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高卒で一人暮らしは可能?|かかる費用と貯金・節約術も紹介

高校卒業後に一人暮らしをして働き始めることになったけれども、何もかもがはじめてで不安を感じていませんか。

特にお金に関する悩みはつきないことでしょう。ここではそんな高卒の一人暮らしでも貯金をするためのポイントを紹介していきます。

 

「自分に合った仕事は?」

高卒の一人暮らしが大変な理由

はじめての一人暮らしは誰でも大変です。それは中卒・高卒・大卒に限らず、みんな同じと言えるでしょう。では、中でも高卒の一人暮らしはどんな理由から難しいのでしょうか?

基本、高卒のお給料は安めだから

高卒者は基本的に大卒者よりも就職するタイミングが早いにも関わらず生涯賃金が比較的低い傾向にあります。それは初任給や賞与、そして給料の差が原因です。

平成29年に行われた厚生労働省による「賃金構造基本統計調査の概況」によると、学歴別の年収は以下の通りとなっています。

<男性>

*大学・大学院卒:3,977,000円
*高専・短大卒:3,110,000円
*高卒:2,907,000円

<女性>

*大学・大学院卒:2,915,000円
*高専・短大卒:2,548,000円
*高卒:2,109,000円

以上のように、賃金については統計上大卒の方が有利であるということになります。

これはあくまで統計ですが、高卒者は大卒者に比較すると給料が少ない傾向にあるため大卒者に比べると一人暮らしを行っていく上での生活の圧迫度合いが少し強まります。

まずはこの点が高卒者の一人暮らしが難しい理由となります。

家具・家電をすべて購入する必要があるから

上記のように高卒のお給料は大卒や大学院卒の人と比べて安い傾向にあります。そのことから、家具や家電をすべて買い揃えることが意外と大変になる場合があります。

下記にて必要になる家具や家電について解説をしていますが、高卒のように給料が多くない状態での一人暮らしでは、このような生活に必要なものにかかる金銭面での苦労が伴います。

一人で家事をする必要があるから

確かに高校卒業後、成人を前に一人暮らしをするのは簡単ではありません。食事、洗濯、家事、掃除、すべてのことを自分一人で行わなければならないのです。

すべてを完璧にやろうと思うと、できない自分にイライラしてしまうことがあるかもしれませんが、はじめは誰もが初心者です。

「できなくて当たり前」くらいの気持ちで、心に余裕を持って過ごすことが大切です。少しずつできることを増やしていき、自分なりのペースを掴むことが快適な一人暮らしをはじめるための重要なポイントです。

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高卒の一人暮らしにはいくらかかる?

高卒の一人暮らしにかかる費用

さて、まだ体験したことのない人には未知の一人暮らしの生活。一体何にどのくらいのお金が必要になるのでしょうか?

家賃・・・約60000円~約70000円
光熱費(ガス・電気など)・・・約8000円
水道代・・・約1500円
食費・・・約30000円
通信費(スマホ料金・Wi-fiなど)・・・約7000円
交際費(飲み会など)・・・その都度、平均は計れません
洋服代・・・男性 約10000円、女性 約20000円
娯楽費(趣味など)・・・約5000円
保険料・・・約3000円~約5000円

※1ヶ月の全国平均値の目安です
※水道代は2ヶ月ごとの請求人なるため2で割った金額を明記しています

さて、したがってざっと計算すると一人暮らしの生活に必要なお金は約130000円~約140000円であるということになります。

20代前半の高卒者の給料は例えば飲食業で約20万円~約22万円、小売業なら約23万円程度となっています。

仮に給与が22万円と仮定して先ほど計算した生活費の14万円を引いたら、なんとたったの8万円しか残りません。

また先ほど提示した要素はあくまでも最低限の生活にかかるお金であり、特に気にせず遊びにお金をつかったり多趣味な人はもっと多く出費をすることになります。

なんとか生活はできますが、なかなか貯金をする余裕がない状況を強いられることになるかもしれません。

高卒の一人暮らしにかかる引越し費用

一人暮らしをするには当然のことながら引越しをすることになりますが、そこにもなかなかの金額が必要になってきます。

まず忘れてはならないのは敷金と礼金の存在です。

まず敷金とは「退去するときに部屋を元の状態に戻すために最初に預かるお金」のことで、その部屋を退去する時に修復費用が差し引かれて返金される仕組みになっています。

そして礼金とは「その部屋を課してくれたオーナーに対して支払うお礼金」のことで、退去時に返金されることはありません。

さて、この敷金と礼金はそれぞれ約60000円ほどの場合が多いです。またこれは入居時に用意する必要があり、これらと一緒に火災保険の加入も必要になってくるため+約20000円ほどが必要になります。

なお入居時には敷金、礼金、諸月の家賃代、火災保険代が必要になるため、家賃を605000円と仮定した場合最初にかかる費用はなんと205000円になります。

さて、他にも一人暮らしの引越しでは家具家電の用意が必須になります。一般的には以下のアイテムが考えられるでしょう。

ベッドなど寝具一式・・・約20000円
テーブル(イス)・・・約10000円
洗濯機・・・約10000円
電子レンジ・・・約10000円
冷蔵庫・・・約25000円
炊飯器・・・約5000円
掃除機・・・約10000円
テレビ・・・約25000円
テレビ台・・・5000約円
本棚・・・約5000円
・・・etc

「え!よくよく考えたらこんなにあるの!?やばいまたお金が・・・」なんていう声が聞こえてきそうですね。

ベッドや本棚などは実家や元いた家から持ち出せるにしても、さすがに洗濯機や電子レンジなどは新しく買う必要があります。

通常、新品で購入しようとするとかなりの金額になってしまいますが、最近では家電量販店などで一人暮らし用に用意された家具家電のセット売りなどがあるため、こういったものを工夫して購入すると初期費用はかなり浮きます。

また掃除機や洗濯機、テレビ台などは中古でもかなり状態の美しいものがインテリアショップなどで売られています。

中古品にあまり抵抗のない方はジモティーやメルカリなどのフリマアプリや、「セカンドストリート」「トレジャーファクトリー」「オフハウス」などのショップをチェックしてみることをおすすめします。

高卒の一人暮らしの注意点

高卒の一人暮らしにはかなりのお金がかかることがわかりました。高卒の一人暮らしには他にもいくつかの注意点がありますので、ここではそれぞれご紹介いたします。

食事の苦労

高卒の一人暮らしで、特に苦労することは3つあります。1つ目は食事です。特にこれまで料理をしたことがなかった人にとっては、毎日食事をつくるのは大変に感じることでしょう。

一人暮らしにありがちなのは、コンビニ食で済ませたりまともに食べないなど、食事をおろそかにして体調を崩してしまうパターンです。

朝食を抜いてしまう人も少なくありませんが、働くためにはエネルギーが必要です。

しっかりと料理するのが難しいのであれば、トーストとヨーグルトなど簡単なもので構いません。まずは三食しっかり摂る習慣を身に付けましょう。

また、料理が苦手な人におすすめなのがパスタやラーメンなどの麺料理です。野菜や卵などをブレンドすることで、一品でもバランスの良い食事を作ることができる麺類は、一人暮らしにはぴったりのお手軽料理となっています。

契約関係の手続きの苦労

2つ目は生活のための契約などの手続きです。一人暮らしをはじめると、多くの手続きが必要となり、それに驚くことになるでしょう。

賃貸の契約のためには、当面の家賃以外にも、敷金礼金などのお金や保証人などが必要となります。また、水道、電気、ガスといったライフラインの契約と支払いも必須です。

毎月振り込むのが面倒な人は、銀行口座から自動的に引き落とされるようにしておくと便利です。このときに口座の残高がないと、供給がストップしてしまう場合があるため注意しましょう。

貯金の苦労

そして3つ目は貯金です。実家暮らしと比べて、一人暮らしでの貯金はなかなかできません。しかし生活にメリハリをつけることで、一人暮らしでも貯金は可能です。

収入をすべて使ってしまうと、いざというときお金が足りず思わぬトラブルに発展してしまうかもしれません。一人暮らしにおいてはある程度貯金ができるよう生活していくことが非常に大切です。

ただし、中には働きに見合っていない給与額のせいでゆとりのある暮らしを送ることができていない人も多くいらっしゃるようです。

もし自分も当てはまっているなと感じた場合には、転職を検討するのも有用な方法のひとつです。環境が変わらないのであれば自分から変えるのです。

ただし転職活動を一人で行うのは大きな不安が伴うもの。そこで転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントでは転職すべきかどうかのご相談から求人紹介、面接対策や履歴書の添削などを専門のアドバイザーなどが引き受けています。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは高卒の方にも特化してサポートを行っている他、このようなメリットがあります。

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

一人暮らしができるだけの収入を得たい方や、就・転職に不慣れな方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。


高卒から高収入・安定がほしいなら

高卒の一人暮らしで貯金する方法!

まずは貯金をする目的を考えよう!

有事に備えて貯金をすることは大切です。けれども、それだけでは貯金もモチベーションが維持できないこともあるでしょう。

そんなときは貯金をする目標を設定するのがおすすめです。

「就職を機に一人暮らしをしたい」「両親と暮らす家を建てたい」「お気に入りのブランドバッグを購入したい」、目的はどんなことでも構いません。

自分が「貯金を続けよう!」と前向きになれるような目標を設定すると、楽しく貯金を続けられるはずです。また貯金をするためには何より働き続けることが必要ですが、仕事がつらい日もあるでしょう。

しかし、そこで辞めてしまうと収入がゼロになり一人暮らしを続けることができなくなります。仕事を前向きに続けるという意味でも、お金を稼ぐ目的を考えて置くことは重要と言えるでしょう。


仕事選び

1週間ごとに使える額を決める

特に浪費家の人などはお金があると思ったらあるだけ使ってしまう傾向にあるようです。

そこで、1ヶ月に絶対にかかる費用を計算し、それと貯金したい額をお給料から引いた分を4週間分で割り、1週間に使えるお金として確保しましょう。

そうすればお金を使いすぎることなく上限を意識したやりくりをしやすくなるでしょう。

「え?なんで1ヶ月単位じゃなくて1週間単位なの?」と感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、1ヶ月単位で使えるお金の上限を決めた場合には、期間が広いためその週にお金を使いすぎたのかどうかをイマイチ把握しづらいのです。

しかし1日に使えるお金として計算してしまうと日によって付き合いでの飲みや洋服を買ったりなど出費がバラバラになる可能性があるため、1週間で考えるのがベターではないかと考えられます。

さて、このように1週間に使えるお金を計算する場合には以下のような式が成り立ちます。これを元に自分で計算してみましょう。

1週間に使えるお金={1ヶ月分のお給料ー(必ずかかる生活費+貯金したい額)}÷4週間

なお、あらかじめ給与の振込先を2カ所に分けておくことで自然と貯金できるような仕組みができます。お財布のなかにも必要以上にお金を入れないようにしましょう。

お金があると使ってしまう人は、カードの支払いにも注意します。カードの限度額を低めに設定しておくと、急に高額な支払いがきて慌てることもないはずです。

また、衣食住にメリハリをつけることで無理せず節約することができます。まずは衣食住の中で優先度を決めてみましょう

住む場所を重視したいのであれば、食事やファッションにかかる費用を少し抑えます。食事やファッションを重視したいのであれば、住む場所はランクを落として考えましょう。

何もかもを我慢すると、一人暮らしがどんどん苦痛なものとなってしまいます。

お金を使いたいところ、我慢できるところを自分なりに考えてメリハリをつけることで無理のない一人暮らしが送れるはずです。

カンタン節約術!高卒の一人暮らしにおすすめ!

さて、ここまでで高卒者の一人暮らしの大変さを多数紹介して参りましたが、高卒者の一人暮らしは正社員として勤めだしてから2、3年と経過していけば余裕が出てくるものであるため、決して厳しいものではありません。

ただし、一人暮らしの初期に貯金をするにはある程度余裕が出てくるまでは賢い節約をし続ける必要があります。ここでは節約術について見ていきましょう。

食費

人間が生きていくうえで必ず必要になってくる食費。これは外食などをすると一気に出費してしまいます。ぜひ一人暮らしで貯金をした場合にはできるだけ内食を心がけましょう。

例えばランチには前日の夜に作った晩御飯の残りをお弁当にしてもってくるなどすれば、ローコストかつ低カロリーの食事になり健康面でも嬉しいです。

なお食費を抑えるにはまず毎月どれくらいの食費がかかっているかを、今日からでもいいのでつけていき把握しましょう。

そこで自分がどんな部分にお金を使いすぎていてムダが発生しているのかをチェックすることができます。

買い物代

また、お金がたまりづらい人に共通している特徴には買い物をしている回数が多いという点が挙げられます。まずは買い物に行く回数を3分の2に減らしてみましょう。

そして慣れていったら半分くらいにまで減らすことができますので、そうすればおのずと出費を抑えることができます。

水道光熱費を節約!

実は水道光熱費も簡単に節約することができます。

例えば、皆さんは歯を磨くときに水を出しっぱなしにしてはいませんか?これは意外と水道代を上げてしまいます。コップに水を入れてすぐに水を止めれば一気に節約できます。

またトイレの水を流すときも必要なとき以外は「小」のほうで流すように心がけ、ここでもムダを省きましょう。他にもシャワーヘッドを節水用のものに取り替えるだけでなんと30~50%もの節約になります。

なお電気代については冷蔵庫の設定温度を変えるだけでも効果があります。寒い冬場には弱、暑い夏場でもエアコンを使っているときは中に留めるなど、簡単に節約をすることができます。

貯金する額を決める

「貯金したい!」と考えるだけではいつまでたっても貯金はしにくいものです。本気で貯金がしたいと思ったら、1ヶ月に貯金したい額を計算してみましょう。

ただし「1ヶ月に10万円貯金したい!」といきなり考えても、1ヶ月の給与が20万円で生活費に13万円かかる場合、残りは7万円となり不可能です。

したがって、貯金したい額を決める際にはお給料から生活費を引いた後の額から逆算して決めましょう。

なお、生活費の他飲み代や洋服代、化粧品代などもかかってきますから、その分の額をあらかじめ引いておく必要があります。

以下の式にあてはめて計算すると、貯金の目標額を決めることができるのではないでしょうか。

1ヶ月に貯金したい額=1ヶ月分のお給料ー(必ずかかる生活費+接待交際費)

電化製品は使う時だけコンセントをさす

実は、電化製品は使用していない場合でもコンセントを挿しっぱなしにしていると「待機電力」というものを消費することになり、これは月で考えれば100円程度ですが、年間で計算すると1000~2000円ほどになると言われています。

したがって、普段しょっちゅう使っていない電化製品のコンセントは使うときのみ挿すようにすると節約につながります。

ちなみに、より待機電力を消費しやすいとされているのはエアコンやパソコンと言われています。

スマホ代を下げる

最近では格安スマホやSIMフリーなどの月額の安いスマートフォンの料金プランが多くあります。

もしそこまで動画をたくさん見なくても平気であるなどという人は、自分が必要なギガ数の目安を調べてプランを安いものに変更すると、毎月の節約に繋がるでしょう。

よくわからないままリッチな料金プランのものに加入している場合もありますので、不必要なサービスを除いていくと月々数千円の節約に繋がることもあります。

ちなみにSIMフリーのプランにしようという場合には、月々980円である代わりに電話やスマホでのメールが使えない(ヤフーメールやgmailは可)場合もあるため注意が必要です。

料金の安いガスの種類を選ぶ

ガスに関してはプロパンガスと都市ガスが存在し、都市ガスの方が目に見えて料金が安いです。

都市ガスの方がプロパンガスよりもだいたい1.7倍くらい安い値段設定になっています。

以外とバカにならない差なので、ガスの料金を見直してみることもおすすめします。

冬はエアコンよりも電気毛布を使用する

エアコンは以外に料金がかかっているのをご存知でしょうか。例えばエアコンを8時間使い続けた場合には約672円~12,840円もかかります。

しかし、電気毛布を使った場合ではなんとたったの約312円で済むのです。ぜひ電気毛布の購入を検討してみてください。

頑張っても貯金できないなら転職が有効!

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収入アップには転職するのもひとつの方法ですが、問題なのは転職活動のステップです。

忙しい日々を過ごしている人ほど、転職活動に費やせる時間は少ないため希望する求人情報を見つけるのは難しくなります。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

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