中卒からITエンジニアに転職したい場合の注意点。有利な資格・転職方法
「IT業界では学歴は関係ない」といわれることがあり、実際に学歴不問を謳った求人も見られます。とはいえ、本当に学歴がなくてもIT業界に転職できるのかと不安に思う人も多いのではないでしょうか?
IT業界は、学歴だけ高くても、スキルや素質がなければ活躍するのが難しい世界です。逆を言えば、学歴がなくてもスキルや素質があれば正社員として活躍することも夢ではありません。
ここでは、中卒の人がIT業界に転職したいときに知っておきたいポイントについてご紹介いたします。
この記事のまとめ!
・中卒未経験からでもIT業界への就職は可能
・求められる資質を磨いたり、資格を取るなど主体的な行動でより就職しやすくなる
まずは中卒者の割合と転職の現実を知ろう
中卒者の割合
さて、皆さんは中卒者が現代の日本においてどのくらいの割合を占めているかご存知でしょうか?
つまり、高校へ進学しなかった中卒者の割合が全体の約16%ということになります。高校進学後に中退した人も最終学歴は中卒扱いとなりますが、これを足しても中卒者は決して多いとはいえません。
中卒者の就職の現実
さて、では最終学歴が中卒の人の就職の現実はどうなっているのでしょうか?
以下は
【高校新卒者】(第1表)
○ 求人数 約46万5千人で、前年同期比9.4%の増
○ 求職者数 約12万3千人で、同4.8%の減
○ 求人倍率 3.79倍で、同0.5ポイントの上昇【中学新卒者】(第2表)
○ 求人数 784人で、前年同期比3.3%の増
○ 求職者数 666人で、同2.9%の減
○ 求人倍率 1.18倍で、同0.07ポイントの上昇
これを見ると分かるように、中卒者の求人数が高卒者の求人数に比べて極端に少なくなっています。これだけに注目すると中卒者の就職ないし転職が非常に厳しいものであるように感じられます。
しかし高卒と比べて中卒は求人数と共に求職者数自体も非常に少ないため、中卒としての就職や転職に不安を抱いている人は自分が思っているほど深刻な状況ではないと考えても問題はないといえるでしょう。
最終学歴が中卒でもIT業界に転職できる理由
ズバリ、最終学歴が中卒でもIT業界・IT企業に正社員転職することはできます。
しかしIT業界と言ってもシステムエンジニア、プログラマー、ITコンサルタント、セールスエンジニア、プロジェクトマネージャーなど仕事の内容は大変幅広いため、IT業界でどんな仕事をしたいのかということが問題になります。
IT企業の仕事というとプログラマーをイメージする人も多いと思いますが、かつてIT業界ではプログラマーからSE(システムエンジニア)になり、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーを経て管理職になるというのが一般的な昇進コースでした。
しかしプログラミングを極めてプロフェッショナルになる道が拓けてきたことで、第一線で活躍しながら好待遇を得ることも出来るようになってきました。とはいえ、そうなるにはそれ相当の努力や勉強が不可欠です。
プログラミングの世界では、低年齢で天才的なプログラミング技術を持つ人材が現れるケースも決して珍しくありません。すなわち、素質があって好きで努力を惜しまなければ、学歴にかかわらず仕事ができる世界なのです。
ただしIT業界の進化のスピートは非常に速いため、習得したスキルや知識が古くて使い物にならなくなることも多く、常に最新の技術を学んでいく向上心が必要です。
IT業界、IT企業の第一線にい続けたいなら、勉強し続ける努力が求められると考えてよいでしょう。
ちなみに高収入を稼げる仕事に就きたいと考えている方は下記の記事にて「中卒でも稼げる仕事18選」をご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてください。
中卒のIT業界における「強み」と「弱み」
中卒者の「弱み」とは?
まず中卒者は上記に述べた通り求人数そのものが少ない傾向にあります。
したがって、自分の希望した求人に他のスキルの高い中卒者や高卒、大卒などの学歴を持ったライバルが現れた場合に不利になりやすいと考えられます。
しかし求人が少ない中でも自分のそれまでの経験を活かせる仕事を選んだり、経験不問の求人を優先的に選び、その仕事に就けるように資格の勉強をするなどしてやる気をアピールすれば一気に有利な就職、転職が出来ることでしょう。
また中卒である、というだけで「勉強などの嫌なことから逃げる性格なのではないか」「努力を継続できないのではないか」「常識がないのではないか」などのネガティブな先入観を企業側にもたれてしまうことが残念ながら多々あります。
したがって書類上の印象だけでいくと必ずしも中卒者が不利ではないとはいいきれませんが、その分書類選考を経て面接まで到達することができた場合には、自分がどれだけそのIT企業のニーズに合っているか、どれだけやる気があるかをアピールすることが大切です。
【中卒者の弱み まとめ】
①求人数そのものが少ない
→経験を活かす、学歴不問の求人に絞る、資格を取得するなどして克服できる!
②ネガティブな印象を持たれることがある
→自分を採用することによって得られるメリットややる気をアピールして克服できる!
中卒ならではの「強み」とは?
中卒でIT業界・IT企業に転職する強みとして、プログラマーやエンジニアなどの職種は関係なく「すでに社会人としての経験がある」ということがあります。
どの職種や業界でも正社員の場合には社会人としての基礎が必要となりますが、IT企業の側からすると中卒から働いていた人の場合は社会人としてのルールやマナーをイチから教育する必要がないため、時間と経費の削減につながるためメリットとなるのです。
その強みを活かすためにも、面接試験では社会人らしい落ち着きや丁寧な対応、敬語を正しく使うことが出来ることなどをアピールしましょう。
また「若さ」も中卒の大きな強みです。若ければ頭脳も柔軟で飲み込みも早いと考えられるため、成長株として期待されやすくなります。
プログラマーやエンジニアなどのIT業界の職種は精神的にも肉体的にも体力を消費するといわれているため、若ければ若いほど重宝される傾向にあります。
中卒正社員の給与は高額になりにくいため労働者側からすればデメリットですが、会社側からすれば同じ仕事ができる人材なら給与が安いほうが効率的なので、有利だとも言えます。
また、IT業界やIT企業内では30歳を超える頃に転職を考える人も少なくなく、ひとつの岐路と認識されています。
中卒なら30歳になるまでに多くの経験を積むことが出来る可能性があるので、将来を考えるうえでのメリットとなるでしょう。
【中卒者の強み まとめ】
①同い年の他の学歴の人に比べて社会人経験が長い
②若さや体力をアピールできる
③早くに就業しているからこその将来性を見込める
中卒に「エンジニア」がおすすめの理由とメリット
IT業界・IT企業のエンジニア職といえばプログラミングが必須となってきますが、とても難しいもののように思えますよね。
しかし、意外にもプログラミングは中卒の知識でも学ぶことができるのです。
もちろん覚えることは多くあり、最低でも足し算や引き算、掛け算や割り算などの最低限の計算能力は必要であるものの、数学的要素よりも文章の要素が多いのがプログラミングの特徴です。
最初は例にしたがって書き写していくことから始め、そのうちだんだんと知識が増えて自分のオリジナリティを駆使できるようになっていきます。よって中卒者でも狙いやすい職種であると言えるのです。
また、IT業界・IT企業のエンジニア職には「学歴不問」「未経験」の正社員求人が多く見られることもまたメリットの一つです。
基本的には高卒以上の求人が多いですがその中でも学歴不問の正社員求人は多く、事前の勉強意欲やそれまでの経験でアピールできる要素があれば中卒者でも十分に内定を狙えるでしょう。
【中卒にエンジニアがおすすめの理由 まとめ】
①プログラミングは中卒の知識でも学べるから
②エンジニアには「学歴不問」や「未経験」の求人が多いから
中卒で未経験の状態からエンジニアに転職したい人におすすめの記事
中卒でしかもIT業界未経験であってもエンジニアに転職することは可能です。しかし高卒以上の学歴の人と比べると応できる企業は限られてしまうことを理解しておく必要があるでしょう。
ただ中卒でIT企業に正社員として入社しエンジニアを目指す場合は、資格を取得することで有利に転職活動を進めることが出来ます。では、その資格には一体どんなものがあるのでしょうか?
まずひとつめは高卒認定資格です。これは業界・職種を問わず中卒者が取得しておくと何かと有利に進めることができる資格です。
この取得により「高校卒業程度の学力がある」ことを証明することができ、企業側へのアピールに繋がります。
そしてもう一つおすすめするのがITパスポートです。ITパスポートはIT業界における入門的な役割を持った資格であり、IT業界・IT企業での仕事がどのように進んでいくのかを知るために良い資格と言えるでしょう。
この学習を行うとIT業界・IT企業で働く際に必要な基本的な知識が身につきます。
さて、このコラムでは中卒未経験でもエンジニアに転職できるかどうか、転職できるとしたら一体どのような働きかけを行えばより有利に進めることができるかなどについて言及しています。もっと読みたい方はこちらをCheck!
IT業界で働く人に求められる資質
IT業界で正社員として働くうえで必要な資質としてよく指摘されるのが「向上心」「コミュニケーション能力」および「論理的思考」の3つです。
向上心
IT業界は、スキルや知識が進化するスピードが速く最新の情報を絶えず吸収していく姿勢が求められるため、向上心は非常に重要な資質と考えられています。
逆に言えば向上心がない場合にはIT業界で働くのは難しく、ストレスも伴うでしょう。IT業界は精神的・肉体的体力を少なからず必要とする現場です。向上心がない状態での業務は困難を極めるでしょう。
ただし、直接的にITやエンジニアの仕事での向上心がなくとも、将来の目標に対する向上心があれば十分です。そういった場合には有意義に働いていけるのではないでしょうか。
コミュニケーション能力
また、IT業界の業務は多人数でプロジェクトを組んで進めるのが一般的なので、コミュニケーション能力が欠けていると業務に支障を来たすおそれがあります。
キャリアアップしていくにつれ、コミュニケーション能力を求められる度合いが大きくなるのがIT業界の特徴です。
論理的思考
そして「論理的思考」はシステム構築などの業務にはもちろんのことデバック作業やプログラム開発をするにも出来る必要のあるものであり、IT業界・IT企業で正社員として働くうえでの必須能力となります。
さて、論理的思考とはロジカルシンキングともいわれるもので、「一貫して筋が通った考え方」のことを指します。IT企業においては、論理的思考ができないとプログラムを組むことができません。
簡単な例を挙げて考えてみましょう。PCのキーボードで「A」が押されたら、モニタに「Hello」と表示される仕組みを作るとします。
自分だけがその仕組みを使うなら「Aが押されたら→Helloを表示」という流れだけでもいいでしょう。
しかし、ほかの人に使ってもらうためにはこれでは不親切です。モニタに「Aを押してください」と表示しておくのが良さそうです。
さらに、もしA以外のキーが押されたらどうすればよいでしょうか。このケースも考えておかなくてはなりません。すると下記のような手順にする必要があるでしょう。
- 「Aを押してください」とモニタに表示する。
- 押されたキーを判別する。
- もし「Aが押されたら」→「Hello」と表示する。
- もし「A以外のキーが押されたら」→「ミスです」と表示して1に戻る。
このような手順を考えていくのが論理的思考であり、プログラミングの基本です。このケースでは、この処理を何度繰り返すのか、仕組みを終了させるときにはどうするかなどの要素を付け加える余地があるでしょう。
IT業界の中でも特にエンジニアを目指す人にはこの思考が非常に大切になってきます。書籍も多数出版されていますので、気になる方はぜひ一度目を通してみてください。
【IT業界で必要となる資質 まとめ】
①向上心
②コミュニケーション能力
③論理的思考(ロジカルシンキング)
中卒のIT企業への転職におすすめの資格
さて、IT企業に転職したという中卒者の皆さんにおすすめしたいのが資格の取得です。資格を取得することでそのIT企業において求められる仕事内容や能力、スキルをある程度把握、培うことが出来るでしょう。
そして資格の取得はそのスキルを持っていることを客観的かつ具体的にIT企業再度へ提示する事が出来るためとてもおすすめです。さて、では中卒でIT企業に転職したい方にはどんな資格がおすすめなのでしょうか。
ITパスポート
国家資格である「ITパスポート試験」は、IT技術者の入門的資格にあたり、難易度も低いため狙い目です。
ITパスポートはIT業界における入門的な役割を持った資格であり、IT業界の仕事がどのように進んでいくのかを知るために良い資格と言えるでしょう。
受験料が安く、いつでも受験できる点も便利です。
ITパスポートで出題される範囲は開発手法やネットワークなどインフラに関する知識、ハードウェア・ソフトウェアの名前や仕組みに関する知識が中心となっています。
そのため、ITパスポートの学習を行うとIT業界で働く際に必要な基本的な知識が身につきます。
基本情報技術者
そして「ITパスポート試験」のワンランク上にあたるのが、同じく国家資格である「基本情報技術者試験」です。
基本情報技術者は国家資格の一つで現時点で最も知られているIT系資格です。そのためIT企業への転職にはもってこいの資格です。
IT関係の資格と聞くと難しいイメージをお持ちかもしれませんが、実は取得がそこまで難しくないのがこの資格の特徴。
もともとの知識があれば中には2、3ヶ月ほどで取得する方もいらっしゃいます。中卒でIT企業へ正社員としての転職を目指している方はぜひこの資格の取得から目指してはいかがでしょうか?
ちなみに「基本情報技術者試験」の上位資格にあたる「応用情報技術者試験」などといった資格の取得を目指すのも良いでしょう。
Javaプログラミング能力認定
そしてこの「Javaプログラミング認定」はJavaに関する様々な基本知識を持っていることと、アプリケーションプログラム等の作成能力を証明する資格です。
受験資格には特段制限が設けられていないためIT業界・IT企業に転職したい中卒者の方にはこれまたおすすめの資格となります。
さて、そもそもJavaとは何かをご存知でしょうか。javaはプログラミング言語の1つで、世界的に使用されている言語、習得したい言語としてトップとされるほど期待度が高いものです。
ではなぜjavaはここまで人気が高いのか。それはJavaが多くの現場で使われていて、汎用的でOSによって振り回されないなどの理由が挙げられます。
OSに振り回されないという点はとても影響が大きいものです。
というのも作成を終えたソフトが問題なく動作する環境についてを考えるというのはプログラマーにとってとても大切な問題だからです。したがってJavaという言語はとても人気が高いと言われています。
さて、IT企業においては、IT関係の資格の中でも特にJavaを問題なく扱えるスキルがあることを重視するところが多いと言われているため正社員として転職したい方には大変狙い目です。
なお、実務経験がまったくないとう中卒者の方にはJavaプログラミング能力認定の2級以上の取得をおすすめします。
LPIC(Linux技術認定)
正式名称「Linux技術者認定試験(Linux Professional Institute Certification)」。
これはLinux技術者としての技術力を認定するIT資格で、2016年時点で世界で約53万人以上の受験者がおり、18万人以上が合格しています。
中卒でIT企業に転職したいという方や初心者でも取得する事が出来る、就活を有利に進めることができる資格として注目されているLPIC(Linux技術認定)。
これはIT企業の中でも取得しているエンジニアが少ない資格のため企業にアピールするには非常に狙い目です。
プログラミングは独学でも学ぶことが出来る!
ちなみに、必ずしも資格の取得が必要というわけではありません。この後のコーナーでもITの独学について記載がありますがここでも明記しておきます。
プログラミングは独学で学ぶことも出来る時代になっているため、ひとつくらいはプログラミング言語を習得しポートフォリオを見せられるようになっていると理想的です。
そもそも、中卒のデメリットは基礎的な学力がないとみなされることであるため、勉強する意欲があるなら通信教育などを利用して高卒資格を取っておけば確実なキャリアアップにつながります。
中卒での就職なら未経験でもIT業界を目指してみよう
中卒者として転職を志している方も多いかと思いますが、学歴重視の考えが色濃く残る日本社会において中卒者の転職は困難を極めます。
しかし最も難易度の高い正社員としての雇用にも関わらず、業界によっては学歴よりもスキルややる気を重んじる場合があることを皆さんはご存知でしょうか?
その代表的な業界がIT業界になります。
会社に対して魅力を訴えかけるために重要なのが即戦力となる能力があると示すことです。だからこそ未経験者として転職することに不安や諦めの感情を抱きやすいことと思います。
しかし、IT業界・IT企業の場合には未経験であっても十分に正社員として採用してもらえる可能性があります。
IT業界において中卒者が未経験での転職を志しているならば、まずは「今までの経歴のたな卸し」を行ってみてください。
というのも実はIT業界では他業界での経験や知識、人脈などを重視する傾向があり、他業界につながりを持っている人が魅力的に感じられることが多いのです。
したがって履歴書や職経歴書にはこのような自分のネットワークの広さを記載しておくと非常に有効です。
さて、このコラムでは中卒者に未経験からでもIT業界をおすすめする理由と有利に転職活動を進めるコツなどをご紹介しています。もっと読みたい方はコチラ!
【IT業界対策】スキルを身につける方法3選
中卒でもプログラミングが好きであれば、転職出来る可能性は低くありません。好きなものなら、スキルや知識の吸収も苦にならないでしょう。
プログラミングを極めてプロフェッショナルを目指せば昇進することも可能です。
スキルさえあれば学歴がさほど問題視されないのがIT業界の良いところです。また、充分に知識をつければ、独立開業という道も開けます。
これからますますITエンジニアのニーズは高まっていくと予想されます。少しずつでも知識を吸収して、IT業界で活躍する夢を実現させましょう。
独学でITについて勉強する
インターネット環境があれば、最近では無料でプログラミングを勉強することのできるサイトなどがあり、他にも書籍などで独学で学ぶことができます。
独学でITについて勉強するには現代ではとても良い環境が揃っています。
ただし、独学でITの勉強を行おうとする場合には勉強することに割く時間や精神的な体力、思考力を消費しなければならないことはもちろんのこと、時間を無駄にしないための効率的な勉強の計画が必要だったり途中でくじけない粘り強さも必要です。
したがって、独学でITについて勉強してみようかなと思う場合には、まずどんなインターネット上のサービスや講座があるのかをチェックし、自分ひとりで取り組むことが出来るかどうかを考えてみましょう。
エンジニアスクール、プログラミングスクールへ通う
経済面での余裕がある方であれば、エンジニアスクールやプログラミングスクールに通って勉強をすることで専門知識をプロに丁寧に教えてもらえることで学習の進みも速いでしょう。
途中で勉強にくじけそうになってもサポートしてくれる講師の安心感もまた魅力です。また気になることもすぐに質問出来るため学習スピードはグンと上がるでしょう。
なお、こういったスクールにおいてはIT関係の知識や技術の学習だけでなく、無料で正社員としての就職をサポートしてもらえたり就活方法や面接対策、社会人マナーの学習など就職活動に必要な内容も教えてもらうことができます。
中卒者がIT業界に転職したいと思う場合にはこういった道も用意されていることを頭の片隅に入れておきましょう。
未経験OK・学歴不問の企業へ転職しイチから勉強する
さて、専門分野のエキスパートとしてハイレベルな知識と技術を常に求められているようなイメージのあるIT業界ですが、実は経験も学歴も不問とする企業や求人も存在しています。
こういった企業では未経験者として入社後、社内研修を通じてITの知識や技術を学ぶことが可能となります。
ITエンジニアの求人などは各種転職エージェントでも紹介してもらうことが出来るため必見です。
求人サイトで検索する場合には「未経験」「学歴不問」「経験不問」などの検索キーワードで調べると出会いやすくなるでしょう。
また就職・転職エージェントでは希望の業界や業種の求人を、非公開求人も含めて無料で紹介するサービスを行っています。
ブラック企業の危険性もないため、そちらもチェックしてみると選択肢が広がり就活に失敗する不安もないでしょう。
【未経験からスキルをつける方法 まとめ】
①独学で勉強する
②エンジニアスクール・プログラミングスクールに通う
③企業に就職・転職してイチから勉強する
何から始めるべきなのかわからない方へ
本記事では中卒者がIT業界を目指す場合に知っておいていただきたい情報を全般的にご紹介いたしましたが、いかがでしたか?少しでもお役に立てていれば幸いです。
しかし、就職や転職に不慣れな方の場合には、IT業界かどうかに関わらず、一体何から始めれば良いのかわからず不安を感じている方は多いのではないでしょうか?
そこでぜひ知っておいていただきたいのが、先ほどもご紹介した就・転職エージェントの存在です。
たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは、第二新卒者をはじめとした若者を対象に、プロの転職アドバイザーがマンツーマンでご対応。個人の希望条件や性格、適性に沿った求人をご紹介いたします。
加えて面接後のフィードバックや入社後のケア、個人では行いにくい企業との交渉ごとも第二新卒エージェントneoではすべて代行。
アドバイザーの丁寧さと人柄のやわらかさもあいまって、就活が非常にスムーズだったとのお声を多くいただいております。
ご相談だけでもかまいません。私たちのサービスはすべて無料で就職、転職どちらにも対応しておりますので、一人でお悩みの方はぜひ利用を検討してみてください。
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!