フリーター就職におすすめの職種4選とは?就職が難しい職種も公開
現在就職を検討中のフリーターの方の中には、「どんな仕事選べばいいのかわからない・・・」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
就業経験がない方や未経験者を歓迎している仕事はたくさんありますが、選択肢が多くてどんな風に絞ればいいのかわからない、というのはよくあるケースです。
しかし、フリーターの方だからこそおすすめしたい職種や業界があります。そこで本記事では、フリーター就職におすすめの職種4選をご紹介。
少しでも仕事選びのお役に立てれば幸いです。
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フリーター就職におすすめの職種4選
では、早速フリーター就職におすすめの職種4選をご紹介いたします。
営業職
まず最初にご紹介するのは営業職です。
営業職は中でも求人数が圧倒的に多く、未経験者を歓迎している求人も多いため、フリーター就職におすすめの職種の一つです。
営業職の求人数が多いのは、どのような業界にも絶対に必要になる職種だからです。営業職がいなければ商材を作ることはできても、買ってくれる人をスムーズに確保することができません。
加えて、営業職では売上を出すことが何よりも大切になります。
そのためには、自分の目標に対して貪欲になれる方が向いている他、長期的に顧客に必要としてもらえるようなまごころも時に必要となります。
ただがむしゃらに売り込めば良い仕事ではないという部分もまた、営業職の醍醐味といえます。このような難しさがあるからこそ、営業職は実力主義の職種であるといえます。
そのため、それまでの経歴も学歴も関係ありません。
最終的に売上を多く長く稼ぐ人材が評価されるため、フリーターで就業経験がなくても、未経験者でもやる気と伸びしろをアピールすれば十分就職することが可能です。
営業職のメリット
営業職のメリットとしては、成果次第でインセンティブが得られるケースが多いため、頑張り次第で高収入を得られる点です。
また成果を数字で見ることができるため、自分がどれくらい成長したか、周りに比べてどれくらいの成果を出せているかが一目でわかります。
そのため、仕事に対するやりがいを得やすいというメリットがあり、目標の売上を達成できた時の喜びはひとしおです。
なお、営業職は顧客と直接接する仕事のため、顧客の生の声を直で聞くことができます。
そこで自社の課題点を指摘されることももちろんありますが、常に顧客と真摯に向き合って働いていれば、それと同じくらい感謝の声をかけてもらうこともできます。
人の役に立つ仕事ができているんだという実感を得られることも、営業職のメリットです。
また、一度営業の仕事を経験しておけば、今後転職する際に選べる業界や企業の範囲が一気に広がります。
営業職はどの業界、どの企業でも引く手あまたのため、経験しておいて損はありません。
営業職のデメリット
一方で、成果が目に見えるからこそ逆にプレッシャーを感じるというデメリットもあります。実際に営業成績が振るわなかった月は、周りに対して申し訳ない気持ちになることもあるのです。
また、営業先で厳しい意見をもらった時や、顧客に対して至らない点があった時など、精神的に苦しさを感じることも多々あります。
そのため、ある程度のメンタル面の強さが必要になる仕事でもあります。
販売職
次にご紹介するのは販売職です。
販売職に関してはアルバイト経験のある方も多いでしょうから、比較的想像しやすいのではないでしょうか?
しかし、販売職ではただ商品を販売したりサービスを提供するだけでなく、このような業務も行っています。
・新商品の提案
・売上目標へのコミット
・従業員管理、教育
・クレーム対応
・店舗運営
販売職の仕事でも、売上目標を立ててそのために様々な工夫をする必要があります。
たとえば、それまでの売り上げの傾向や来店する顧客が多い時間帯などを分析、そこから顧客のニーズを読み取って新商品の提案に繋げたり、従業員の教育を徹底するなど、ただ販売を行うだけの仕事ではないのです。
販売職もまた営業職同様、これからの伸びしろが重視されるため、経歴や学歴に関係なく就職しやすい傾向にあります。
販売職のメリット
販売職の仕事では、圧倒的にコミュニケーション能力や協調性、細かい対人スキルが身につくため、その後どのような職種に就くことになってもそれらを活かすことができます。
また、比較的早めの段階で教育部分を任せられる傾向があるため、マネジメントスキルを早期に培うことができます。
また、日頃の働きぶり次第でアルバイトから正社員化を目指しやすい仕事でもあるため、就職へのハードルが低めです。
販売職のデメリット
一方で、販売職は特別な資格が必要なく就職までのハードルが低い分、収入が低い傾向にあります。若いうちからガンガン稼ぎたい!という方にはあまり向いていないといえるでしょう。
また販売職はシフト制であることが多く、働く時間帯も日々流動的な傾向があるため、生活が不規則になりがちであるというデメリットもあります。
そういった生活が体に合っていない場合には体調を崩すこともあるため、販売職を検討する際には自分の傾向を把握しておく必要があります。
プログラマー
そして次は、プログラマーの仕事です。
プログラマーの仕事はプログラミング言語の知識が必要なことからも、経験者でなければ就職は難しいと考えられがちですが、実は未経験者も歓迎している求人が多く、フリーターの方にもおすすめです。
プログラマーは、主にWebサイトなどのシステム制作の下流工程を担当します。与えられた指示書にしたがってプログラムを打ち込んでいく仕事になります。
ちなみに、プログラマーと一言で言ってもその種類は様々です。
たとえばWebサイトのシステムを作っているのはWebプログラマー、ゲームのプログラミングを行うのはゲームプログラマーなど、分類がなされています。
プログラマーのメリット
プログラマーのメリットは、現代はもはやプログラミングなしでは成り立たないともいえる社会だからこそ、多くの人々の生活や社会の発展のために欠かせない仕事を行えるというやりがいを得られることです。
また、自分がプログラムした製品やサービスが実際に活用されているところが見られるというやりがいもあります。
そして、プログラマーは理系の方だけでなく、文系の方でも十分チャレンジ可能な仕事である点も魅力です。
IT技術のニーズが急激に高まっている時代だからこそ、IT業界は今人材不足に陥っています。
そのため未経験者でも積極的に採用してできるだけ短期間で戦力にするために、未経験者向けの研修制度を設けている企業も多いのです。
就職活動を行うタイミングで、多少のプログラミングの知識を得ておいた方が就職はスムーズに行えますが、その後一から教育を受けられるという点もまたプログラマーのメリットの一つです。
プログラマーのデメリット
一方で、プログラマーの仕事は常に最新情報を取り入れ、脳内をアップデートする必要があります。
IT業界の常識は日々移り変わるため、自分から積極的にそういった情報を取り入れるのが苦手だという方には不向きでしょう。
また、プログラマーはあまり給与が高くないというデメリットもあります。
プログラマーとして経験を積んで、将来的にシステムエンジニアなどの職種を目指すことでキャリアアップを叶えなければ、高収入を得るのは難しいでしょう。
製造職
さて、最後にご紹介するのは製造職です。
製造職といえば機械製品を扱うイメージが強いかもしれませんが、実際には食品や医薬品など、何かしらの製品を製造する仕事全般を指します。
代表的な仕事内容としては下記の5つが挙げられます。
・仕分け、梱包
・組み立て、加工
・点検
・品質管理
・生産管理
工場に届いた部品を種類ごとに分け、収納したり作業場に運んだりと次の工程に向けた準備をするのが仕分けの仕事。
一方で出荷するものを梱包し、出荷の支度を整えるのが梱包の仕事です。
そして部品を組み立てたり、素材を加工したりと直接製品を形づくるのが「組み立て・加工」の仕事ですが、加工には様々な種類があります。
たとえば金属を加工する場合には圧力をかけて加工するプレス加工や、削って加工する切削加工といった手法が用いられるため、取り扱うものによって作業内容は異なります。
また保守点検を行ったり、製造物に異常がないか検査、フィードバックを行ったり、生産計画を立てる業務もあります。
キャリアステップの流れとしては、まず従業員の中でのリーダーを目指します。日頃から周りとコミュニケーションを綿密に取り、より作業が円滑に進むよう尽力しましょう。
そして最終的に、部署異動という形で品質管理や生産管理などの仕事に移ります。
現場スタッフとしての製造職は体力を要するため、長く製造職を続けていきたいという方は、このようなステップを踏んで、製造の上流過程の仕事を目指すのが望ましいでしょう。
製造職のメリット
製造職のメリットは、業界次第で安定的に働ける点です。医薬品や電子部品、半導体を扱うような業界は一定の需要があるため、安定的に働くことができます。
そのため、安定した仕事に就きたいと考えている方におすすめの仕事です。
また、製造職は寮が与えられるケースも多いため、家賃や光熱費が大幅に浮いたり、格安の食堂が利用できるなどのメリットもあります。
そのため、お金のかかる趣味があるという方などにもおすすめです。
なお、仕分け、梱包、組み立て、加工作業など、製造職は工場で同じような作業を繰り返すイメージがあるかもしれませんが、実際には日々同じ作業の中でより効率化を図る楽しみがあります。
昨日よりも綺麗に早く仕上げられた時には、自分の成長を実感することもできるのです。
製造職のデメリット
一方で、製造職の仕事は収入が低いというデメリットがあります。たくさん稼ぎたいという方には少々不向きな仕事といえます。
また、体力が必要な仕事でもあるため、立ち仕事は避けたいという方にもあまりおすすめできません。
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フリーター就職が難しい職種
では、一方でフリーター就職が難しい職種にはどういったものがあるのでしょうか?ここでは代表的な職種を2つご紹介いたします。
クリエイティブ職
まず1つ目に挙げられるのは、クリエイティブ職です。これはデザインや編集を行う仕事を指し、具体的にはWebデザイナーやファッションデザイナー、ライターなどが挙げられます。
フリーターからのこれらクリエイティブ職への就職が難しいと言われる理由は下記の3点です。
(1)ソフトの使用経験が問われるから
(2)経験者が圧倒的に有利だから
(3)未経験者を歓迎する求人が少ないから
まず、クリエイティブ職では大前提として、「Photoshop」や「Illustrator」などの画像編集ソフトの使用経験や活用レベルを問われます。
それも趣味程度での使用はほとんど考慮されず、仕事で最低2年間の使用など、具体的な経験を問われます。
もちろん、趣味程度に使用していたとしてもしっかりと自分の作品を形にして提出できるなどのクオリティであれば可能性はありますが、そうでない場合には難しいでしょう。
また、クリエイティブ職は経験が物を言うため、経験者が圧倒的に有利になってしまいます。
そもそも未経験者を応募条件から外している求人がほとんどのため、なかなか応募できる職場が少ないということもまた、フリーター就職におすすめできない理由の一つです。
企画職
フリーター就職におすすめできない職種として次に挙げられるのが、企画職です。
企画職とは新しい商品やサービスを生んだり、既存商材の販売促進を目指す仕事を指します。具体的には商品企画・開発、宣伝・広報・PR、Webマーケターなどが挙げられます。
企画職がフリーター就職において難しい理由は下記になります。
(1)就業経験が問われる
(2)実務経験が必要
企画職は経験なしでいきなりチャレンジできる仕事ではありません。最低限の現場での経験や知識がなければ何もすることができません。
そのため、企画職では実務経験の他、そもそもの就業経験(正社員、契約社員、派遣社員などとして働いた経験)が問われます。
そのため、中途採用の現場で未経験からいきなり企画職に就くことはかなり難しいといえます。
もしどうしても企画職に就きたいという場合には、何かしら別の職種で就業経験を積んでから臨むのが効率的です。
中でも営業職は、企画職の仕事において経験として大いに役立つため、最終的に企画職を目指すなら営業職にチャレンジすることをおすすめします。
・・・いかがでしたか?本記事ではフリーター就職におすすめの職種についてご紹介しました。
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