中卒の就職事情

厚生労働省が発表している「平成25年若年者雇用実態調査の概況」の内容によると、15～34歳までの若年労働者における正社員割合を学歴別でみると中卒が37.5%であるのに対し高卒が57.1%、大卒が79.6%となっています。

なんと若年労働者の割合は大卒者と比較すると中卒者は半分以下の割合であることがわかります。

企業が中卒に抱く懸念

では、なぜこんなにも中卒者の正社員割合は低いのでしょうか。要因のひとつとして挙げられるのが各企業が｢中卒｣などの学歴に強みのない層に対して抱きやすいさまざまな懸念です。

高卒がもはや当たり前となってきている現代において、企業の採用担当者には男性女性を問わず｢中卒｣という学歴を見た時に頭に思い浮かべやすいネガティブな事柄やイメージがいくつかあります。典型的なのは以下のようなものでしょう。

実際には中卒者全員がそうであるわけではないのですが、企業側は履歴書を見ただけでは相手が男性か女性かという情報以外、どんな人なのかがほとんどわかりません。

企業の採用担当からすれば、どうしてもそういうイメージが先に立ってしまいやすくそれが中卒者就職の大きな壁となってしまうのです。

本来は学歴に関係なく、中卒であろうと高卒であろうと大卒であろうと、働くやる気があって成長意欲があり、素直に自分の失敗や欠点を受け入れてまたプラスに変えていこうという仕事の仕方をする人と誰しも共に働きたいものなのです。

しかしそれまでの努力の度合いを計るひとつの指標として学歴に注目した際に、企業側はより失敗を避けるために中卒よりも高卒や大卒を優先してしまうのです。

したがって中卒者が就職活動をおこなう際にはその壁をいかにして乗り越えるかが大きな課題となります。

漠然とした企業側のイメージではありますが、自分が中卒で正社員を目指しているのであればそのネガティブなイメージを打ち砕く何かをアピールしてあげる必要があります。

また、高学歴の人たちに比べて若いうちに何を経験していてどんな強みを持っているか、何ができるかを自己分析を通じてこれからの勤務先にアピールできるようにしましょう。

正社員のメリット1：生涯賃金が断然高い！

一見、アルバイトは稼げると勘違いしやすい

アルバイトでも職種によっては時給1,000円以上のものもあります。仮に、時給1,000円で1日8時間働いて月に20日間出勤すると、月収は16万円です。

職種にもよりますが、この金額は大卒正社員の初任給でもらえる給料に匹敵すると言えます。

しかも、アルバイトであれば給与に学歴が反映されることは少ないので、中卒からでもフルに働けばそれなりの月収が得られるのです。

そのため、人によっては「アルバイトのほうが気楽でいいや」と考えてしまいがちですが、これには落とし穴があります。

正社員にはボーナスや昇給がある

正社員には一般的にアルバイトにはないボーナスがありますし、年齢や経験を重ねることによる昇給や昇格があります。

なお、アルバイトでも時給アップはありますが正社員と比べると上限はとても低いケースが一般的です。そのため、長い期間で考えるとアルバイトとのあいだには大きな格差があります。

社会に出て働きだしてから受け取る総給与額のことを生涯賃金と呼びますが、大卒正社員の生涯賃金が2億5,000万円であるのに対して、22歳から60歳までフリーターとして働いた場合は6,000万円程度だといわれています。

アルバイトは掛け持ちしても問題ないケースが多いので、たくさん働く人は若いうちは周りの正社員として働いている友人よりも給与が高い場合もあるでしょう。

しかし、年齢を重ねるごとにその差は縮まっていき、気が付くと大きな差をつけられてしまっていることが多いのです。

正社員のメリット2：社会保険がある！

社会保険とは簡単にいうと「医療」「年金」「介護」の分野において、困ったときに助けてくれる制度です。そのほかにも、失業手当がもらえる「雇用保険」や仕事中の事故による経済的な損失を補填してくれる「労災保険」などがあります。

これらの保険は、若いうちにお世話になることは少ないので軽視しがちですが、いざ利用しようと思ったときにきちんと加入していないと経済的につらいでしょう。

たとえば、アルバイトでも一定期間以上働いていれば有給休暇を使えますが正社員と比べて日数は短いケースが多く、病気やケガになってしまうと収入がゼロになりやすいからです。

もしもそうした状況で健康保険料を満足に支払っていないと、全額自己負担で高額な医療費を支払わなければいけないので大変です。

｢保険の違い｣は｢将来の違い｣

また、国民年金と厚生年金の最も大きな違いは「将来的にもらえる年金額が大きく違う」という点が挙げられます。

フリーターや個人事業主などが加入する国民年金において、掛金を支払うのは本人のみですが、正社員が加入する厚生年金は掛金の半分を会社が負担しています。

また、掛金自体は国民年金より高くなるケースが多いので「自己負担は少ないけど、将来的に受け取れる年金は国民年金よりも多くなりやすい」という年金です。

社会保険料は毎月の給与から天引きされることが多く、自分で支払っている感覚があまりないため、正社員になるメリットとしては見落としがちです。

しかし、加入しているか否かによって将来的に大きな差が生まれます。勤務先の会社の規模によってはアルバイトでも社会保険に加入できるケースもありますが、正社員は基本的に加入しなければいけないとされている点はメリットだと言えるでしょう。

正社員のメリット3：社会的信用がある！

フリーターはローンが組めない

将来的に住宅や車の購入を検討している人は、正社員のほうが有利です。なぜなら、住宅や車といった比較的高額なものを買うときは、ローンを利用する人が多いからです。

少額の借入であれば消費者金融を利用するという方法もありますが、特に住宅のような高額な買い物をするためには、金融機関でローンを組むのが一般的だと言えます。

金融機関でローンを組むときは「借りる人の資産状況」や「他の金融機関での借り入れがないかどうか」などがチェックされます。

要は金融機関としても、借りる人がきちんとした返済をしてくれるかどうかを確認しているわけです。資産状況の確認には、当然のことながら「収入の有無」に関しても行われます。

「アルバイトでも正社員と同様の収入があれば通るのではないか」と思う人もいるかもしれません。しかし「いつ辞めさせられるかわからないアルバイト」と「法律で立場が守られている正社員」では、審査の通りやすさがまったく違います。

将来的にマイホームを持つ計画があるなら、なおさら正社員になっておいたほうがよいと言えるでしょう。

【おすすめ】中卒なら｢営業｣に就職すれば学歴に関係なく高収入を得ることができる件

営業職とは、企業が開発した商品やサービスを客や相手会社に対して紹介し販売していく仕事です。

企業の原動力となる売上を作る営業職は多くの企業で花形の仕事であり、数字を上げられる営業マンは会社での評価も高くなります。

適切な言葉遣いや身だしなみはもちろんのこと、商品に対する深い理解や相手のニーズを引き出す話術などのスキルが必要です。また営業職は「数字を上げる」ことが仕事になります。

数字とは「契約数」であり、いかに学歴が高くても数字が上げられない営業マンは会社にとって必要とされません。つまり、営業職に大切なのは学歴ではなく「どれだけ数字を上げられるか」この1点に尽きます。

したがって、中卒であったとしても学歴のハンデを跳ね返すチャンスが営業職にはあるのです。

また、多くの企業では契約数に応じて給与が上がる「歩合制」を採用しています。数字が上げられない場合は月給が下がる場合もありますが、きちんと数字を取れるのであれば高卒や大卒よりも多くの給料ももらうことも可能です。

中卒の場合には一般的に応募できる企業が限られてしまいますが、不動産業界は募集条件に「学歴不問」としている企業がたくさんあり、大手不動産会社でも中卒や高卒を採用している実績があり狙い目です。

さて、このコラムでは中卒なら｢営業｣に就職すれば学歴に関係なく高収入を得ることができる件についてリサーチしています。もっと読みたい方はコチラ！

中卒からでも正社員に就職しやすい職種３選！

接客業･飲食業

アパレルやホテル、旅館といった「接客業」は中卒者を比較的受け入れてくれる業種です。また、レストランや居酒屋などの「飲食業」も学歴をあまり気にしない傾向があります。

これらの業種が学歴による区別を行わないのは「仕事に求められる知識が特殊」だからです。

たとえば、アパレルで働くなら「服の知識」「コーディネートのセンス」「お客とのコミュニケーション能力」などが大切です。

そして、これらの能力はいずれも高校や大学で教えてくれることではありません。服飾の専門学校で勉強してきた人はさすがに有利ですが、それ以外なら大卒でも中卒でも同じ立場から仕事を始められます。

飲食業の厨房で習う技術は普通の高校や大学で学べるものではありません。どんなに学歴が高い人でも、飲食業に就職した時点でイチから仕事を教えてもらいます。

場合によっては、余計な知識がそなわっていない若い年代のほうが、飲み込みが早い可能性も出てきます。特殊な業界でノウハウを磨きたいなら、学歴を気にする必要はないでしょう。

営業職

マーケティングや市場分析などで高度な知識を要求される「営業職」は、学歴が重要な職種だと思っている人も多いでしょう。

しかし、営業職では往々にして「考えるよりも行動」が優先される場面が出てきます。そして、中卒や高卒であっても積極的に行動を起こせる人材を求めている会社は少なくありません。

募集要項で「学歴不問」「未経験者歓迎」などの記載がある会社は、中卒を歓迎してくれる可能性が含まれています。営業職に興味がある人は応募してみましょう。

中卒が差別を受けにくい営業職としては「訪問販売」「ルートセールス」「不動産業界」などが挙げられます。

訪問販売やルートセールスでは、決められた地域でどれだけノルマを達成できるかが鍵です。資格や学歴よりも体力とトークスキルが勝負なので、中卒でも適性がある人はたくさんいるでしょう。

また、不動産業界は転職者や未経験者を積極的に採用する特徴があるため、学歴も大きなハンデにはなりません。経歴ではなく現在の実力を見てもらえる業界なのでやりがいが生まれるでしょう。

工場勤務

学校の勉強はあまり関係ないという意味で、工場の仕事も中卒者の就職におすすめです。

食品、自動車、精密機械など工場の職種もいろいろありますが、多くの現場で共通しているのは学歴に関係なく「イチからマニュアルを学ぶ必要がある」という点です。

商品ごとに製造過程は全く異なるため、すべての新人はまっさらな状態から働き始めます。どんなに高学歴の人も社会人経験が深い人も、新しい工場の現場では「知らない」状態からスタートするのです。

つまり、工場の仕事はすべての人間にとって公平です。「今まで何をしてきたか」よりも「これからどれだけ働けるか」が重要視されるでしょう。

また、仕事の進め方が高度にマニュアル化されている工場では、初心者でも早く仕事を覚えられるようなサポートが徹底しています。

就職したら、まずはマニュアルを完璧にこなせるように努力してみましょう。そのうえで「より作業を効率化するにはどうすればいいか」と考えられるようになればキャリアアップも見えてきます。

【おすすめ】中卒が就職に有利になる資格とは？受験できる国家資格＆民間資格を紹介！

中卒者が就職活動中、就職後に取得すると有利な資格のひとつに、国家資格である「宅地建物取引士」があります。

どういった資格か簡単に説明すると、土地や建物の売買や賃貸物件の契約を結ぶ時に契約内容に関する重要事項をお客様に説明する事ができる資格です。

受験資格の年齢や学歴のハードルが低く、なんと平成29年度には最高齢で89歳、最年少で13歳の合格者がいました。

「宅地建物取引士」の試験に合格するためには問題全体の70％以上の正解率が必要です。

しかし過去5年間の最低合格ラインは50点満点中32点～35点なので、しっかり自習しながら通信講座などを利用すれば正解率70％という数字は決して難しくないはずです。

また「調理師免許」の取得を目指してみてはどうでしょうか。これは一般論として他の国家資格より比較的取得は難しくなく、合格率は毎年60％から65％で推移しています。

ただし、受験するのに年齢制限はありませんが調理師学校へ行かずに受験資格を得るには、法律で「調理師法施行規則第4条」に定める施設での実務経験が2年間必要です。

他にも手に職を付けたいなら「貴金属装身具製作技能士」という国家資格を取得して、ジュエリー業界でキャリアを積むのも良いでしょう。

「貴金属装身具製作技能士」とは指輪やネックレスといった装飾品の制作技術を認定する国家資格の事で、一般的にジュエリーデザイナーの仕事に就く人が取得する資格です。

さて、このコラムでは中卒者が就職活動するにあたってチャレンジする業界の選択肢を広げたり、給与や待遇面でのハンディキャップを埋めるために有利な資格を紹介します。もっと読みたいかたはコチラ！

中卒が面接に通るコツ！

中卒のイメージは良くないことが多い

最初にもお伝えしましたが、もはや高卒が当たり前になっているといっても過言ではない現代の日本において、中卒者の人口の少なさは一般的な中卒のイメージをマイナスなものへと導いてしまっています。

まわりはみんな高校に進学しているのにどうして進学しなかったのだろうと眉をひそめる人が少なくないということです。例えば、一般的に企業サイドとしては中卒者にこのような印象を抱くことが多いようです。

実際のところ考えられる理由はさまざまであり、中学を卒業後高校に進学しなかった方の中には夢を追いかけて別のフィールドで努力していた方や、過程の事情ですぐに就職する必要があった方など、ネガティブな理由ばかりではないはずです。

しかし、企業が人を一人採用して一人前になるまで育てることには膨大な費用がかかるわけで、それを考えると採用担当者としては学歴に強みのない方の採用に対して、より慎重になる傾向があるのです。

服装、身だしなみは絶対清潔に！

まず、学歴に関係なく面接では身だしなみを清潔に整えておくことが最低限のマナーです。健康的で明るい印象にしておくと、企業サイドに伝わる印象はよりよくなるでしょう。

男性女性共に、スーツやシャツにはシワが入っていないか、ほこりがついていないかなどを面接の直前も含めて確認しましょう。

そして男性の場合にはネクタイが曲がっていたり、髪の毛に寝癖がついていたり、爪が伸びていて不潔な印象を与えてしまうことがありますので、これも注意しておきましょう。

カバンもリュックではなく、A4サイズの書類がすっきりはいるくらいのビジネスバッグが理想的です。

また女性の場合には靴が高めのヒールなどの派手なものでないか(かかとのあまり高くない黒のパンプス等が理想的です)、爪が長かったり派手なネイルが施されていないか、前髪が目にかかりすぎていてくらい印象になっていないかを確認しましょう。

またバッグについても男性と同様です。｢そんなところまで見てるかな？｣というところまでしっかり見られるのが面接ですので、ぜひ気を抜かずに臨みましょう。

挨拶や言葉遣いは礼儀正しく！

さて、身だしなみのチェックが終わったら今度は言葉遣いや挨拶などのマナーについてです。落ち着いていて凛とした態度ではきはきと挨拶をし、明るい笑顔で丁寧に質疑応答を行う。

これがまずは前提なのですが、なかなか最初からできる人はいません。理由は間違いなく本番特有の緊張によるものです。

緊張してしまっていると、普段は絶対にしないようなミスをしてしまったり、覚えていたことを度忘れしてしまったりします。また緊張が激しい様子が出てしまうと採用担当者もまともには足りていけるのか不安になってしまいます。

そこで、言葉遣いや挨拶の仕方を確認することはもちろん、面接のリアルな練習を繰り返し行っておくことが非常に重要です。

またこれは一人で行ってもあまり効果が出ないため、家族や友人に手伝ってもらったり、就職エージェントなどを利用するのがおすすめです。

高校に進学しなかった理由は正直に

なお、中卒者の就活ではほぼ間違いなく｢なぜ高校に進学しなかったのか｣を質問されます。これについてはさまざまな理由があるかと考えられますが、基本的に嘘をつくのは絶対によくありません。

というのも、もしその企業に就職することになったら、後々高校に私学しなかった本当の理由がどこかしらのルートから知られることになり、虚偽を行ったとしいて処分されることもあるからです。

そもそも人として嘘をつくこと自体あまり気が進まないところもあるかと思いますので、出来る限り正直に伝えることをおすすめします。

ただし、｢勉強が嫌いだったから｣｢めんどくさかったから｣などの明確に印象の良くない伝え方や内容をそのまま伝えるのは得策ではありません。そういった場合は違う伝え方をしたり、他の理由があればそちらを伝えましょう。

とにかく、企業サイドとしてはやる気のある、エネルギーに満ちた方を採用したいと考えています。だからこそやる気がないと捉えられるような言い回しは避けるのが無難です。

長期的にみると正社員のほうが得になるケースが多い

アルバイトよりも正社員のほうがよいといわれる理由は「生涯賃金が高い」「社会保険に加入している」「社会的信用度が高い」といったものがあります。

ただし、これらのメリットは若いうちは感じにくいものが多いのが問題です。

たとえば中卒での正社員は初任給もそれほど高くなく、アルバイトを一生懸命がんばったほうが月収は多いケースがあるでしょう。

また、社会保険や社会的信用度といったメリットも、ある程度自分が年齢を重ねてから実感するものです。

それまではメリットを感じる機会が少ないため「アルバイトも正社員もそれほど変わらない」と思ってしまうかもしれません。

しかし、一般的にはこうしたメリットが非常に大きいため「アルバイトよりも正社員のほうがよい」とされているのも事実です。

目先の給与や自由に使える時間といった誘惑に負けずに、将来的な人生設計をよく考えたうえで自分の理想とする雇用形態を考えてみてください。

また、考えるときは求人情報サイトなどで相談してみるとよいでしょう。プロに相談することで、思いもよらなかった解決策を提示されることがあります。登録や相談は無料であるものが多いので、気軽に登録してみてください。

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おわりに、｢仕事探し｣って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず｢不安｣と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での｢想像とのギャップ｣はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

｢仕事探し｣というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか？

でも、｢仕事探し｣って実は難しくないんです！

仕事を決めるときに必要なのは｢自分の良いところを武器に前向きにぶつかること｣、言ってしまえばこれだけなんです。

｢でも自分に良いところなんてないよ～…｣なんて嘆いているそこのあなた！長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう！

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