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【フリーター女性専用】就職&仕事選び成功の秘訣~in 大阪~

大阪府の有効求人倍率は、厚生労働省大阪労働局が平成30年12月に発表した「大阪労働市場ニュース」では有効求人数237,584人、有効求職者数が133,182人で、有効求人倍率が1.78倍と過去2番目に高い水準であると発表しています。今回は大阪でフリーター女性が正社員での就職を目指す際の、仕事えらび成功のためのノウハウを私たちが紹介します。

大阪の平成30年11月の求人の状況

平成30年12月に厚生労働省の大阪労働局は「大阪労働市場ニュース」の中で同年11月の大阪の雇用失業情勢は新規求人数が84,708人、前年同月比は6.15%増加、新規求職者申込件数は25,823と前年同月比で1.8%減少していると発表しています。

そして、「現下の雇用失業情勢は着実に改善している」とコメントしています。
新規求人数も2ヶ月連続で増加、産業別でも10ある産業別でも9産業において前年同月比で増加が見られます。

新規求人数は内閣府が採用している労働統計指標です。
この数は公共職業安定所が取り扱う求人のみで、これ以外に(社)全国求人情報協会が発表する求人広告掲載件数もあります。

そのため、実際の企業求人は公共職業安定所が発表する数字よりも多くあり、新規求人数は景気の先行指標として考えると良いとされています。

求人と求職者のミスマッチが高い大阪

先程の「大阪労働市場ニュース」で発表された11月の大阪の雇用情勢の中で「新規求職者の状況(態様別)」では企業の求人に対し、仕事を求める求職者の新規求職申込件数の状況は全体で1.8%減っています。

しかし大阪府での完全失業率は平成29年度で全国平均の2.8%より高い、3.4%です。
また平成25年度から29年まで全国平均と比較しても改善は見られるもの、完全失業率は毎年全国平均を上回っています。

また若い34歳以下の完全失業率も、大阪市が発表した「雇用失業情勢について」から調べても、平成26年で全国平均4.6%に対して、大阪は5.0%と高くなっています。
24歳以下も全国平均が6.3%に対し、8.0%と全国平均よりも同様に高い数字です。

このように大阪は全ての年齢層で有効求人倍率が全国平均よりも高いにも関わらず失業率が高く、求人と求職者とのミスマッチが顕著になっています。

大阪では、若年層の人材の東京圏への流出が長い間の課題となっています。
東大阪市や八尾市を中心としたエリアに高い技術や製品を持つものづくり企業が多数ありますが、これら企業の多くが中小企業です。

町工場単独では簡単にその技術力や優秀さをアピールすることは難しいものがあります。
この優秀な技術を持った中小企業が評価・認知されていない事も人材流出の理由で、大阪の行政と民間が様々な施策を試みて人材の流出防止を図っていますが、まだはっきりとした実績となって現れてはいません。

▶フリーターが就職するための志望動機はどうやって作る?ポイントまとめ

若年層の離職率に歯止めがかけられない

大阪の若年層の失業率の高い要因としてもう一つあるのが、大学生が卒業後3年以内に離職する割合が高い事です。

大阪市が発表した「雇用失業情勢について」で平成26年3月の府内大学生の卒業者38,600人の内、9,240人が安定した職業に就かないで卒業しています。
これは府内大学生のほぼ4人に1人が就職していない割合と同じです。

この原因は少子化にも関わらず、大学生が増加している事があげられます。
また学生の大手有名企業志向があり、大学生の保護者達にも同様の考えがあることも背景にあります。

同様に文系の学生も増加していて、そのため事務職志向も高まっています。
受け入れる企業も人材をじっくりと育てる余裕がなくなり、そのミスマッチは解消されずに数年後の離職につながっていると「雇用失業情勢について」では書かれています。

他に調査資料では大阪の中小企業の内、約9割の中小企業が従業員50人未満です。
厚生労働省の調査でも、平成24年卒業の大学生の3年後の離職状況は従業員30人未満だと52.9%になる結果が出ています。
この事も大阪での大学生の離職率の高い要因につながっています。

若年層の非正規雇用率も全国平均よりも高い

私たちは大阪の若年層の雇用情勢と背景について、産業構造にもついても掘り下げました。

先程の大阪市の発表した資料、「雇用失業情勢等について」では若年層非正規雇用率の平成24年の調査結果では全国平均で24歳以下の非正規雇用率は38.2%、大阪は41.3%と高い数値となっています。
資料では15歳から34歳までの年齢層を4段階に分けての調査で、大阪は全国平均より全ての年齢層で非正規雇用が全国平均と比べて高くなっています。

この理由は大阪の産業構造にあります。

一般的には大阪は製造業が多いと思われがちですが、総務省統計局が2014年に調査した結果では製造業が全産業の割合が17.8%で全国平均18.9%より低い数字となっている事も特徴です。
もともと非製造業は非正規社員の割合が高く、この大阪の産業構造も非正規雇用率が高い要因となっています。

女性の就業率も全国平均より低い

「雇用失業情勢等について」では大阪は女性の就業率も全国平均よりも低い数字となっています。

平成26年では15歳から34歳までの若年層の就業率は男女合わせて全国平均で62.2%、それに対して大阪は61.1%です。
更にこの就業率を女性だけに注目して見てみると20歳から59歳女性の就業率は全国45位の66.1%で、最低水準です。
トップの福井県は80%を超えていて、14%近い差があります。

また大阪より低い順位の県は奈良県、兵庫県と全て関西圏の県である事も特徴です。
この事は関西の地域性も背景にある可能性があります。

この調査結果では全国に比べて女性就業率の特徴である「M字カーブ」にも特徴があります。

内閣府の資料では女性の労働力率は、女性特有の結婚出産期の年代に低下する傾向があるとされています。
近年は女性の社会進出が以前よりも増した事もあって、このM字カーブが以前よりも浅くなる傾向にあります。

しかし大阪は全国平均よりもこのカーブの回復が深く、その後の回復も遅い傾向が特徴です。
若い20歳から24歳以下でも大阪では64%で、全国平均の66.6%より低い数字となっています。

▶不安とおさらば!フリーターのための理系の就職先の選び方

雇用情勢の回復により、正社員での就業の機会が増えている

大阪での24歳以下のフリーター女性にとって大阪での仕事えらびは求人が多い事もあり、自分にあった求人を見つける事ができれば難しい地域ではありません

しかし正社員の就職をしたいと考えても、自分にできそうな仕事が見つからないなどの悩みが多い事も当然あるでしょう。
仕事が無いと感じる原因には「フリーターだから就職できない」、「能力が無いからできない」といった先入観によるものも多いです。

厚生労働省が平成27年2月に発表した「労働市場分析レポート」では有効求人数が平成26年で227.7万人に対して、有効求職者数が209.3万人とその差が18.4万人も多い求人が全国であります。
平成21年以降、全国で求職者数は下がり、有効求人数は増加しているため、フリーターの女性にとってもこれは有利な状況であるといえます。
更に資料では雇用情勢の改善によって、平成22年以降は企業の充足率は4年連続で下がっています。

充足率とは就職件数を新規求人数で割った百分率です。
ということは景気が回復してくると就職率が上昇して、充足率は低下します。

そのため今後は企業が正社員以外の求人での充足は難しいと厚生労働省も分析しています。
大阪では非正規雇用がこれまでは多い事と女性の就業率が低い背景もあり、雇用情勢の回復と共にこれからはフリーター女性も、正社員での雇用機会が増えて来る可能性が高くなってきます

30歳前にフリーター女性は転職サイトを利用して正社員を目指すべき

20代フリーター女性が正社員を目指し、仕事えらびをする際には未経験だからとその職種を諦めるべきではありません。
一般的に未経験の方が正社員を目指す場合、20代はその方が持つポテンシャル採用の可能性が高いとされています。

この理由は正社員の教育には時間と費用が掛かるからです。
同じ未経験者を採用するならば、20代未経験者を優先したいのが企業の本音です。

また20代の方が成長のスピードも早く、無理に30代以上の未経験者を採用する企業は少ないとされています。
そこで利用したいのが転職サイトです。

フリーターの女性が未経験で正社員を目指す時には、転職サイトは的確なアドバイスの他に面接対策などのサポートも充実しています。
また実際にフリーターから正社員へ就職した女性の実績も多くあります。
学歴も、大学中退、高卒や中卒の方も正社員への就職を実現しています。

20代のフリーター女性で、正社員を目指したいと仕事えらびをする時は、まず転職サイトの利用を考えるべきでしょう。

▶<2分で解説>フリーターと正社員の違い、就職するメリットとは?

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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