中卒フリーターは最後どうなるのか。20代に知ってほしい現実と就職方法の全手順
「このままではヤバイかも・・・」そう思って正社員を目指そうと思っても、いきなりでは何をすれば良いかわからないことも多いと思います。
また、「中卒フリーターの自分は何をアピールすればいいのかわからない」ということもあるかもしれません。中には、中卒フリーターを続けていくことの何が問題なのかがよくわからないという方もいらっしゃることでしょう。
そこで本記事では、中卒フリーターを続けていった場合の現実面を見ながら、どうして就職が大切なのか、そして実際に就職にはどうすれば良いのかについてお伝えしていきます。
中卒がフリーターを続けると最終的にどうなるのか
フリーターを続けている中卒の方の中には一定の夢や目標のためにフリーターをしている方や、就職あるいは転職活動中でアルバイトを行っているという方もいらっしゃるでしょう。
こういった方はいわゆる”先を見据えた行動”をされていますよね。今の自分がどのような立場・環境に置かれていて、この先のために何をどうするべきかを、自分なりに考えて生活してらっしゃるでしょう。
しかし、中にはただなんとなくフリーターとして生きている中卒の方もらっしゃると思います。そして、それは決して少なくはないのではないでしょうか。
なんとなくフリーターとしいて生きているフリーターの皆さんに質問ですが、「いざ本気で仕事をしようと思ったら、働き口はいくらでもある」と心のどこかで思っていませんか?
この思考、決して悪いことではありません。多くのフリーターの方がこのように考えてらっしゃるようですが、実際にスムーズに就職できる方も多くいらっしゃいます。
しかし、現実はそんなに甘くないのです。そして、運も実力のうちなのです。
スムーズに仕事を見つけて就職して、ある程度理想のキャリアアップをして昇給して・・・とうまく生きていける中卒の方ももちろんいらっしゃいますが、それは運によるものも大きくあります。
近年、学歴にあまり強みのない方の多くが、エージェントを使うなどしてより有利なポジションからの就職または転職を進める傾向にあります。
そのため、そういったスムーズな就活を行うことが出来ている方の多くはこれによるものもあるかもしれません。そしてそういった方はある程度先のことを考えながら生活しているはずです。
しかし、ただ漠然と「いつかは就職できるだろう」「今楽しいのが一番」「先のことなんて考えたってどうせわからない」などという考え方を続けてしまうと、将来今のように一種の”まとも”な生活を送ることができなくなってしまいます。
せめてフリーター経験を活かした就職方法を考えたり、少しでも将来のために貯金するなどの工夫を行わなければ、将来食事もままならない状況になることは明白です。
では、なぜ中卒フリーターは就職すべきなのか。以下にお伝えします。
中卒フリーターが今すぐ就職すべき理由とは
現在中卒フリーターの方の多くが、今現在は別段問題なく生活を送ることができていることかと思います。フリーターでも十分にお金は稼ぐことができますし、頑張れば貯金だってできるでしょう。
しかし、フリーターの方が長くその生活を続けることがどれだけ危険か、皆さんはご存知でしょうか?しかも、中でも特に危険なのが中卒フリーターの方なのです。
フリーターと正社員の月々の手取りの給与額にはそれほど差がないでしょう。それでいくとフリーターの方が正社員雇用と違い休みたい時に休めますし、働きたい曜日に働くこともでき、仕事に対する責任の負担も少なくて済みます。
一見、正社員に就職するよりもフリーターとして生活をしていた方がより人生を謳歌しやすいようにも見えます。しかし、皆さんはフリーターにどんなデメリットがありうかをご存知でしょうか。
フリーターは働いた分だけ給与を得ることができます。しかし、それは逆に言えば働かなければその分収入は0になるということと同義なのです。
そうなるとフリーターは大きな怪我や病気をすると収入がなくなってしまうということになります。入院費や医療費は貯金でまかなう必要がありますが、それほどの余裕があるでしょうか?
またフリーターを続けていくと高齢になってからも同じ業務内容しか任せてもらえません。そうなると体力の低下と共に働くことが難しくなっていき、また収入が途絶えてしまします。
その点正社員であれば体力を必要とする仕事は階級が上になるほどしなくて済みます。その分責任と管理能力が問われることになりますが、年齢を重ねてもしっかりとした収入を確保することができるでしょう。
中卒フリーターは30歳を越えると就職できない!?
正社員に就職したいと考えた場合に注意しておいて欲しいことがひとつあります。通常、企業は人を採用する際にその人の就業経験の有無を必ずチェックします。
就業経験とは正社員として働いた経験のことで、これがあるとないとでは社会人としての素養が身についているかどうかに差があります。またフリーター経験は就業経験にカウントしてもらえません。
そしてフリーターの人が気をつけておかねばならないのは、30歳をボーダーラインに就職は急激に難しくなるということです。
就業経験のない人は未経験者としての採用になり、通常30歳を越えた未経験者は他の応募者に仕事を奪われてしまい、なかなか就職することができないのです。
だからこそ、現在20代でフリーターをしている方はぜひこのタイミングで就職についてを今一度真剣に考えてみてください。
そして中卒者はそもそも学歴に強みがないため、そういった不利な状況下において最も不利なポジションに追いやられてしまいます。
就職が不可能であるわけではありませんが、特別な知識やスキルなどがなければかなり苦労することになるでしょう。
とはいえ、就職と言っても何から始めればいいのかわからないという方も多くいらっしゃるでしょう。特に一度も就活経験のない方にとっては不安が大きいことと思います。
そこで、近年20代に人気なのが就職エージェントを利用して就活を進める方法です。就職エージェントでは就活のプロであるキャリアアドバイザーが一人ひとりの希望や強みに沿った求人を紹介してくれます。
その他、履歴書の作成や本番さながらの面接対策などを通して、入社までの道のりを徹底的にサポートしてもらうことができます。
就職はしたいけど不安だ・・・という中卒の方には特におすすめですので、少しでも気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。
ちなみに下記の記事では「中卒でも働ける仕事6選」をご紹介しておりますので、気になる方はぜひこちらも参考にしてください。
STEP1.就活前にすべき心の準備とは?
なぜ就職したいのかを明確にしよう
あなたが正社員になりたい理由はなんでしょうか。やりたい仕事が見つかったから?将来が不安だから?
どんな理由であるにせよ、正社員を目指す動機をはっきりとさせておきましょう。
明確な動機がないまま就活に臨んでしまうと、何度か失敗を繰り返す内に心が折れてしまいかねません。
逆を言えば、明確な動機があれば多少の失敗でもすぐに前を向けますし、厳しい就活を乗り切るためのコンパスとなってあなたを正社員まで導いてくれるはずです。
また、やりたい仕事が決まっている人は何故その仕事をしたいのかについてもはっきりとさせておきましょう。
例えばあなたが製造業を志望したとき、ものづくりが好きだからというだけでなく、なぜ好きになったのかまで掘り下げて考えましょう。
そこまで考えると、「好き」や「得意」という気持ちを育てた過去の成功体験が見えてくるはずです。それを面接官に伝えられるようになれば、あなたの就職したいという情熱を汲み取ってもらえるはずです。
自己分析で自分のアピールポイントを知ろう
中卒のフリーターの方が就職活動を進めていくにあたって必要なのは、自分には一体どのような強みがあって、どのようなアピールポイントが存在するかを知ることです。
ところで皆さんは自己分析という言葉をご存知でしょうか?
自己分析とはまさに「自分自身について調べて知ること」を指します。就職・転職活動における自己分析では自分の性格、適性、得意なこと、苦手なこと、やりたいこと、やりたくないことなどを調べることができます。
「自己分析」と聞くとなにやら難しいものを想像してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、自己分析はいたって単純でわかりやすい作業です。20代は特にわかりやすいものです。
これは、たとえば行きたい高校や大学への進学の際に「学校でどんなことを勉強したいか」「入学後はどんな活動をしたいか」「自分の学力で受験に合格することができるか」などを考えて、受ける学校を選ぶこととまさに同じことなのです。
自分がどんな仕事をしたいか、どんな職場に就職や転職をして働きたいかなどの希望や、自分にはどんなスキルや能力が備わっているか、どんな努力をこれまでにしてきたか、これからどんなことに取り組んでいくことができるのかなどを知ることによって応募先を決めることができるのが自己分析なのです。
ただし、中卒フリーターの就職活動においては企業に対して自分がその企業にどんな貢献ができるかをアピールする必要があります。
「私はこの仕事がしたいからこの企業に入りたいんです」などという自己中心的な希望は社会では通用しません。
だからこそ中卒フリーターは特に、客観的に自分の長所や短所、スキルや不得意なことを包括的に把握する必要があります。そしてそれを可能にしてくれるのが「自己分析」なのです。
したがって中卒フリーターの自己分析を行う理由は「自分の将来を決定する」ためなのであり、非常に大切な作業であるといえます。
そして、自己分析を通じて実際にアピールポイントを見つける際には自分の人生を年代ごとでまとめる方法がおすすめです。また、自己分析でぜひおすすめしたいのが紙に書き出すという方法です。
自己分析を頭の中で考えているだけでは考えは意外とうまくまとまらず、自分の意識している点にだけ目が行きがちになります。
特に20代は自分の目標などが定まっていない場合が多いため、紙に書き出して理解を深めるのがおすすめです。
たとえば、自分は粘り強い性格だからこの点をアピールしよう、と考えているひとは粘り強いというワードに繋がる事柄のみを意識してしまい、他の隠れたアピールポイントを見落としてしまっていたりするのです。
一つでも多くの自分のアピールポイントを増やし、選考通過率を上げるためにも必ず紙に書いてまとめる自己分析を行い探っていくなどしてみましょう。
さて、中卒フリーター向けの基本的な自己分析において理解しておくべきポイントは以下になります。これは就職・転職活動を行っていく上で自分の仕事探しなどの指標となる重要な要素です。ぜひ最初におさえておきましょう。
*自分の長所と短所
*今までにどんな経験をしてきたか
*どんな経験やどんな人物に影響を受け、それが自分の行動にどのように反映してきたか
*将来の課題、目標
STEP2.仕事探しをしよう!
自己分析を基に職種を絞ろう!
上記でお伝えしたような方法で自己分析を行なったら、今度はそれを基に自分がどんな仕事をしていきたいかを絞ってみましょう。
自分はこの分野に興味があるからまずはこの仕事がしてみたいという考え方でもよし、自分にはこんな適性があるからこの仕事が合っていそうだという考え方でもかまいません。
とにかく自分がどんな仕事をしていきたいかを明確にしてしまいましょう。
やりたい仕事が決まったら求人探し!業界分析&企業分析も
やりたいことが見えてきたら、今度はそれについて徹底的に調べていきましょう。もしかすると、思っていた仕事と違ったなんてこともあるかもしれません。
そこで、それでもその仕事を選ぶのか、少し違う路線を攻めてみるのかはあなた次第です。ただ、どちらにしても、何故その選択をするのかを明確にしておきましょう。
後で、「やっぱりこっちを選ぶんじゃなかった。」と後悔しないためにも、まず自分が納得できるかを大切にしてください。
また、求人を調べる際には、まずは幅広く調べるようにしてみましょう。世の中にはあなたが知らなかったような仕事が意外とあるものです。
はじめから「自動車製造」などの絞られた言葉で調べ始めるよりは、「製造業」などの広い意味を持つ言葉で調べた方が良いです。あなたが知らなかった掘り出し物的な仕事に巡り会えるかもしれません。
STEP3.履歴書を作成しよう!
中卒者がより大卒者との差を広げて内定を勝ち取るためには、やはり履歴書作成が非常に重要です。
履歴書は書類とはいえど、企業に自分をしてもらう最初の場です。履歴書次第で自分の企業へ与える印象が決まってしまいます。
履歴書で受ける印象があまり良くない場合、ヘタをすると書類選考で落とされてしまい面接すらさせてもらえない可能性もあります。手を抜かずに作成することが重要です。
さて、ということでここでは履歴書の基本的な書き方について解説していきます。まずは表部分の書き方についてです。
まず、履歴書は以下のように記入していきます。はじめに完成型を確認してイメージをつかみましょう。
▼履歴書の表
修正液はNG
なお、手書きの場合には書き損じてしまうこともあるかとは思いますが、絶対に修正液や修正テープを使用しないようにしましょう。公式の文書ではそのような修正を行なうとマナー違反にあたります。
間違えてしまった場合には新しい履歴書を作成するか、どうしても予備がない場合は間違えてしまって箇所に定規を使って字の上から二重線を引き、修正印を押せば問題はありません。
しかしあくまでも履歴書はミスのない綺麗な状態のものが好ましいため、履歴書を作成する際には呼び分も少し多めに購入しておくことをおすすめします。
学歴欄の書き方
学歴欄には学校名を正式名称で記入します。中学についても必ず「中学校」と書きましょう。
なお、履歴書作成でよくわからなくなるのが自分がいつどのタイミングでその学校に入学して卒業したかです。年齢から逆算すれば出すことはできますが、意外と面倒でミスがないかと不安にもなります。
そこで下記の表を元に作成すれば間違いなく、かつ簡単に記載することが可能です。お困りの場合にはぜひ活用してください。
職歴欄はアルバイト経験を書いてもOK
職歴が少なすぎてアピールしにくい場合はアルバイト経歴も書くようにしましょう。必ず働いていた場所の名前と業務内容を明記して、自分にだいたいどのくらいの経験とスキルがあるかを知ってもらうのです。
なお、たとえアルバイトでも、勤め先が会社っぽくなくとも「入社」「退社」と表記するのが基本的なルールです。ここにも注意しましょう。
また退社理由については「一身上の都合」で問題ありません。ただし面接に進んだ場合に面接官から具体的な理由を質問される場合もありますので、その場合のことも想定しておきましょう。
資格欄には書けるものを全部書こう
▼履歴書の裏
履歴書の裏面にはこのように資格を書くスペースがあります。ご覧の通り漢検などの取得しやすいものでも記載して問題ありませんので、記載できるものは記載しましょう。
ただしTOEICについては高得点でないとアピールしづらい上に、あまり高得点ではない場合にそれをわざわざ伝える必要はありませんので、だいたい600点を越えるくらいの数値の場合のみ記載しましょう。
志望動機を制覇しよう!
志望動機については履歴書作成の中で最も難しく感じる難関かもしれません。これについては別コラムで詳細な情報をお伝えしているのでぜひチェックしてみてください。
STEP4.面接のマナーをチェック!
さて、履歴書を作成して応募、もし書類選考に通ったら今度は面接になります。せっかく書類選考に通っても面接で失敗してしまたら元も子もありません。
そこでここでは中卒フリーターの方に試して欲しいおすすめの面接対策の方法についてご紹介します。
訪問~受付のマナー&注意点
今この記事をお読みくださっている皆さんは「面接=面接室」というイメージを強くお持ちではないでしょうか?
この認識は決して間違いではありませんが、面接は面接室でのみ行なわれるものではありません。面接はその面接会場を訪問する時点からすでに始まっているのです。
当たり前ですが原則、遅刻することはNGです。電車の遅延が理由であったとしても、人身事故などで長時間電車が止まったことにより大幅な運転見合わせ状態が続いて場合を除いて、それは遅刻の正当な理由になりません。
社会人ともなれば多少のイレギュラーを見据えて行動することは必須です。だからこそ電車が数分遅れた場合でも余裕を持って会場に到着することができるようにしましょう。
目安としては面接開始のだいたい10~15分ほど前には面接会場に到着できるように逆算して出発しましょう。
ただし、やむを得ずどうしても遅刻してしまうという場合には採用担当者に必ず電話を入れ、謝罪の意を伝えた上で遅刻の理由とおよその到着時刻を伝えましょう。
さて、ここからは会場に到着した後についてです。コートを着ている場合には脱いで丁寧に折りたたんでもちましょう。スマートフォンの電源はこの時点で必ず電源を切っておいてください。
そして、詳しくは後述しますが最低限の身だしなみを今一度チェックし、綺麗に正したら受付に向かいましょう。受付に到着したら以下の内容をベースに要件を簡潔にわかりやすく伝えてください。
本日○時に面接のお約束をさせていただいております○○と申しますが、人事ご担当の○○様にお取次ぎをお願いできますでしょうか。
控え室で待っている時のマナー&注意点
企業によってさまざまですが、面接の準備が完了するまで控え室や応接室に通されてそこで待つよう指定される場合があります。
その場合は先客がいる可能性もありますので、姿勢を正して静かに待ちましょう。この際、スマートフォンや本、スケジュール帳などを読むことは控えましょう。特にスマートフォンや本については厳禁です。
「こんな短時間もじっとしていられないのか」とだらしない印象を受ける原因になりかねません。調べておきたいことは基本的に面接会場に入る前にすべて確認しておくようにしましょう。
入室時のマナー&注意点
さて、ここからは面接室に入室する際のマナーと注意点についてお伝えします。面接室内から名前を呼ばれたら、扉をゆっくりと3回ノックしましょう。
「3回って多くない?」と感じられる方も少なくないかもしれませんが、ノックのイメージってだいたい2回くらいですよね。実はノックを2回するのは世間一般でのマナーとしてトイレをノックする場合なのです。
したがって面接室に向けて2回しかノックをしなかった場合には「きちんと面接対策をしていないな」とマイナスに捉えられてしまう場合もありますので、十分に注意しましょう。
さて、ノック後返事が聞こえたら「失礼いたします」と一声かけてから扉を開け、姿勢を正して入室してください。入室するこの瞬間で第一印象が決まります。
猫背であったり目つきがしっかりとしていないとやる気がない印象を面接官は受けてしまいます。心も体もピシッと正して入室しましょう。
さて、入室したら扉の方向に体を向けて丁寧に閉めます。この時、面接官に背を向けてはいけないなどと扉を片手間に閉めてしまうと粗雑な印象を与えかねませんので、この時は扉の方を向くようにしましょう。
扉を閉め終わったら面接官の指示がない場合に限り、自分から声を発します。明るい表情と声のトーンを心がけて、以下の内容をベースに挨拶をしましょう。
本日はお時間をいただきありがとうございます。○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
そうすると面接官から「どうぞ」などと声を掛けられますので、それにしたがって椅子に腰をかけてください。間違っても指示の前に座ってはいけません。
なお、お辞儀をする際には基本的に斜め45度くらいを目安に行ないましょう。お辞儀は深ければよいというものではなく、ビジネスシーンにおいて例えば90度くらいの深いお辞儀は謝罪の際に使います。
そのような深いお辞儀は面接の場にはそぐわないため注意しましょう。また、浅いお辞儀については会釈くらいの印象になってしまいイメージがそれほどよくないため、こちらも気をつけるようにしましょう。
面接中のマナー&注意点
さて、いよいよ面接中におけるマナーについてお伝えします。
面接中に面接官が主にチェックしているポイントは話している内容や話し方・言葉遣い、立ち振る舞いにコミュニケーションレベルや取り方、表情の作り方などが挙げられます。
これらを総合すると面接においては「立ち振る舞い」「話し方」「表情」の3点に絞って対策をすることが大切です。ここではこの3要素について解説いたします。
まずは立ち振る舞いについてです。面接の間は最初から最後まで常に姿勢を正しく保つようにしましょう。
面接は決して短い時間で終わるわけでもありませんので途中でつらく感じる場合もあるかとは思いますが、事前にその練習を行なっておきましょう。
そしてしょっちゅう髪の毛をさわってしまうクセのある方や、緊張するとくちびるをなめてしまったり手先を頻繁に動かしてしまうなどという方は特に注意するようにしてください。
それくらいは多めに見てくれる面接官もいますが、中には入社後の取引先に対しての対応を考えてよしとしない面接官もいます。あくまで落ち着いた姿勢を保てるように心がけましょう。
なお、中には面接官の名刺を受け取る場合もあるかもしれません。名刺を受け取る際には以下の手順に沿って丁寧に受け取るようにしましょう。
①名刺は両手で受け取り、お礼を伝えて一礼する
②名刺を受け取ったらそれを軽く見る
③頂いた名刺は、自分から見てテーブルの左側へ置く
※役職が一番高い人の名刺を、名刺入れの上に置く
※机などを挟まないようにして受け取る
さて、次に話し方です。敬語を使えないというのはもってのほかですので、自分の敬語の遣い方が正しいか、両親やお世話になった学校や塾の先生など、信頼できる人に事前にチェックしてもらうようにしましょう。
また、面接官と話す際には必ず相手の目を見て話すように心がけましょう。
そして面接官が複数人いる場合には、話しながら全員と目を合わせられるように随時留意しておくと、「細かいところまで気を配ることができる人なのだな」と、面接官に好印象を与えることができます。
そして面接官に質問を投げかけられたら、必ず結論を最初に言うようにしましょう。そして長くならないように簡潔に答えるのがポイントです。
そして結論を述べたあとにそう考えた理由を述べます。これもまた簡潔にわかりやすく述べることがポイントです。長々と話してしまうと話の軸がわかりづらくなってしまい印象を悪くしてしまいます。
さて、最後に表情についてです。面接では笑顔が大切とよく聞きますが、確かに間違いではありません。しかし、何も始終笑顔でいることが正しいわけではありませんので注意が必要です。
ずっとにこにことしていても、面接官によっては「緊張感がない」などと厳しく評価する方もいらっしゃいます。面接の際には表情にメリハリをつけることが大切です。
例えば志望動機や自己PRを述べる際にはポジティブな印象を与えるためにも笑顔が大切ですが、長所と短所を教えてくださいといわれた際には、より真剣な面持ちで回答するとこちらの真剣さが伝わりやすくなります。
退室時のマナー&注意点
いよいよ退室時についてです。面接が終了したら必ず「ありがとうございました」と自分から先に伝えるようにしましょう。
そして退室する前には必ず「失礼いたします」と伝えるようにしましょう。ただここで注意していただきたいのは「失礼しました」と伝えてしまうことです。
こういったシーンで「失礼しました」と言うのは細かく言えば間違っています。この際は必ず「失礼いたします」と伝えるようにしましょう。
中卒フリーターの就活をより有利にする秘訣
資格を取得する
やりたいことを調べていく内に、何か資格が必要になることもあるかもしれません。そういう方は、将来のための投資と思ってチャレンジしてみてください。
それ以外の方でも資格をとった方が良いこともあります。「中卒フリーターの自分には、アピールできるような学歴も社会経験もない。」と自信をなくしてしまうことはありませんか?
もちろんあなたにはあなたしか持っていない魅力がありますが、あまりにも自信がないとその魅力も面接官には十分届きません。そこで、何か資格を取得してみるのもひとつの手です。
資格はあなたの能力を目に見える形で証明してくれますし、あなた自身にとっても、ひとつの成功体験となってあなたの背中を押してくれるでしょう。
ただし、取る資格は少なからず就きたい仕事に関係のあるものになるよう注意してください。
就活のスケジュールを立てる
具体的に方向性が固まってきたら、次は正社員への就職に向けてのスケジュールを立てましょう。このとき、「何ヵ月以内に内定を取る!」といった明確なゴールを設定しておきましょう。
短期間にゴールを設定すると、それに向かって一気に加速できるものです。
しかしゴールが決まっていなかったり、あまりにも目標までの道のりが遠かったりすると、つい求人の応募を先延ばししてしまったり、アルバイトを優先して就活を疎かにしてしまったりすることがあります。
現実的に考えた上での最短のゴールを設定するよう心がけましょう。また、正社員で働くことになったあとでもスケジュール管理をすることはとても大切です。
働いている人たちはみんな、ノルマや納期が与えられ、それをこなすためのスケジュールを自分の中で立てて、スケジュール通りに行動しているのです。
ですから、スケジュールを立てて計画通りに就活を進めることは、正社員として働くためのトレーニングにもつながるというわけです。
中卒も就職を狙える職種一覧!
さて、ここからは当サイトの人気コラム「中卒の人も就職できる23個の職業とは?仕事内容&向いている人の特徴を公開!」より、ぜひ知っていただきたい中卒も就職を狙える職種をお伝えします。
さて、中卒者の就職や転職で十分狙える職業23個について早速ご紹介していきます!それぞれの仕事内容や向いている人などの情報を把握して、ぜひ就活に役立ててください!
営業職
マーケティングや市場分析などで高度な知識を要求される「営業職」は、学歴が重要な職種だと思っている人も多いでしょう。しかし、営業職では往々にして「考えるよりも行動」が優先される場面が出てきます。
そして営業職において、中卒者であっても積極的に行動を起こせる人材を求めている会社は少なくありません。
募集要項で「学歴不問」「未経験者歓迎」などの記載がある会社は、中卒を歓迎してくれる可能性が含まれています。営業職に興味がある人は応募してみましょう。
中卒が学歴による差別を受けにくい営業職としては「訪問販売」「ルートセールス」「不動産営業」などが挙げられます。
訪問販売やルートセールスでは、決められた地域でどれだけノルマを達成できるかが鍵です。資格や学歴よりも体力とトークスキルが勝負なので、中卒でも適性がある人はたくさんいるでしょう。
また、不動産業界は転職者や未経験者を積極的に採用する特徴があるため、学歴も大きなハンデにはなりません。経歴ではなく現在の実力を見てもらえる業界なのでやりがいが生まれるでしょう。
看護師
看護師は意志の診察や指示内容に基づき、各患者の診療の補助を行なったり、患者の入院生活の手助けを行なうのがその主な業務内容です。
具体的な内容としては問診や多種多様な検査、点滴や注射、患者の食事や排泄、入浴の手助け、患者の移送などです。
はっきり言ってかなり体力を必要とする過酷な労働です。その分お給料は高いですが、体力や精神力にそこまで自信がないという方にはあまり向いていないかもしれません。
看護師については学歴に関係なく、看護学校に入学、卒業することができれば働くことが可能です。
また看護師が働くことのできる職場は病院だけにとどまらずクリニックや訪問介護ステーション、老人ホームに児童養護施設、デイサービスに訪問入浴など複数挙げられます。
保育士
特に女性に人気の高い保育士の仕事もまた中卒者におすすめであるといえます。保育士の仕事は想像以上に体力が必要なハードな仕事ですが、子供が好きな方にはやりがいのある仕事でしょう。
保育士の仕事は他にも児童の保護者とのやり取りなども骨が折れる業務が多いため、ほどよい責任感と共に心を逐一リセットできるような方に向いていると考えられます。
ところで、保育士になるにあたり資格は必要なのでしょうか。
実際のところ資格がなくても保育士の業務を行うことができる現場も存在しますが、現実に行える業務に多くの制限があるため保育士を目指すにあたっては資格の取得を目指すべきだといえるでしょう。
ちなみに、保育士資格の定義としては、児童福祉法第18条の4で「保育士とは、第18条の18第1項の登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう」とされています。
公務員
中卒で安定した職に就きたいと考えたとき、公務員は人気すぎず有力な選択肢になります。
公務試験の受験資格は年齢制限を設けている代わりに学歴は不問であるものが多いので、そういう意味では一般企業よりも採用される大きなチャンスがあると言えます。
また公務員であれば安定した月給を得ることができるメリットもあり、経験も不問であるため採用を狙いやすいです。
ただし、学歴は必要なくても試験のレベルは決して低くないため、かなりの学習を積まなくてはなりません。
ちなみに、公務員試験は上級・中級・初級、あるいは1類・2類・3類と分類されており、上から「大学卒業程度」「短大卒業程度」「高校卒業程度」の学力が求められます。
また、高校や大学の新卒者以外の社会人枠は定期的に募集をしているわけではなく、必要に応じて募集をかける方式になっています。
そのため、中卒で公務員採用にチャレンジする場合はチャンスを逃さないように常にしっかりと情報をチェックしておくことが大切です。
介護職
中卒におすすめの職種としては介護職も代表例として挙げられます。現在介護職は全国的に人材不足となっています。
この介護職員の人材不足の主な原因のひとつに少子高齢化が挙げられます。
内閣府が発表している平成30年版の「高齢社会白書」によると、現在日本国内における65歳以上の高齢者の数は3515万人であるとされています。
なんとこれは日本国民全体の約28%にあたる数値です。10人に2,3人は高齢者であるということになります。しかも4人に1人が75歳以上の高齢者であるというデータも出ています。
これによって元々いた介護職員の人数に対して高齢者が何倍もいる形となってしまい、介護職員の深刻な人材不足に繋がっており、現在介護施設の約66%が人材不足であるといわれているのです。
中でも最も人材不足に悩まされているのが訪問介護員だそうで、ある調査によると調査を受けた介護施設のうち約82%の施設が人材不足を実感していたそうです。
したがってその分介護の仕事をしてくれる人材を少しでも多く確保しようと、あらゆる施設からの求人が多数存在しています。中には未経験者を歓迎している求人も多いため挑戦しやすいのがメリットです。
また介護職は基本的に資格を必要としないことも未経験者に都合のよい要素のひとつで、もし資格を取得したいと感じる場合には、資格の取得を働きながら行えるよう制度を整えている職場も多くあるため調べてみることをおすすめします。
ただし、介護の仕事は想像以上に体力を必要とする現場であると言われています。
女性でも十分働ける環境ではあるようですが、特別体力に自信のない方は少し慎重に就職を検討したほうが失敗が少ないでしょう。
警察官
中卒者におすすめの職種としてここから続けてご紹介するのは警察官、消防士、自衛隊の仕事(公安職)になります。これらの年齢制限は17歳~20代後半程度です。
警察官や消防士、自衛隊の他にも刑務所など法務省が管轄する刑事施設に勤務する「刑務官」や日本に不法に入国したり滞在している外国人を取り締まる「入国警備官」、天皇皇后両陛下をはじめとする皇族の方をお守りする「皇宮護衛官」なども公安職にあたります。
どの職種も年に1~3回行われる試験に合格することが必須条件でその後、面接試験をクリアすることで採用されます。
職種によっては体力試験に合格すること、身体測定の基準をクリアすることが必要なものもあります。資格を持っていることで優遇されることもあるので募集要項をよく読んで対策をすることが大切です。
また、社会人枠や希少職種など募集人員が少ない採用枠は年度によっては募集がかからないこともありますので注意が必要です。
さて、まずは警察官についてお伝えします。ドラマや映画などでも本庁でのシーンや交番勤務のシーンなどを見たことがあるかと思いますが、警察官の仕事は実にさまざまです。
基本的には剣道や柔道などの武道を経験したことのある人が広く活躍している業界になります。
警察官は常に危険と隣り合わせの仕事であり市民を危険から守る仕事ですので、こういった物理的、身体的な強さのスキルがあると重宝されることでしょう。したがって体力づくりは必須となります。
また、警察官は体を動かすだけでなく犯人追跡のための分析や解析の仕事も存在するためPCスキルも必要となってきます。ぜひパソコンの基礎的な操作は身につけておきましょう。
消防士
消防士については体力的にも精神的にもハードな内容が基本です。したがって体力は必ずといっていいほど消防士の仕事では必要になってきます。
体力については少しでもトレーニングを怠れば減退していってしまうものですので、毎日の訓練に励むことが大切となります。
また、消防士は市民の命を守ることが最大の使命。一瞬の判断ミスが重大な危険につながってしまうこともあります。したがって消防士を目指す場合には判断力を培う努力も必要となります。
ただし、これは経験によって培える側面もあるため焦らずコツコツとスキルアップしていくことが大切です。なお、即時の判断が必要であることに伴いコミュニケーションスキルもとても大切となってきます。
人の命を救わねばならない時に消防士同士で的確なコミュニケーションが取れなかったならば、指示と認識がかみ合わずこれもまた重大な危険に市民をさらすことになってしまいます。
自衛隊
自衛隊はご存知の通り非常に過酷な訓練を耐え抜く必要のある大変な仕事です。したがって体力や運動能力の高さは必須です。
また自衛隊ではトイレ以外は始終集団行動と言っても良いくらいに人と行動を共にします。だからこそ協調性や忍耐力が必要となります。
なお、訓練中は上司から厳しい言葉や指導を受けることになります。自衛隊での訓練は危険かつ過酷な状況に身を置いても大丈夫な人材を教育するために、上司は完全に悪者になりきって指導します。
だからこそ同じことで何度も何度も怒られてもくよくよと考え込まずにすぐに忘れることのできる人や、翌日になったら頭をリセットできる人、忍耐力のある人は重宝されるでしょう。
また自衛隊の仕事は国内の他、海外へ派遣される場合もあるため、必須ではありませんが英語力も多少身につけておくとプラスに働くでしょう。
警備員
さて、次にご紹介するのが警備員です。警備員の需要は常に高く、求人が少ないから働けないということはまずないでしょう。警備員の仕事は基本24時間体制でシフト勤務となっています。
深夜勤務もあることから体力が必要な仕事なので、この点に耐えられるかどうかということをしっかり考えたうえで応募する必要があります。
なお、警備員の仕事については最低限のコミュニケーション能力があって、最低限の体力があれば男女問わず働くことができます。
飲食業(ホールスタッフ・キッチンスタッフ)
飲食業は中卒者の就活で非常に狙いやすい仕事になります。飲食業は慢性的な人材不足に悩まされており、そのことから就職がしやすくなっています。
ただしあまりに人手が足りないような職場を選んでしまうとその業務内容の実態はブラックである可能性も考えられるため、職場選びには十分に注意しましょう。
飲食業であればアルバイト経験があるという方も決して少なくはないでしょう。そのアルバイト経験を活かして就職を成功させた中卒者の方は非常に多いです。最初はホールスタッフが狙い目でしょう。
さて、飲食店で正社員として働くためには、いくつかの条件をクリアする必要があります。まずはは資格です。
飲食店で働く以上、調理師免許はぜひ取得しておきたいものです。特にキッチンスタッフには必要です。
調理師免許は国家資格であり、安全な料理を作ることができる料理のプロの称号です。この資格がなくても調理をすることは可能ですが、持っていれば就職に有利になることは間違いありません。
自分で飲食店を開業する場合にも有利になりますので、将来性のある資格と言えるでしょう。
資格を取得するためには、調理師学校に通うか2年以上の実務を経験した後に、調理師試験に合格する必要があります。
なお飲食店で正社員として働くために求められるのは、資格だけではありません。ほとんどの飲食店では、スタッフの大部分がアルバイトです。正社員には多くのアルバイトの勤怠管理や、指導も求められます。
最初はキッチンスタッフやホールスタッフを経て、最終的には従業員を指導する立場になっていくのが基本的な飲食業の正社員業務の流れです。
自分で調理ができるだけでなく、ほかのスタッフに仕事を教えるということも正社員として働くうえで重要な要素と言えるでしょう。
接客業全般
アパレルやホテル、旅館といった「接客業」は中卒社員も比較的受け入れてくれる業種です。また、上記のようなレストランや居酒屋などの飲食業も接客業にあたります。
これらの業種が学歴差別を行わないのは仕事に求められる知識が特殊だからです。たとえば、アパレルで働くなら「服の知識」「コーディネートのセンス」「お客とのコミュニケーション能力」などが大切です。
そして、これらの能力はいずれも高校や大学で教えてくれることではありません。服飾の専門学校で勉強してきた人はさすがに有利ですが、それ以外なら大卒でも中卒でも同じ立場から仕事を始められます。
飲食業の厨房で習う技術は普通の高校や大学で学べるものではありません。どんなに学歴が高い人でも、飲食業に就職した時点でイチから仕事を教えてもらいます。
場合によっては、余計な知識が備わっていない若い年代のほうが、飲み込みが早い可能性も出てきます。特殊な業界でノウハウを磨きたいなら、学歴を気にする必要はないでしょう。
ITプログラマー・システムエンジニア
IT業界で活躍するプログラマーやシステムエンジニアなどのエンジニアも、高卒者が目指しやすい職種のひとつです。
2000年代以降、インターネットや各種デバイスの発達によりIT技術は世の中のさまざまな場面で活用されるようになっています。
そのためIT業界全体が人手不足に陥っており、新たな人材を積極的に受け入れてようとしているのです。
中には未経験者を採用し、必要な教育を施して技術を身につけさせようという会社も少なくありません。
システムエンジニアの仕事は、お客様の希望するシステムを設計することです。そして、システムエンジニアが設計したシステムを、プログラミング言語を使って構築するのがプログラマーの仕事です。
プログラムを作ったあとには動作確認をしたり、必要があれば修正をしたりします。こういったエンジニアの技術は大きく分けてWeb系、メーカー系、そしてゲーム系の3つの分野で必要とされています。
それぞれ求人はありますが、特にゲーム系は専用ハードだけでなくパソコンやスマートフォンなどさまざまなデバイスを対象にした企業があり、大手だけでなく中小企業の求人も多くあります。
IT業界は今後も伸びていくことが予想される業界です。そのため、プログラミングなどの専門技術を身に着けておけば、転職活動などの際にも役立つのではないでしょうか。
将来的には起業やフリーランスといった道も選べるようになります。
このようにIT業界の職業は、学歴や経験がなくても勉強を重ねてスキルアップしていけば、自らの手でキャリアを切り開いていける職種であるといえるでしょう。
工事現場・建設現場
中卒が差別を受けやすい理由は「社会人としての常識が危うい」「今まで勉強の努力をしてこなかった」などの誤解があるからです。
そのため、デスクワーク中心の仕事は中卒に対して採用率が厳しくなる傾向が見られます。
中卒でものびのびと働きたいなら、体力勝負の職場に就職するのがおすすめです。
工事現場や建設現場の社員、とび職といった仕事は学歴に関係なく受け入れてもらえるでしょう。そして、本人の頑張り次第でキャリアアップの道も見えてきます。
これらの仕事では2つの意味で「動ける」人間が重用されるため、若い人間にとって有利です。まず一つ目は「体力が十分にあり、重労働も難なくこなせる」人材です。
たとえば、体が弱くて休みがちだと現場に迷惑をかけてしまいます。きつい仕事があっても、翌日はきっちり現場に出てこられる人材は優遇されます。
そして「周囲の流れを見て的確にサポートできる」人材です。協調性があり、空気の読める人は学歴に関係なく信頼を得られるでしょう。
もっと職種の種類を知りたいという方はぜひこちらもご覧ください。
【おすすめ】結婚したい女性フリーターは超キケン!?就職しないと後悔する理由
「将来結婚・出産して仕事を辞めたりパートをすことを考えたら、正社員よりフリーターのままでいいかも」などとお考えの女性フリーターの方はいらっしゃいませんか?
確かに正社員になって短期間で企業を退職するのも、周りに迷惑がかかるかもしれないと気が引けるでしょう。
しかし!実は結婚や出産をしたい女性こそフリーターを脱却して正社員に就職をするべきなのです。
これにはさまざまな理由がありますが、例えば一般的に若い男性にはパートナーを養う余裕が十分になく、相手の女性がフリーターでかつ自分の稼ぎをあてにしているなと感じたら男性は結婚を避けようと考えます。
他にも結婚・出産後に働きたいと考えた場合、若いうちに職歴をつけておかないと子育てが終わった頃の年齢ではなかなか採用してもらえる職場に出会えません。
今ご紹介した内容はほんの一部ですが、このように結婚や出産を意識する女性こそ正社員への就職を目指すべきなのです。
このコラムでは結婚したい女性フリーターの方がなぜ正社員に就職すると得なのか、なぜフリーターのままだとキケンなのか、女性フリーターが就職しやすい職業一覧などの情報をお伝えしています。もっと読みたい方はコチラ!
【おすすめ】学歴や職歴の差は消せる!中卒転職で企業に採用される方法を徹底リサーチ!
転職活動を行う際にまず真っ先に気になってしまうのが学歴のことです。近年では学歴社会が終わりを告げ即戦力が求められるようになってきていると言われていますが、実際のところ学歴重視の会社が多いのは事実です。
そのような中で中卒者が学歴によって生まれる差を埋めて転職活動を成功させるには、具体的に何をすれば良いのでしょうか?
まず皆さんは中卒と高卒での生涯賃金の差をご存知でしょうか。なんと近年では男女共に約2000万円もの差があると言われています。
この原因として挙げられるのは、同じ職場でも学歴によってスタート時の給料が異なってくることがあることと、学歴が上がるにつれていわゆる一流企業の中でも給料が良い、あるいは給料が上がりやすい仕事に就きやすいという点の二つになります。
他にも学歴によって就職や転職が可能な業界や職種が変わってくることも中卒者が知っておくべきポイントです。この点が不明瞭なまま転職活動を続けていると、採用で落とされ続けることになりかねません。
さて、このコラムでは他の学歴に比べたら決して有利ではない中卒者の転職を成功させるためのコツをご紹介しています。もっと読みたい方はこちらをCheck!
就活はひとりでは難しすぎる!今はエージェント利用が主流!
就活はひとりで履歴書を書いて、ひとりで面接に行くなど、ひとりぼっちで取り組むものと思いがちですが、ひとりで乗り切るには非常に厳しい戦いです。
孤独に就活を進めていると、不安になったり、気が滅入ってしまったりすることもあるでしょう。そうならないためには、励ましたり、相談にのってくれる味方を作っておくことがとても大切になってきます。
家族や友人など身近な人に相談にのってもらうのも良いでしょう。ただし気をつけておきたいことが、彼らの言うこと全てを受け止めすぎないということです。
悪気は一切なくても、彼らのアドバイスや忠告があなたのやる気を奪ってしまうことがあるかもしれません。身近な人だからこそすれ違ってしまうなんてことも。
そんなときは、私たちを含めた就職エージェントの相談サービスも利用してみてください。たくさんの就活者をサポートしてきたスタッフが、きっと丁寧にあなたのことも支えてくれるはずです。
昨今では就職活動においても転職活動においても、求職者の多くがエージェントを利用して有利に進めようとしている厳しい時代。就活に不慣れな人が一人で挑んでもなかなか日の目を見ないのが現実です。
しかし、例え学歴に強みがなくとも、例え経歴に強みがなくともエージェントを利用すればプロの視点から随時アドバイスをもらうことができます。
たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは、第二新卒者をはじめとした若者を対象に、プロのキャリアアドバイザーがマンツーマンでご対応。個人の希望条件や性格、適性に沿った求人をご紹介いたします。
加えて面接後のフィードバックや入社後のケア、個人では行いにくい企業との交渉ごとも第二新卒エージェントneoではすべて代行。
アドバイザーの丁寧さと人柄のやわらかさもあいまって、就活が非常にスムーズだったとのお声を多くいただいております。
ご相談からでもかまいません。私たちのサービスはすべて無料ですので、一人での就活でお悩みの方はぜひ利用を検討してみてください。
中卒フリーターから正社員を目指すことは確かに大変かもしれません。しかし立場は違っても、将来に対して不安を感じたり、悩んだりしている人がたくさんいます。
あなたはひとりではありません。憧れの正社員目指して、ぜひ一緒に就活へ取り組んでいきましょう。
【体験談】就職を成功させた人はこんなにいます!
実はこんなにたくさんの方が正社員への就職に成功しています。ぜひ体験談を読んで安心と勇気をもらいましょう!
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!