いたします。
加えて面接後のフィードバックや入社後のケア、個人では行いにくい企業との交渉ごとも第二新卒エージェントneoではすべて代行。
アドバイザーの丁寧さと人柄のやわらかさもあいまって、就活が非常にスムーズだったとのお声を多くいただいております。
ご相談だけでもかまいません。私たちのサービスはすべて無料で就職、転職どちらにも対応しておりますので、仕事探しについて一人でお悩みの方はぜひ利用を検討してみてください。
ニートが就職に成功するための方法とは
これまでの項目では、ニートの状態から挑戦しやすい職種や応募企業の検討に便利なサービスを紹介してきました。
では、ここからは「無職の状態から就職するためには、まず何をするべきか?」という事を考えていきましょう。
生活リズムを整える
無職の状態が続き、毎朝の出社を課せられていない状況にある場合、昼夜逆転してしまうなど生活リズムが乱れてしまいがちです。
そうなると、せっかく書類選考に通っても寝坊して面接に遅刻してしまったり、目の下にクマを作って面接に臨んでしまい第一印象がよくなかったり…と、就職活動にも悪い影響が出てきます。
ですので、仕事へ応募し始める際には朝起きて夜眠るという習慣を整えておきましょう。
周りの人や機関に相談する
就職先を探す際には、先に述べたようなハローワークや転職サイトを利用するのもよいですが、知人や身内などに相談してみるのもよいでしょう。
人手が足りていないポジションがあれば優先的に選考の案内をしてもらえたり、そのまま雇い入れてもらえる可能性もあります。
ただし、あくまでレアケースですので、まるきりアテにはせず自分でも就職活動を進めていきましょう。
履歴書対策
書類選考の段階では、採用担当者はあなたがどのような人材なのか?という判断材料をほとんど持っていません。
つまり、面接をするか否かは、提出された履歴書や職務経歴書で判断するしかないのです。
体裁の整っていない履歴書では「だらしない人かもしれない…」と不安に思われてしまいますので、きちんとフォーマットに沿って、記載漏れのないよう作成しましょう。
自己PR欄や志望動機も曖昧なものではなく、今までの経験や学んできた事、関心に紐づけてしっかりとアピールできるようにしておく事が必要です。
面接対策
応募した履歴書で書類選考に通ると、いよいよ面接に臨む事となります。約束した時間を守り、身だしなみを整えて伺いましょう。
面接担当者が面接慣れしていない事もままありますが、「志望動機や自己PRに一貫性があるか」「企業や業界の研究をしているか」はすぐに見抜かれてしまうと考え、しっかりと下調べする事をおすすめします。
逆に自分が面接を担当する社員であると想像してみてください。自分の専門分野について知識のある人・全くない人の区別はすぐについてしまうでしょう。
そして、ここで欠かせない知識とは高度な専門用語よりも「志望する業界がどのような状況にあり、今後どうなっていくか」という「展望」です。
ここを押さえておくと、「社員になった時、この業界の中で当事者意識を持って働いてくれそうだ」という面接官の安心に繋がりますので覚えておきましょう。
不安な就職ならエージェント!
在職中ではないにしろ、履歴書の添削や面接対策を自分だけで行うのはやはり骨が折れますし、思うように選考が進まないなどの壁にぶつかってしまいがちです。
先の項目で就職サポートを行うエージェントについて紹介しましたが、私たち『第二新卒エージェントNEO』もそうしたエージェントサービスを提供しています。
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