高卒におすすめの仕事とNG業界まとめ!楽しい仕事の探し方も徹底リサーチ!
高卒の方の中には学歴コンプレックスがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
転職や就職を視野に入れても、「高卒だからうまくいかないかも・・・」「自分のことなんて雇ってくれないかも・・・」などと自信をなかなか持てないものですよね。
しかし、高卒だからこそおすすめの仕事はたくさん存在しています。そこでここでは高卒の転職や就職で仕事を探している方へおすすめの仕事を業界ごとに区切ってご紹介します!
「好きなことを仕事にすべきか」や「楽しい仕事の仕方」についても合わせて解説いたします。
高卒転職・高卒就職でおすすめの仕事は?
最終学歴が高校卒業の人が向いている転職先、就職先はどのようなところがあるのでしょうか。
厚生労働省「令和4年3月高校・中学新卒者のハローワーク求人における求人・求職状況を公表します(7月末現在)」内、「高校新卒者のハローワーク求人に係る産業別求人状況」によれば、高卒向けのものとしては特に製造業や建設業の求人が多くなっているため、こちらをヒントにするのも一つです。
具体的な職種を選ぶ際には、学歴よりも実力を重視される仕事であれば高卒の方も活躍しやすい環境に身を置きやすくなります。
IT業界~スキル重視~
たとえば、IT業界は学歴ではなくスキルを重視する傾向があります。プログラマーやwebデザイナーなどは仕事の成果次第で評価されますので、能力さえあれば順調に昇進や昇給を狙うことができる環境です。
職歴が長くなり、一流の技術を身に付けたシステムエンジニアやインフラエンジニアはフリーになって高収入を得続けることも可能になります。ではそれぞれの仕事内容を具体的に見ていきましょう。
プログラマー
高卒で未経験の方へおすすめの職業の代表格といっても過言ではない「プログラマー」。この職業の主な仕事は、プログラム設計、プログラミング、単体試験になります。
詳細設計の内容を確認して、指定のプログラミング言語のどの関数を使用してどのライブラリを使用して、どのようにロジックを組み立てていくのかといったプログラム構成を設計します。
そしてその後、実際にコーディングを行い完成したモジュールを単体で動作させ、試験を繰り返してバグを潰していくのがメインの仕事です。
つまりプログラマーとは、そのプロジェクトにおいて一番最後の工程を担う、非常にやりがいのある仕事なのです。
ちなみに上記の「コーディング」「モジュール」といった用語の意味がわからず、「プログラマーなんてややこしそうでとっつきにくい!」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、このような感覚はIT業界に入った新人全員が感じるものだそうで、最初はちんぷんかんぷんでも次第に慣れてきて内容をしっかり掴んでいけるようになるのだそうです。
またプログラマーをはじめとしたIT業界の仕事は基本的に学歴よりも実力を重視する実力主義の世界。したがって学歴を気にする人はIT業界にはおらず、努力した分だけ評価される業界なのです。
高卒・未経験で興味のある方はぜひ飛び込んでみましょう。未経験からプログラマーを目指す場合には独学でも可能ですが、プログラミングスクールに通うと効率的にスキルを培うことができるでしょう。
もしくは直接正社員になることを一旦やめて、アルバイトや契約社員から始めてスキルを培うという方法もあります。
この場合には最終的に正社員雇用をしてもらうことを前提にした方が得策かと思われますので、事前に正社員に上がることができる企業かを調べておくことをおすすめします。
システムエンジニア
システムエンジニア(SE)の仕事について、世間一般ではプログラミングをする仕事だと思っている人も多いでしょう。しかし、この仕事はプログラマーの仕事であり、システムエンジニアの仕事ではありません。
システムエンジニアの仕事はプログラマーに指示を出す仕事であり、一切IT業界で働いた経験が無いとプログラマーに的確な指示を出すことが出来ない可能性が高いため、プログラマーとして経験を積んだ上でシステムエンジニアになるのが一般的です。
システムエンジニアが設計をしたものをプログラマーが作るとイメージすればわかりやすいでしょう。そのため、未経験でシステムエンジニアを目指すことが出来ると言うインターネットの記事も多いですがそれはシステムエンジニアではなくプログラマーです。
ちなみに未経験でもシステムエンジニアになれるという条件で求人を出している企業はたくさんありますが、このような企業はIT業界ではあるものの人事担当者がIT業界の用語をしっかり理解していない可能性が高いです。
中にはシステムエンジニアとなるためにプログラマーやテスターの経験をしっかりと積ませてくれる企業もありますが、上記のようにあまり人事担当者が現場の仕事内容や用語を理解していないと、現場と人事との連携が取れていないことが多いと言えるでしょう。
このような企業はブラック企業の可能性が高いので、なるべく避けるようにしましょう。
インフラエンジニア
プログラマー・テスター以上に知名度が低く、人手が足りていないことから未経験者の需要が高い職業がインフラエンジニア
インフラエンジニアはインターネットが安全に運用されているかを監視し、万が一トラブルが発生したら原因を究明して解決する仕事が中心となっています。
プログラマーと比べると地味に感じるかもしれませんが、私たちがインターネットを使ううえで欠かせない職業と言えるでしょう。
Webデザイナー
Webデザイナーとは、その名の通りWebサイトやサービスのデザインを行う職種です。
具体的にはWeb上の企業サイトやアプリケーション全体のデザインから細かいバナーやボタン、素材等のデザインと作成を行います。またそれらのデザインだけでなく、全体のフレームワーク及びコーディング作業を兼務する事もあります。
なお、マーケティングやSEMの視点を交えたデザインが出来るWebデザイナーは重宝されます。
IT業界は全体としても伸びており、今後もさらなる成長が見込める業界ですのでWebデザイナー職の需要は高まっていきます。ですので第二新卒の皆さんも転職するならぜひIT業界の企業を狙うべきであるといえるでしょう。
さらにWeb関係のデザイナーだけではなく、コーディングやITのスキルをつけることによって第二新卒の方でも転職後に幅広いキャリアアップが可能です。
高卒でIT業界を目指したい方はぜひこちらのリンクもご参照ください。
飲食業界~求人が多い~
飲食業は高卒の就職・転職で非常に狙いやすい仕事になります。飲食業はそもそもの需要の高さに伴う求人の多さに加え、慢性的な人材不足に陥っていることからも狙いやすくなっています。
ただし、あまりに人手が足りないような職場を選んでしまうとその業務内容の実態はブラックである可能性も考えられるため、職場選びには十分に注意しましょう。
飲食業であればアルバイト経験があるという方も決して少なくはないでしょう。そのアルバイト経験を活かして就職を成功させた高卒の方は非常に多いです。最初はホールスタッフが狙い目でしょう。
さて、飲食店で正社員として働くためには、いくつかの条件をクリアする必要があります。まずは資格です。
飲食店で働く以上、調理師免許はぜひ取得しておきたいものです。特にキッチンスタッフには必要です。
調理師免許は国家資格であり、安全な料理を作ることができる料理のプロの称号です。この資格がなくても調理をすることは可能ですが、持っていれば就職に有利になることは間違いありません。
自分で飲食店を開業する場合にも有利になりますので、将来性のある資格と言えるでしょう。
資格を取得するためには、調理師学校に通うか2年以上の実務を経験した後に、調理師試験に合格する必要があります。
なお飲食店で正社員として働くために求められるのは、資格だけではありません。ほとんどの飲食店では、スタッフの大部分がアルバイトです。正社員には多くのアルバイトの勤怠管理や、指導も求められます。
最初はキッチンスタッフやホールスタッフを経て、最終的には従業員を指導する立場になっていくのが基本的な飲食業の正社員業務の流れです。
自分で調理ができるだけでなく、ほかのスタッフに仕事を教えるということも正社員として働くうえで重要な要素と言えるでしょう。飲食業界について詳しく知りたい方はこちらもぜひ参考にしてください。
運輸業界&製造業界~積極採用~
恒常的に採用を実施を続けるような企業に応募するのもおすすめです。タクシー運転手、バス、トラックなどのドライバーは最終学歴が高校卒業でも採用がされやすい職種のひとつです。
大手の鉄道会社も高卒者の中途採用を募集しています。工場などの製造業も高卒者が中心になって活躍している業界です。
大手メーカー、中小企業の工場を問わず、慢性的な人手不足といわれていますので今はもちろん今後また転職する際にも将来的に求人はたくさんあります。優良企業であれば残業は少なめです。
ドライバー
タクシーの運転手や運送会社のトラックのドライバーなど都心や田舎を問わず、さまざまな地区において必要とされるドライバー職も需要が高いお仕事です。
中卒の人でも普通運転免許を取っていれば働き始めることができますし、入社までに運転免許が取れる予定であれば就職面接が受けられる企業もあります。
ドライバーの人材も募集している企業が多く人材の奪い合いになっているため、福利厚生を充実させて人材獲得を目指している会社が多いのが魅力です。
中には資格取得のサポートをしてくれる会社もあります。
例えば、第二種など特殊な運転免許が必要な企業でも、面接時に普通免許さえ持っていれば入社してから社費で免許を取らせてくれるなどです。給料を受け取りながら取得できる点は嬉しいですよね。
また、給与や手当てなど収入の面でも優遇されることの多いドライバー職は稼げる職種のひとつでもあります。
特にタクシー運転手の場合にはもらえる給与は歩合制が基本です。歩合制は基本給(基本的にもらえるお給料)にプラスで頑張った分の給与が上乗せで支給される仕組みです。
そのため、頑張れば頑張るほど最初のうちから高い水準の給与を受け取れる仕組みになっています。他にも特殊な免許を持っているドライバーの基本給が高く設定されている企業もあります。
タクシードライバーや長距離トラックの運転手などは勤務のリズムとして夜に働くケースもありますが、その場合は年間休日が通常企業の倍程度あったり、シフト制だったりとその分休暇が準備されています。
他にも勤務形態を選べたり、日勤のみの待遇の求人もあります。自分なりのワークライフバランスを作り上げたいという方や頑張った後は集中して休みがほしい方にも魅力的な仕事でしょう。
製造
製造業は工場などで働き、ものづくりに貢献する仕事です。物を販売するより作りたい人や、身体を動かすのが好きな人には向いているでしょう。
製造業といえば黙々と仕事をするイメージを持たれがちです。しかし、他部署への連絡や折衝などコミュニケーション能力が問われる場面も多いことは知っておきましょう。
また書類関係の仕事もよくあります。提案書、検査表、作業チェックシートなどを作らなくてはなりませんので、文章力も磨いておきたいところです。
製造業は基本的には労働時間がはっきりと決まっています。繁忙期になると話は変わってきますが、通常は定められた時間働けば帰宅できます。
定時で仕事が終わるため、プライベートを充実させることができるでしょう。また正月、お盆、ゴールデンウィークなどの休みをしっかり取れるのもメリットです。会社にもよりますが、だいたい1週間程度は休めます。
製造業は資格を取得しやすいのもいいところです。作業を実施するために資格が必要になるケースが多いので、そのような場合は会社が資格取得のための費用を出してくれます。
資格は自分のものになるので転職のときなどに有利になるでしょう。製造業は実際に製品を作るため、自分のスキルが上がれば、それが目に見えます。技術が上がったことを実感でき、仕事へのモチベーションがアップするでしょう。
弁護士業界&税理士業界~努力が結果に!~
学力に自信があるのであれば、将来弁護士や税理士などの国家資格を目指す方法もあります。
これらの国家資格は基本的に大学教養課程や専門大学院を修了しなければ受験できないので、高卒者は認定試験を受ける必要があります。
ハードルはかなり高いですが、がんばり次第では高卒でも弁護士になることは不可能ではないと言うことができるでしょう。
まだ20代であれば警察官、消防官、自衛官など公務員の採用試験を受けるのも将来的に良いでしょう。公務員についてはこちらで詳しく解説しています。
ちなみに、もし「やりたいことが見つからない」「自分に合った仕事が何かわからない」などと仕事探しにお悩みの方は、転職のプロに相談して自分に合った求人を紹介してもらうという方法があります。
私たちの転職エージェントでは、担当者が直接足を運んだ約15000社もの企業の求人をご紹介。
興味のない求人を勧められたり、粗雑な対応をされることもありません。無料で話を聞くことが可能ですので、興味がおありな方はぜひサービス概要だけでもチェックしてみてください。
高卒に向いていない業界
メディア・新聞社、代理店業界
高卒者の就職・転職では厳しい業界についても一応把握しておきましょう。職種にもよりますが、テレビ局、新聞社、代理店などは学歴を重視しますので高卒にはやさしくないと言うことができるでしょう。
ただし、上記の業界でも中小企業や下請けであればチャンスが全く無いとは言えません。まずは求人を出しているかを確認して、あればぜひ応募をしてみてください。
金融業界~学歴重視の傾向~
銀行などの金融機関も高卒での採用がむずかしい業界です。一昔前であれば、商業高校の出身者がよく採用されていましたが、1990年代を過ぎてからはほとんど採用がなくなりました。
金融業界は大卒以上の学歴が求められることを覚えておきましょう。ただし、地方の銀行や新しい銀行をはじめ、学歴を問わず採用をしている企業もありますので最初から諦めることはせず、挑戦してみてください。
商社~大卒に人気&競争率が高い~
大手商社に関してもほぼ同じことを言うことができます。大手商社も大卒、もしくは大学院修了者のみの採用がほとんどです。
小さな会社であれば採用を行っている場合もありますが、その場合は職務経験を問われることが多いです。商社に関しては大卒以上でも人気の就職先になりますので競争率はさらに高くなります。
しかし、「学歴不問」や「高卒以上」の求人があればあなたも企業の求める人材の一人です。まずは選考に参加してみましょう。
ちなみに、求人を探す際に皆さんは何を使われますか?企業の公式HPや就職・転職サイト、エージェント(就職・転職の無料サポート)など様々かと思いますが、”匿名掲示板サイト”の情報だけを頼りに活動を進めるのはおすすめしません。
理由や解説は別の記事にまとめてみましたので良かったら参考にしてみてください。
高卒の仕事探しで注意したいポイント
実際に転職や就職活動をしていて、なかなか内定を得られない方も中にはいるかもしれません。そんな方に気をつけていただきたいのが「仕事探しのポイントを押さえられているか」です。
高卒の仕事探しで一番大切なポイントは、「企業が採用したい人と自分の状況が合っている求人に応募する」ということです。
なぜなら、内定を取れていない方に限って「おもしろそう」「楽しそう」だけを基準に仕事探しをしている方が多いからです。では具体的にどんなところに気をつければよいのか見ていきましょう。
求人情報探しでは、応募条件が「高卒以上」や「学歴不問」と書かれている仕事を探しましょう。企業側は学歴ではなく、ポテンシャルややる気、その人の人柄などを重視している傾向があります。
また、企業の採用実績や先輩社員の声があれば、同じような境遇の方が働いていないか見てみましょう。学歴に関係なく本人のやる気次第で活躍できる会社かどうかを判断することが出来ます。
加えて、仕事を探すときには業界ごとの違いを押さえることも大切です。高卒者が採用されやすい業界としては、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。高卒者が採用されやすい業界を以下の記事でピックアップしてみました。
楽しい仕事がしたい方へ
全員にとって「楽しい仕事」は存在しない
誰しも「楽しい仕事があったらいいのにな」「楽しい仕事ってどんなものがあるんだろう」と考えたことがおありかと思います。
もちろん、「仕事が楽しい!」と感じている人も多くいますので、実現できないわけではないですが
全員にとって楽しい仕事というものは存在しないことを認識しておきましょう。
なぜなら、どんな仕事でも人の性格や環境、捉え方によって楽しく感じることができたり楽しく感じることができなかったりするからです。
例えば営業職ひとつとっても、同じ業務内容でAさんは「いろんな企業の方とコミュニケーションを取ることができて楽しいし面白い」と感じることができます。
一方、Bさんは「初めて会う人と積極的にコミュニケーションを取るのは緊張するししんどいから楽しくない」と感じるかもしれません。
要はその人の捉え方によって仕事は楽しくもつまらなくもなるのです。したがって全員にとって楽しい仕事というものは存在しません。
よく仕事えらびで「この職種を選んだ理由は?」と聞くと「楽しそうだから」という回答が返ってきます。
しかし、「この職種のこういう部分を通して、こういった経験が得られることで成長が実感できて楽しい」くらい細かいレベルで動機付けが出来ていないとその仕事を楽しく感じることが出来ないのです。
また、仕事が楽しくないという漠然とした理由だけで転職をはじめ、自分の心が前向きにならないまま転職先を決めることもおすすめしません。
というのも、転職できたとしてもその理由を分析し、仕事えらびに活かす事が出来なければ、新たな職場でも状況が変わらず、以前と同じように「仕事がつまらない」と感じ始めるタイミングが来てしまうからです。
大切なのは自分が楽しめると思える業務や経験があるか、面白いと思える出会いや仲間がいるか、積極的に取り組みたいと思える事業内容やビジョンかどうか、など仕事に対してモチベーションを感じられる部分を見つけられるかです。
やみくもに転職を繰り返して、スキルが深く身につかないまま時間を過ごしてしまうことのないよう、自分が楽しめる仕事環境づくりを自分で率先して行っていきましょう。
好きなことを仕事にするメリット
さて、ここまで「楽しい仕事」や「楽しく仕事をするには」について一緒に考えてきました。しかし、皆さんの中には中には”好きな仕事が出来ていればどんな状況でも楽しい”という方もいらっしゃるかもしれません。
では、好きなことを仕事にすることにリスクはあるのでしょうか。ここでは好きなことを仕事にするメリットとデメリットをまとめます。
やはり好きな分野や好きなことを仕事にすると、おのずとモチベーションが上がりやりがいを感じることができるという点が最もわかりやすいメリットです。
ずっと好きだったことややりたいと思っていた仕事に就職・転職することができた場合には、多少大変なことがあってもやる気が衰えにくく「もっと頑張ろう!」と感じやすいものです。
例えばずっと編集者を志していた人であれば、本などに全く興味がない人に比べ、その仕事で大変なことが多々あったとしても完成した本が書店で並んでいたり人が読んでいたりするのを見たときには、実に大きなやりがいを感いることができるでしょう。
好きなことを仕事にするデメリット
好きなことなのに仕事にすることでデメリットがあるの?と不思議に感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし好きだからこそのデメリットが存在します。
ひとつ目は好きだからこそ「そのフィールドでの好き嫌い」が発生してしまうことです。
特にその仕事に興味のない人にとってはどちらの仕事も対して変わらないものでも、好きな人にとっては「この業務は好きだけどあの業務は好きじゃないからやりたくない」などと、業務上での好き嫌いが発生しやすいのです。
また好きなことを仕事にするとは言っても、完全に自分の希望した業務内容を行えるとは限りません。
ゲームが好きだからゲームを作りたくてゲームの制作会社に就職・転職をしても、ゲームの制作よりも事務作業が多かったりすることもあるのです。
「就職してみたらやりたいことと違った」
「ずっと憧れていた業界だったけど、想像していなかった職種に配属されて辛い」
「もっと派手な業務かと思ったのに地味すぎてつまらない」
このように、好きだからこそ理想とのギャップに苦しむ場合が実は少なくないのです。
なお、好きなことに対して熱が冷めたり飽きてしまうということも人間にはあり得ることで、もし思い通りの企業や職種に就職・転職できたとしてもその後に飽きがきてしまったら、ムダに苦しい時間を過ごすことにつながります。
好きなことを仕事にする方はぜひそのメリットとデメリットを踏まえたうえで仕事えらびをしてみてくださいね。
仕事が「楽しい」と思えない理由
さて、実は仕事を楽しいと感じることができない人には共通した原因があります。今まさにその状況の方は、一度あてはまっている部分がないか確認していきましょう。
楽しくない理由を「他人やまわりのせい」にしている
仕事を「楽しい」と感じられない人の特徴…それは仕事を楽しいと感じることができない理由を「他人やまわりのせい」にしている点です。
「人間関係が上手くいっていない」
「上司との性格が合わない」
「給与や賞与など、発揮した結果に見合う報酬をもらえていない」
「思っていた仕事の想像と違った」
上記のように、仕事を楽しいと思うことができていない人はその理由を漠然と他責で捉えてしまっている場合が多いのです。
もちろん上司によるパワハラやセクハラ、まわりの社員によるいじめなどがある場合はその限りではありませんが、現状を嘆くだけでは何も変わりません。
大切なのは仕事が楽しくないと感じた時に、「どのようにすれば楽しいと感じることができるだろう」と考え工夫をすることです。
たとえそれで状況が変わらなかった場合も、転職時にはその経験を生かして仕事えらびをすることができるため、次の職場では「楽しく仕事をするための環境づくり」を実現しやすくなります。
では先ほどお話した、「どのようにすれば今の仕事を楽しいと感じることができるだろう」をより深く考えるために、よく聞く仕事が楽しいと思えない理由を集めてみました。
仕事がつまらない、楽しくない…そう感じてはいるが、原因がわからない人はあてはまるものがないかチェックしてみましょう。
将来の目標や理想がないから
なぜ人は働くのでしょうか。それは人それぞれ目的が違います。
「家族を養っていくため」
「大切な人と将来豊かな生活をしていくため」
「とにかくこの会社で一番になりたいから」
「その仕事が楽しくて仕方がないから」
「誰かの役に立ちたいから」
「憧れのあの人みたいになりたいから」
このような目標や将来の理想がある人は、そこから逆算すると仕事を頑張らなくてはならない理由が明確なため、仕事自体の楽しさのためにモチベーションが下がることはありません。
そういう方々は、「将来マイホームを買うためには働かないといけない」、「その組織で一番になるためにはそれそうおうの努力をしないといけない」というマインドで働いているからです。
逆に言えば、将来の目標や理想がない方は自分が何のために働いているのかがわからず、モチベーションが下がってしまうことが多いのです。
目標や将来の理想、ビジョンやキャリアプランを考えたことがない方はこの機会に一度考えてみてはいかがでしょうか。
業務上のスキルが足りていないから
業務をこなしていく上で「君は本当に仕事が速いね~」といわれるのと、「いつまでかかってんの?もう締め切りすぎてるんだけど」といわれるのではどちらが楽しいでしょうか。
仕事が上手く進んだ時には「この調子、この調子!」「明日はもっとスムーズにいくように工夫しよう!」などと前向きになりやすいのが人の性。
その反面うまくいかないことが続いてしまうと「自分はできない人間なんだ」「こんなはずじゃないのに」「この仕事に向いていないのかもしれない」などとネガティブな思考に陥ってしまいがちです。
やはり人は仕事をしていく上でその業務を十分にこなすことができるだけのスキルや能力がなければ、上手く行かないことが続きやすく、仕事をやりがいのあるものと感じにくくなってしまいます。
また、業務上のスキルや能力が足りていないと今自分が一体なんの目的のためにその業務をしているのか、全体像が把握しきれなくてモチベーションが下がる場合もあります。
この場合は仕事が出来る先輩に仕事のコツを聞いてみたり、資格の勉強をしたり、上手くいかずに悩んでいることを同僚や家族に相談してみましょう。解決策が見つかるかもしれません。
人間関係が円滑でない
これは組織の中で仕事をしていく上で非常に多い問題です。いろんな性格の人が集まってくるのが組織ですから、そこでお互いを理解しきれずギクシャクしてしまうことはよくあります。
修復不可能なまでに人間関係が悪化してしまった場合などは、もはや仕事どころではなくなってしまう場合もあるでしょう。
必要な場面ではコミュニケーションを出来る限り取るように注意し、トラブルに繋がらぬようにするのがベターであるといえます。
無理に現状を改善させようと一人でもがくとしんどさが増したり、さらにややこしくなったりしますので、信頼できる上司やあなたの性格を理解している親友に話を聞いてもらうことをおすすめします。
時間が解決する場合もありますので待っているのも手ですが、それが理由で鬱病など精神的な病気になってしまうと転職に不利になってしまう場合もあるのでその前に職場を離れるなどして自分を守りましょう。
プライベートが充実していない
一見仕事と関係がないようにも思える項目ですが、仕事を楽しむ方法でも挙げたように人生は仕事半分、プライベート半分です。プライベートを充実させてこころも体も十分に休ませ、楽しいと思える時間を過ごすことでその分仕事に前向きに取り組めることが多いです。
そのため、逆にプライベートで悩みを抱えている場合にも仕事に集中できなくなる場合あります。
その精神状態がトラブルやミスの原因にもなり、仕事まで楽しくなくなることは避けたいですね。特に家族の問題や金銭問題、恋愛やパートナー間での悩みは重要な問題だけに上手く行かないと仕事に影響が出がちです。
「プライベートの不調が仕事の不調に繋がる場合がある」という事実を認識するだけでも防げる場合がありますので、常に頭の片隅に置いておきましょう。
仕事を「楽しい」と感じる方法
では、現在「仕事が楽しくない」、「仕事がつまらない」と感じている人はどうすればいいのでしょうか。まずは仕事を「楽しい」と感じる方法を見ていきましょう。
なぜ楽しくないのかの理由を明確にする
さて、なぜ自分は今の仕事を楽しいと感じることができないのかを考えてみましょう。それを明確にしないことにはたとえ転職を重ねたところで問題は解決しません。自分のモチベーションを下げている原因を見つけるのです。
給与が低いからやる気がでないのか、仕事がうまくいかないから楽しいと感じられないのか、そもそも臨んだ職種と違うところへ配属されてしまったのか。
もし根本的に仕事が自分の希望とあまりにも違いすぎたものであることが理由である場合には、転職を考えるのもひとつでしょう。
その場合には転職先に何を求めるのか、自分は転職先でどんなことを活かせるのかを明確にした上で仕事を探しましょう。
転職で大切なのは「同じ失敗を繰り返さない」よう全力を尽くすことです。
自分の仕事が誰かの役に立っているということを思い出す
また、どんな仕事でもその仕事によってメリットを得られる人がいます。飲食店であればご飯を食べにくるお客様、ドライバーであればそれを利用するお客様。
自分の仕事が誰かの役に立っているという自覚をもち、それが自信ややる気に繋がれば、スキルをつけて結果を出すことが楽しくなってくるのではないでしょうか。
仕事のオン・オフを切り替える
仕事のオンとオフを切り替えることも方法のひとつです。人によってはずっと仕事のことを考えていないと気がすまないという方もいらっしゃいますが、そういったいわゆる仕事人間タイプの方以外は人生が仕事半分、プライベート半分だということを思い出してみましょう。
仕事を終えたらしっかりとプライベート空間を充実させて楽しむ。それが音楽でもスポーツでもゲームでもテレビでも構いません。
仕事をスムーズに終わらせることでプライベートの時間をより確保できるのであればスキル向上や業務効率化も苦になりませんし、プライベートにお金をかけるために稼いでいると思えば仕事に対する考え方も変わります。
「仕事が楽しい」という感覚まではいかなくても、「仕事が楽しくない」「仕事がつまらない」という感じ方は薄くできるかもしれません。
オン・オフの切り替えという意味では、ミスした場合の気持ちの切り替えも上手であるほど「仕事が辛い」と感じにくいです。
仕事の細かいことをいつまでもずるずると引きずってしまうとその後の仕事に良くない影響を与えてしまいますので、もしミスをしてしまったのならしっかりと反省点を模索し、その解決策を導き出してからその日の仕事を終え、プライベートに浸って気持ちを切り替えられるように心がけましょう。
仕事を「敵」に見立ててゲーム感覚でこなす
さて、これは仕事をしていく上での考え方にはなりますが、「自分がこなさなければならない仕事を敵に見立てて、その敵に向かって攻撃するかのように仕事をこなしクリアしていく」という方法はいかがでしょうか。
もちろん頭の中でではありますが、辛い仕事も「メタルスライム(めっちゃ強い敵)が現れた!」とナレーションを流しましょう。
そしてその仕事を頑張ってクリアできたら経験値がいつもの倍ゲットできると考えると少し仕事が楽しくなってきます。レベルアップの定義や資格などを装備と考えて、仲間と業務に立ち向かっていきましょう(笑)
その日にやるべき仕事、今後一週間でやるべき仕事など、期間を敵にするのもいいですね。その期間内のタスクを進捗率で割って、”進捗率100%=エリア攻略”に見立てると「あと何%で全クリできる!」とやる気が出るかもしれません。
どうしても今の仕事が楽しく感じられないけれどなんとか頑張りたいという方は、ぜひこのゲーム手法を取り入れてみてはいかがでしょうか。想像力に自信がある方には特におすすめです。
高卒の就職・転職活動を成功させるために知っておきたいこと
実際、高卒の人は大卒の人に比べると就職がむずかしい場合があります。
特に大企業への就職を希望する際などに、新卒採用は大卒に限って大量採用をする企業が多いことに加え、中途採用でも応募条件に学歴が記載されている企業も少なくありません。
また、最終学歴が高校卒業の人を歓迎している求人の内容に偏りがあることも事実です。
就職であれば通っていた高校と企業のつながりによって異なりますが、転職に関しては高卒者が応募できる事務系の仕事は少ない傾向にあります。学歴を重視しない営業職や技術職の求人が多いです。
ただし、仕事の歴が長くなってくれば高卒や大卒などの学歴差がなくなることもあります。
そのため、高卒者が就職する際には柔軟な発想で職を探し、入った会社で実績を積むことが転職で仕事探しの幅を広げる最大の近道で、これは学歴に限らず、入りたい会社やなりたい職種に対して応募までのハードルが高い人すべてに共通することです。
正社員を辞めてブランクがある方は派遣社員や契約社員でもいいので社会人経験を現場で取り戻すことは正社員就職に有用ですし、未経験の職種に挑戦したい方はポテンシャルを示すために現状の職種で結果を出したり、仕事をしながら資格を取ったりすることが大切です。
まずは今の状況で、将来に向けてどう努力したかが仕事探しの幅を広げます。
たとえば、将来とあるメーカーの営業職を目指すのであれば、まずは商品にこだわらず何でも売るという気持ちが大事になります。
メーカーの名前を借りずに商品を売ることは、営業力の向上やお客様の気持ちを汲んだ営業方法の発見に繋がります。
そこでの頑張りは数字を踏まえて転職時にアピールが出来ますし、転職後にノウハウを生かして営業成績トップを取ることも夢ではありません。
業種にこだわりを持ってしまいすぎると、そもそも就職できずブランクがあいてしまうなど最悪の状況になりかねませんので注意しましょう。
また、将来の職種に直接通じなくても現状の仕事で努力することは、他の職種でも努力できるということを採用担当者に印象付けることが出来ます。
肉体労働系の仕事であれば、重い物を軽々と運んだり、暑い場所でも長時間作業をし続けることができるなど経験談をもとにタフさを売り込むことで、精神的な強さや体力をアピールすることができます。
「努力をし続けることができる」、「仕事をやりぬく根性は負けない」などの気持ちはどんな職種にも役立ちます。
他にもアルバイト経験がある方はわかるかと思いますが、外食業界などコミュニケーション能力が重要視される仕事はお客様相手(to C)の職種で役立つスキルを身につけることが出来ます。
事務職などのデスクワークでも社内の人との円滑なコミュニケーションをとる能力は重宝されます。
飲食業界でどのような相手でもうまくやっていけるような人当たりの良さや対人のコミュニケーション能力を身に付けることが理想の転職実現に繋がります。
まわりが大卒だらけの仕事だと、高卒であることにコンプレックスを持ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、コンプレックスを持ったところで何も良いことはありません。まずは自分の目標に向かって前向きに進んでいきましょう。
転職の幅を広げるために資格の取得もおすすめです。難易度の高い資格を持っているほど有利に就職・転職活動を進めることができるでしょう。
とはいえ一人では仕事探しのやり方がイマイチわからず不安な方も多いことでしょう。そんな時は就職・転職エージェントの利用が非常に便利です。
転職エージェントとは、求職者に対して提携している企業の求人を紹介することを主なサービスとして展開している民間の就職支援サポートです。
例えば私たち第二新卒エージェントneoでは第二新卒者をはじめとした若者を対象にサービスを展開しております。
お一人お一人をプロの転職アドバイザーが担当させていただき、個人の希望条件や性格、適性に沿った求人をご紹介。
その他履歴書の添削やアドバイス、本番さながらの面接対策、企業との交渉ごとの代行も行っています。
なお、第二新卒エージェントNEOの強みはなんと言ってもアドバイザーの丁寧さと人柄のやわらかさ。「人見知りで対人が苦手・・・」という方にも高評価をいただいております。
アドバイザーの丁寧さと人柄のやわらかさもあいまって、就活が非常にスムーズだったとのお声を多くいただいております。
ご相談からでもかまいません。私たちのサービスはすべて無料で就職、転職どちらにも対応しておりますので、一人での仕事探しでお悩みの方はぜひ利用を検討してみてください。
稼ぎたい方に。高卒でも大卒より高い年収がもらえる仕事とは?
厚生労働省の資料によると、平成28年度の高卒の初任給の平均は男性で約16万3千円、女性で15万7千円です。男女で差があるのが気になりますが、それよりも気になるのが、大卒の平均的な初任給との差です。
大卒の平均初任給ですが、男性で約20万5千円、女性で約20万円と、高卒の初任給よりもはるかに高く設定されています。
そのため、高卒でも待遇や条件がいい職場を探すためには学歴よりも経験ややる気、成果を重視する実力主義のような業種を探してみましょう。
初任給は大卒と比べて低くなることはありますが、実力主義なので成果により高収入になる可能性が高いです。
ただ、稼ぎたいといって、稼げる業種や職種をなんでも選んでしまうと上手く続けられない場合もあるので、しっかりやりたい仕事を決めた上に就職活動を進めていきましょう
社会的には「高卒は給料が低い」と思われがちですが、実際に社会で働き始めれば「学歴の差」よりも「向上心の差」が重要なポイントになります。
どん欲に「お金をたくさん稼ぎたい」と思い「どうすれば会社に貢献できるか」「客が喜んでくれるか」を考えて行動できれば、高給取りへと近づいていくでしょう。大切なのは「いつまでも成長しつづけたい」という「向上心」です。
高卒でも社長になれる!自分に適した業界を探すのが成功への近道
大卒に比べて高卒の就職がむずかしいのは現実ですが、転職がそういうわけではありません。
実力主義の企業や、学歴を問わない業界にいくのであればチャンスは大いにあります。高卒をコンプレックスと考えず、前向きに行動するようにしましょう。
高卒でもがんばって社長になった人はたくさんいます。自分に適した業界に就職し、実力を発揮できるようにしましょう。
おまけ|高卒の就職や転職で一人暮らしをする方へ
高卒の方の就職や転職をサポートしていく中で質問の多かった一人暮らしへの不安についてもここで解説していきます。
高卒の給料で一人暮らしはできるの?余裕はあるの?などを平均的なデータとともに解説し、節約術などもご紹介。
一人暮らしにかかるお金はいくらくらい?
さて、まだ体験したことのない人には未知の一人暮らしの生活。一体何にどのくらいのお金が必要になるのでしょうか?
*家賃・・・約60000円~約70000円
*光熱費(ガス・電気など)・・・約8000円
*水道代・・・約1500円
*食費・・・約30000円
*通信費(スマホ料金・Wi-fiなど)・・・約7000円
*交際費(飲み会など)・・・その都度、平均は計れません
*洋服代・・・男性 約10000円、女性 約20000円
*娯楽費(趣味など)・・・約5000円
*保険料・・・約3000円~約5000円
※1ヶ月の全国平均値の目安です
※水道代は2ヶ月ごとの請求人なるため2で割った金額を明記しています
したがってざっと計算すると一人暮らしの生活に必要なお金は約130000円~約140000円であるということになります。
20代前半の高卒者の給料は例えば飲食業で約20万円~約22万円、小売業なら約23万円程度となっています。仮に給与が22万円と仮定して先ほど計算した生活費の14万円を引いたら、なんとたったの8万円しか残りません。
また先ほど提示した要素はあくまでも最低限の生活にかかるお金であり、特に気にせず遊びにお金をつかったり多趣味な人はもっと多く出費をすることになります。
なんとか生活はできますが、なかなか貯金をする余裕がない状況を強いられることになるかもしれません。
忘れがち!一人暮らしにかかる引越し費用
一人暮らしをするには当然のことながら引越しをすることになりますが、そこにもなかなかの金額が必要になってきます。まず忘れてはならないのは敷金と礼金の存在です。
まず敷金とは「退去するときに部屋を元の状態に戻すために最初に預かるお金」のことで、その部屋を退去する時に修復費用が差し引かれて返金される仕組みになっています。
そして礼金とは「その部屋を課してくれたオーナーに対して支払うお礼金」のことで、退去時に返金されることはありません。
この敷金と礼金はそれぞれ約60000円ほどの場合が多いです。またこれは入居時に用意する必要があり、これらと一緒に火災保険などの加入も必要になってくる場合があるため、その際は+約20000円ほどが必要になります。
なお入居時には敷金、礼金、諸月の家賃代、火災保険代が必要になるため、家賃を65000円と仮定した場合、最初にかかる費用はなんと205000円になります。
生活に必須!家具家電の用意
さて、他にも一人暮らしの引越しでは家具家電の用意が必須になります。一般的には以下のアイテムが考えられるでしょう。
*ベッド *テーブル *本棚 *テレビ *テレビ台 *掃除機
*洗濯機 *電子レンジ *冷蔵庫 *炊飯器 ・・・etc
「え!よくよく考えたらこんなにあるの!?やばいまたお金が・・・」なんていう声が聞こえてきそうですね。ベッドや本棚などは実家や元いた家から持ち出せるにしても、さすがに洗濯機や電子レンジなどは新しく買う必要があります。
通常、新品で購入しようとするとかなりの金額になってしまいますが、最近では家電量販店などで一人暮らし用に用意された家具家電のセット売りなどがあるため、こういったものを工夫して購入すると初期費用はかなり浮きます。
また掃除機や洗濯機、テレビ台などは中古でもかなり状態の美しいものがインテリアショップなどで売られています。中古品にあまり抵抗のない方は「セカンドストリート」「オフハウス」などのショップをチェックしてみることをおすすめします。
以上のように一人暮らしには通常の生活費に加えて初期費用も結構な額でかかることがわかりました。しかし、だからといって高卒には一人暮らしができないというわけではありません。
地方や家賃や物価が安い傾向にありますし、仕事選びの時点で一人暮らしを見越した収入の仕事に就くことができれば問題ありません。
高卒の一人暮らしにおすすめのカンタン節約術!
さて、ここまでで高卒者の一人暮らしの大変さを多数紹介して参りましたが、高卒者に限らず一人暮らしは大変です。
また、どんな方も正社員として勤めだしてから2、3年と経過していけば余裕が出てくるものであるため、決して厳しいものではありません。
ただし、一人暮らしの初期に貯金をするにはある程度余裕が出てくるまでは賢い節約をし続ける必要があります。ここでは節約術について見ていきましょう。
食費
人間が生きていくうえで必ず必要になってくる食費。これは外食などをすると一気に出費してしまいます。ぜひ一人暮らしで貯金をした場合にはできるだけ内食を心がけてください。
例えばランチには前日の夜に作った晩御飯の残りをお弁当にしてもってくるなどすれば、ローコストかつ低カロリーの食事になり健康面でも嬉しいです。
なお食費を抑えるにはまず毎月どれくらいの食費がかかっているかを、今日からでもいいのでつけていき把握しましょう。
そこで自分がどんな部分にお金を使いすぎていてムダが発生しているのかをチェックすることができます。
買い物代
また、お金がたまりづらい人に共通している特徴には買い物をしている回数が多いという点が挙げられます。まずは買い物に行く回数を3分の2に減らしてみましょう。
そして慣れていったら半分くらいにまで減らすことができますので、そうすればおのずと出費を抑えることができます。
水道光熱費を節約!
実は水道光熱費も簡単に節約することができます。例えば、皆さんは歯を磨くときに水を出しっぱなしにしてはいませんか?
これは意外と水道代を上げてしまいます。コップに水を入れてすぐに水を止めれば一気に節約できます。
またトイレの水を流すときも必要なとき以外は「小」のほうで流すように心がけ、ここでもムダを省きましょう。他にもシャワーヘッドを節水用のものに取り替えるだけでなんと30~50%もの節約になります。
なお電気代については冷蔵庫の設定温度を変えるだけでも効果があります。寒い冬場には弱、暑い夏場でもエアコンを使っているときは中に留めるなど、簡単に節約をすることができます。
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!